〜2001年度〜

2月18日(月) 2年7組 T 寛

ヴォルムス帝国議会で国外追放になったルターは、反皇帝派領主のザクセン侯に保護され
た。これは、ルターは保護者を、ザクセン侯は反皇帝派がまとまるための「旗印」を必要とした
ためである。そのため彼は、ドイツ農民戦争が封建制を否定し始めた時、弾圧側に回った。

2月19日(火) 2年2組 N 瑛子

教皇レオ10世からの破門、皇帝カール5世による国外追放を受けたルターにザクセン選帝侯
が救いの手を差しのべた。侯の城で完成したドイツ語訳の聖書が出版され、民衆に広まった。
このように宗教改革を進めた彼も、ドイツ農民戦争でミュンツァーの要求が社会変革に及ぶと
領主とともに弾圧側についた。これは彼の改革の限界を示している。

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