〜2002年度〜
9月18日(水) 3年9組 K 晃司
中国のためにはまず清を打倒せねばならないと考えた孫文は、中華民国を建国(1912年1月)
してから北洋軍閥の袁世凱(清の首相に就任していた)に宣統帝溥儀を退位させる代わりに中
華民国の臨時大総統の地位を譲るという賭けに打って出た。その結果袁世凱によって清は滅ん
だ(1912年2月)が、その後袁世凱は独裁を始め、孫文はそれに対抗して国民党を組織した。
10月9日(水) 3年3組 K 英里
直接、宣統帝溥儀を退位させたのは袁世凱である。しかしその裏には、同年1月に中華民国を
成立させた孫文との裏取引があり、皇帝を退位させる替わりに同国の臨時大総統の座を譲られ
る。だから清国を滅ぼしたのは表面上は袁世凱だが、実際は中国同盟会で三民主義を主張し、
辛亥革命を成功させた孫文である。