No.57   T.Q.「十字軍は西欧社会をどう変化させたか?」                        
             
                 4 十字軍と都市        

@ 十字軍                                 
 (1) 宗教的動機  教皇権 up                                   
    信仰熱  ex.巡礼(聖地イェルサレムヘ) ブーム            
    社会的動機  生産力・人口 up ←農業revo.
             領主…領土・戦利品狙い     
      +欲 望 北イタリア商人…商業圏拡大                          
            農奴…身分的解放      
 (2) 11C、[1        ]が小アジア征服 ∴ビザンツ帝が援軍要請 
  →1095、[2          ]… 教皇[3        ]が遠征を決定      
         仏中部
[4      ] 1096〜99   [5         ]建国   ○
  第3回   1189  アイユーブ朝の     フリードリヒ1世(神ロ帝)  溺死 in 小アジア
         〜92 初代[6      ]が  フィリップ2世(仏王)    英王と対立し帰国      ×
              イェルサレム王国を滅   リチャード1世(英「獅子心」王)  和約を結び退却
                            cf. 「オールスター十字軍」
[7       ] 1202 教皇インノケンティウス3世が提唱       [8      ]
         〜04 →ヴェネツィア商人が将兵を買収          を占領           ?
               for コンスタンティノープル商人に対抗   →[9      ]建国
 cf. 少年十字軍(1212)の悲劇
  第5回   13C前半   外交的に一時聖地を回復  △
  第6回   13C半    聖地を再び失う  ルイ9世(仏王) → エジプトを攻撃
                                         but マムルーク朝のバイバルスに敗北  ×
  第7回   1270    ルイ9世(仏王) → チュニスを攻撃
                            but 疫病の流行で病死 ×
 → 13C末、アッコン陥落 ∴大失敗  
        十字軍のラスト基地 in シリア  
 注:英は第3回のみ。他は仏(+独)中心
 cf. [10      ] 
  第1回十字軍…テンプル騎士団→14C初滅 by 仏王
              ヨハネ騎士団 in ロードス島(→マルタ島)
  第3回十字軍…ドイツ騎士団→12C〜15C、東方植民をリード
 (3) effect        
  1 力関係…教皇=失敗で権威ゆらぐ↓  cf. 成功していた13C初には全盛
          諸侯・騎士=戦いで没落↓              教皇[11             ]
          王=指揮者として[12      ] ∴王権が伸長↑    
  2 北イタリア諸都市…地中海の[13     ]で栄える 
  3 ビザンツやイスラーム世界の進んだ学問・文化が流入         
                         ギリシア・ローマ古典も

No.57. Ans.
1. セルジューク朝 2. クレルモン教会会議 3. ウルバヌス2世 4. 第1回十字軍
5. イェルサレム王国 6. サラディン 7. 第4回十字軍 8. コンスタンティノープル
9. ラテン帝国 10. 宗教騎士団 11. インノケンティウス3世 12. 国王の活躍 13. 東方貿易


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