脚下照顧 

※HP「研 世界史学習」TOP PAGEに連載(基本、毎日)


☆ 令和2(2020)年度

 5月へ 6月へ 7月へ 8月へ 9月へ 10月へ 11月へ 12月へ 1月へ 2月へ 3月へ

~4月~

2020(令和2)年度の最初の職員会議、最初の3年学年会(副担任・学年サポーター含む)、最初の教科会が開かれた。新型ウイルスに対応しなが

らの始業式、学年開き(学年集会)、クラス開き、授業開きになるので、いつも以上にしっかり準備をして臨みたい。 2020.4.1


3年生の学年目標は、「準備→挑戦→達成 ~学校祭・就職・進学に向けて~」。挑戦や達成に比べると地道で目立たない準備の大切さや、達成感

にたどりつくための途上感の価値について伝えていきたい。 2020.4.2


昨日は、3年生の学年目標「準備→挑戦→達成 ~学校祭・就職・進学に向けて~」を作成。それに続けて今日は、3年生の学年通信「レッツゴー」4

月号を作成。「レッツゴー」の意味は、「153名(男子94名・女子59名)みんなで卒業の日まで『いこうさ』」(語呂合わせ)。冒頭では、3月末の離任式

で前学年主任O先生と副主任A先生が、2年生(今年度3年生)に伝えた別れの言葉を掲載。時間を守ることやルールを守ることの意義や価値、授業

を大切にすることで身につけ、高めることができる力(特に、学びに向かう力と人間性)などについて、「MTワード、MTセンテンス」でまとめ、最後に保

護者の方へのコラボの呼び掛けで締めくくった。 2020.4.3


3月30日から始まった一週間を振り返ると、転出される方々との別れがあり、新任の方々との出会いがあった。そして、新しい分掌(3年学年主任)

の業務をスタートさせ、授業開きの準備も少しずつ始めた。…新型コロナウイルスの世界的な感染拡大の進行を注視して、「正しく 恐れ」ながら。今

年度の高校3年生は、「ウイルス=ショック」に立ち向かい、それを乗り越えて進学・就職にチャレンジする世代の第1期生になるだろう。そのことを覚

悟した、「親切な」指導と「親身になった」サポートを、丁寧に行っていきたい。 2020.4.4


パワポによる福島・宮城の旅のまとめを、ほぼ完成させた。始業式・入学式の前日には、去年や一昨年のように掲示板で紹介したい。以下、2日目

夜、石巻駅前の居酒屋での出来事をまとめたスライドからの抜粋。「店のおかみさんが、『よかったら、見てください』と、『石巻かほく 特別縮刷版

「3.11」を忘れない』を手渡してくれました。『ずっと読んでくれた人は、お客さんが初めて…』とおかみさん。『私は高校で、歴史や倫理を、子ども達

に教えていますから』と答えました。」 2020.4.5


令和2年3月23日(月)・24日(火)に、放送で行われた離任式・退任式での、2年学年主任と副主任からの2年生への言葉(コロナウイルス対応の

ため放送にて)。

  学年主任のO先生からは、「153名、全員が卒業できるように。勉強したい人が勉強 できる雰囲気を、みんなでつくってほしい」。

  副主任のA先生からは、「心残りたくさん。小言、嫌み…今日も言った。寺井高校での ゴールは、部活引退でも進路決定ではなく、卒業のその時。

  お願い。自分に厳しいことを言う人をシャットアウトしないで。臆病にならず、自分が苦手なこと(気が合わない人)にも目を向けて」。

「人の最後の言たるや良し」。そして私は3年学年主任として、しっかりバトンを受け取りました。Oさん、Aさん、卒業式には絶対に来てくださいね。

 2020.4.6


朝は年2回の検査と検診。CTスキャンの結果を見ながら、手術の際に主治医になっていただいたK先生から「大丈夫ですよ」の言葉をもらえた。昼食

は学年会で、辰口の山崎というお店へ。3種ソバをメインにした和の食膳で、とても美味しかった。午後はゴールデンウィークまでの臨時休業期間中

の対応について段取りし、準備した。さあ、始業式と学級開きだ! 学年開きと授業開きは…GW後に。 2020.4.7


副担任になった3年1組(特進クラス)の学級開きで、20分くらい自己紹介兼スピーチをさせもらった。「ギザギザハートの子守歌」のメロディーで、~

♪~知性を磨き目に光り、意欲にあふれ姿に弾み、人間を信じ胸にうるおい これが我らの 寺井高校~♫~と歌い、「寺井の向出です」の中に愛が

二つ入っていること、ひいじいちゃん(おじいちゃんのお父さん)が玉次郎という名前で、江戸時代が終わった時(1868年)に6歳だったことで江戸時代が

そんなに昔じゃないことが実感できるという話などを「まくら」にした。本題としては、前学年主任O先生の言葉をカスタマイズした「がんばりたい人がが

んばれるチーム」と、前学年副主任A先生の言葉「気が合わないからとか苦手だからというだけで、周囲の人をシャットアウトしないで」からブレイディ

みかこ氏(『ぼくイエ』の著者)の「ダイバーシティ(多様性)の価値を高めるのはエンパワー(自分とは異なる他者への共感)」というような考え方を総合

学科の本校の特長とリンクさせて紹介し、チームのメンバーとしては「努力と工夫でがんばれる人」になろうと呼び掛けた。「努力はしんどいことが多い

けど、工夫は自分らしさが出せるしクリエイティブで楽しいもんだよ」と付け加え、中国語の「頑張れ」が「加油(ジャーヨ)」という話も紹介しながら。 

2020.4.8


生徒が来ない平日の高校で、色んな「雑」務(授業や部活指導、ホーム経営を「本」務とした比較の言葉遣い)をこなしながら、次のフレーズを思いつ

いた。「不確実性の高い時代だから、確実性の高い人間になろう」。バド部でいうと、「確実性の高い選手が、団体戦のメンバーとしてチームに勝利を

もたらす」ということ。 2020.4.9


来週からの学年別登校日や2・3年生4大・医療看護系上級学校進学志望者対象の進学教室の準備をあらかた終わって帰宅したら、「月曜日から予

定されていた登校日は、全て中止。生徒は不要不急の外出自粛」との学校メールが届いていた。理由はこの日、石川県内で最多の20人が新しい感

染者として確認されるとともに、初の感染者集団(クラスター。2つ)が発生したこと。対応として、テストは自宅受験で互いに郵送し合い、自宅学習プリ

ントも同様に配布・回収(チェック)して時間を稼ぎながら、本校独自のオンライン学習やeラーニングを開発・実施して、進級や卒業に必要な科目の

履修・修得と受験学力の維持・向上を保障する…ということは可能だろうか? 世界史ならこのホームページで、倫理なら今はクローズしているがか

つてアップしていたホームページのリスタートで可能だが。うーん、「互いに郵送」が無理なら、地域ごとの小中学校の協力のもと玄関に高校別ポスト

を設置してもらってテストや課題等の授受を可能にするとか…できるかなぁ? 2020.4.10


10日の金曜日に届いた「キネマ旬報」(4月下旬号)の表紙と巻頭30ページにわたる特集は、大林宣彦監督の最新作「海辺の映画館-キネマの玉

手箱」。構想から制作、完成までのエピソード紹介や、読み応えのある映画評も興味深いものだったが、「宝箱」は監督の「簡にして要を得た」滋味豊

かな言葉たちの特集「大林宣彦監督3.11後の言魂(ことだま。言霊)」。「もし、ピカソがこの惨劇を写実主義で描いていたら『もう見たくない、忘れた

い』記録として風化してしまうが、『ゲルニカ』は子どもの描いたような絵だからこそ、美しくて、面白くて、不思議で、風化しない」(源文では「記録」は「

記憶」となっていたが、監督の別の言葉から考えて、記録とした。私も世界史の授業で、「記録というより記憶」という受けとめを大事にしているので)。

「フィロソフィーはぶれてないつもりですよ。昔の自作を見返してみても、形は違えど言ってることは同じ。(中略)やっていたことはつまり『敗戦少年』の

『敗戦後史』。こんなものは映画じゃないと言われた『HOUSE/ハウス』の作家が言うのも何だけど、常に『映画の正統』を目指してはきましたよ。こ

れが『A MOVIE』だってね」。この言葉には、私の「心の師」李卓吾(卒論で研究した明末の儒学者)との共通点を感じた。「正道を歩む異端」(溝口

雄三氏の李卓吾評)に通じる考え方。「ガンになったから映画が撮れなくなるなんてことは一度も頭に浮かばなかった。逆に、ガンになったことを、もし

や映画に活かせるかもしれないと思ったくらいで」。この言葉は、「ガンは試練。試練とは、自分が試され練られるチャンス…かもしれん」や「禍転じて

福と成す(ほっといても福と成るではなく、自分から進んで福と成す)」と言って、自分で自分を励ましてきたことと重なった。…そして、今日(4月12日)

。朝刊第1面の左肩に、監督の「天然色の」顔写真付きで「大林宣彦監督 死去」の見出しが目に飛び込んできた。今はひとまず、「ありがとうござい

ました。これからもお願いします」。 2020.4.11


大林監督の訃報に触れた朝、ホームページの更新などを終えて、福井県坂井市丸岡町のたけくらべ広場(隣県だけど、車で20分程度)にある「竹田

のしだれ桜」へ。大きな桜花の木の枝が広がる駐車場に車を停めて、ゆっくりとお花見散策した後、車内でギター弾き語り。帰宅後は、Yくんの創作(

立派な歴史小説。同時<?>に書かれた卒論からのスピンオフ的な?)を読了。大団円のクライマックスと主人公「明一」の「僕は大丈夫です。」の台

詞に感涙。晩は母と粟津温泉→「ひるよる食堂オオハタ。」へ。 2020.4.12


本来は授業開きの月曜日。先週末に変更されるまでのコロナ対応では、2年生の学年登校日だった月曜日。職員朝礼の後、午前中は各学年会で、

今後の方針を2つのパターン(3つ目は「今の状況が半年以上続くパターン」)に分けて話し合い、そこで出た意見等をまとめて管理職に提出した。午

後は私ともう一人のバドミントン部顧問のSさん、そして体育科の先生達を中心に、シングルスやダブルスで汗を流した。学校ホームページで公開さ

れる「先生達から生徒達へのメッセージ」(A4用紙に、文章やイラストをカラフルに)には、「Dear 寺高生。『禍転じて福と成す』。成すに注目。自分で

決めて実行しよう。今、もらっている時間を、有効活用しよう」などとまとめた。 2020.4.13


2月から観てきた出崎統演出のTVアニメ「ベルばら」(全40話)最終回までの「怒濤の」3話を、一気に連続で観終えた。その後、池田理代子さんの

原作漫画のクライマックスや、アニメではアランの回想の形で部分的にしか描かれなかった「その後の」マリ=アントワネットとフェルゼンの物語を拾

い読みした。アニメと漫画を比べることで、それぞれが持つ表現方法の優位性の特長や、出崎統の世界観や手腕(「ベルばら」の前には、同じく代表

作の一つ「宝島」を観ていた)の素晴らしさがよく分かった。アランと言えば、ベルナールとの友情と死が、「続編」的な部分を持つ「エロイカ」(ナポレオ

ンを描いた大河ロマン)に描かれたなぁ。チラッと1コマだけ、オスカルが軍装とブロンドの長い髪だけで登場…強い想いが込められていた。 

2020.4.14


「こんなのあったらいいなぁ」と思っていた、本校生徒が挑む(これまで挑んできた)主な大学や看護学校などの入試問題の過去問を学校ごとに格納し

たフォルダ。ダウンロードできるもの以外はスキャナーやデジカメ等を使って、データを校内ネットワークに設置した。臨時休業期間中にそれらの問題

を解き解説を読み込むことによって、授業や補習、個別指導などの際に、具体的で分かりやすいサポートが出来るようになりたい。またそれを、教科

や学校全体で組織的に取り組めるようにしていきたい。 2020.4.15


夕方5時半頃から1時間半くらい、粟津温泉近くの木場潟を歩いた。1週6.4kmの早足ウォーキング。湖畔の桜花は、一部の遅咲き(八重桜や山桜

)の桜以外が葉桜に近くなっていたが天気も良く、「山(白山)は東に日は西に」の景色を楽しみながらの春歩き・花歩きを楽しんだ。3月初めの卒業

式の夕暮れにも、こうやって歩いたっけ…。あの時は、まだ風が冷たくて、桜木は若芽に青葉だったなぁ。 2020.4.16


「購買でおむすび2個」が通常授業日の昼食習慣だったが、臨時休業が続くので、学校近くの大型食料品店アルビスにある自家製パン屋さんの「To

nTon(トントン)で焼きたてパン2・3個」の毎日。顔なじみになった店員さんの笑顔と、「いつも、ありがとうございます」の言葉にプラスして、「おまけの

ラスク」がうれしくて楽しい。このラスクがバターの効いたガーリック味で、風呂上がりのビールのお伴に最高! 麦と麦ですもんね。 2020.4.17


本来なら美川の体育館で、県高校加賀地区バドミントン選手権大会初日(団体戦中心)だった今日。そう言えば今朝の「天声人語」に、「不可能の反

対は可能ではない。挑戦だ」というジャッキー=ロビンソン(米大リーグのアフリカ系選手)の言葉が紹介されていた。これの翻案(?)なのかなぁ。「成

功の反対は失敗ではない。成功の反対は挑戦しないこと」という言葉は、前の勤務校のK先生が離任式で話していたっけ。「成功したらグッジョブと誉

める。成功しなくてもグットライと誉める。挑戦したことそれ自体に価値がある」というような言葉も添えて。バドミントン部員、特に3年生に地区大会で

トライさせたかったなぁ…。高校総体(インターハイ)も中止が発表されたので、県総体も中止になるのかなぁ…。 2020.4.18


司馬遼太郎の『坂の上の雲』(再々読)を読了。コロナショックに不安を感じながらの読書だったからだろうか、「勇ましさの真逆」の筆致や内容に心を

打たれることが多かった。特に、2回の読書では忘れてしまっていた三笠(連合艦隊の旗艦)の火薬庫の爆発事故による沈没が印象的だった。ポー

ツマス条約調印の約1ヶ月後、長崎県佐世保港にて。死者339人(あのバルチック艦隊との日本海海戦での戦死者は百数十名)…! (この項続く)

