「GORORIN」 〜寝転んで覚える倫理重要用語〜
カタカナ用語が得意で世界史を選択した人。漢字用語が得意で日本史を選択した人。倫理
の学習では、前者のアドバンテージ(優位性)が源流思想と西洋思想なら、後者のそれは日本
思想ということになります。カタカナ用語にせよ漢字用語にせよ、基本的な重要用語の理解・定
着は倫理学習にとっての必要条件です。そこで語呂合わせという言葉遊び(文学で言えば、懸詞
(かけことば)etc.のテクニックですね)も、それが有効なものであれば活用してみましょう。
孔子の弟子が編集した師の言行録で儒家思想の「バイブル」的な『論語』の中に、次のような文
章があります。「知之者不如好之、好之者不如楽之(それを知っているということはそれを好きだ
ということに及ばず、それを好きだということはそれを楽しんでいることには及ばない)」。どうでしょ
うか? 納得できない語呂合わせが出てきたら違うものを自分で創作してみると、倫理の学習が
さらに面白くなること請け合いです。「遊び心」と「作るよろこび」で、楽しく倫理を学びましょう!
勇気も湧いてきます。凛々と…。倫理だけに!