脚下照顧  

※HP「研 世界史学習」TOP PAGEに連載(基本、毎日)

☆ 令和2(2020)年度

 5月へ 6月へ 7月へ 8月へ 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月

~4月~

2020(令和2)年度の最初の職員会議、最初の3年学年会(副担任・学年サポーター含む)、最初の教科会が開かれた。新型ウイルスに対応しなが

らの始業式、学年開き(学年集会)、クラス開き、授業開きになるので、いつも以上にしっかり準備をして臨みたい。 2020.4.1


3年生の学年目標は、「準備→挑戦→達成 ~学校祭・就職・進学に向けて~」。挑戦や達成に比べると地道で目立たない準備の大切さや、達成感

にたどりつくための途上感の価値について伝えていきたい。 2020.4.2


昨日は、3年生の学年目標「準備→挑戦→達成 ~学校祭・就職・進学に向けて~」を作成。それに続けて今日は、3年生の学年通信「レッツゴー」4

月号を作成。「レッツゴー」の意味は、「153名(男子94名・女子59名)みんなで卒業の日まで『いこうさ』」(語呂合わせ)。冒頭では、3月末の離任式

で前学年主任O先生と副主任A先生が、2年生(今年度3年生)に伝えた別れの言葉を掲載。時間を守ることやルールを守ることの意義や価値、授業

を大切にすることで身につけ、高めることができる力(特に、学びに向かう力と人間性)などについて、「MTワード、MTセンテンス」でまとめ、最後に保

護者の方へのコラボの呼び掛けで締めくくった。 2020.4.3


3月30日から始まった一週間を振り返ると、転出される方々との別れがあり、新任の方々との出会いがあった。そして、新しい分掌(3年学年主任)

の業務をスタートさせ、授業開きの準備も少しずつ始めた。…新型コロナウイルスの世界的な感染拡大の進行を注視して、「正しく 恐れ」ながら。今

年度の高校3年生は、「ウイルス=ショック」に立ち向かい、それを乗り越えて進学・就職にチャレンジする世代の第1期生になるだろう。そのことを覚

悟した、「親切な」指導と「親身になった」サポートを、丁寧に行っていきたい。 2020.4.4


パワポによる福島・宮城の旅のまとめを、ほぼ完成させた。始業式・入学式の前日には、去年や一昨年のように掲示板で紹介したい。以下、2日目

夜、石巻駅前の居酒屋での出来事をまとめたスライドからの抜粋。「店のおかみさんが、『よかったら、見てください』と、『石巻かほく 特別縮刷版

「3.11」を忘れない』を手渡してくれました。『ずっと読んでくれた人は、お客さんが初めて…』とおかみさん。『私は高校で、歴史や倫理を、子ども達

に教えていますから』と答えました。」 2020.4.5


令和2年3月23日(月)・24日(火)に、放送で行われた離任式・退任式での、2年学年主任と副主任からの2年生への言葉(コロナウイルス対応の

ため放送にて)。

  学年主任のO先生からは、「153名、全員が卒業できるように。勉強したい人が勉強 できる雰囲気を、みんなでつくってほしい」。

  副主任のA先生からは、「心残りたくさん。小言、嫌み…今日も言った。寺井高校での ゴールは、部活引退でも進路決定ではなく、卒業のその時。

  お願い。自分に厳しいことを言う人をシャットアウトしないで。臆病にならず、自分が苦手なこと(気が合わない人)にも目を向けて」。

「人の最後の言たるや良し」。そして私は3年学年主任として、しっかりバトンを受け取りました。Oさん、Aさん、卒業式には絶対に来てくださいね。

 2020.4.6


朝は年2回の検査と検診。CTスキャンの結果を見ながら、手術の際に主治医になっていただいたK先生から「大丈夫ですよ」の言葉をもらえた。昼食

は学年会で、辰口の山崎というお店へ。3種ソバをメインにした和の食膳で、とても美味しかった。午後はゴールデンウィークまでの臨時休業期間中

の対応について段取りし、準備した。さあ、始業式と学級開きだ! 学年開きと授業開きは…GW後に。 2020.4.7


副担任になった3年1組(特進クラス)の学級開きで、20分くらい自己紹介兼スピーチをさせもらった。「ギザギザハートの子守歌」のメロディーで、~

♪~知性を磨き目に光り、意欲にあふれ姿に弾み、人間を信じ胸にうるおい これが我らの 寺井高校~♫~と歌い、「寺井の向出です」の中に愛が

二つ入っていること、ひいじいちゃん(おじいちゃんのお父さん)が玉次郎という名前で、江戸時代が終わった時(1868年)に6歳だったことで江戸時代が

そんなに昔じゃないことが実感できるという話などを「まくら」にした。本題としては、前学年主任O先生の言葉をカスタマイズした「がんばりたい人がが

んばれるチーム」と、前学年副主任A先生の言葉「気が合わないからとか苦手だからというだけで、周囲の人をシャットアウトしないで」からブレイディ

みかこ氏(『ぼくイエ』の著者)の「ダイバーシティ(多様性)の価値を高めるのはエンパワー(自分とは異なる他者への共感)」というような考え方を総合

学科の本校の特長とリンクさせて紹介し、チームのメンバーとしては「努力と工夫でがんばれる人」になろうと呼び掛けた。「努力はしんどいことが多い

けど、工夫は自分らしさが出せるしクリエイティブで楽しいもんだよ」と付け加え、中国語の「頑張れ」が「加油(ジャーヨ)」という話も紹介しながら。 

2020.4.8


生徒が来ない平日の高校で、色んな「雑」務(授業や部活指導、ホーム経営を「本」務とした比較の言葉遣い)をこなしながら、次のフレーズを思いつ

いた。「不確実性の高い時代だから、確実性の高い人間になろう」。バド部でいうと、「確実性の高い選手が、団体戦のメンバーとしてチームに勝利を

もたらす」ということ。 2020.4.9


来週からの学年別登校日や2・3年生4大・医療看護系上級学校進学志望者対象の進学教室の準備をあらかた終わって帰宅したら、「月曜日から予

定されていた登校日は、全て中止。生徒は不要不急の外出自粛」との学校メールが届いていた。理由はこの日、石川県内で最多の20人が新しい感

染者として確認されるとともに、初の感染者集団(クラスター。2つ)が発生したこと。対応として、テストは自宅受験で互いに郵送し合い、自宅学習プリ

ントも同様に配布・回収(チェック)して時間を稼ぎながら、本校独自のオンライン学習やeラーニングを開発・実施して、進級や卒業に必要な科目の

履修・修得と受験学力の維持・向上を保障する…ということは可能だろうか? 世界史ならこのホームページで、倫理なら今はクローズしているがか

つてアップしていたホームページのリスタートで可能だが。うーん、「互いに郵送」が無理なら、地域ごとの小中学校の協力のもと玄関に高校別ポスト

を設置してもらってテストや課題等の授受を可能にするとか…できるかなぁ? 2020.4.10


10日の金曜日に届いた「キネマ旬報」(4月下旬号)の表紙と巻頭30ページにわたる特集は、大林宣彦監督の最新作「海辺の映画館-キネマの玉

手箱」。構想から制作、完成までのエピソード紹介や、読み応えのある映画評も興味深いものだったが、「宝箱」は監督の「簡にして要を得た」滋味豊

かな言葉たちの特集「大林宣彦監督3.11後の言魂(ことだま。言霊)」。「もし、ピカソがこの惨劇を写実主義で描いていたら『もう見たくない、忘れた

い』記録として風化してしまうが、『ゲルニカ』は子どもの描いたような絵だからこそ、美しくて、面白くて、不思議で、風化しない」(源文では「記録」は「

記憶」となっていたが、監督の別の言葉から考えて、記録とした。私も世界史の授業で、「記録というより記憶」という受けとめを大事にしているので)。

「フィロソフィーはぶれてないつもりですよ。昔の自作を見返してみても、形は違えど言ってることは同じ。(中略)やっていたことはつまり『敗戦少年』の

『敗戦後史』。こんなものは映画じゃないと言われた『HOUSE/ハウス』の作家が言うのも何だけど、常に『映画の正統』を目指してはきましたよ。こ

れが『A MOVIE』だってね」。この言葉には、私の「心の師」李卓吾(卒論で研究した明末の儒学者)との共通点を感じた。「正道を歩む異端」(溝口

雄三氏の李卓吾評)に通じる考え方。「ガンになったから映画が撮れなくなるなんてことは一度も頭に浮かばなかった。逆に、ガンになったことを、もし

や映画に活かせるかもしれないと思ったくらいで」。この言葉は、「ガンは試練。試練とは、自分が試され練られるチャンス…かもしれん」や「禍転じて

福と成す(ほっといても福と成るではなく、自分から進んで福と成す)」と言って、自分で自分を励ましてきたことと重なった。…そして、今日(4月12日)