 2020.4.19


土日開けの月曜日の職場は、朝礼から。主な連絡は、この臨時休業期間中に「自宅勤務」や「時差出勤」を認めることになった(県教委からの通達)

ということ。自宅でできる仕事「的な」(例えばこのホームページの充実と更新など)ことはたくさんあるけれど、通常勤務で不測の事態に備えたい。教

材研究「的な」読書なども、しっかり行いながら…。 2020.4.20


17:00になったら体育会のランニングロードで「ひとりラントレ(ランニングとトレーニング)」。デスクワークばかりの勤務が、臨時休業期間明けに向け

た「充電」にとってマイナスにならないように。挑戦と達成のための必要条件としての準備は、「仕込み」だけでなく体調管理も。 2020.4.21


「三日坊主」でなく、新しい習慣に。それらの中のいくつかは、今のウイルス禍が収束・終息した後も継続を。こんな時こそ、メタ認知。少し自分自身か

ら離れて自分を見つめてみるること。「人類という種レベルのメタ認知」も大事では? 少し人類とは違う立場や目線でこの世界を見つめてみること。

歴史(時間軸)で言うと、少し現在(または近現代、近代、アントポセンと拡げてみる)とは違う角度や面でこの世界を見つめてみること。 2020.4.22


隣のデスクの英語のNさんと、自動詞の理解方法について話をした。たとえば、 I run. (自動詞の run )と I run my PC. (他動詞の run )。まず、自動

詞を「自己チュー動詞」、他動詞を「その他動詞」と覚える。前者のアイ・ランは「アイ=自分しかいらん」と覚えて、「愛だけがあればいい」とユーモアで

締めくくる…あれ? 2020.4.23


本校でのeラーニング体制の準備が始まった。キックオフの全体会議で「リーダー」のEさんが自作のコンテンツ(数学の問題を解説した5分くらいの動画)をモ

ニターで紹介しながら、全体的な留意点や今後の見通しなどについて説明してくれた。Eさんの最後の言葉に、「さすがだなぁー」と感銘を受けた。「うちは何か

あったらすぐに one team ワンチームになれる、とってもいい職場。なので、まずは組織的にスタートさせつつ、同時に個人でいろいろ試してみてうまくいったこと

や逆にうまくいかなかったことを集約して、いいものをつくっていきましょー」。私は心で拍手。斜め後ろに座っていたKさん(今年度で定年を迎える先生)は、ホ

ントに拍手(遠慮がちに小さく)されていて、そのことにも感動した。「今日、木蓮、きれい」の語呂合わせで覚える「興味・目標・練習・希望」の心構えを胸に、チ

ームでも個人(てかメンバー)としても頑張りたい。 2020.4.24


シンガーソングライター優希さんのサイトを久し振りに訪問したら、【自粛支援】Premium CD〜あなたのために歌う歌〜というコーナーがあり、購入メールを送信

したら返信が届いた。「リクエスト曲は?」ということだったので、3年前の富山駅地下道でのストリートライブで初めて聴いた「ピリカ」をお願いした。どんな演奏

で収録されたCDが届くのか? 今からすごく楽しみ! そして、コロナ禍でコンサート活動が出来ない状況の中、「この手があったかー」と、なんだかうれしくなっ

た。この「自粛支援」は一方的じゃなくて、お互いの支援だと思う。こんな素敵な「支援し合いっこ」…、もっと拡がるといいなぁ。 2020.4.25


雨ということもあって、読書の1日。まずは三分の一読み残していた『昔も今も』(サマセット=モーム著。天野隆司訳)を読了。訳者解説の一部を紹介します。「

この一見傍観者的モームの態度は-僕はそれを<意志による楽観主義>の向こうをはって、<諦めによる楽観主義>と呼んでいるが-現代という混迷の時

代を生きる知恵の所在を示していると思われる。(中略)青年が「愛情も希望も信仰も畏れももたぬとすると、残るものにはいったい何があります」と反問すると

、ただ「あきらめですよ」と答えている。<諦めによる楽観主義>は、ぼくたちのこの一度きりの人生を心楽しく愉快に生きる知恵を教えている…。」。主人公は

、あのマキャヴェリ。小説世界を信長のように生きて死ぬのが、あのチェーザレ=ボルジア(世界史の教科書には登場しない)。『月と6ペンス』とこの『昔も今も

』…、一生モノの読書。 2020.4.26


今年度初めて担当する時事研究の授業準備を、本格的に始めた。授業開きのためのワークシートとパワポ(「時事問題を学ぶとは、どういうことか?」)の締め

くくりは、次のような「なぞかけ」。時事力とかけて、じいじ力ととく。そのこころは、単なる「もの知りじじい」でなく、ステキな「もの識りじいじ」になる。知るは「知って

いるだけ」で、識るは「認識し、活用する」。知っていることも大事だが、それを識って活用できることをもっと大切にしたい。 2020.4.27


15:00から学校が停電になるので、2時間年休を取って早めに「下校」。3月から休校状態になってから3度目の木場潟1週6.4㎞ウォーキングと、今日は片

山津温泉の総湯(粟津温泉の総湯は定休日)での湯浴み。湯船で柴山潟や白山連峰を眺めながら、気が付いた。片山津は「潟」山津。湖と山と港(海に近くて

、温泉は塩水)の3つ風土に由来するということに。 2020.4.28


「こんな続き(しかも大事)があったんだ!」。井上ひさし氏の言葉。「…、おもしろいことを まじめに、まじめなことを ゆかいに、そして ゆかいなことは あくま

でも ゆかいに」(出典は、「The座」14<1989年9月。こまつ座刊>)。前半の言葉「むずかしいことを やさしく、やさしいことを ふかく、ふかいことを おもしろく

」に続いて。「ゆかい(愉快。愉しくて、快い)」って、いい言葉だなぁ。 2020.4.29


「教育格差と厳しい生活(貧困)」に苦しんでいる子どもへの学習支援を行う特定NPOの、 Learning for All 代表の李炯植(りけいぎ)さんの言葉です。「僕らは

補助輪でしかない。いつ取れたかなんて子どもは忘れてくれて構わない。『自分ががんばったからできたんだ』と胸を張ってほしい」。「補助輪として頑張る(努力

と工夫)」…分かりやすいし、ステキなたとえ(比喩)だと思う。 2020.4.30

~5月~

いよいよ授業動画コンテンツ作りが、全ての教科で学校を挙げてスタート。一番の狙いは、家庭学習のフォロー。それは、受験学力・就職学力を担保し、履修・

修得と進級・卒業を保障すること。私は、このサイトを活用した2年生の世界史Bと3年生の世界史探究、倫理の授業動画を生徒に提供したい。 2020.5.1


We are able to get and raise ability. というフレーズを作ってみた。「能力」って、新しい能力を身につけることもできるし、今ある能力を高めることもできるという

意味で、「可能性(能力を身につけ高めることが可能であるという性質。そうやって成長を続け、自分自身になっていけるのは、人間だけ?)」だということ。だか

ら、教育基本法の第3条に書いてある「すべて国民は、ひとしく、その能力に応ずる教育を受ける機会を与えられなければならない…」のフレーズは、「…その

児童・生徒の発達段階(その時点での個人差)に応じた教育…」に修正したらいいのに。能力(中心)主義は、生産性や効率性だけで人間を評価する考え方に

つながるのでは? 「どこまでできるようになったか(結果)」ばっかりじゃなく、「できるようになろうとすること(意欲と姿勢・態度)」そのものを大事にすべきでは

? 「持って生まれた(先天的な)能力」って、どれほどのもの? 「生きていく中で身につけ、高めていく(後天的な)能力」がほとんどなのでは? 遺伝? DNA

? 素質? 資質? (この項続く) 2020.5.2


アニメ「クラシカロイド」より。「楽聖」で「音楽の父」バッハの台詞は、「孤独な自由と 幸福な不自由の狭間でもがき 悩み苦しみながら…」。この言葉へのアンサ

ーそれぞれ。主人公で音羽館の家主歌苗(かなえ)は、「音楽って、もっと楽しいものなんじゃないですか」。モーツァルトは「音楽ばっかじゃ音楽、全然楽しくない」。

ベートーヴェンは「大好きなギョーザー(餃子)を焼いている時に浮かんでくるインスピレーションが音楽」。…「むずかしいことを、ゆかいに」表現していますね。芸術

とエンタメのコラボ…か。 2020.5.3


4月24日付けの「週刊金曜日」で紹介されていた、韓国の詩人・鄭 浩承(チョン ホスン)さんの「春の道」という詩。


 道の終わるところにも 道がある

 道の終わるところにも 自ら春の道になり 果てしなく歩く人がいる


 川の水は流れて止み 鳥は飛び去り戻らず

 天と地の間のすべての花びらが散っても


 見よ 愛が終わったところでも 愛として残っている人がいる

 自ら愛になり 限りなく春の道を歩いていく人がいる


マスクをした看護師さんの写真(韓国の新聞の全面広告)に手描きで添えられた詩で、少しうつむきかげんに歩いているその女性の額と両目の下には、医療用

ゴーグルを着けるためのぶ厚い絆創膏が貼られている。…今、大学病院勤め(事務系)で頑張っている妹に、メールした。 2020.5.4


連休明けの最初の土日前の金曜日(5月8日)に郵送予定の、休業延長期間分の課題(これで授業を「進める」)の家庭学習を「フォロー」するため授業動画「など」

の作成が、「ほぼほぼ」完了した。「など」としたのは、動画そのものは授業開きの際に使用するパワポの自動スライドショーのみになったから。そこで工夫したのは、

それぞれの授業のパワポについてはPDFファイルに変換して提供すること。そのメリットは、郵送するワークシートの答合わせと、自作ノートへの書き写しをするため

には、静止画像の方が有効だから。動画を「自分で動かす画像」と「主体的」に受け取って、自分のペースに合わせて、興味・関心や疑問点などにもとづいてスクロー

ルやズームアップしてもらえばいいかな…と。あとこのホームページからのアクセスなのでメールでの「対話的」な遣り取りが可能だし、他のコーナー(「意味や語源で

覚える重要用語」や「授業まとめ論述」など)を活用して「深い学び」にもいざなえるかな…と。あれ、言い訳がましい? 授業動画はプロに任せて、やがて双方向的な

オンライン授業が可能になれば、生徒の反応や集中の度合いなどを確認しながらの「生中継の授業」をいつもの冴えたジョークを披露しながらやっていきますね! 

