〜2002年度〜

11月18日(月) 2年1組 I 桃子

政治・宗教のトップから宗教だけのトップ、文字通りの「教主」となった。これは中央アジアに
建てられて、その後西アジアに進出してバグダードを占領(1055年)したセルジューク朝のト
ゥグリル=ベクがアッバース朝カリフからスルタンの称号を得てスルタン制が始められた
(1058年)からである。スルタンは王であり、政治のトップである。

11月18日(月) 2年4組 O 由宇

バグダードを占領してブワイフ朝を滅ぼした(1055年)セルジューク朝のトゥグリル=ベク
(1038年中央アジアに建国)が1058年にスルタンの称号をアッバース朝カリフから得た。それ
によりスルタンは政治の支配、カリフは宗教上の支配という役割分担ができ、実質上の支配
権はカリフには無くなった。

〜2001年度〜

※44〜48は、教育実習期間のため、2年2組KさんのT.A.を掲載します。

トルコ人奴隷兵マムルークの勢力増大によりカリフ権力は低下した。アッバース朝カリフはセルジューク朝のトゥグリル
=ベクにスルタンの称号を与え、政治や軍事を任せた。アッバース朝が13世紀にモンゴル帝国のフラグによって滅ば
された後、カリフはエジプトに成立したマムルーク朝のバイバルスに保護され、イスラム教徒が団結して十字軍と戦うた
めの象徴となった。

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