。朝刊第1面の左肩に、監督の「天然色の」顔写真付きで「大林宣彦監督 死去」の見出しが目に飛び込んできた。今はひとまず、「ありがとうござい

ました。これからもお願いします」。 2020.4.11


大林監督の訃報に触れた朝、ホームページの更新などを終えて、福井県坂井市丸岡町のたけくらべ広場(隣県だけど、車で20分程度)にある「竹田

のしだれ桜」へ。大きな桜花の木の枝が広がる駐車場に車を停めて、ゆっくりとお花見散策した後、車内でギター弾き語り。帰宅後は、Yくんの創作(

立派な歴史小説。同時<?>に書かれた卒論からのスピンオフ的な?)を読了。大団円のクライマックスと主人公「明一」の「僕は大丈夫です。」の台

詞に感涙。晩は母と粟津温泉→「ひるよる食堂オオハタ。」へ。 2020.4.12


本来は授業開きの月曜日。先週末に変更されるまでのコロナ対応では、2年生の学年登校日だった月曜日。職員朝礼の後、午前中は各学年会で、

今後の方針を2つのパターン(3つ目は「今の状況が半年以上続くパターン」)に分けて話し合い、そこで出た意見等をまとめて管理職に提出した。午

後は私ともう一人のバドミントン部顧問のSさん、そして体育科の先生達を中心に、シングルスやダブルスで汗を流した。学校ホームページで公開さ

れる「先生達から生徒達へのメッセージ」(A4用紙に、文章やイラストをカラフルに)には、「Dear 寺高生。『禍転じて福と成す』。成すに注目。自分で

決めて実行しよう。今、もらっている時間を、有効活用しよう」などとまとめた。 2020.4.13


2月から観てきた出崎統演出のTVアニメ「ベルばら」(全40話)最終回までの「怒濤の」3話を、一気に連続で観終えた。その後、池田理代子さんの

原作漫画のクライマックスや、アニメではアランの回想の形で部分的にしか描かれなかった「その後の」マリ=アントワネットとフェルゼンの物語を拾

い読みした。アニメと漫画を比べることで、それぞれが持つ表現方法の優位性の特長や、出崎統の世界観や手腕(「ベルばら」の前には、同じく代表

作の一つ「宝島」を観ていた)の素晴らしさがよく分かった。アランと言えば、ベルナールとの友情と死が、「続編」的な部分を持つ「エロイカ」(ナポレオ

ンを描いた大河ロマン)に描かれたなぁ。チラッと1コマだけ、オスカルが軍装とブロンドの長い髪だけで登場…強い想いが込められていた。 

2020.4.14


「こんなのあったらいいなぁ」と思っていた、本校生徒が挑む(これまで挑んできた)主な大学や看護学校などの入試問題の過去問を学校ごとに格納し

たフォルダ。ダウンロードできるもの以外はスキャナーやデジカメ等を使って、データを校内ネットワークに設置した。臨時休業期間中にそれらの問題

を解き解説を読み込むことによって、授業や補習、個別指導などの際に、具体的で分かりやすいサポートが出来るようになりたい。またそれを、教科

や学校全体で組織的に取り組めるようにしていきたい。 2020.4.15


夕方5時半頃から1時間半くらい、粟津温泉近くの木場潟を歩いた。1週6.4kmの早足ウォーキング。湖畔の桜花は、一部の遅咲き(八重桜や山桜

)の桜以外が葉桜に近くなっていたが天気も良く、「山(白山)は東に日は西に」の景色を楽しみながらの春歩き・花歩きを楽しんだ。3月初めの卒業

式の夕暮れにも、こうやって歩いたっけ…。あの時は、まだ風が冷たくて、桜木は若芽に青葉だったなぁ。 2020.4.16


「購買でおむすび2個」が通常授業日の昼食習慣だったが、臨時休業が続くので、学校近くの大型食料品店アルビスにある自家製パン屋さんの「To

nTon(トントン)で焼きたてパン2・3個」の毎日。顔なじみになった店員さんの笑顔と、「いつも、ありがとうございます」の言葉にプラスして、「おまけの

ラスク」がうれしくて楽しい。このラスクがバターの効いたガーリック味で、風呂上がりのビールのお伴に最高! 麦と麦ですもんね。 2020.4.17


本来なら美川の体育館で、県高校加賀地区バドミントン選手権大会初日(団体戦中心)だった今日。そう言えば今朝の「天声人語」に、「不可能の反

対は可能ではない。挑戦だ」というジャッキー=ロビンソン(米大リーグのアフリカ系選手)の言葉が紹介されていた。これの翻案(?)なのかなぁ。「成

功の反対は失敗ではない。成功の反対は挑戦しないこと」という言葉は、前の勤務校のK先生が離任式で話していたっけ。「成功したらグッジョブと誉

める。成功しなくてもグットライと誉める。挑戦したことそれ自体に価値がある」というような言葉も添えて。バドミントン部員、特に3年生に地区大会で

トライさせたかったなぁ…。高校総体(インターハイ)も中止が発表されたので、県総体も中止になるのかなぁ…。 2020.4.18


司馬遼太郎の『坂の上の雲』(再々読)を読了。コロナショックに不安を感じながらの読書だったからだろうか、「勇ましさの真逆」の筆致や内容に心を

打たれることが多かった。特に、2回の読書では忘れてしまっていた三笠(連合艦隊の旗艦)の火薬庫の爆発事故による沈没が印象的だった。ポー

ツマス条約調印の約1ヶ月後、長崎県佐世保港にて。死者339人(あのバルチック艦隊との日本海海戦での戦死者は百数十名)…! (この項続く)

 2020.4.19


土日開けの月曜日の職場は、朝礼から。主な連絡は、この臨時休業期間中に「自宅勤務」や「時差出勤」を認めることになった(県教委からの通達)

ということ。自宅でできる仕事「的な」(例えばこのホームページの充実と更新など)ことはたくさんあるけれど、通常勤務で不測の事態に備えたい。教

材研究「的な」読書なども、しっかり行いながら…。 2020.4.20


17:00になったら体育会のランニングロードで「ひとりラントレ(ランニングとトレーニング)」。デスクワークばかりの勤務が、臨時休業期間明けに向け

た「充電」にとってマイナスにならないように。挑戦と達成のための必要条件としての準備は、「仕込み」だけでなく体調管理も。 2020.4.21


「三日坊主」でなく、新しい習慣に。それらの中のいくつかは、今のウイルス禍が収束・終息した後も継続を。こんな時こそ、メタ認知。少し自分自身か

ら離れて自分を見つめてみるること。「人類という種レベルのメタ認知」も大事では? 少し人類とは違う立場や目線でこの世界を見つめてみること。

歴史(時間軸)で言うと、少し現在(または近現代、近代、アントポセンと拡げてみる)とは違う角度や面でこの世界を見つめてみること。 2020.4.22


隣のデスクの英語のNさんと、自動詞の理解方法について話をした。たとえば、 I run. (自動詞の run )と I run my PC. (他動詞の run )。まず、自動

