〜2002年度〜
6月25日(火) 2年1組 A 千尋
カニシカ王は国民の大多数を占めるインド人の心をつかむため、より宗教的な仏教=大乗仏
教を成立させて仏教を国教のようにして利用した。ヘレニズム文化の影響もあり、この頃から
西北インドのガンダーラ地方で仏像を作るようになり、これが北伝しシルク=ロードを経由して
日本まで伝来した。
6月24日(月) 2年4組 M 孝紀
クシャーナ朝3代カニシカ王はイラン系の人物であるため、インドを治めるために自分を前の
インド人王国マウリヤ朝の全盛アショーカ王の生まれ変わりであるとした。また、第4回仏典
結集を開いて大乗仏教を確立させた。その結果、インド人支配は力ずくの圧制とならずに全
盛を迎え、仏像製作も始まりギリシア風のガンダーラ美術が成立して日本や中国にも影響が
及んだ。
〜2001年度〜
6月22日(金) 2年2組 N 麻美
イラン系クシャーナ族のカニシカ王は圧倒的大多数のインド人を「心から服属させる」ために
仏教を利用し、自らも熱心な仏教徒であった。そしてヘレニズム文化の影響で仏像が作られ、
仏教はより宗教らしい大乗仏教が中心になった。またガンダーラ美術が生まれ、大乗仏教と
ともに中国・日本へも伝わった。
6月25日(月) 2年8組 T 哲平
クシャーナ朝はイラン系なので全盛期のカニシカ王は仏教を利用して大多数のインド人を「上
手く」支配した。彼は仏典結集を行い大乗仏教を広めたため仏像製作が盛んになりガンダー
ラ美術が生まれた。それはヘレニズム文化からの影響を受けたものだった。