2020.5.5


「勤勉な」GWの最終日、これまでの倫理の授業(結びの場面)で生徒達が書いてくれたテーマ論述や2文80字で振り返る「ウルトラ80」をアップした。晴れてきた夕

方には、マスクをしてランニング。晩には買い置きしておいたDVD「ニワトリは ハダシだ」(森崎東監督作品。原田芳雄、倍賞美津子出演)を鑑賞。メイキングや監

督や制作者、出演者のインタビューも含めて、「傑作」! 知る人ぞ知る「名作」で、私的映画ランキングのトップを争う「生きているうちが花なのよ 死んだらそれまで

よ党宣言」が好きな人には、琴線に触れる場面やセリフ、てんこ盛り! 2020.5.6


4月には自家製パン屋さんで、今回は花屋さんで、単なるワンオブゼムの「お客さん」から、何気ない言葉を交わすワンオブゼムの「顧客」になれたうれしさを味わっ

た。2束買って、2階と3階のそれぞれの職員室前の廊下に飾った。 2020.5.7


延長されなければ授業スタートの予定だった、5月7日(木)と8日(金)の2日間が終わった。初日は4月分の課題プリント返送用の封筒を含めた郵送物(各教科から

の課題等が中心)の準備や、3年学年通信5月号の作成など。2日目は封筒詰めと郵送の完了や、5月11日(月)から生徒限定公開の動画等の準備(管理職のチ

ェック)など。私はYouTubeでの公開を避けて、このホームページを使ったeラーニングを試みることになりそうだが…。成否はメールでの質問が一定程度来るかどう

か、その内容やクオリティで判断されることになると思う。とにかく試みて、課題を見つけたら、修正して再度試みていきたい。「トライ・アンド・エラー・アンド・リトライ・ア

ンド…サクセス・アット・ラスト」の精神で! 哲学で言うと、デューイのプラグマティズム(道具主義)。仮説検証型に取り組むことで、有効な法則や方策・手法を追究す

る。それを工夫して成功や失敗に一喜一憂しながら努力し、その頑張りそのものを楽しむ。立ち止まらずに、ダイナミック(動的)に。 2020.5.8


GWに続いて、主に倫理のホームページの充実に明け暮れた。今回は、「一問一答プリント」と連動(問題と順番がリンク)させた「空欄穴埋めプリント」が中心。今の

ように毎回パワポを使用するまでは、全て直接板書してきた言葉やフレーズに「再会」する喜びを味わいながら。…でも、(黒板に)書かなくなった漢字は、かなり忘れ

始めて書けなくなっているかも。「使わない力は、おとろえる」…か。「チョーク・アンド・トーク」はゼロにはなっていない(パワポのスクリーンは黒板使用を妨げないよう

に、教室斜め前に設置)けど、生徒がノートに書き写す本文そのものは板書していないから。…早く、授業、したい。 2020.5.9


先月に亡くなった映画監督の大林宣彦さんの本、『大林宣彦の映画談義大全』(角川学芸出版)を読み返している。インタビューに答えた次の大林監督の言葉が、私

の心に刺さった。「俺が映画を作って来たんじゃない。映画が俺を作ってくれているんです」「俺は映画を信じて生きて来た人間だからね、これからだって…」。私が授

業(世界史や倫理)を作って来たというより、授業が私を作ってくれている…。早く、授業、したい。 2020.5.10


朝のST動画(今週末アップ)を、手持ちムービーカメラで撮影した。職員室から廊下を歩いて教室に入り、あらかじめ板書しておいた連絡事項を大きく写して1つずつ

説明し、「おまけ」として窓から校庭を、そしてよく晴れた青空を背景に校歌でも歌われる白山の姿をズームアップして約3分間のビデオクリップができた。…そこでひ

らめいた。「そっか、こうやって映画みたいに授業動画を作ればいいんだ!」。その後、2年世界史B(ローマの民主政)、3年世界史探究(産業革命と第2次囲い込

み)、3年倫理(プラトンの哲学)の順番に3本撮影した。「左手に手持ちキャメラ、右手にチョーク」のスタイルで、授業テーマと理解することが難しい点や授業の柱に

ついて見取り図や年表、略地図にまとめた板書を撮りながら解説したもの。…やっぱり、楽しい! 反応も楽しみ! アップは明日の晩から。「1日3本」で進める。 

2020.5.11


動画1本約8分データ量300MBが重くて、ダウンロードに手間取るデメリットが大きすぎ。いろいろ試して、改善していきたい。スマホや携帯ではブラウザがほとんど

不可能なので、たくさんの生徒に迷惑と失望感を与えてしまっているのでは…。ごめんなさい!  もう少し、時間をください。 2020.5.12


「課題発見。自分に課せられたその問題解決」。1日、ネットで調べたり、ICTに詳しい先生に相談したりしたが、最後は、6年前に購入した動画編集ソフトPremiere

Elements 12 の「iPhon や携帯電話用の動画を書き出す」機能を使ってゴール! 前の職場で、高校生模擬裁判選手権大会に出場した生徒達の様子を撮影した動

画を編集し年度末の成果発表会で紹介するために使った後、ほとんどその存在を忘れていた! これで、やはり前任校で一度試みて断念した「反転授業」につなが

る教材作りと学習者への提供がスムーズになると思う。「コロナ後の新しい授業(と学校?)」に向けて、準備と段取りを進めていきたい。 2020.5.13


石川県の緊急事態宣言の解除を受けて、本校も学年別登校日を設定して、6月1日(月)の学校再開に向けた準備が始まった。3年生は、進路志望別プログラムや

担任との個人面談などを中心とした効果的な「滑走路」にしたい。 2020.5.14


前任校でご一緒した英語科のM教頭先生は私と同じ映画好きで、昨日、少し映画の話で盛り上がった。先日、金沢のミニシアター「シネモンド」のクラウドファンディン

グに寄付した話をしたら、M先生は金沢映画祭のクラウドファンディングで寄付したらポスターに名前が出されていて…という話が返ってきた。シネモンドや金沢映画

祭でばったり会ったりした思い出も、懐かしく語り合った。…映画館、いつになったら行けるかなぁ。で、晩にホームシアターで「オペラ座の怪人」を観た。 2020.5.15


倫理のサイトで、「空欄穴埋めプリント集」「一問一答プリント集」のアップを完了。これでコンテンツのラインナップとしては、世界史のサイトと足並みがそろった。後は

、倫理分野での「意味や語源で学ぶ用語集」を整理していきたい。もちろん、趣味的なアラカルトメニューも! 2020.5.16


デスクトップ上のデジタル活字から少し離れて、紙の活字に親しんだ。私淑し続ける故人2人の本を読む。大林宣彦の『映画談義大全 《転校生》読本』(読了)と司

馬遼太郎の『花神』(3度目? 読み始め)。 2020.5.17


テレワークの担任に代わって3年生のK君に電話した。「先生、世界史頑張ってますよ。早く、授業受けたいっすよ」と、うれしい声。それを「燃料」にして、8本(世界史

探究と世界史Bそれぞれ3本、倫理2本)の動画を撮った。 2020.5.18


翌日の3年生学年登校日の準備や6月以降の年間行事計画の見直しなどで、慌ただしい1日だった。それでも散髪ができて良かった。明日の「再会」に向けて。 

2020.5.19


生徒のいる廊下、生徒のいる教室…生徒のいる学校。全員マスク着用で、教室はホームを2つに分割した上に分散着席。久し振りに会って、もっとはしゃいで一杯

お喋りもしたいのだろうけど、自然な抑制が感じられた。3年生の学年登校日、ほぼ全員がしっかり登校し、約3時間のプログラムに取り組んで帰宅。…立派でした。

 2020.5.21


「キネマ旬報」最新号(6月上旬号)が届いた。真っ白な表紙の真ん中に、「映画と生きる映画を 作る/見せる/観る/伝える 私たちがいまできること」。そして左

下に「私たちが愛した大林宣彦監督」。P.44の監督の言葉「ぼくにはいつも、《ぼくの映画》があっただけだ。そして《ぼくの映画》を、なんとかして《あなたの映画》にし

たいという、欲求があっただけだ」(1975年刊行の『日本の個人映画作家2 大林宣彦』より)に、《先生と生徒のコラボとしての授業》のことを思った。《あなたの授業》

か…、まだまだ「途上」です。 2020.5.21


先週注文したモバイルPC(HDDハードディスクドライブでなくSSDソリッドステート<「回転しない」>ドライブ搭載で、起動や送信が速く、消費電力も少ない)を納品し

た。富士通の LOOX ルークスから数えて3代目のモバイルPC。iPadのみに使用していたモバイルルーターと一緒に持ち歩き、ホームページの更新や授業などで活

用したい。名前は、( acer エイサー社の)「スウィフト3」…世界史ネタで言うと、アイルランド生まれのイギリス作家で『ガリヴァー旅行記』の「彼」。 Swift の意味や語

源は、語感の通り「足の速い人」で、ニックネームに由来する姓。趣味と仕事とライフワークの「頼もしい相棒」にしたい。 2020.5.22


《見出し》 井波律子さん…ですね。《本文》私も、心打たれました。金大にもいらしたのですね。「彼女の手にかかると、教室であれほど無味乾燥だった中国史の登

場人物にたちまち血が通う」憧れます…。「発信に挑戦」、大賛成です。…インスタグラム、どうすれば見られますか? 教えてください。バイリンガルで発信するのも

、とてもいいなぁと思います。私もいつかは…。ではでは。…以上、K先生からのメールへの返信。井波律子さんとは、この日の朝日新聞「天声人語」で紹介されてい

た中国文学者(先週、76歳で亡くなられた方)のこと。「全力で時代を駆け抜けた奇人や変人をことのほか愛した。人間の欲や得を生々しく描くその筆は、洗練された

ドラマの脚本家のようでもあった」とも書いてあった。「俗なものにこそ人間の本性が宿ると教えてくれた」とも。 2020.5.23


久し振りにガットギター(ナイロン弦のクラシックギター)で弾き語り…始めてみたら、止まらない! アルペジオ(スリーフィンガーなどの指弾き)中心に、20曲以上で1

時間半越え。どんな曲も、アコギとは違った「演奏の装いや味」が表現できて楽しい。「装う」は、「外観を飾る」でも「それらしく見せかける」でもない、豊かに創造的な

意味で。 2020.5.24


「生き抜く」がいい。だって「生き残る」や「生き延びる」では、「自分だけ~」とか「他人を蹴落としてでも~」といったマイナスのニュアンスがあるから。 2020.5.25


『夜と霧』で知られるオーストリアの精神科医で心理学者ヴィクトール=E=フランクルの言葉が、「折々のことば」で紹介されていた。「人間学がしてはならないことは

人間を中心におくこと、このことである」。人間とは何かと問うとき、自分の側から見たり自分を尺度にしたりしてはいけない…と鷲田清一さんの解説があり、「人間(

自分)がすべてとなったとき」こそ、ヒューマニズム(人間主義)は危機に瀕する、と締めくくっていた。「自分が人生に何かを期待するのではなく、自分が人生から何を

期待されているのかを考える」というフランクルの人生観と併せて、これからよく考えていきたい言葉です。  2020.5.26


時事研究の授業準備が楽しい! 週3時間の「教養科目」。「コロナ危機」で変化する(変化が加速する)世の中・社会・世界を、時事ネタにもとづいて見つめ、考えて

いきたい。生徒達と一緒に。「面接試験対策に直結」というスパイスも効かせながら…。 2020.5.27


2月末に弦を張り替えて、「春ギター」。明日、5月末に弦を張り替える「夏ギター」。そして8月末には「秋ギター」、11月末には「冬ギター」。 four seasons with guitar.