詞を「自己チュー動詞」、他動詞を「その他動詞」と覚える。前者のアイ・ランは「アイ=自分しかいらん」と覚えて、「愛だけがあればいい」とユーモアで

締めくくる…あれ? 2020.4.23


本校でのeラーニング体制の準備が始まった。キックオフの全体会議で「リーダー」のEさんが自作のコンテンツ(数学の問題を解説した5分くらいの動画)をモ

ニターで紹介しながら、全体的な留意点や今後の見通しなどについて説明してくれた。Eさんの最後の言葉に、「さすがだなぁー」と感銘を受けた。「うちは何か

あったらすぐに one team ワンチームになれる、とってもいい職場。なので、まずは組織的にスタートさせつつ、同時に個人でいろいろ試してみてうまくいったこと

や逆にうまくいかなかったことを集約して、いいものをつくっていきましょー」。私は心で拍手。斜め後ろに座っていたKさん(今年度で定年を迎える先生)は、ホ

ントに拍手(遠慮がちに小さく)されていて、そのことにも感動した。「今日、木蓮、きれい」の語呂合わせで覚える「興味・目標・練習・希望」の心構えを胸に、チ

ームでも個人(てかメンバー)としても頑張りたい。 2020.4.24


シンガーソングライター優希さんのサイトを久し振りに訪問したら、【自粛支援】Premium CD〜あなたのために歌う歌〜というコーナーがあり、購入メールを送信

したら返信が届いた。「リクエスト曲は?」ということだったので、3年前の富山駅地下道でのストリートライブで初めて聴いた「ピリカ」をお願いした。どんな演奏

で収録されたCDが届くのか? 今からすごく楽しみ! そして、コロナ禍でコンサート活動が出来ない状況の中、「この手があったかー」と、なんだかうれしくなっ

た。この「自粛支援」は一方的じゃなくて、お互いの支援だと思う。こんな素敵な「支援し合いっこ」…、もっと拡がるといいなぁ。 2020.4.25


雨ということもあって、読書の1日。まずは三分の一読み残していた『昔も今も』(サマセット=モーム著。天野隆司訳)を読了。訳者解説の一部を紹介します。「

この一見傍観者的モームの態度は-僕はそれを<意志による楽観主義>の向こうをはって、<諦めによる楽観主義>と呼んでいるが-現代という混迷の時

代を生きる知恵の所在を示していると思われる。(中略)青年が「愛情も希望も信仰も畏れももたぬとすると、残るものにはいったい何があります」と反問すると

、ただ「あきらめですよ」と答えている。<諦めによる楽観主義>は、ぼくたちのこの一度きりの人生を心楽しく愉快に生きる知恵を教えている…。」。主人公は

、あのマキャヴェリ。小説世界を信長のように生きて死ぬのが、あのチェーザレ=ボルジア(世界史の教科書には登場しない)。『月と6ペンス』とこの『昔も今も

』…、一生モノの読書。 2020.4.26


今年度初めて担当する時事研究の授業準備を、本格的に始めた。授業開きのためのワークシートとパワポ(「時事問題を学ぶとは、どういうことか?」)の締め

くくりは、次のような「なぞかけ」。時事力とかけて、じいじ力ととく。そのこころは、単なる「もの知りじじい」でなく、ステキな「もの識りじいじ」になる。知るは「知って

いるだけ」で、識るは「認識し、活用する」。知っていることも大事だが、それを識って活用できることをもっと大切にしたい。 2020.4.27


15:00から学校が停電になるので、2時間年休を取って早めに「下校」。3月から休校状態になってから3度目の木場潟1週6.4㎞ウォーキングと、今日は片

山津温泉の総湯(粟津温泉の総湯は定休日)での湯浴み。湯船で柴山潟や白山連峰を眺めながら、気が付いた。片山津は「潟」山津。湖と山と港(海に近くて

、温泉は塩水)の3つ風土に由来するということに。 2020.4.28


「こんな続き(しかも大事)があったんだ!」。井上ひさし氏の言葉。「…、おもしろいことを まじめに、まじめなことを ゆかいに、そして ゆかいなことは あくま

でも ゆかいに」(出典は、「The座」14<1989年9月。こまつ座刊>)。前半の言葉「むずかしいことを やさしく、やさしいことを ふかく、ふかいことを おもしろく

」に続いて。「ゆかい(愉快。愉しくて、快い)」って、いい言葉だなぁ。 2020.4.29


「教育格差と厳しい生活(貧困)」に苦しんでいる子どもへの学習支援を行う特定NPOの、 Learning for All 代表の李炯植(りけいぎ)さんの言葉です。「僕らは

補助輪でしかない。いつ取れたかなんて子どもは忘れてくれて構わない。『自分ががんばったからできたんだ』と胸を張ってほしい」。「補助輪として頑張る(努力

と工夫)」…分かりやすいし、ステキなたとえ(比喩)だと思う。 2020.4.30

~5月~

いよいよ授業動画コンテンツ作りが、全ての教科で学校を挙げてスタート。一番の狙いは、家庭学習のフォロー。それは、受験学力・就職学力を担保し、履修・

修得と進級・卒業を保障すること。私は、このサイトを活用した2年生の世界史Bと3年生の世界史探究、倫理の授業動画を生徒に提供したい。 2020.5.1


We are able to get and raise ability. というフレーズを作ってみた。「能力」って、新しい能力を身につけることもできるし、今ある能力を高めることもできるという

意味で、「可能性(能力を身につけ高めることが可能であるという性質。そうやって成長を続け、自分自身になっていけるのは、人間だけ?)」だということ。だか

ら、教育基本法の第3条に書いてある「すべて国民は、ひとしく、その能力に応ずる教育を受ける機会を与えられなければならない…」のフレーズは、「…その

児童・生徒の発達段階(その時点での個人差)に応じた教育…」に修正したらいいのに。能力(中心)主義は、生産性や効率性だけで人間を評価する考え方に

つながるのでは? 「どこまでできるようになったか(結果)」ばっかりじゃなく、「できるようになろうとすること(意欲と姿勢・態度)」そのものを大事にすべきでは

? 「持って生まれた(先天的な)能力」って、どれほどのもの? 「生きていく中で身につけ、高めていく(後天的な)能力」がほとんどなのでは? 遺伝? DNA

? 素質? 資質? (この項続く) 2020.5.2


アニメ「クラシカロイド」より。「楽聖」で「音楽の父」バッハの台詞は、「孤独な自由と 幸福な不自由の狭間でもがき 悩み苦しみながら…」。この言葉へのアンサ

ーそれぞれ。主人公で音羽館の家主歌苗(かなえ)は、「音楽って、もっと楽しいものなんじゃないですか」。モーツァルトは「音楽ばっかじゃ音楽、全然楽しくない」。

ベートーヴェンは「大好きなギョーザー(餃子)を焼いている時に浮かんでくるインスピレーションが音楽」。…「むずかしいことを、ゆかいに」表現していますね。芸術

とエンタメのコラボ…か。 2020.5.3


4月24日付けの「週刊金曜日」で紹介されていた、韓国の詩人・鄭 浩承(チョン ホスン)さんの「春の道」という詩。


 道の終わるところにも 道がある

 道の終わるところにも 自ら春の道になり 果てしなく歩く人がいる


 川の水は流れて止み 鳥は飛び去り戻らず

 天と地の間のすべての花びらが散っても


 見よ 愛が終わったところでも 愛として残っている人がいる

 自ら愛になり 限りなく春の道を歩いていく人がいる


マスクをした看護師さんの写真(韓国の新聞の全面広告)に手描きで添えられた詩で、少しうつむきかげんに歩いているその女性の額と両目の下には、医療用

ゴーグルを着けるためのぶ厚い絆創膏が貼られている。…今、大学病院勤め(事務系)で頑張っている妹に、メールした。 2020.5.4


連休明けの最初の土日前の金曜日(5月8日)に郵送予定の、休業延長期間分の課題(これで授業を「進める」)の家庭学習を「フォロー」するため授業動画「など」

の作成が、「ほぼほぼ」完了した。「など」としたのは、動画そのものは授業開きの際に使用するパワポの自動スライドショーのみになったから。そこで工夫したのは、

それぞれの授業のパワポについてはPDFファイルに変換して提供すること。そのメリットは、郵送するワークシートの答合わせと、自作ノートへの書き写しをするため

には、静止画像の方が有効だから。動画を「自分で動かす画像」と「主体的」に受け取って、自分のペースに合わせて、興味・関心や疑問点などにもとづいてスクロー

ルやズームアップしてもらえばいいかな…と。あとこのホームページからのアクセスなのでメールでの「対話的」な遣り取りが可能だし、他のコーナー(「意味や語源で

覚える重要用語」や「授業まとめ論述」など)を活用して「深い学び」にもいざなえるかな…と。あれ、言い訳がましい? 授業動画はプロに任せて、やがて双方向的な

オンライン授業が可能になれば、生徒の反応や集中の度合いなどを確認しながらの「生中継の授業」をいつもの冴えたジョークを披露しながらやっていきますね! 

