〜2002年度〜

1月14日(火) 向出 玉次郎
39歳birth day  ※名作・力作T.A.の該当者がいなかった時の強力「助っ人」
            (実は私。ペンネームはひいじいちゃんの名前から)

約200年間に及んだ十字軍は、第1回で聖地イェルサレム奪回に成功したのみで後は大失敗
に終わった。よって提唱者である教皇の権威は失墜し、多く戦死・戦傷した諸侯・騎士は没落
し始めた。そして両者と対照的に、仏王や英王は指揮者として活躍し、ライバルである教皇や
諸侯・騎士の没落もあって王権を伸ばした。また、東方貿易に代表される遠隔地商業の発展
により北イタリア諸都市を中心とする商人の実力が向上した。つまり、「十字軍によって中世が
終わり始めた」と言える。

1月15日(水) 2年1組 M 陽一

教皇の決定で行われた十字軍の大失敗により、インノケンティウス3世を最後に教皇の力は
弱まった。また、諸侯や騎士も戦いのため衰えた。それとは対照的に、各国の王達がリーダ
ーとして活躍し、力をつけた。また、大量の人・物・情報の移動により、望駅路が整備され、商
人達は東方貿易を伸ばすことにより力をつけた。

〜2001年度〜

1月15日(火) 2年2組 T 皓平

蛮行の十字軍は、中世封建社会の動揺を招いた。その原因は、経済的には貨幣経済の浸
透が招いた荘園制の崩壊にある。軍事的には騎士の軍事的価値の低下、宗教的には十字
軍以降の教会権威の失墜である。他方では、国王が商人の支持を得て中央集権化を推進し
た。

1月17日(木) 2年8組 K 隆文

十字軍は計7回遠征を行ったが、成功したのは第1回のみであった。これによって教皇権が
失墜し、諸侯・騎士が没落して荘園制が解体し始めた。王がリーダーとして活躍したため王
権が伸張した。また、遠隔地商業や貨幣経済が発達して都市が繁栄した。

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