の1年間。 2020.5.28


休校最終日(のはず)の金曜日。午後に2時間くらい、週明け6月1日から始まる授業のシミュレーションをした。新しく買ったモバイルPCに携帯無線ルーターをつな

げることで、ネット動画やこのホームページの教材がタイムリーに授業で活用できる! 特に時事研究の授業では、冒頭に授業のテーマに関わるキーワードで検索

して最新ニュース動画を視聴し、生徒に感想や意見を求めたり、私がコメントするなどの効果的な導入が可能になる。休校中に作成した授業ポイント動画やパワポ

のスライド、NHKの高校講座の動画も、「反転学習」的に使える(NHKの高校講座の動画は、昨年度3学期の地理A<産休の先生のピンチヒッター>で実証済み)

のでは? …楽しみ! 2020.5.29


「夏ギター」弦の張り替え。まずは高校時代からの「連れ合い」モーリスのアコギ。杉田二郎の「題名のない愛の歌」のストローク奏法で発声練習を兼ねた演奏→風の

「桜の道」のアルペジオ奏法で指慣らし→中島みゆきの「糸」「時代」「シーサイド・コーポラス」など…。今回の「自己ベスト」は、小泉今日子(というか、高見沢俊彦の)

「木枯らしに抱かれて」。あんまりうまくいきすぎて、最後にコードの手が止まってしまった! 時々やらかすミスなので、自重(自嘲?)。張り替え「たて」の弦なので、3

曲弾く度にチューニングメーターで調律しながらの充実した1時間半だった。午後は、今読んでいる小説(司馬遼太郎の『花神』)つながりで、福井県大野市へ約50㎞

往復のプチツーリング。「天空の城」大野城下の駐車場にバイクを停めて、すぐにお目当ての伊藤慎蔵の記念碑を発見! 緒方洪庵が開いた大阪の適塾の塾頭で

、長州藩の萩出身。大野藩で蘭学所・洋学所を開設。朝市が開かれる七間通りの街並み(藩政時代の風情)を歩き、南部酒造所で純米吟醸酒「花垣60」を購入して

帰宅。西に九頭竜川、東に裾野を伸ばす緑の山々を眺めながらの快走を楽しんだ。…あ、もちろん「3密」を避けながら。 2020.5.30


昨日に続いて「夏ギター」弦の張り替え。数年前に購入した「オベーション」のアコギ。母と墓参に行く前の1時間は家で、大林宣彦の映画「さびしんぼう」を観た後の

夜中の30分は外で張りたての弦の響きを堪能した。夜風も田んぼの蛙の合唱(喝采?)も、とても楽しかった。 2020.5.31

~6月~

「藤原惺窩が重視した、世界と個人が理を媒介にして通じ合っているという朱子学の考え方。世界の在り方と個人の生き方がシンクロする?」。これは、私が作った

一問一答の リード文で、答は「天人合一(説)」です。「道のために頑張っている人には、天(世界や運命)が味方をしてくれる」といったような世界観・人生観。大げさ

に言うと、あなたにとっての親切な惣菜店の存在(働きかけ)が「天の味方・配剤」なのでは? 私は、そう思います。今日の時事研究の授業開きも倫理の授業開きも

、とてもよいものになりました! それは倫理の授業中の、A君との衝突(昨年度3学期のピンチヒッター授業から)と遣り取り(A君は暴言、私は助言)も含めて。その

「熱」の延長線で、こんな(苦笑)メールしてます。ではでは。…以上、前任校の卒業生で社会人1年目で頑張っているY君への送信メール文でした。</font> 2020.6.1


「苦ありて楽あり?」。いえいえ「楽(たの)しみありて楽(らく)あり」。もちろん、「楽しみ=授業」で「楽=昼食の購買おむすび、帰宅途中の粟津温泉総湯、帰宅後の

晩酌と夕食、夕食後のギター弾き語り…などなど。やっぱり、「授業が私を作っている」です! 2020.6.2


「世のため 人のため」では「自分自身のため」が抜け落ちるので、「道のため」がいいカモ。「道草」「寄り道」も楽しめるし…。 2020.6.3


部活再開! 新入部員の女子2名も加えた11名が全員集合して、ストレッチと軽いジョグからスタート。コロナ危機がなければ、今日が県総体の初日(団体戦がメイ

ン)だった…。それもあってか、3年生がよく声を出して頑張っていた。彼らの「部活締めくくり」を、しっかりサポートしたい。 2020.6.4


これって新学習指導要領の公民科の新科目「公共」の先取り? 週3コマの時事研究と週2コマの倫理。その気概を持って頑張る! 2020.6.5


2月下旬以来、およそ3ヶ月振りの土曜日半日午前部活(バドミントン部)。コロナ対策として、「ゲーム練習の時以外は、窓を開ける」「ゲーム前後の握手はなし」とし

た。夕食と飲みは母と一緒に、これも3ヶ月振りくらいの「ひるよる食堂 オオハタ。」(6月1日から、夜営業が再開)へ。自家製ソーセージが絶品だった。 2020.6.6


先週土曜日に続いて、バイクで越前大野へ。今回は少し時間をかけて、大野城址の駐車場から大野駅までの街中を散策した。大野盆地の湧き水が流れる水路の

水音が耳に涼しく、人の住まなくなった民家や店舗がちゃんと人の手が入っていて「町残し」されている。なんだか、タイムトラベラー(時間旅行者)の感覚…。「パワー

・スポット」と言うより」「ソウル・スポット」の越前大野バンザイ! 2020.6.7


歴史を学ぶことは、過去から現在(そして未来)への「積み上げ学習」(倫理も思想史という積み上げが大事)が中心なので、4月~5月に行うはずだった授業を今で

きていることがうれしい。8月7日までの1学期に、ダイジェスト版で時間を稼ぎつつ模試の範囲をにらんで進めていきたい。 2020.6.8


「越前おおの 観光パンフレット」P.2「寺町通り」の紹介写真より。「今を 生きずに いつを生きる ここを 生きずに どこを生きる」。授業や部活で紹介したい言葉。

 2020.6.9


次年度には「賞味期限切れ」で行われることのない授業、それが時事研究。だからこそ、「一期一会」の教材。授業担当者も生徒も、「50分の今」を生き抜く。二度と

繰り返されないからこそ、たった一度を大切にする。…この命も、この一生も。「けんじの じじけん」快調です。 2020.6.10


部活が再開して1週間経った木曜日。1年生のバドミントン経験者(女子4人)の他、男子5名・女子9名が練習に参加。男女それぞれ6人くらいが入部してくれたらう

れしい。 2020.6.11


「男子94名・女子59名 合計153名、進路が決まる時期は異なっても、3月の卒業式で胸を張って堂々と母校を巣立っていく、そのことを共通のゴールとして、最後まで

みんなでがんばり抜く3年生をサポートしていきます」。PTA実行委員会での3年生の近況報告の結びに。 2020.6.12

卒業生3人に参加してもらい、コロナで中止になった大会の代わりとして「校内バドミントン大会」を行った。ゲーム前後に握手をしないとか、途中換気の時間を設定す

るなどのコロナ対策も工夫しながら、有意義で楽しい半日練習になった。 2020.6.13


午前中は、雨の中、合羽を着て町の草刈り人夫。午後は、公民館での町の食事会(私はノンアルコールビール)。夕方には、母といつもの粟津温泉総湯。晩は、原田

芳雄の映画が観たくなって、DVDで「我に撃つ用意あり」を鑑賞。ドラマの舞台は新宿。登場人物たちの「持ち時間」は2日間。 020.6.14


放課後に部登録をともなう部ミーティング。女子は経験者5名を含む11名(5年振りの10人越え)、男子は全員初心者の4名が入部してくれた。賑やかになりそう!

 2020.6.15


昨日は火曜日。授業は2年生の世界史Bと3年生の世界史探究の2コマだけ。でも6・7限目は3年生の総研(総合的な学習の時間)で、私の担当は短大志望者の進

学プログラム授業(ただし、メインではなくサブ)。空き時間には、時事研究の授業の教材研究と明日の3年生ロングホームのワークシート(昨年度3年生の入社試験・

受験報告書を読んで考えて記入するプリント)作り。放課後はバドミントン部指導。前半はランニング、後半は初心者と経験者に分かれて「個別化・最適化」を意識した

練習メニュー。こんな何気ない1日が、きっと掛け替えのない(無くなったら、ほかのもので代えられない)1日。 2020.6.16


ソクラテスに、今年も救われた。倫理の授業、「無知の知」「魂への配慮」「よく生きる」「福徳一致」…。子ども達(高校生)それぞれにとっての色んな意味で、心に刺さる

ワードのようです。ここから始まる倫理の「授業スピリット」。主体的で対話的な深い学びを、生徒たちとのコラボレーションで達成していきたい。 2020.6.17


時事研究の授業に、NHK高校講座の動画コンテンツ(ワークシートもダウンロードできる)を利用した。今回は、「情報と社会」の第1回。ワークシートを完了して時間を

もてあます生徒が多かったので、次回は2回分(1回20分)を視聴させたい。 2020.6.18


書かれた「ウルトラ80」(振り返り・まとめる80字程度の作文)の内容やグレードで明らかになる、授業の出来映え。今日の5限目の3年倫理C(テーマはソクラテスの哲

学)は、おおげさに言うと「魂の授業」になったと思う。もちろん、生徒達と私のコラボレーション「共同作品」として。 Good try ! and Good job ! 2020.6.19


午前中の部活後に、コロナ禍で行くことを控えていた喫茶フローラで、昼食とコーヒーを楽しんだ。店を出た足で、芦城公園から元勤務校で母校のグラウンド沿いの小

径→天守台跡をゆっくり歩いた。少しの時間、野球部のゲーム練習を眺めた。 2020.6.20


快晴の日曜日、バイクで金沢のシネモンド(ミニシアター)へ。コロナ対応で3席に1人の館内に入り、始まった映画は「スウィング・キッズ」。2018年韓国映画。朝鮮戦争

中の捕虜収容所を舞台にしたミュージカルなので、ハッピーエンドは期待できないストーリーなのに…。映画館を出る時に、「メッチャ、泣いた!」「でしょ!」と大学生くら

いの男女の若者が話していた。映画館で観る映画って、やっぱりいいなぁ。 2020.6.21


授業の仕方について、生徒理解や保護者対応について、大事なことを学んだ月曜日だった。帰宅は20:00時を過ぎ、それでも粟津温泉の総湯に浸かった。遅い晩酌も

弾き語りも、感慨深い夜になった。 2020.6.22


「もったいなガールとおかげさマン」。そんなキャラクターの少女とお兄ちゃんの物語が、いつか書けたらいい。 2020.6.23


ムカイデ ケンジが、ムカ「イデア」 ケンジになろうとして、いのちを転がしていく。いつか、いのちがたましいになるまで。3年倫理、プラトンの授業のリベンジ(違う方法

で2回目)に成功して。 2020.6.24


いつもの帰宅途中の粟津温泉総湯にて。「あ、桃の香りに似てるんだ」。他では味わえない、粟津温泉ならではの湯の香り。 2020.6.25


休校明けの6月最後の週が終わる金曜日は、中間考査(基本、英国数3教科のみ)明けのバド部、部活再開で締めくくった。部員24名が全員そろっての部活は、ストレ

ッチの後、6コートに丁度4人ずつ入って行うフットワークの練習からスタート。野球部に次ぐ「大所帯」で、活気のある部活を担当する喜びと同時に、チャンピオンシップ

で頑張るアスリートに育てる責任を感じる。この喜びと責任感、そして責任を果たせたことを実感する喜びが、部活指導の醍醐味。ましてや、「ライフワーク」のバドミン

トン指導。 2020.6.26


母と粟津温泉総湯の後、まだ明るかったので、庭のベンチにビールとおつまみを持ち出し、クラシックギターで弾き語り(さすがに、小声で…)。アルペジオやスリーフィン

ガーで10曲くらい演奏しながら思ったことは、全体の効果を考えて、途中ゆったり弾いてみたり早く弾いてみたりする余裕がでてきたなぁということ。ノーミスは当たり前に

なっているので、次の課題は構成力や弦の響かせ方も含めた表現力を高めること。やっぱり、この途上感が楽しい! 2020.6.27


「月刊 高校教育」7月号に、WHO(世界保健機関)が、「ソーシャル・ディスタンシング」の使用をやめて、「フィジカル・ディスタンシング」に改めたとの記事を読んだ。理由

は、「人と人の(心の)つながりを保つことは重要」だかららしい。新型コロナウイルスの感染拡大を防止するために、身体的で物理的な距離をとることは大事だが、精神

的で心理的なつながりも大事ということ。授業や部活などで、生徒達に紹介したい。  2020.6.28


低所得世帯の子どもへの修学支援がテーマの時事研究の教材研究を活用して、アリストテレスの倫理の授業で配分的正義(個人差を考慮した社会的正義)を説明した。

生活保護のことにも触れて、「イコール」(平等。調整的正義<法や裁判のように個人差を考慮しない=ひいきしない社会的正義>)も大事だが、「フェア」(公平)も重要と

いうことを伝えた。 2020.6.29


「備忘録」として、先日届いた「社会」科同志のKさんからの、示唆に富んだメール文を掲載します。

   SNSやインターネットと学校教育について、考えざるを得ない自粛期間でした。

   痛感したことは、社会科以外は、授業の上手い下手、わかりやすさ等の差があったとしても、動画配信で学習可能かもしれない、ということ。社会科だけは、同じ内

   容であっても伝え方次第でとんでもない歴史像を結ぶかもしれない、ということです。

   例)「1925年、治安維持法」→「治安を維持する法律ができてよかったな」

   改憲、安保、原発問題などはなおさら、一方的な情報が検索上位にくるよう操作されているかもしれず、高校生が「ネットと私」だけの状態で学ぶ危うさがあると感

   じました。

   そう考えると、社会科教員はどんな職場でも「孤軍奮闘」ということなんでしょうね。 2020.6.30

~7月~

「課題を提出しないと成績が赤点になって、学校推薦ランクが下がるぞ」ではなく、「課題を提出しない人がいると、『課題なんて出さなくてもいいじゃん』という学校(チーム、