2020.5.5


「勤勉な」GWの最終日、これまでの倫理の授業(結びの場面)で生徒達が書いてくれたテーマ論述や2文80字で振り返る「ウルトラ80」をアップした。晴れてきた夕

方には、マスクをしてランニング。晩には買い置きしておいたDVD「ニワトリは ハダシだ」(森崎東監督作品。原田芳雄、倍賞美津子出演)を鑑賞。メイキングや監

督や制作者、出演者のインタビューも含めて、「傑作」! 知る人ぞ知る「名作」で、私的映画ランキングのトップを争う「生きているうちが花なのよ 死んだらそれまで

よ党宣言」が好きな人には、琴線に触れる場面やセリフ、てんこ盛り! 2020.5.6


4月には自家製パン屋さんで、今回は花屋さんで、単なるワンオブゼムの「お客さん」から、何気ない言葉を交わすワンオブゼムの「顧客」になれたうれしさを味わっ

た。2束買って、2階と3階のそれぞれの職員室前の廊下に飾った。 2020.5.7


延長されなければ授業スタートの予定だった、5月7日(木)と8日(金)の2日間が終わった。初日は4月分の課題プリント返送用の封筒を含めた郵送物(各教科から

の課題等が中心)の準備や、3年学年通信5月号の作成など。2日目は封筒詰めと郵送の完了や、5月11日(月)から生徒限定公開の動画等の準備(管理職のチ

ェック)など。私はYouTubeでの公開を避けて、このホームページを使ったeラーニングを試みることになりそうだが…。成否はメールでの質問が一定程度来るかどう

か、その内容やクオリティで判断されることになると思う。とにかく試みて、課題を見つけたら、修正して再度試みていきたい。「トライ・アンド・エラー・アンド・リトライ・ア

ンド…サクセス・アット・ラスト」の精神で! 哲学で言うと、デューイのプラグマティズム(道具主義)。仮説検証型に取り組むことで、有効な法則や方策・手法を追究す

る。それを工夫して成功や失敗に一喜一憂しながら努力し、その頑張りそのものを楽しむ。立ち止まらずに、ダイナミック(動的)に。 2020.5.8


GWに続いて、主に倫理のホームページの充実に明け暮れた。今回は、「一問一答プリント」と連動(問題と順番がリンク)させた「空欄穴埋めプリント」が中心。今の

ように毎回パワポを使用するまでは、全て直接板書してきた言葉やフレーズに「再会」する喜びを味わいながら。…でも、(黒板に)書かなくなった漢字は、かなり忘れ

始めて書けなくなっているかも。「使わない力は、おとろえる」…か。「チョーク・アンド・トーク」はゼロにはなっていない(パワポのスクリーンは黒板使用を妨げないよう

に、教室斜め前に設置)けど、生徒がノートに書き写す本文そのものは板書していないから。…早く、授業、したい。 2020.5.9


先月に亡くなった映画監督の大林宣彦さんの本、『大林宣彦の映画談義大全』(角川学芸出版)を読み返している。インタビューに答えた次の大林監督の言葉が、私

の心に刺さった。「俺が映画を作って来たんじゃない。映画が俺を作ってくれているんです」「俺は映画を信じて生きて来た人間だからね、これからだって…」。私が授

業(世界史や倫理)を作って来たというより、授業が私を作ってくれている…。早く、授業、したい。 2020.5.10


朝のST動画(今週末アップ)を、手持ちムービーカメラで撮影した。職員室から廊下を歩いて教室に入り、あらかじめ板書しておいた連絡事項を大きく写して1つずつ

説明し、「おまけ」として窓から校庭を、そしてよく晴れた青空を背景に校歌でも歌われる白山の姿をズームアップして約3分間のビデオクリップができた。…そこでひ

らめいた。「そっか、こうやって映画みたいに授業動画を作ればいいんだ!」。その後、2年世界史B(ローマの民主政)、3年世界史探究(産業革命と第2次囲い込

み)、3年倫理(プラトンの哲学)の順番に3本撮影した。「左手に手持ちキャメラ、右手にチョーク」のスタイルで、授業テーマと理解することが難しい点や授業の柱に

ついて見取り図や年表、略地図にまとめた板書を撮りながら解説したもの。…やっぱり、楽しい! 反応も楽しみ! アップは明日の晩から。「1日3本」で進める。 

2020.5.11


動画1本約8分データ量300MBが重くて、ダウンロードに手間取るデメリットが大きすぎ。いろいろ試して、改善していきたい。スマホや携帯ではブラウザがほとんど

不可能なので、たくさんの生徒に迷惑と失望感を与えてしまっているのでは…。ごめんなさい!  もう少し、時間をください。 2020.5.12


「課題発見。自分に課せられたその問題解決」。1日、ネットで調べたり、ICTに詳しい先生に相談したりしたが、最後は、6年前に購入した動画編集ソフトPremiere

Elements 12 の「iPhon や携帯電話用の動画を書き出す」機能を使ってゴール! 前の職場で、高校生模擬裁判選手権大会に出場した生徒達の様子を撮影した動

画を編集し年度末の成果発表会で紹介するために使った後、ほとんどその存在を忘れていた! これで、やはり前任校で一度試みて断念した「反転授業」につなが

る教材作りと学習者への提供がスムーズになると思う。「コロナ後の新しい授業(と学校?)」に向けて、準備と段取りを進めていきたい。 2020.5.13


石川県の緊急事態宣言の解除を受けて、本校も学年別登校日を設定して、6月1日(月)の学校再開に向けた準備が始まった。3年生は、進路志望別プログラムや

担任との個人面談などを中心とした効果的な「滑走路」にしたい。 2020.5.14


前任校でご一緒した英語科のM教頭先生は私と同じ映画好きで、昨日、少し映画の話で盛り上がった。先日、金沢のミニシアター「シネモンド」のクラウドファンディン

グに寄付した話をしたら、M先生は金沢映画祭のクラウドファンディングで寄付したらポスターに名前が出されていて…という話が返ってきた。シネモンドや金沢映画

祭でばったり会ったりした思い出も、懐かしく語り合った。…映画館、いつになったら行けるかなぁ。で、晩にホームシアターで「オペラ座の怪人」を観た。 2020.5.15


倫理のサイトで、「空欄穴埋めプリント集」「一問一答プリント集」のアップを完了。これでコンテンツのラインナップとしては、世界史のサイトと足並みがそろった。後は

、倫理分野での「意味や語源で学ぶ用語集」を整理していきたい。もちろん、趣味的なアラカルトメニューも! 2020.5.16


デスクトップ上のデジタル活字から少し離れて、紙の活字に親しんだ。私淑し続ける故人2人の本を読む。大林宣彦の『映画談義大全 《転校生》読本』(読了)と司

馬遼太郎の『花神』(3度目? 読み始め)。 2020.5.17


テレワークの担任に代わって3年生のK君に電話した。「先生、世界史頑張ってますよ。早く、授業受けたいっすよ」と、うれしい声。それを「燃料」にして、8本(世界史

探究と世界史Bそれぞれ3本、倫理2本)の動画を撮った。 2020.5.18


翌日の3年生学年登校日の準備や6月以降の年間行事計画の見直しなどで、慌ただしい1日だった。それでも散髪ができて良かった。明日の「再会」に向けて。 

2020.5.19


生徒のいる廊下、生徒のいる教室…生徒のいる学校。全員マスク着用で、教室はホームを2つに分割した上に分散着席。久し振りに会って、もっとはしゃいで一杯

お喋りもしたいのだろうけど、自然な抑制が感じられた。3年生の学年登校日、ほぼ全員がしっかり登校し、約3時間のプログラムに取り組んで帰宅。…立派でした。

 2020.5.21


「キネマ旬報」最新号(6月上旬号)が届いた。真っ白な表紙の真ん中に、「映画と生きる映画を 作る/見せる/観る/伝える 私たちがいまできること」。そして左

下に「私たちが愛した大林宣彦監督」。P.44の監督の言葉「ぼくにはいつも、《ぼくの映画》があっただけだ。そして《ぼくの映画》を、なんとかして《あなたの映画》にし

たいという、欲求があっただけだ」(1975年刊行の『日本の個人映画作家2 大林宣彦』より)に、《先生と生徒のコラボとしての授業》のことを思った。《あなたの授業》

か…、まだまだ「途上」です。 2020.5.21


先週注文したモバイルPC(HDDハードディスクドライブでなくSSDソリッドステート<「回転しない」>ドライブ搭載で、起動や送信が速く、消費電力も少ない)を納品し

た。富士通の LOOX ルークスから数えて3代目のモバイルPC。iPadのみに使用していたモバイルルーターと一緒に持ち歩き、ホームページの更新や授業などで活

用したい。名前は、( acer エイサー社の)「スウィフト3」…世界史ネタで言うと、アイルランド生まれのイギリス作家で『ガリヴァー旅行記』の「彼」。 Swift の意味や語

