No.48 T.Q.「インドのイスラーム化の変遷とは?」
D 社会
(1) 都市生活 in [1 ]…礼拝、裁判・社交場etc.
[2 ]…バザール
(2) 奴隷交易…家内労働用。他は奴隷兵=マムルーク(主にトルコ人)
(3) [3 ]≒封建制度 cf. 正統カリフ時代から9Cのアッバース朝までのアター制は廃止 ∵国庫収入が減少
征服地での租税の一部が給料として支給
…軍人に地位(諸侯)とイクター(封土+徴税権)を与えた分与地制度。
ブワイフ朝でスタート→セルジューク朝で完成
(4) [4 ](スーフィズム)…禁欲的修行(ex. 踊り)で神との一体を
→12C〜、ムスリム商人とともにアフリカや東南アジアのイスラーム化を促進
3 インド・東南アジアのイスラーム化
@ インド
(1) デリー=スルタン朝以前
1 8C初、ウマイヤ朝が一時インダス河まで支配
2 10C半〜、本格化 by アフガニスタンのトルコ系イスラーム王朝
a [5 ](10C〜12C)…トルコ系。インド北部まで進出
→滅 by
b [6 ](12C〜13C) …イラン系を自称。ガンジス川下流まで進出
→滅 by ホラズム朝
3 イスラーム教を強制し、ヒンドゥー教寺院や神像を破壊
(2) [7 ](5つ)(1206〜1526)
1 奴隷王朝 (1206〜90) <都_[8 ]>
by ゴール朝マムルーク将軍[9 ] cf. チンギス=ハンの侵入
2 以後、ハルジー朝 → トゥグルク朝 → サイイド朝 → ロディー朝
…唯一アフガン系
3 ヒンドゥー教的社会秩序を利用 ex. カースト制を温存
A 東南アジア
cf. 8C〜、ムスリム商人が「海の道」で活躍
→イスラーム化は、13Cから ∵インドの安定と神秘主義教団の活躍
(1) [10 ](14C〜1511) cf. マラッカ海峡 ∴中継貿易で栄える
…初のイスラーム教国→滅 by ポルトガル
(2) マタラム王国 (16C〜18C) in ジャワ島 ∴中継貿易で栄える
→滅 by 蘭
(3) その他…今のインドネシアの島々、フィリピン南部
No.48. Ans.
1. モスク 2. 市場 3. イクター制 4. 神秘主義 5. ガズナ朝 6. ゴール朝
7. デリー=スルタン朝 8. デリー 9. アイバク 10. マラッカ王国
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