〜2002年度〜

12月10日(火) 2年4組 M 亮輔

カールは以前にカロリング=ルネサンス、つまりラテン古典を再生していた。そこにローマ教
皇が、カールに政治的・軍事的な保護を求めてローマ皇帝の座を復活させ、西暦(キリスト教
カレンダー)800年12月25日のクリスマスの日を選んで、冠を与えた。これにより、歴史上初
めてゲルマン・カトリック・ラテンの三勢力が一体化し、西欧という区分(世界・文化圏)が誕生
した。

12月11日(水) 2年1組 K 美紗希

フランク国王であったカールが、教皇レオ3世からローマ皇帝の冠を授けられたこと。教皇は、
失われた西ローマの帝位を復活させてカールに与えることで、フランク王国とより強い結び付
きを持つことによって一層の保護を求めた。これにより、フランクのゲルマン的要素、教皇のカ
トリック的要素、西ローマ帝国のラテン的要素が結び付き、西欧世界が生まれた。

〜2001年度〜

11月30日(金) 2年2組 S なつ姫

カールの加冠は、政治上では西ヨーロッパが安定し東ヨーロッパのビザンツ帝国とは別個の
政治勢力にまとまったこと、文化上ではゲルマン的要素とカトリック的要素とラテン的要素が
結合して一つの文化圏を誕生させたこと、宗教上ではローマ=カトリック教会とギリシア正教
会に東西分裂したことに重要な意義がある。

11月30日(金) 2年9組 I 勤

カールはローマ教皇レオ3世から復活西ローマ皇帝の冠を与えられた。また彼はラテン古典
を復興(カロリング=ルネサンス)に努めた。このことはゲルマンとカトリックとラテンの要素が
融合した新しい世界、つまり西欧世界が成立したことを意味するものであった。

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