源は、語感の通り「足の速い人」で、ニックネームに由来する姓。趣味と仕事とライフワークの「頼もしい相棒」にしたい。 2020.5.22


《見出し》 井波律子さん…ですね。《本文》私も、心打たれました。金大にもいらしたのですね。「彼女の手にかかると、教室であれほど無味乾燥だった中国史の登

場人物にたちまち血が通う」憧れます…。「発信に挑戦」、大賛成です。…インスタグラム、どうすれば見られますか? 教えてください。バイリンガルで発信するのも

、とてもいいなぁと思います。私もいつかは…。ではでは。…以上、K先生からのメールへの返信。井波律子さんとは、この日の朝日新聞「天声人語」で紹介されてい

た中国文学者(先週、76歳で亡くなられた方)のこと。「全力で時代を駆け抜けた奇人や変人をことのほか愛した。人間の欲や得を生々しく描くその筆は、洗練された

ドラマの脚本家のようでもあった」とも書いてあった。「俗なものにこそ人間の本性が宿ると教えてくれた」とも。 2020.5.23


久し振りにガットギター(ナイロン弦のクラシックギター)で弾き語り…始めてみたら、止まらない! アルペジオ(スリーフィンガーなどの指弾き)中心に、20曲以上で1

時間半越え。どんな曲も、アコギとは違った「演奏の装いや味」が表現できて楽しい。「装う」は、「外観を飾る」でも「それらしく見せかける」でもない、豊かに創造的な

意味で。 2020.5.24


「生き抜く」がいい。だって「生き残る」や「生き延びる」では、「自分だけ~」とか「他人を蹴落としてでも~」といったマイナスのニュアンスがあるから。 2020.5.25


『夜と霧』で知られるオーストリアの精神科医で心理学者ヴィクトール=E=フランクルの言葉が、「折々のことば」で紹介されていた。「人間学がしてはならないことは

人間を中心におくこと、このことである」。人間とは何かと問うとき、自分の側から見たり自分を尺度にしたりしてはいけない…と鷲田清一さんの解説があり、「人間(

自分)がすべてとなったとき」こそ、ヒューマニズム(人間主義)は危機に瀕する、と締めくくっていた。「自分が人生に何かを期待するのではなく、自分が人生から何を

期待されているのかを考える」というフランクルの人生観と併せて、これからよく考えていきたい言葉です。  2020.5.26


時事研究の授業準備が楽しい! 週3時間の「教養科目」。「コロナ危機」で変化する(変化が加速する)世の中・社会・世界を、時事ネタにもとづいて見つめ、考えて

いきたい。生徒達と一緒に。「面接試験対策に直結」というスパイスも効かせながら…。 2020.5.27


2月末に弦を張り替えて、「春ギター」。明日、5月末に弦を張り替える「夏ギター」。そして8月末には「秋ギター」、11月末には「冬ギター」。 four seasons with guitar.

の1年間。 2020.5.28


休校最終日(のはず)の金曜日。午後に2時間くらい、週明け6月1日から始まる授業のシミュレーションをした。新しく買ったモバイルPCに携帯無線ルーターをつな

げることで、ネット動画やこのホームページの教材がタイムリーに授業で活用できる! 特に時事研究の授業では、冒頭に授業のテーマに関わるキーワードで検索

して最新ニュース動画を視聴し、生徒に感想や意見を求めたり、私がコメントするなどの効果的な導入が可能になる。休校中に作成した授業ポイント動画やパワポ

のスライド、NHKの高校講座の動画も、「反転学習」的に使える(NHKの高校講座の動画は、昨年度3学期の地理A<産休の先生のピンチヒッター>で実証済み)

のでは? …楽しみ! 2020.5.29


「夏ギター」弦の張り替え。まずは高校時代からの「連れ合い」モーリスのアコギ。杉田二郎の「題名のない愛の歌」のストローク奏法で発声練習を兼ねた演奏→風の

「桜の道」のアルペジオ奏法で指慣らし→中島みゆきの「糸」「時代」「シーサイド・コーポラス」など…。今回の「自己ベスト」は、小泉今日子(というか、高見沢俊彦の)

「木枯らしに抱かれて」。あんまりうまくいきすぎて、最後にコードの手が止まってしまった! 時々やらかすミスなので、自重(自嘲?)。張り替え「たて」の弦なので、3

曲弾く度にチューニングメーターで調律しながらの充実した1時間半だった。午後は、今読んでいる小説(司馬遼太郎の『花神』)つながりで、福井県大野市へ約50㎞

往復のプチツーリング。「天空の城」大野城下の駐車場にバイクを停めて、すぐにお目当ての伊藤慎蔵の記念碑を発見! 緒方洪庵が開いた大阪の適塾の塾頭で

、長州藩の萩出身。大野藩で蘭学所・洋学所を開設。朝市が開かれる七間通りの街並み(藩政時代の風情)を歩き、南部酒造所で純米吟醸酒「花垣60」を購入して

帰宅。西に九頭竜川、東に裾野を伸ばす緑の山々を眺めながらの快走を楽しんだ。…あ、もちろん「3密」を避けながら。 2020.5.30


昨日に続いて「夏ギター」弦の張り替え。数年前に購入した「オベーション」のアコギ。母と墓参に行く前の1時間は家で、大林宣彦の映画「さびしんぼう」を観た後の

夜中の30分は外で張りたての弦の響きを堪能した。夜風も田んぼの蛙の合唱(喝采?)も、とても楽しかった。 2020.5.31

~6月~ 

「藤原惺窩が重視した、世界と個人が理を媒介にして通じ合っているという朱子学の考え方。世界の在り方と個人の生き方がシンクロする?」。これは、私が作った

一問一答の リード文で、答は「天人合一(説)」です。「道のために頑張っている人には、天(世界や運命)が味方をしてくれる」といったような世界観・人生観。大げさ

に言うと、あなたにとっての親切な惣菜店の存在(働きかけ)が「天の味方・配剤」なのでは? 私は、そう思います。今日の時事研究の授業開きも倫理の授業開きも

、とてもよいものになりました! それは倫理の授業中の、A君との衝突(昨年度3学期のピンチヒッター授業から)と遣り取り(A君は暴言、私は助言)も含めて。その

「熱」の延長線で、こんな(苦笑)メールしてます。ではでは。…以上、前任校の卒業生で社会人1年目で頑張っているY君への送信メール文でした。</font> 2020.6.1


「苦ありて楽あり?」。いえいえ「楽(たの)しみありて楽(らく)あり」。もちろん、「楽しみ=授業」で「楽=昼食の購買おむすび、帰宅途中の粟津温泉総湯、帰宅後の

晩酌と夕食、夕食後のギター弾き語り…などなど。やっぱり、「授業が私を作っている」です! 2020.6.2


「世のため 人のため」では「自分自身のため」が抜け落ちるので、「道のため」がいいカモ。「道草」「寄り道」も楽しめるし…。 2020.6.3


部活再開! 新入部員の女子2名も加えた11名が全員集合して、ストレッチと軽いジョグからスタート。コロナ危機がなければ、今日が県総体の初日(団体戦がメイ

ン)だった…。それもあってか、3年生がよく声を出して頑張っていた。彼らの「部活締めくくり」を、しっかりサポートしたい。 2020.6.4


これって新学習指導要領の公民科の新科目「公共」の先取り? 週3コマの時事研究と週2コマの倫理。その気概を持って頑張る! 2020.6.5


2月下旬以来、およそ3ヶ月振りの土曜日半日午前部活(バドミントン部)。コロナ対策として、「ゲーム練習の時以外は、窓を開ける」「ゲーム前後の握手はなし」とし

た。夕食と飲みは母と一緒に、これも3ヶ月振りくらいの「ひるよる食堂 オオハタ。」(6月1日から、夜営業が再開)へ。自家製ソーセージが絶品だった。 2020.6.6