世の中)になってしまうよ」という伝え方を大事にしたい。「人間を信じ、胸にうるおいあれ」を校訓の一つにしている本校だもの。 2020.7.1


前日の3年生部活動終了式(7限目のLH。コロナ対応で大会等中止のため)と部ミーティングを受けて、新体制での部活がスタートした。3年生は「いち部員」として、今月

末と8月初めに開催される代替大会まで練習に参加する。そんな3年生に助けてもらいながらの、新キャプテンMくんのデビューになった。 2020.7.2


今年度初の出張は、穴水の石川県職業能力開発短期大学校(ポリテク)へ。説明会後の授業と施設見学の際に、「こっちが、学生に教えてもらうこともありますよ」と幸せ

そうに話してくれた指導者の方の笑顔が全て。 2020.7.3


いつもの生徒玄関での健康観察から始まって、終日模試監督。授業(時事研究)の準備を中心に、「貯金」もできた。休み明けの月曜日には期末考査2週間前に入るので、

準備の続きは日曜日に自宅で。 2020.7.4

司馬遼太郎の『花神』を読み終え、『峠』を読み始めた。8月12日から3泊4日で、山形市→長岡市→富山市と宿をつないだバイク・ツーリングを計画している。山形市に行

くのは初めてで、富山市ではコロナで順延になっていた THE ALFEE のライブがある。そして、何度目かの長岡市。河井継之助を訪ねて…。 2020.7.5


早くも期末考査2週間前の月曜日。明後日水曜日のLHに3年学年集会を開き、進路目標の達成(のために、目の前のこと・今やるべきことを、努力と工夫で頑張ること)

に向けて生徒達を激励(激しく励ます)したい。伝えたいことはたくさんあるが、3つに絞り込むとともに言葉を選んで、有意義な集会にしたい。 2020.7.6


コロナ危機世代の「一期生」と言える3年生の就職志望者のための説明会が、6限目と7限目の「2時間ぶち抜き」で開催された。5限目に体育の授業だった生徒も多く、

予定していた広い教室が使えなくて「密」になった環境での説明会になってしまったため、進路指導課の先生がとても大事な話をしているのに、緊張感や集中力に欠ける

集会になりかけていた。10分間の休憩の後、後半の部が始まる前にマイクを受け取り、活を入れるスピーチをさせてもらった。伝えたいことを、情熱を込めて伝えることが

できたと思う。そうだ、けっぱれ! 「新米」学年主任(私のことです)。 2020.7.7


「巡回興行」のような第1回(コロナで7月なのに第1回)3年学年集会を無事終えた。作成したパワポのスライドから、備忘録としてポイントになる文章をコピペ。「今、目の

前のやるべきことをやる」(3年生部活動終了式での、ある部活のキャプテンの言葉)。 2020.7.8


「悪知性」という言葉を、辞書に載せて欲しい。それは、知性を悪用すること。本当の知性とは、優しさや思いやりにもとづく知性。世の中をよくする知性。人間を幸せにする

知性。「悪自由」という言葉を、辞書に載せて欲しいのと同じ理由。「悪平等」という言葉が、辞書に載っているんだから。「知性を磨き 目に光りあれ」(うちの学校の「3訓」

の最初)。「知徳合一」(ソクラテス)。 2020.7.9


石川高教祖の定期大会があり、5限目の倫理が終わった後、金沢へ。16:00に閉会したので、いつもの「パソコンの館」(バイク関係グッズも販売)へ。8月12日から3泊4日

の山形市→長岡市→富山市に泊まって東北・北越・越中を巡るバイク・ツーリングに向けて、新しいヘルメットとグローブ(通気性の良い夏用)を買った。散髪もして、本格

的な夏を迎える準備ができた。 2020.7.10


待望の「普通の土曜日」(先週は1日模試監督)。午前中の部活では、久し振りにS先生とペアを組んで、女子の2番手と男子の1番手のダブルスに圧勝。前に詰めてシャ

トルを迎え撃ったり、緩急もつけて相手のミスを誘ったりできたし、何より凡ミスがほとんど無くとても楽しくプレーできた。午後は自宅で読書とギター。読書の『峠』(長岡藩

家老河井継之助の物語)は、私が卒論(「李卓吾の研究」)のために学んだ陽明学にたくさん触れているので、ページに付ける折り目や傍線がとても多くなる。…今からそ

の箇所を読み返すのが楽しみって…。ギターは気が付いたら、連続2時間越えの弾き語り。晩は先日亡くなった「映画音楽家」エンニオ=モリコーネがスコアを書いた映

画「オルカ」を、ホームシアターで鑑賞。モリコーネの情感溢れる音楽が、単なるパニック映画やテーマパーク的見世物映画とは一線を画するロマンチックな作品に、永遠

の「映画の命」を生み出していると感じた。 2020.7.11


今度の金曜日に、辰口町の居酒屋(4月初めに、3年学年会で昼食を楽しんだのが初見)で「歌」飲み会がある。お座敷部屋にギターと歌本を持ち込んで、あらかじめもら

った参加者それぞれのリクエスト曲(基本、昭和のJポップや歌謡曲)で盛り上がろう、という企画。その準備(イントロを考えたり、コードを工夫したり)を、午後半日と夕食

後の晩に楽しんだ。これまで誤魔化して弾いていた難しいコードBm7-5(ビーマイナーセブン フラットファイブ)も覚えたし…。「五番街のマリー」…名曲! 2020.7.12


金曜日の「歌」飲み会に向けて、去年一緒に進路の仕事をしていたS先生(4月に異動)からリクエストが届いた。小田和正の「たしかなこと」…あれ、昨日聴いたかも? 

偶然、好きなミュージシャンのブログでギター弾き語りの動画を見たところだった! 詞も曲も素晴らしい歌。練習を始めた。楽しんで。 2020.7.13


テーゼ(正)の「自分のために生きる」とアンチテーゼ(反)の「世のため人のために生きる」をアウフヘーベン(止揚。いいとこどり)すると…ジンテーゼ(合)の「道のために

生きる」になるのでは? 道は「未知」に通じて、「未知の知」(まだ<ホンモノを>知らないということを知っている、それを自覚している)の大事さも教えてくれるのでは?

 2020.7.14


「叱られることで向出先生の愛を感じる。…あと半年間、叱られることで成長したい」(3年倫理 授業の結びとしての振り返り論述「ウルトラ80」から)。これまで、ちゃんと

叱られてこなかったのかもしれない。「どうせ無理」って思われてきたのかもしれない。「叱ることも愛」と自分に言い聞かせて、この道(未知の道)をゆく。 2020.7.15


この授業で生徒達に伝えたいことって何だろう。届けたいことって何だろう。そしてそれが伝わっているのか、届いているのか。生徒達が書いている授業振り返り論述の

「ウルトラ80」を、授業の柱にしていく。 2020.7.16


辰口町の居酒屋山崎の奥座敷で「歌」宴。主催者(?)のNさんが楽しそうで幸せそうでよかった。4月に異動で転勤になったSさんのリクエスト曲「たしかなこと」(小田和正)

の演奏もうまくいったし、宿の温泉旅館も満喫できたし。この週末までの2週間色々頑張ってきたので、いいリフレッシュになった。 2020.7.17


先日亡くなった映画監督の森崎東さんを偲んで、「ニワトリはハダシだ」を観た。映画の舞台である舞鶴の銭湯の客の一人として、プロデューサーの方と一緒に監督もチラ

ッと出演されている。大林宣彦さん、エンニオ=モリコーネ氏に続く、ずっと好きで大きな影響を受けてきた「映画の作り手(大林さん風に言えば拵<こしらえ>人)」のご逝

去に合掌。 2020.7.18


梅雨の合間の夏空になった。生前お世話になった父の友人の葬儀に香典を届けた後、家の近くの花屋さんで切り花を買い、墓参り(9年目の二男の命日)へ。午後は、

バイクで越前大野まで走り、何年か振りに「天空の城」大野城を登った。 2020.7.19


性善説にもとづいて生徒を叱る(「NGのNは伸びしろのN」)。性悪説にもとづいて生徒を甘やかす(「どうせ無理」)のではなく。 2020.7.20


期末考査初日に行われた3年倫理の採点を終えた。平均点が60点に迫る出来映えで、ホッとした。校務運営委員会で学校長が薦める新書『教師崩壊』を購入して、明日

からの連休(本来は、東京五輪開会式)中に読んでおきたい。 2020.7.21


4連休(最終日の日曜日はコロナ対応の3年生大会)前の水曜日。まだ考査中なので、大会直前の3年生だけの部活。男子2名・女子1名に加わって、4人でバドミントン。

ダブルスゲーム1試合だけだったが、女子と組んで第1試合はセティングまでもつれる接戦になり、ゲームカウント2対0で勝ったが40分に及ぶ熱戦になった。改めて3人

の3年生の成長をコートの中で、ゲームの中で感じることができてうれしかった。 2020.7.22


読み進めている『峠』(司馬遼太郎)の中盤。「文化より文明」の福沢諭吉と「文明も文化も」の河井継之助の両者による、互いに対する共感とリスペクトを根っこにした丁々

発止の場面に興奮。「グローバルに考えて、ローカルに行動する」「普遍(原理)性を踏まえて、個別(応用)的に対応する」考え方や生き方が、「知るは行うのはじめ。行うは

知るの完成」(知行合一)の「陽明学徒」継之助の魅力なのでは? 2020.7.23


『教師崩壊』(妹尾昌俊 2020.4.28 PHP新書)を一気読み。すぐに取り入れたいのは、毎回の授業テーマ・クエスチョン(質問文で授業の中心テーマを示したもの)に、「批

判的に考える必要がある課題(イシュー)」を多く取り入れること。まずは時事研究の授業から。続いて倫理や世界史でも。あと、主体性がカントの言う仮言命法的な「忖度

する主体性」にならないように注意することを、様々な機会をとらえて生徒たちに伝えたいと思った。ところで、この仮言命法とか逆の定言命法とか、もっと分かりやすい(つ

まり、普通の会話にも使えるくらい)一般的な言葉にできないものか。例えば、「したごころ倫理」と「まごころ倫理」とか。ちらっと名前と考え方が登場した藤原和博氏の著書

『たった一度の人生を変える勉強をしよう』(2015.3.30 朝日新聞社)のことを思い出し、読み直した。工業中心の成長社会では有効だったジグソーパズル型の「ただ一つの

正解が大事主義(藤原氏の用語では正解主義)」に別れを告げて、知識の編集や活用が基盤になる成熟社会に重要なレゴブロック型の「できるだけ多くの人が納得する最

適解主義(藤原氏の用語では修正主義)」にもとづく「新しい勉強」を、これからの教師「道」としてより一層大切にしていきたい。…ビジネス用語が多く使われていて分かりや

すかった。妹尾氏も藤原氏も、民間企業(前者は野村総研、後者はリクルート社)出身という強味か。引用されているドラッカーの言葉(優先順位をつけることより、劣後順

位をつけて対処することが大事)も、しっくりくるし。 2020.7.24


連休3日目も雨だったので、読書を続けた。今回の一気読みは、『大林宣彦の体験的仕事論~人生を豊かに生き抜くための哲学と技術』(語り:大林宣彦 構成:中川右介

 PHP新書 2015.7.29)。「芸術家(映画作家の大林宣彦)によるビジネス指南書」をコンセプト(全体を貫く方針や目的)とした本で、前日までの学校論や教育論が内容の本

とは、ビジネスや経営の観点でつながる読書になった。もちろん、今年の春に他界された大林監督を偲ぶ気持ちもあって。「能力80の人が努力して100点を出してくれても、

20点のプラスである。30の能力の人が60点の力を出したときは、30点プラスしている。そっちの人のほうがおまえの人生や仕事にうんと役に立つんだぞ(大林監督の父

君の言葉)」と「永遠の未完成、これが完成である(宮澤賢治の言葉)」が連続して書かれているページを読んで、驚いた。どちらも、「人間にとって大切な価値は態度価値だ

と思う」という考え方の具体例として、これまで授業や部活、担任になったホームの指導で生徒達に伝えようとしてきたことだったので。驚いたというより、「やっぱり!」と納得

した。 2020.7.25


4連休最終日の日曜日は、3年生のバドミントン代替県大会(男子)。主将のN君とU君(3年生男子部員はこの2人のみで頑張ってきた)1回戦不戦勝の後、強豪校のシード

ダブルス(この大会で優勝)と対戦し、ゲームカウント0-2で敗退。あがる・硬くなることでのミスは少なく、のびのびとダブルスが出来ていたのでよかった。よい区切り・節目

