〜2002年度〜
1月23日(木) 2年6組 I 早恵香
ノルマン朝の時代とプランタジネット朝初期のイギリスは、フランス国内に広大な王領を持ち、
その地を直接支配していた。しかし、12世紀末から13世紀初めにかけての英王ジョンと仏王
フィリップ2世の間の戦いで後者が勝ち、仏内英領の大半を仏が取り戻して王領とした。この
後14世紀から15世紀にかけての百年戦争でも仏が逆転勝ちして、仏内英領はカレー市のみ
となった。
1月23日(木) 2年1組 N 歩
国内に広大な英領のあるフランスと、フランスにノルマンディー公国やアンジュー伯領のある
イギリスであったが、ジョン王(英)とフィリップ2世(仏)の戦いで仏が勝利して仏内英領の大
半が仏王領になった。また、ジョン王の時にマグナ=カルタ(立憲政治のルーツ)、次のヘン
リ3世の時に「シモン=ド=モンフォールの議会」(議会政治のルーツ)が成立したのがイギリ
スで、フランスでは三部会がイギリスに約40年遅れて1302年に成立している。
〜2001年度〜
1月22日(火) 2年2組 H 奈緒
ノルマン=コンクェストで王権が強大であった英王は、仏国内にノルマンディー公国という広
大な領土を持ち、それに続けてプランタジネット朝の成立によりアンジュー伯領を加えた。しか
しジョン王が仏王のフィリップ2世に敗北してその領土のほとんどを奪い返されてしまった。
1月24日(木) 2年8組 M 真樹
イギリスのノルマン王朝初代ウィリアム1世やプランタジネット朝の初代ヘンリ2世は、フランス
の諸侯でもあった。このためイギリスはフランス国内に広大な領地を持っていた。しかし、ヘン
リ2世の子ジョン王がカペー朝のフランス王フィリップ2世に敗れて、フランス内イギリス領の大
半が失われイギリスはそれを取り返そうとしていた。