先週土曜日に続いて、バイクで越前大野へ。今回は少し時間をかけて、大野城址の駐車場から大野駅までの街中を散策した。大野盆地の湧き水が流れる水路の

水音が耳に涼しく、人の住まなくなった民家や店舗がちゃんと人の手が入っていて「町残し」されている。なんだか、タイムトラベラー(時間旅行者)の感覚…。「パワー

・スポット」と言うより」「ソウル・スポット」の越前大野バンザイ! 2020.6.7


歴史を学ぶことは、過去から現在(そして未来)への「積み上げ学習」(倫理も思想史という積み上げが大事)が中心なので、4月~5月に行うはずだった授業を今で

きていることがうれしい。8月7日までの1学期に、ダイジェスト版で時間を稼ぎつつ模試の範囲をにらんで進めていきたい。 2020.6.8


「越前おおの 観光パンフレット」P.2「寺町通り」の紹介写真より。「今を 生きずに いつを生きる ここを 生きずに どこを生きる」。授業や部活で紹介したい言葉。

 2020.6.9


次年度には「賞味期限切れ」で行われることのない授業、それが時事研究。だからこそ、「一期一会」の教材。授業担当者も生徒も、「50分の今」を生き抜く。二度と

繰り返されないからこそ、たった一度を大切にする。…この命も、この一生も。「けんじの じじけん」快調です。 2020.6.10


部活が再開して1週間経った木曜日。1年生のバドミントン経験者(女子4人)の他、男子5名・女子9名が練習に参加。男女それぞれ6人くらいが入部してくれたらう

れしい。 2020.6.11


「男子94名・女子59名 合計153名、進路が決まる時期は異なっても、3月の卒業式で胸を張って堂々と母校を巣立っていく、そのことを共通のゴールとして、最後まで

みんなでがんばり抜く3年生をサポートしていきます」。PTA実行委員会での3年生の近況報告の結びに。 2020.6.12

卒業生3人に参加してもらい、コロナで中止になった大会の代わりとして「校内バドミントン大会」を行った。ゲーム前後に握手をしないとか、途中換気の時間を設定す

るなどのコロナ対策も工夫しながら、有意義で楽しい半日練習になった。 2020.6.13


午前中は、雨の中、合羽を着て町の草刈り人夫。午後は、公民館での町の食事会(私はノンアルコールビール)。夕方には、母といつもの粟津温泉総湯。晩は、原田

芳雄の映画が観たくなって、DVDで「我に撃つ用意あり」を鑑賞。ドラマの舞台は新宿。登場人物たちの「持ち時間」は2日間。 020.6.14


放課後に部登録をともなう部ミーティング。女子は経験者5名を含む11名(5年振りの10人越え)、男子は全員初心者の4名が入部してくれた。賑やかになりそう!

 2020.6.15


昨日は火曜日。授業は2年生の世界史Bと3年生の世界史探究の2コマだけ。でも6・7限目は3年生の総研(総合的な学習の時間)で、私の担当は短大志望者の進

学プログラム授業(ただし、メインではなくサブ)。空き時間には、時事研究の授業の教材研究と明日の3年生ロングホームのワークシート(昨年度3年生の入社試験・

受験報告書を読んで考えて記入するプリント)作り。放課後はバドミントン部指導。前半はランニング、後半は初心者と経験者に分かれて「個別化・最適化」を意識した

練習メニュー。こんな何気ない1日が、きっと掛け替えのない(無くなったら、ほかのもので代えられない)1日。 2020.6.16


ソクラテスに、今年も救われた。倫理の授業、「無知の知」「魂への配慮」「よく生きる」「福徳一致」…。子ども達(高校生)それぞれにとっての色んな意味で、心に刺さる

ワードのようです。ここから始まる倫理の「授業スピリット」。主体的で対話的な深い学びを、生徒たちとのコラボレーションで達成していきたい。 2020.6.17


時事研究の授業に、NHK高校講座の動画コンテンツ(ワークシートもダウンロードできる)を利用した。今回は、「情報と社会」の第1回。ワークシートを完了して時間を

もてあます生徒が多かったので、次回は2回分(1回20分)を視聴させたい。 2020.6.18


書かれた「ウルトラ80」(振り返り・まとめる80字程度の作文)の内容やグレードで明らかになる、授業の出来映え。今日の5限目の3年倫理C(テーマはソクラテスの哲

学)は、おおげさに言うと「魂の授業」になったと思う。もちろん、生徒達と私のコラボレーション「共同作品」として。 Good try ! and Good job ! 2020.6.19


午前中の部活後に、コロナ禍で行くことを控えていた喫茶フローラで、昼食とコーヒーを楽しんだ。店を出た足で、芦城公園から元勤務校で母校のグラウンド沿いの小

径→天守台跡をゆっくり歩いた。少しの時間、野球部のゲーム練習を眺めた。 2020.6.20


快晴の日曜日、バイクで金沢のシネモンド(ミニシアター)へ。コロナ対応で3席に1人の館内に入り、始まった映画は「スウィング・キッズ」。2018年韓国映画。朝鮮戦争

中の捕虜収容所を舞台にしたミュージカルなので、ハッピーエンドは期待できないストーリーなのに…。映画館を出る時に、「メッチャ、泣いた!」「でしょ!」と大学生くら

いの男女の若者が話していた。映画館で観る映画って、やっぱりいいなぁ。 2020.6.21


授業の仕方について、生徒理解や保護者対応について、大事なことを学んだ月曜日だった。帰宅は20:00時を過ぎ、それでも粟津温泉の総湯に浸かった。遅い晩酌も

弾き語りも、感慨深い夜になった。 2020.6.22


「もったいなガールとおかげさマン」。そんなキャラクターの少女とお兄ちゃんの物語が、いつか書けたらいい。 2020.6.23


ムカイデ ケンジが、ムカ「イデア」 ケンジになろうとして、いのちを転がしていく。いつか、いのちがたましいになるまで。3年倫理、プラトンの授業のリベンジ(違う方法

で2回目)に成功して。 2020.6.24


いつもの帰宅途中の粟津温泉総湯にて。「あ、桃の香りに似てるんだ」。他では味わえない、粟津温泉ならではの湯の香り。 2020.6.25


休校明けの6月最後の週が終わる金曜日は、中間考査(基本、英国数3教科のみ)明けのバド部、部活再開で締めくくった。部員24名が全員そろっての部活は、ストレ

ッチの後、6コートに丁度4人ずつ入って行うフットワークの練習からスタート。野球部に次ぐ「大所帯」で、活気のある部活を担当する喜びと同時に、チャンピオンシップ

で頑張るアスリートに育てる責任を感じる。この喜びと責任感、そして責任を果たせたことを実感する喜びが、部活指導の醍醐味。ましてや、「ライフワーク」のバドミン

トン指導。 2020.6.26


母と粟津温泉総湯の後、まだ明るかったので、庭のベンチにビールとおつまみを持ち出し、クラシックギターで弾き語り(さすがに、小声で…)。アルペジオやスリーフィン

ガーで10曲くらい演奏しながら思ったことは、全体の効果を考えて、途中ゆったり弾いてみたり早く弾いてみたりする余裕がでてきたなぁということ。ノーミスは当たり前に

なっているので、次の課題は構成力や弦の響かせ方も含めた表現力を高めること。やっぱり、この途上感が楽しい! 2020.6.27


「月刊 高校教育」7月号に、WHO(世界保健機関)が、「ソーシャル・ディスタンシング」の使用をやめて、「フィジカル・ディスタンシング」に改めたとの記事を読んだ。理由

は、「人と人の(心の)つながりを保つことは重要」だかららしい。新型コロナウイルスの感染拡大を防止するために、身体的で物理的な距離をとることは大事だが、精神

的で心理的なつながりも大事ということ。授業や部活などで、生徒達に紹介したい。  2020.6.28


低所得世帯の子どもへの修学支援がテーマの時事研究の教材研究を活用して、アリストテレスの倫理の授業で配分的正義(個人差を考慮した社会的正義)を説明した。

生活保護のことにも触れて、「イコール」(平等。調整的正義<法や裁判のように個人差を考慮しない=ひいきしない社会的正義>)も大事だが、「フェア」(公平)も重要と

いうことを伝えた。 2020.6.29


「備忘録」として、先日届いた「社会」科同志のKさんからの、示唆に富んだメール文を掲載します。

   SNSやインターネットと学校教育について、考えざるを得ない自粛期間でした。

   痛感したことは、社会科以外は、授業の上手い下手、わかりやすさ等の差があったとしても、動画配信で学習可能かもしれない、ということ。社会科だけは、同じ内

   容であっても伝え方次第でとんでもない歴史像を結ぶかもしれない、ということです。

   例)「1925年、治安維持法」→「治安を維持する法律ができてよかったな」

   改憲、安保、原発問題などはなおさら、一方的な情報が検索上位にくるよう操作されているかもしれず、高校生が「ネットと私」だけの状態で学ぶ危うさがあると感

   じました。

   そう考えると、社会科教員はどんな職場でも「孤軍奮闘」ということなんでしょうね。 2020.6.30

~7月~

「課題を提出しないと成績が赤点になって、学校推薦ランクが下がるぞ」ではなく、「課題を提出しない人がいると、『課題なんて出さなくてもいいじゃん』という学校(チーム、