になったと思う。 2020.7.26


考査の最終日に、次の定期考査(2学期中間)までの学年の予定表と、3年学年通信7・8月号を完成させた。今週水曜日の学年集会で3年生に伝えたいことをまとめながら。

プレゼン的スピーチの、本番も準備も挑戦も楽しんでいる。 2020.7.27


学年集会で3年生に伝えたいこと。前回は、飛行機にたとえて話をした(飛行機を手に入れることが合格、そこから卒業式までが滑走、4月1日には自分自身の大空を飛ぶ)。

今回は、船? 2020.7.28


3年生の学年集会で、学年主任としてスピーチしました。テーマは、「寺井高校第3学年丸という船のクルー(乗組員)」「この船は外輪船で、就職エンジンと進学エンジンの2つ

のエンジンを駆動して、それぞれの目的地=新大陸に進んでいく」などでした。伝わった…というより届いたでしょうか? 2020.7.29


考査後最初の時事研究の授業テーマは、感染症の検査方法。導入での「ググり」(キーワード検索で出てきた動画視聴)もスライドに張り付けた動画による説明(免疫反応や

抗体検査、抗原検査にPCR検査について)も効果的だった。この授業スタイルの完成形に近づけたかな。 2020.7.30


かなしいってことは、うれしかったということ。うれしいってことは、かなしかったということ。倫理の仏教(ブッダの思想)の授業で、「人間は平等にかなしい」という考え方を伝え

ているが、今朝(8月1日)の「折々の言葉」(朝日新聞 鷲田清一)で紹介されていたのが「さみしいってことは、楽しかったってことだよね」(ある小学生)。シンクロニシティー

(意味のある偶然の一致。共時性)を感じた。 2020.7.31

~8月~

3年生の代替大会(女子)が開かれ、「学年一人」の部員として頑張ってきたFさんのラストマッチを応援した。1対2で敗れたが、2ゲーム目を奪取しファイナルゲームでも追い

上げることができた。いい締めくくりになってよかった。大会役員としては、ダブルスの決勝戦をコート間近の本部席で観戦。「小兵のチャレンジャーによる大物食い」的な熱戦

に、興奮し感動した。 2020.8.1


『峠』読書と墓掃除を終えて、2週間ぶりの越前大野へ。梅雨明け後のバイクライディングは、爽やかな夏の風が心地よい。「一福」という昭和を感じさせる食堂で、遅めの昼食

に「しょうゆカツ丼」を食べた。味噌汁も大根の浅漬けも、とても美味しかった。今回は寺町通りを中心に散策し、南部酒造場の「花垣」特撰大吟醸を買い、丸岡温泉に浸かっ

て帰った。 2020.8.2


「人間は平等に悲しい」「王子(や社長の息子)ならではの生きる空しさ」などを強調して、仏教(ブッダの思想)を説明した3年倫理の授業。ある男子生徒の書いた振り返り論述

に「つらさにも感謝できるようになりたい」という言葉があって、心に来た。 2020.8.3


1学期最後の職員会議。「寺井高校第3学年丸」の船長(キャプテン)として、言うべきことを言えたと思う。あれ? 去年の3年生より、今の3年生を好きになってる? 否! 

それぞれ持ち味(とNGなところ)があるので、比べられない「好きさ」があるということ。 2020.8.4


午後に保護者懇談があるため、授業は3限目までで終わり。1限目と3限目は3年倫理で、1学期最後の授業。例年通り、2本の動画(TVアニメ「クラシカロイド」の「地獄の学

園祭」とアニメ映画「耳をすませば」のワン・シーン)を視聴して、ワークシートに感想や意見(今年は、振り返り論述の「ウルトラ80」を追加)をまとめて提出。前者ではアイデン

ティティや「自分らしさこそが才能」的なストーリーから、後者では「ひとりぼっち 恐れずに 生きようと 夢見てた」のフレーズで始まる主題歌の「カントリー・ロード」の歌詞や主

人公が友だちや姉との進路について話をする場面などから、「MTの高校倫理」を楽しみながら学んでくれたと思う。 2020.8.5


コロナ対応のための3年生大会を終えて、バド部の卒部式ミーティングを開いた。3年生の「残す言葉」を中心に、全員が一言スピーチ。2年生一人ひとりが発表した新チーム

での抱負が、それぞれ頼もしく好ましい内容だったので、これからの部活や各種大会がますます楽しみになった。 2020.8.6


6月1日から始まった「コロナの1学期」が、今日8月7日で終わった。出張は午後半日が1回(自習はこの日の1時間)、年休は組合の定期大会で午後2時間のみで、毎日、生

徒玄関で「朝の健康観察」。…よく頑張ったし、「よく生きた」(ソクラテスの言葉)と思う。 2020.8.7


午前は部活。午後は金沢で就職志望の高校3年生のための企業ガイダンス引率。晩は「オオハタ。」。就寝前にDVDで映画「真田幸村の謀略」。これで、8月17日の月曜日ま

で、革靴は履かない? 2020.8.8


お盆前のお墓掃除(まだ、半分)後、金沢の待ち合わせ場所に車で向かう。社会人1年目のY君と、ほぼ1年振りの再会。大豆田町の Bitte (ビッテ)のお弁当をテイクアウトして、

近くの市民芸術村の屋内ベンチで舌鼓を打った。お店の手作りクッキーも美味しく、話も弾んだ。一番暑い時間帯には、レンガ亭でコーヒー。そこで涼んだ後も、ベンチに戻って、

福祉や教育、歴史や小説などの話を続けた。コロナ対応を心掛けながら、楽しく有意義なミーティングになった。ありがとうY君! 2020.8.9


司馬遼太郎の『峠』読了。8月12日から山形市と長岡市をバイクで訪ねるので、その2日前に読み終えた。主人公の河井継之助が、私が卒論で研究した明末の思想家李卓吾

と同じ陽明「学徒」なので、司馬遼太郎が陽明学について持論を述べている箇所が特に興味深かった。そう言えば、吉田松陰(獄中で李卓吾の『焚書』を抄訳)も高杉晋作も坂

本龍馬も陽明「学徒」なので、『世に棲む日々』と『龍馬がゆく』でも陽明学について触れていた。それらの抜き書きにコメントをつけた、「司馬遼太郎作品で学ぶ陽明学」というタ

イトルのレポートが書けそう! あ、『翔ぶが如く』の西郷隆盛もそうだ。 2020.8.10


「石山の 石より白し 秋の風」で知られる那谷寺に近いここから、「閑さや 岩にしみ入る 蝉の声」で知られる立石寺(りっしゃくじ。山形県山形市)へ。『図説 おくのほそ道』

(原文 松尾芭蕉、現代語訳 山本健吉。河出書房新社)を、出立の前日に一気読み。「片雲の風にさそわれて」。脚下照顧は、16日までお休みです。 2020.8.11


山形・長岡ツーリング備忘録①(初日):2泊以上の旅は、一昨年の夏の高知以来。8時前に出発し、小松ICから北陸自動車道→新潟西ICから日本海東北自動車道で荒川胎

内→国道113号線と国道13号線で17:30頃、山形市の宿に到着。新潟から山形に入る県境で雨に遭ったが、小国(おぐに)の道の駅で着替えてからは曇りから快晴に。蔵

王連峰を右手に見ながら山形市に向かう13号線は快調で、思ったのは「三角錐の形で、いかにも象形文字の『山』が多いなあ。あ、それで『山形』?」。晩は、「山形地酒の店

 酒菜一」でゆっくりした。店頭に御幣(ごへい)のついた注連縄(しめなわ)を巻かれた杉玉(酒林。さかばやし)が出ていて、それに誘われて入った。観光パンフレット(山形駅で

入手)でも、「お薦めの店」として紹介されていた。コロナウイルス対策が徹底(例えば、マスクを入れておく袋を渡された)しているのも、印象的だった。 2020.8.15




山形・長岡ツーリング備忘録②(2日目午前):会場時間の10:00を目がけて、快晴の夏空に照らされながら、山寺(立石寺。りっしゃくじ)へ。レトロな雰囲気の山寺駅前にバイク

を停めて、いよいよ「入山」。季節も芭蕉が訪れた頃と同じだし、「石山の 石より白し 秋の風」の那谷寺に近い山代温泉から「歩いて来る」代わりにバイクで来た(芭蕉の歩い

た道の逆走)こともあり、感慨も一入(ひとしお)だった。では改めて、「閑かさや 岩にしみ入る 蝉の声」…ん、「祇園精舎の 鐘の声」と連動(リンク)? 「諸行無常の響きあ

り」…か。 2020.8.16




山形・長岡ツーリング備忘録③(2日目午後):昨日がほとんど自動車専用道路だったので、今日は可能な限り下道を使って長岡に行こうとしたが、旅の疲れもあってついつい

弱気に…。ところが偶然(必然?)、エンジンストップ(愛車VTには、燃料メーターは無いのです)。長いトンネルの途中だったので少し焦りながら待避所にバイクを停車させ、予

備タンクに切り替えて再走。最寄りの会津西ICで高速を下り、国道400号線に乗る。「400番目の国道か~。」と感慨深く長岡方面に向かう国道252号線(沼田街道)に入り、只

見(ただみ)川を左に見ながら快適走行。…あれ? 右手山側にまさかの看板「河井継之助記念館(継之助終焉の地)」! 16:00で閉館になっていたが、近くの継之助の墓に

掌(て)を合わせながら想った。「秋山好古の時と同じだ」。10年以上前に、愛媛県松山市の道後温泉をバイクで訪ねて泊まった宿の裏山に、偶然(必然?)秋山好古(司馬遼

太郎の『坂の上の雲』の主人公の一人)のお墓があったから。河井継之助が「最後のサムライ」なら、秋山好古が「最初のサムライ」。継之助は近代的知性を豊かに帯しながら

武士として命を全うした「最後のサムライ」。好古は武士的倫理を豊かに帯しながら近代戦としての日露戦争を騎兵の養兵・用兵責任者として戦った「最初の(近代的な)サム

ライ」。…このシンクロニシティー(意味のある偶然。虫の知らせのような)の意味や知らせについて、考えて実践することが期待されているのかなぁ。  2020.8.17




山形・長岡ツーリング備忘録④(3日目):バイクを宿に停めたまま、徒歩数分の「河井継之助記念館」と「山本五十六記念館」へ。前者では、「生の」継之助の人間や言葉に向

き合えたようで…何度か目に涙。後者では、「やってみせ 言ってきかせて させてみて 誉めてやらねば 人は動かず」の原典が、道元の『正法眼蔵(しょうぼうげんぞう)』に

あることを初めて知った。これは、特に前任校で「お世話になった」言葉。…ずっとそうか。「先生」と呼ばれる人間であれば。 2020.8.18




山形・長岡ツーリング備忘録⑤(最終日):富山駅前の「定宿」化しているビジネスホテルを9:30に出発し、去年からファンになっている富山市岩瀬(北前船で栄えた港市)の

田尻酒店に向かった。店内を見学(初めての人はビックリするでしょう。去年の私がそうだった!)した後、目(心)に飛び込んできた「爽醸 久保田 雪峰」を購入して帰宅。…

長岡のお酒だった。最終日の今日は、ずっと下道を走り、自宅近くの那谷寺(改めて、「石山の 石より白し 秋の風」)に寄り道してゴールイン。1,200㎞越えの3泊4日バイ

クツーリングを無事終えることができた。芭蕉よ、継之助よ! 2020.8.19




月曜日から、分掌では調査書点検、部活では土曜日の練習試合に向けた準備を積み上げてきた。2学期に再開する授業「3年時事研究」の教材研究も。酒造りに喩えると、

「仕込み」。その充実と生きがい・やりがい。 2020.8.20


計画した土曜日の練習試合は、新型コロナ感染状況悪化のため参加不同意の保護者が多くて(女子は全員)、本校は参加を見送った。…残念。それでも、前日の今日まで

モチベーション高く練習できたことを奇貨としたい。 2020.8.21


コロナ対応のため不参加になった練習試合に代わって、「校内バドミントン選手権トーナメント」(シングルスは1部・2部それぞれのトーナメント)を開催。顧問2人もダブルスを

組んで第2シードにエントリー(シングルスは、私は2部の第2シード。一応、優勝)。ダブルスの決勝戦はゲームカウント2-0(21-16、21-15)で、第1シードの女子ダブル

ス(2年生と1年生の、シングルス1・2番手ペア)に顧問ペアが勝利。もちろん顧問2人とも、全力を振り絞っての辛勝でしたが…。最後の1部シングルス決勝戦は、2年生女子