世の中)になってしまうよ」という伝え方を大事にしたい。「人間を信じ、胸にうるおいあれ」を校訓の一つにしている本校だもの。 2020.7.1


前日の3年生部活動終了式(7限目のLH。コロナ対応で大会等中止のため)と部ミーティングを受けて、新体制での部活がスタートした。3年生は「いち部員」として、今月

末と8月初めに開催される代替大会まで練習に参加する。そんな3年生に助けてもらいながらの、新キャプテンMくんのデビューになった。 2020.7.2


今年度初の出張は、穴水の石川県職業能力開発短期大学校(ポリテク)へ。説明会後の授業と施設見学の際に、「こっちが、学生に教えてもらうこともありますよ」と幸せ

そうに話してくれた指導者の方の笑顔が全て。 2020.7.3


いつもの生徒玄関での健康観察から始まって、終日模試監督。授業(時事研究)の準備を中心に、「貯金」もできた。休み明けの月曜日には期末考査2週間前に入るので、

準備の続きは日曜日に自宅で。 2020.7.4

司馬遼太郎の『花神』を読み終え、『峠』を読み始めた。8月12日から3泊4日で、山形市→長岡市→富山市と宿をつないだバイク・ツーリングを計画している。山形市に行

くのは初めてで、富山市ではコロナで順延になっていた THE ALFEE のライブがある。そして、何度目かの長岡市。河井継之助を訪ねて…。 2020.7.5


早くも期末考査2週間前の月曜日。明後日水曜日のLHに3年学年集会を開き、進路目標の達成(のために、目の前のこと・今やるべきことを、努力と工夫で頑張ること)

に向けて生徒達を激励(激しく励ます)したい。伝えたいことはたくさんあるが、3つに絞り込むとともに言葉を選んで、有意義な集会にしたい。 2020.7.6


コロナ危機世代の「一期生」と言える3年生の就職志望者のための説明会が、6限目と7限目の「2時間ぶち抜き」で開催された。5限目に体育の授業だった生徒も多く、

予定していた広い教室が使えなくて「密」になった環境での説明会になってしまったため、進路指導課の先生がとても大事な話をしているのに、緊張感や集中力に欠ける

集会になりかけていた。10分間の休憩の後、後半の部が始まる前にマイクを受け取り、活を入れるスピーチをさせてもらった。伝えたいことを、情熱を込めて伝えることが

できたと思う。そうだ、けっぱれ! 「新米」学年主任(私のことです)。 2020.7.7


「巡回興行」のような第1回(コロナで7月なのに第1回)3年学年集会を無事終えた。作成したパワポのスライドから、備忘録としてポイントになる文章をコピペ。「今、目の

前のやるべきことをやる」(3年生部活動終了式での、ある部活のキャプテンの言葉)。 2020.7.8


「悪知性」という言葉を、辞書に載せて欲しい。それは、知性を悪用すること。本当の知性とは、優しさや思いやりにもとづく知性。世の中をよくする知性。人間を幸せにする

知性。「悪自由」という言葉を、辞書に載せて欲しいのと同じ理由。「悪平等」という言葉が、辞書に載っているんだから。「知性を磨き 目に光りあれ」(うちの学校の「3訓」

の最初)。「知徳合一」(ソクラテス)。 2020.7.9


石川高教祖の定期大会があり、5限目の倫理が終わった後、金沢へ。16:00に閉会したので、いつもの「パソコンの館」(バイク関係グッズも販売)へ。8月12日から3泊4日

の山形市→長岡市→富山市に泊まって東北・北越・越中を巡るバイク・ツーリングに向けて、新しいヘルメットとグローブ(通気性の良い夏用)を買った。散髪もして、本格

的な夏を迎える準備ができた。 2020.7.10


待望の「普通の土曜日」(先週は1日模試監督)。午前中の部活では、久し振りにS先生とペアを組んで、女子の2番手と男子の1番手のダブルスに圧勝。前に詰めてシャ

トルを迎え撃ったり、緩急もつけて相手のミスを誘ったりできたし、何より凡ミスがほとんど無くとても楽しくプレーできた。午後は自宅で読書とギター。読書の『峠』(長岡藩

家老河井継之助の物語)は、私が卒論(「李卓吾の研究」)のために学んだ陽明学にたくさん触れているので、ページに付ける折り目や傍線がとても多くなる。…今からそ

の箇所を読み返すのが楽しみって…。ギターは気が付いたら、連続2時間越えの弾き語り。晩は先日亡くなった「映画音楽家」エンニオ=モリコーネがスコアを書いた映

画「オルカ」を、ホームシアターで鑑賞。モリコーネの情感溢れる音楽が、単なるパニック映画やテーマパーク的見世物映画とは一線を画するロマンチックな作品に、永遠

の「映画の命」を生み出していると感じた。 2020.7.11


今度の金曜日に、辰口町の居酒屋(4月初めに、3年学年会で昼食を楽しんだのが初見)で「歌」飲み会がある。お座敷部屋にギターと歌本を持ち込んで、あらかじめもら

った参加者それぞれのリクエスト曲(基本、昭和のJポップや歌謡曲)で盛り上がろう、という企画。その準備(イントロを考えたり、コードを工夫したり)を、午後半日と夕食

後の晩に楽しんだ。これまで誤魔化して弾いていた難しいコードBm7-5(ビーマイナーセブン フラットファイブ)も覚えたし…。「五番街のマリー」…名曲! 2020.7.12


金曜日の「歌」飲み会に向けて、去年一緒に進路の仕事をしていたS先生(4月に異動)からリクエストが届いた。小田和正の「たしかなこと」…あれ、昨日聴いたかも? 

偶然、好きなミュージシャンのブログでギター弾き語りの動画を見たところだった! 詞も曲も素晴らしい歌。練習を始めた。楽しんで。 2020.7.13


テーゼ(正)の「自分のために生きる」とアンチテーゼ(反)の「世のため人のために生きる」をアウフヘーベン(止揚。いいとこどり)すると…ジンテーゼ(合)の「道のために

生きる」になるのでは? 道は「未知」に通じて、「未知の知」(まだ<ホンモノを>知らないということを知っている、それを自覚している)の大事さも教えてくれるのでは?

 2020.7.14


「叱られることで向出先生の愛を感じる。…あと半年間、叱られることで成長したい」(3年倫理 授業の結びとしての振り返り論述「ウルトラ80」から)。これまで、ちゃんと

叱られてこなかったのかもしれない。「どうせ無理」って思われてきたのかもしれない。「叱ることも愛」と自分に言い聞かせて、この道(未知の道)をゆく。 2020.7.15


この授業で生徒達に伝えたいことって何だろう。届けたいことって何だろう。そしてそれが伝わっているのか、届いているのか。生徒達が書いている授業振り返り論述の

「ウルトラ80」を、授業の柱にしていく。 2020.7.16


辰口町の居酒屋山崎の奥座敷で「歌」宴。主催者(?)のNさんが楽しそうで幸せそうでよかった。4月に異動で転勤になったSさんのリクエスト曲「たしかなこと」(小田和正)

の演奏もうまくいったし、宿の温泉旅館も満喫できたし。この週末までの2週間色々頑張ってきたので、いいリフレッシュになった。 2020.7.17


先日亡くなった映画監督の森崎東さんを偲んで、「ニワトリはハダシだ」を観た。映画の舞台である舞鶴の銭湯の客の一人として、プロデューサーの方と一緒に監督もチラ

ッと出演されている。大林宣彦さん、エンニオ=モリコーネ氏に続く、ずっと好きで大きな影響を受けてきた「映画の作り手(大林さん風に言えば拵<こしらえ>人)」のご逝

去に合掌。 2020.7.18


梅雨の合間の夏空になった。生前お世話になった父の友人の葬儀に香典を届けた後、家の近くの花屋さんで切り花を買い、墓参り(9年目の二男の命日)へ。午後は、

バイクで越前大野まで走り、何年か振りに「天空の城」大野城を登った。 2020.7.19


性善説にもとづいて生徒を叱る(「NGのNは伸びしろのN」)。性悪説にもとづいて生徒を甘やかす(「どうせ無理」)のではなく。 2020.7.20


期末考査初日に行われた3年倫理の採点を終えた。平均点が60点に迫る出来映えで、ホッとした。校務運営委員会で学校長が薦める新書『教師崩壊』を購入して、明日

からの連休(本来は、東京五輪開会式)中に読んでおきたい。 2020.7.21


4連休(最終日の日曜日はコロナ対応の3年生大会)前の水曜日。まだ考査中なので、大会直前の3年生だけの部活。男子2名・女子1名に加わって、4人でバドミントン。

ダブルスゲーム1試合だけだったが、女子と組んで第1試合はセティングまでもつれる接戦になり、ゲームカウント2対0で勝ったが40分に及ぶ熱戦になった。改めて3人

の3年生の成長をコートの中で、ゲームの中で感じることができてうれしかった。 2020.7.22


読み進めている『峠』(司馬遼太郎)の中盤。「文化より文明」の福沢諭吉と「文明も文化も」の河井継之助の両者による、互いに対する共感とリスペクトを根っこにした丁々

発止の場面に興奮。「グローバルに考えて、ローカルに行動する」「普遍(原理)性を踏まえて、個別(応用)的に対応する」考え方や生き方が、「知るは行うのはじめ。行うは

知るの完成」(知行合一)の「陽明学徒」継之助の魅力なのでは? 2020.7.23


『教師崩壊』(妹尾昌俊 2020.4.28 PHP新書)を一気読み。すぐに取り入れたいのは、毎回の授業テーマ・クエスチョン(質問文で授業の中心テーマを示したもの)に、「批

判的に考える必要がある課題(イシュー)」を多く取り入れること。まずは時事研究の授業から。続いて倫理や世界史でも。あと、主体性がカントの言う仮言命法的な「忖度

する主体性」にならないように注意することを、様々な機会をとらえて生徒たちに伝えたいと思った。ところで、この仮言命法とか逆の定言命法とか、もっと分かりやすい(つ

まり、普通の会話にも使えるくらい)一般的な言葉にできないものか。例えば、「したごころ倫理」と「まごころ倫理」とか。ちらっと名前と考え方が登場した藤原和博氏の著書

『たった一度の人生を変える勉強をしよう』(2015.3.30 朝日新聞社)のことを思い出し、読み直した。工業中心の成長社会では有効だったジグソーパズル型の「ただ一つの

正解が大事主義(藤原氏の用語では正解主義)」に別れを告げて、知識の編集や活用が基盤になる成熟社会に重要なレゴブロック型の「できるだけ多くの人が納得する最

適解主義(藤原氏の用語では修正主義)」にもとづく「新しい勉強」を、これからの教師「道」としてより一層大切にしていきたい。…ビジネス用語が多く使われていて分かりや

すかった。妹尾氏も藤原氏も、民間企業(前者は野村総研、後者はリクルート社)出身という強味か。引用されているドラッカーの言葉(優先順位をつけることより、劣後順

位をつけて対処することが大事)も、しっくりくるし。 2020.7.24


連休3日目も雨だったので、読書を続けた。今回の一気読みは、『大林宣彦の体験的仕事論~人生を豊かに生き抜くための哲学と技術』(語り:大林宣彦 構成:中川右介

 PHP新書 2015.7.29)。「芸術家(映画作家の大林宣彦)によるビジネス指南書」をコンセプト(全体を貫く方針や目的)とした本で、前日までの学校論や教育論が内容の本

とは、ビジネスや経営の観点でつながる読書になった。もちろん、今年の春に他界された大林監督を偲ぶ気持ちもあって。「能力80の人が努力して100点を出してくれても、

20点のプラスである。30の能力の人が60点の力を出したときは、30点プラスしている。そっちの人のほうがおまえの人生や仕事にうんと役に立つんだぞ(大林監督の父

君の言葉)」と「永遠の未完成、これが完成である(宮澤賢治の言葉)」が連続して書かれているページを読んで、驚いた。どちらも、「人間にとって大切な価値は態度価値だ

と思う」という考え方の具体例として、これまで授業や部活、担任になったホームの指導で生徒達に伝えようとしてきたことだったので。驚いたというより、「やっぱり!」と納得

した。 2020.7.25


4連休最終日の日曜日は、3年生のバドミントン代替県大会(男子)。主将のN君とU君(3年生男子部員はこの2人のみで頑張ってきた)1回戦不戦勝の後、強豪校のシード

ダブルス(この大会で優勝)と対戦し、ゲームカウント0-2で敗退。あがる・硬くなることでのミスは少なく、のびのびとダブルスが出来ていたのでよかった。よい区切り・節目

になったと思う。 2020.7.26


考査の最終日に、次の定期考査(2学期中間)までの学年の予定表と、3年学年通信7・8月号を完成させた。今週水曜日の学年集会で3年生に伝えたいことをまとめながら。

プレゼン的スピーチの、本番も準備も挑戦も楽しんでいる。 2020.7.27


学年集会で3年生に伝えたいこと。前回は、飛行機にたとえて話をした(飛行機を手に入れることが合格、そこから卒業式までが滑走、4月1日には自分自身の大空を飛ぶ)。

今回は、船? 2020.7.28


3年生の学年集会で、学年主任としてスピーチしました。テーマは、「寺井高校第3学年丸という船のクルー(乗組員)」「この船は外輪船で、就職エンジンと進学エンジンの2つ

のエンジンを駆動して、それぞれの目的地=新大陸に進んでいく」などでした。伝わった…というより届いたでしょうか? 2020.7.29


考査後最初の時事研究の授業テーマは、感染症の検査方法。導入での「ググり」(キーワード検索で出てきた動画視聴)もスライドに張り付けた動画による説明(免疫反応や

抗体検査、抗原検査にPCR検査について)も効果的だった。この授業スタイルの完成形に近づけたかな。 2020.7.30


かなしいってことは、うれしかったということ。うれしいってことは、かなしかったということ。倫理の仏教(ブッダの思想)の授業で、「人間は平等にかなしい」という考え方を伝え

ているが、今朝(8月1日)の「折々の言葉」(朝日新聞 鷲田清一)で紹介されていたのが「さみしいってことは、楽しかったってことだよね」(ある小学生)。シンクロニシティー

(意味のある偶然の一致。共時性)を感じた。 2020.7.31

~8月~

3年生の代替大会(女子)が開かれ、「学年一人」の部員として頑張ってきたFさんのラストマッチを応援した。1対2で敗れたが、2ゲーム目を奪取しファイナルゲームでも追い

上げることができた。いい締めくくりになってよかった。大会役員としては、ダブルスの決勝戦をコート間近の本部席で観戦。「小兵のチャレンジャーによる大物食い」的な熱戦

に、興奮し感動した。 2020.8.1


『峠』読書と墓掃除を終えて、2週間ぶりの越前大野へ。梅雨明け後のバイクライディングは、爽やかな夏の風が心地よい。「一福」という昭和を感じさせる食堂で、遅めの昼食

に「しょうゆカツ丼」を食べた。味噌汁も大根の浅漬けも、とても美味しかった。今回は寺町通りを中心に散策し、南部酒造場の「花垣」特撰大吟醸を買い、丸岡温泉に浸かっ

て帰った。 2020.8.2


「人間は平等に悲しい」「王子(や社長の息子)ならではの生きる空しさ」などを強調して、仏教(ブッダの思想)を説明した3年倫理の授業。ある男子生徒の書いた振り返り論述

に「つらさにも感謝できるようになりたい」という言葉があって、心に来た。 2020.8.3


1学期最後の職員会議。「寺井高校第3学年丸」の船長(キャプテン)として、言うべきことを言えたと思う。あれ? 去年の3年生より、今の3年生を好きになってる? 否! 

それぞれ持ち味(とNGなところ)があるので、比べられない「好きさ」があるということ。 2020.8.4


午後に保護者懇談があるため、授業は3限目までで終わり。1限目と3限目は3年倫理で、1学期最後の授業。例年通り、2本の動画(TVアニメ「クラシカロイド」の「地獄の学

園祭」とアニメ映画「耳をすませば」のワン・シーン)を視聴して、ワークシートに感想や意見(今年は、振り返り論述の「ウルトラ80」を追加)をまとめて提出。前者ではアイデン

ティティや「自分らしさこそが才能」的なストーリーから、後者では「ひとりぼっち 恐れずに 生きようと 夢見てた」のフレーズで始まる主題歌の「カントリー・ロード」の歌詞や主

人公が友だちや姉との進路について話をする場面などから、「MTの高校倫理」を楽しみながら学んでくれたと思う。 2020.8.5


コロナ対応のための3年生大会を終えて、バド部の卒部式ミーティングを開いた。3年生の「残す言葉」を中心に、全員が一言スピーチ。2年生一人ひとりが発表した新チーム

での抱負が、それぞれ頼もしく好ましい内容だったので、これからの部活や各種大会がますます楽しみになった。 2020.8.6


6月1日から始まった「コロナの1学期」が、今日8月7日で終わった。出張は午後半日が1回(自習はこの日の1時間)、年休は組合の定期大会で午後2時間のみで、毎日、生

徒玄関で「朝の健康観察」。…よく頑張ったし、「よく生きた」(ソクラテスの言葉)と思う。 2020.8.7


午前は部活。午後は金沢で就職志望の高校3年生のための企業ガイダンス引率。晩は「オオハタ。」。就寝前にDVDで映画「真田幸村の謀略」。これで、8月17日の月曜日ま

で、革靴は履かない? 2020.8.8