エースと20歳代顧問が激戦。他の生徒達は二手に分かれて、それぞれのコートサイドに立ち拍手で応援。今週月曜日から始まった、「バドミントン部夏の半日練習5デイズ」

を締めくくることができた。いい部活、いいチームになっています。 2020.8.22


オベーション→モーリスの順に、アコギの弦の張り替え。ここから「秋ギター」。まだ暑いけど…。 2020.8.23


THE ALFEE 無観客配信ライブ「夏の夢」初日を視聴(20:00~2:00)。えーっとこれは、動画の視聴が日常でライブが非日常なら、それら両方の「いいとこ取り」(ヘーゲル哲学で

言うアウフヘーベン「止揚」)じゃないですか!セトリ(セットリスト。演奏曲のラインナップ)には3人の想いが反映されていると思われて、目頭が熱くなる…そして落涙という場面

がいくつもありました。画面左下に出てくる歌詞を、じっくり読みながらの視聴も新鮮でした。歌詞の素晴らしさが、 THE ALFEE の楽曲の魅力の大きな部分を占めていることを、

今更ながら実感できました。明日も楽しみ! 2020.8.24


THE ALFEE 無観客配信ライブ「夏の夢」2日目。初日の昨日と違って、「今日で終わりなので残念」というマイナスの心持ちと「今日で終わりだから思いっきり楽しもう」というプラ

スの心持ちの「せめぎ合い」視聴。否! 前者の「愛おしさ」があるから、後者の「全身全霊」があるということなんだろう。授かった限りあるいのちと自分の「持ち時間」にも、それ

は当てはまるんだろう。視聴前にギターの弾き語りでテンション上げたり、美味しいお酒を飲みながら拳を上げたり一緒に歌ったり、視聴後には外にアコギを持ち出して「持ち歌

」をワンステージ弾き語ったり…。去年の幕張メッセ2デイズ(アルフィーファン歴初)に続く、至福の2デイズでした! 2020.8.25


9月初めの根上大会(団体戦のみ)も、9月中旬の加賀地区交歓会も、コロナ対応のため中止。そこで考えたのが、9月中旬の連休中にランキング戦(シングルス)、翌週に校

内トーナメント大会(ダブルス、シングルス一部・二部)を開催すること。日々の部活の、「モチベーションというエンジン」になりますように。 2020.8.26


午前中は金沢のジョブ・カフェ石川(本多の森ホール内)に、3年生就職志望者の外部模擬面接の引率で出張。緊張気味だけど「背筋の伸びた」生徒達の、人間的・社会的な

成長を直に感じることができた。2年生の頃や今年度の7月初めの様子と比べて…。「人は、子どもは変わることができる。自分で自分を、変えることができる」ということでしょ

う。 2020.8.27


就職志望者用の調査書点検と「3年学年通信」(9・10月号)作成が完了。2学期開始に向かって、いい準備ができた。「準備の成功は、成功の準備」…ですね。 2020.8.28


「コロナ夏休み」最後の部活は、レシーブ力向上のためのパターン練習(初心者対象)を中心に、ゲーム練習をじっくり行った。20名の部員と2人の顧問で、今日もいい部活に

なった。帰宅してしみじみ思ったことは、「今日の部活のように、特別なことでない、ありふれた日常の、なんとしあわせなことよ」。午後から、大林宣彦さん(映画作家)の追悼本

(ユリイカ「詩と批評」9月臨時増刊号)を、ゆっくり読んだ。 2020.8.29


夏休み最後の日曜日は、大林宣彦ワールドと伊勢正三の世界に浸った1日。お二人は、映画「なごり雪」(舞台は大分県臼杵市)と「22才の別れ Lycoris 葉見ず花見ず物語」

でコラボしていて、大林監督は大学生の頃から、正やんは中学生の頃からの大ファン。もう18年前になるけど、お二人の金沢(当時の観光会館)でのパフォーマンス(正やんの

ライブと映画「なごり雪」の鑑賞、大林監督のトーク)には驚いたし、感動した。あれに匹敵するのは、2006年の吉田拓郎とかぐや姫のつま恋コンサートで、中島みゆきがサプ

ライズステージ(拓郎と「永遠の嘘をついてくれ」をデュエット)のみ。だって、大ファン同士がお互いのことが好きで共演するんだから…。「好きな人の好きな人は好きな人」(「友

だちの友だちは友だち」からの連想)などと、図々しくも想って喜んでたなぁ。演奏が難しくて、「弾きながら歌うのは無理かも」と思ってた正やんの名曲「あいつ」(大久保さんとの

男性デュオ「風」のファーストアルバムに収録)を、10年以上振りに練習。指が覚えていて、思ったよりも上手くいったことに驚き。大林さんの追悼本では、常連俳優だった入江

若葉さんの文章(タクシーの運転手さんのエピソード)に泣かされました。晩に、DVD「マヌケ先生」を鑑賞。「好きなことを一所懸命頑張っていたら、神さまが道筋をつけてくれ

る」のセリフ(三浦友和)が胸に沁みたし、2日後に始まる2学期の頑張りに向けて勇気が湧いてきた! 2020.8.30


1日夏季休の月曜日だったが、午後は職場へ。学年会を持ち学年通信を印刷して、明日の2学期スタートに備える準備の日(滑走路)になった。今年度の3年生の学年目標は、

「準備→挑戦→達成」です。 2020.8.31

~9月~

朝7:30過ぎからの健康観察から、2学期がスタート。「男子94名女子59名計153名」の3年生、一人ひとりの名前を呼んで名簿にチェック。午後には通常授業が始まり、6・

7限は3年生進学教室①。私は4大・短大・看護系専門学校進学志望者を担当し、「寺井高校第3年丸」の9月からの航海(新しい船出)を励まし、見通しや留意点について話

をした。例年よりもワークシートに取り組む時間を長く設定したので、受け身的な進学教室にならなかったことが良かったと思う。 2020.9.1


「けんじの倫理」(1限目・3限目)と「けんじの時事研」(6限目)で、2学期の授業スタート。どちらも3年生対象の授業で、選択者は就職志望者と専門学校志望者。両方受講し

ている生徒も10人弱いるが、これだけで合計96名(3年生は全員で153名)。この2つの授業でも、3年学年主任=「寺井高校第3学年丸」の船長の責任を果たすべく、頑張

る。 2020.9.2


2学期がスタートして3日目。担当する全部の「夏休み明け授業開き」を、一通り終えた。「名前を覚えて、名前を呼ぶ」ことの大切さ(山口瞳の小説『けっぱり先生』より)を、改め

て実感! やっぱり授業は、「生徒と先生のコラボレーション」。 2020.9.3


9月1日の進学教室から始まった、2学期の第1週が終わった。放課後の部活に行けたのは、火曜日だけ。それだけ「かけずり回り」「振り回された」4日間だった。でも、だから

こその充足感や達成感を抱きながら、晩に近くの居酒屋「オオハタ。」へ。いつものオーダーにギネス(エールビール)を追加して、心地よく酔わせていただきました。 2020.9.4


「先生、今日、俺らとガチで試合してください」と、部活の冒頭、2年生男子のエースが言った。これまで、ほぼほぼダブルスコアで勝っていたので、軽い気持ちでダブルスゲーム

を始めたらファーストゲームを取られた。セカンドゲーム前にペアのS先生と立て直すためのミーティングをして臨んだセカンドゲームを21-16で取り返し、ファイナルゲームへ。

1点ビハインドでチェンジエンドしたが、21-17で取り切り、ゲームカウント2-1で辛勝。ゲーム後のアドバイスを受ける際にも晴れ晴れしい表情で、壁を乗り越えた達成感を

得ているようだった。ペアのS先生と笑顔で、「男子の第1ダブルス、誕生したね!」。 2020.9.5


「大野ロス」を感じて、およそ1カ月振りにバイクで越前大野へ。初めての CO CO ONO という店で「しょうゆカツ丼」を食した後、往時の雰囲気を残す街道を散策し、いつもの南

部酒造所でお酒「花垣 大吟醸うすにごり」を買って帰宅。夕方には母と墓参、粟津温泉で日曜日を締めくくった。 2020.9.6


月曜日の1限目は、「けんじの時事研」。「パワハラ防止法」をテーマに、充実の50分。アクティブラーニングとアクティブティーチングのコラボに、振り返って考えをまとめる論述

「ウルトラ80」の妙。 2020.9.7


3年生の進学教室②は、昨年度と一昨年度はS先生、それ以前はN先生(2年前に御退職。S先生にバトンタッチ)が担当していた大学入試センター試験(今年度からは大学入

学共通テスト)の出願準備。S先生が今年4月に異動して、私は3年学年主任に。当日になって、私が担当すると思われていたことが判明。「それは、ないでしょう」と直訴して、

進路指導課の進学担当スタッフの方に進学教室②をやっていただきました。これでよかったと思います。第3学年の生徒のために、3年学年会と進路指導課の「コラボ力」を

高めて、生徒達にアピールしていくために。 2020.9.8


卒論のために学んだ陽明学のルーツ的な、孟子の儒学をメインにした3年倫理の授業。新海誠監督のアニメ映画「天気の子」の挿入歌、「大丈夫」を紹介(歌詞の「君の大丈夫

になりたい」を板書して、「すごいラブソング」とコメント)した。Tさんがまとめた授業振り返り論述の「ウルトラ80」に、「私も、誰かの大丈夫になりたい」と書かれていた。孟子の言

う大丈夫とは、「君子(例えば人格の完成者)を目指して頑張るチャレンジャー」のこと。 2020.9.9


「それは生命(いのち)に対する侮辱だ!」と叫んでしまった…。その後、私にしか話せない話をした。どうかこれが、「悪魔払い」になりますように…。ナチス=ドイツの迫害を受

けて、アウシュヴィッツ強制収容所で命を散らした少女アンネ=フランクの言葉(『アンネの日記』)が想い起こされる。「こんな残酷な時代でも、人間の本性は善なんだと信じた

い」という言葉が。 2020.9.10


2学期に入って初の、月曜日から金曜日までの「フル」の1週間が終わってホッと一息。長く感じた理由は、色んな出来事があったから。速く感じた理由は、ゆっくりする時間が

ほとんど無かったから。ポジティブに受け取るなら、めっちゃ充実した5デイズ。ビートルズのラブソングに喩えるなら、5日間が6日間くらいの「シックスデイズ ア ウィークデイ

ズ」…か。 2020.9.11


午前の部活は、ダブルス2試合で汗びっしょり。卒部した3年生とペアを組んで、現役2年生男子ダブルス1番手→2番手の順に対戦。どちらもファイナルゲームまでもつれ、シ

ーソーゲームで惜敗。私のミスが多かったことに反省。午後は、読書と弾き語り。前者は昨日届いた「大林本」(『キネマの玉手箱』、『最後の講義 映画とはフィロソフィー』)。後

者はショーやんこと伊勢正三の楽曲。「地平線の見える街」を、ほぼ完コピ。7年前の北海道ツーリングで、「脳内BGM」だったなぁー。~♪~君はいつも 僕に言ってた 口癖

のように この狭い国の どこかにきっと 地平線の見える 所があるとね その目を 輝かせて~♫~ 2020.9.12


『<新編>ぼくは12歳』(岡真史。ちくま文庫)と『いのちの優しさ』(高史明。ちくま文庫)を、ふと手に取った。初めて読んだのは、大学1年の時。サークルのノートに紹介されて

いた「ひとり ただ くずれさるのを まつだけ」の詩(作者は12歳で自死)に衝撃を受けたことがきっかけ。「新編」には御両親(父が作家の高史明<コ サミョン>)の文章や、

御両親と若い読者との往復書簡が収録されていて、そこで展開され深められた知の試みが、後の著作『いのちの優しさ』に結晶している。岡真史さんの詩の魂と、それを受け

取った御両親の心の魂の両方に出会い直して(…本当の意味で、初めて出会った? 私も、「魂の心」で生きるようになったから?)、生きることの悲しみ(慈悲の悲)と哀しみ

(哀惜の哀)について考え、想った。この読書も、偶然のようで必然。 2020.9.13


「青春しよう」とか「思い出づくりしよう」とか、こちらから言わないで良かった。コロナ対応の学校祭(特に体育祭)について、3年生の主体的なアクションがあったことに安心す

るとともに、積極的に行動した生徒達にリスペクトを高めた。 2020.9.14


3年倫理の授業振り返り論述「ウルトラ80」(テーマは老荘思想)に、「結局、世の中はお金」「受け身的な生き方はダメ」と書いた生徒がいた。「あなたの考え方を受け止めるし、

受け取った。でも私には、受け入れられない」という言葉に続けて、次のようにコメントを返した。「知足者富(足るを知る者は富めり)」「勝人者有力、自勝者強(人に勝つ者は力

有り、自らに勝つ者は強し)」という老子の言葉を改めて紹介するので、もう一度考えてみてください。 2020.9.15


3年生の自習監督での出来事。「朝してたマスクは?」(私)「捨てた」(S君)「それって、良心を捨てたってことになるんじゃないかなぁ。では、私のマスクを一つあなたにあげま

しょう」(私)「…」(S君)。良心、それとも公共心? もちろん、時と場合によって。 2020.9.16


「あなたに対して特別に厳しく(そして優しく)指導するには、えこひいき(悪い配慮)じゃなくて、てごころ(良い配慮)だよ」。「倫理の授業に出てきたアリストテレスの言う、個人差

に配慮した配分的正義だよ」(私)。「…」(Tさん)。 2020.9.17


高校時代の友人が、お連れ合いの方と二人で営んでいる料亭のカウンター席で、美味しい料理とマスターお薦めの日本酒を堪能した。2次会は、その料亭でも話題になった

スナック月光亭(ママは高校の一つ後輩)。3次会(?)は、芦城公園でストリートライブ(路上ライブ)…じゃなくて芦城ライブ。オーディエンスは池のカエル達。ゲコ。明日から4

連休! 2020.9.18


宿から直接部活へ。S先生と組んだダブルスは、男子の1番手ペア・2番手ペアとそれぞれ対戦。どちらもフルゲームの2対1で勝利。前日の「お説教」が効いたようで、今日の

練習は1年生の声が出ていてよかった。午後は、少し長めのシエスタ(午睡)。夕食後は、岩井俊二監督の映画「 Love Letter 」を鑑賞。劇中に風の「アフタヌーン通り25」が流

れているレストランの場面があり、恋人を残して山で死んだ登場人物(回想シーンでのみ描かれる。大林監督の「あした」にも幽霊として出演)のことを「あいつ」と呼んでいること

から、この映画のテーマ曲は間違いなく風の「あいつ」。高校生の時にコピーして弾いていた伊勢正三の名曲で、この頃、やっと弾き語りのレパートリーになった大好きな歌。あ、

ここでも大林宣彦監督とつながった。ショーやんと岩井俊二と大林宣彦と。 2020.9.19


連休2日目は部活を午後にして、明日から部活も休み。今日は11月の新人大会に向けた、シングルス校内ランキング戦。少し秋めいてきた体育館で、集中して取り組んでい

た。ダブルスの練習を後回しにしなかった効果なのか、初心者のプレースタイルが積極的・攻撃的で、全員がネット近くに上がったシャトルをプッシュで迎え撃っていた。そのこ

とを終わりの挨拶で誉めると、多くの部員がうれしそうにしていた。 2020.9.20


東京の長男と静岡の甥が4連休を利用して帰省し、コロナ対応で自粛していた母を中心にした6人(あと姪と妹と私)でのお墓参り(お彼岸)と会食(正月以来)が久し振りにで

きた。孫達の色んな話を聴きながら、楽しそうにしている母にとって、最高の敬老の日になったのでは? 「次はお正月に!」と言い合って散会した。 2020.9.21


中島みゆきの「ホームにて」(間奏のギターソロが少し難しい)を少し練習した後、午前中の内に越前大野(月に2回以上訪れるようになった)へ。今回は、市内に入らず、郊外

のホームセンターで買い物。バイクライディングに便利なショルダーバックと、大野の地酒「源平」の「五段仕込み純米大吟醸」を買って帰った。ツーリング中に感じた今年初め

ての金木犀の香りに、秋の訪れを想った。午後には車で、息子を小松空港まで送った。 2020.9.22


シルバーウィーク明けの水曜日の午後は、3年生就職志望者対象の郊外模擬面接が開かれた。地域の経営者の方々(ロータリークラブ会員)が面接官役で、面接後には貴重

なアドバイス(「ダメ出し」含む)をいただくというもの。コロナ対応のため、来月16日に始まる入社試験に向けて、いよいよラストスパート! 2020.9.23


September I remember の9月。2006年のつま恋コンサート(拓郎・かぐや姫)のDVDを、1日1枚の3日間で見終えた。人生を鉄道の旅に喩えるなら、14年前の9月と35年前の

7月のつま恋(静岡県掛川市)は、それぞれどんな駅(始発駅とか、目的駅とか、乗り換え駅とか)だったのでしょうか。終着駅に向かって。 2020.9.24


リビングルームの、汚れや綻びが目立っていたレースのカーテンを交換した。柔らかい秋の陽射しに似合って、時々は寒いくらいに感じる秋風に吹かれて揺れている様は、昼の

白いオーロラみたい。 2020.9.25


ギターのストラップを5㎝程短くしてみた。すると…立って演奏する際に押さえにくかった、「B#」や「E♭」のコードが楽に押さえられた。「これまで格好つけて、ギターを『腰弾き』し

てたからNGだったんだ…」。これって、ギター演奏以外にも当てはまるような…。そしていつか、「腰弾き」でもOKになるように頑張る! 格好つけることも、大事だと思うから。

 2020.9.26


1日雨の日曜日は、読書とギターと世界史HP。「大林本」の『最後の講義』(主婦の友社)と、みゆきの「ホームにて」と、久し振りに「意味と語源 その他 サ行の『シ』 シパー

ヒーやジパングなど」の更新。 2020.9.27


今週月曜1限目の時事研究のテーマは、「ペットを飼うルールの罰則強化」。板書したのは「向出家のペット歴(2006~2019年)…馨と麦(どちらも捨て犬。柴犬の雑種で女子)」。

馨が「モグラ対策の毒まんじゅう」を食べて急死した約1年後に、生後約1年の麦(小麦色の女子)がやって来て(捨てられていて)、「馨」と呼んだら振り向いて、「ポチ」と呼んで

も振り向いた話をして(悲しみ以上に、うれしく懐かしんで。笑顔で)…。私がこの世を去るとき、馨=麦は、虹の橋の「こちら側(此岸)」のたもとで私を待っていてくれること、そし

て私と一緒に虹の橋を渡ってくれることを信じて…。 2020.9.28


「八人八色」だった。6・7限目の3年生総研(総合研究)の時間に、32Hの就職志望者(すでに履歴書を書き上げた生徒達)を対象に、私が面接官の「ミニ模擬面接」を行った。

「小さい頃から服の絵を描くのが好き」「髪型は人生を変える(よくする)」「5年後には国内での売り上げを、今のNo.2からNo.1にするために頑張りたい」…。ID(アイディー。愛の

あるダメ出し)を入力したプリントを、8人一人ひとりに宛てて作成した。参考にして、来月16日からの入社試験に臨んで欲しい。 2020.9.29


2限目の自習監督で、自分の席に戻ろうとしない3年生のIくんと衝突。就職志望者で、約2週間後の入社試験を控えたIくんへの「愛のある注意」は、「受験は団体戦。あなたも

大事なチームメンバー」。「そもそも人生が団体戦なのでは?」と問い掛けて、以下のように板書した。Q.「人生は、個人戦でしょうか? 団体戦でしょうか?」A.①「生まれる時

も死ぬ時も一人なのだから、人生は個人戦」A.②「家族がいて(家族をつくって)、仲間や友達がいて(仲間や友達をつくって)、はじめて自分自身になれたり幸せや自由を感じ

られるので、人生はどちらかというと団体戦かもしれない」。Iくんは黙って自分の席に戻りました。 2020.9.30

~10月~

週末の「ご褒美」は、小松の居酒屋「八角」でのひととき。先に飲んでいた一人のお客さんが帰ってからは、カウンター席の私だけになり、顔なじみのママとのお喋りを楽しんだ。

夏、長岡にバイクで行った話つながりで、メニューにない「久保田」(長岡の地酒)をいただいた。2軒目の「月光亭」では、いつもの「余市」(モルトウィスキー)。そう言えば、北海

道の余市にもバイクで行ったなぁ。函館から札幌に向かう途中に立ち寄ったので、試飲出来なかったのが残念だった。 2020.10.2


1日オフの土曜日は、涼しくなって初めての片野海岸での弾き語り(2時間ワンステージ)。波打ち際をギター担いで歩きながら思ったことは、「海の波は、風が目に見える形に

なったもの」。バイクライドも快適だった、秋の午後。 2020.10.3


午前は小松総合体育館で、加賀地区5校が集まって女子の練習試合。午後は本校で男子の練習(女子も全員参加し、1日練習)。「バドミントン三昧」の日曜日だった。「他流

試合」や「武者修行」の大切さを、再確認した練習試合だったので、新しいメニューも試しながら11月中旬の新人大会に臨みたい。 2020.10.4


「高校で頑張った勉強は倫理。高めた力は倫理観や道徳心」と答えてくれたのは、就職志望者のMくん。約10日後に迫った入社試験の面接練習にて。面接官役の私としては、

くすぐったくうれしかった。 2020.10.5


生徒玄関での健康観察を終えた後、小松市民病院へ。半年に1度の検査は、「(いい数値が)全く変わらず」(6年前の手術の主治医K先生)で安心。学校に戻って、短大志望

者や就職志望者の集団面接練習の面接官を務めたり、部活の新メニューを取り仕切ったり。今日も、たくさんの生徒の名前を呼んで、よいコミュニケ-ションを結びました。

 2020.10.6


今日は7限目のロングホームの時間に、3年1組(特進クラス)の卒アル用ホーム写真撮影。前日に散髪をして、一番いいシャツとスーツを着て臨んだ(そのことを話したら、

「可愛い!」と女子生徒に言われた)。教室で1枚、中庭で1枚撮影。出来上がりが楽しみ。今の3年生の「卒アル」…一生の宝物になるだろうなぁ。 2020.10.7


3年時事研究の授業で、「普通科高校の再編」を取り上げた。その背景には、7割以上の高校生が通う普通科の高校が自校の特色(持ち味)を出せずに授業や部活が画一化

していて生徒の学ぶ意欲が低下しているという指摘があり、課題としては工業高校や商業高校などの専門学科の高校や、本校のような総合学科の高校との差異化などがある

ということを説明した。授業振り返り・まとめ論述「ウルトラ80」では、多くの生徒が「寺井高校に入って良かった」「改めて自分の高校の良い点を知った」などの意見・感想が多く

て、うれしくなった。 2020.10.8


「私に関わって欲しくない。私を放っておいて」「学校も先生も敵」と本音で言うあなたが、「この学校を卒業したい」と訴えても、応援もサポートもできません。その事に、気づいて

欲しいです。気づいて、自分を変えて欲しいです。人間は、自分を変えることができる唯一の生き物です。なぜなら、本能だけでなく理性で生きているから。「あなたには、幸せに

なる義務がある」とも伝えました。自分を救えるのは、自分なのですよ。 2020.10.9


午前は部活、午後は模試監督。金曜日に20:30まで帰宅できなかったので、キツかった。それでも笑顔で頑張れるのは、来月の新人大会に向けて頑張る部員達、進路達成

を目指して頑張る特進クラスの3年生達の「意欲にあふれ、弾みある」姿に励まされるから。 2020.10.10


10月初の越前大野へのバイクライディング。ご当地グルメのしょう油カツ丼を、食堂「ときわ」で美味しくいただいた。帰りの「えちぜん鉄道 勝山永平寺線」沿いの道に、秋の

旅情を強く感じた。秋桜が揺れて、九頭竜川の川面が光り、周囲の山には少しずつ紅葉が見られ、刈田に並ぶそば畑と満開のそばの花。線路のレールが優しく蛇行して…あ、

2両編成の可愛い電車が、正面から近づいて来る! 帰宅後は、お墓参りとお風呂(粟津温泉)。晩には THE ALFEE のライブとチャットの生トーク( Come on ! ALFEE !! )第2

回。 2020.10.11


放課後は一人30分で3年生の面接練習。先週から始まっていて、今日の4人で延べ20人に近づいた。来週まで予約がほぼ100%。ハードワークでも、生徒一人ひとりの成長

が垣間見えてうれしい。 2020.10.12


コロナ対応で1カ月遅れの就職志望者激励会。4日後、16日(金)から始まる入社試験に向けて70名以上(3年生の約半分)が多目的ホールに集まった。学校長の話→進路

指導課長の話(諸連絡含む)→普通クラス(32H~34H)のホーム担任から激励の言葉ときて、私(学年主任)は、最後に10分くらい話をした。「評価されるのは人間性。見た

目(服装・容儀)と受け答え(モチ・持ち・めざし)」「準備→挑戦→達成の団体戦」「モチ(モチベーション。志望動機)・もち(持ち味。自己PR)・めざし(目指す自分。どんな社員・

社会人を目指すか)」「Kくんからの質問と返答を、みんなに紹介します。シェア(共有)して入社試験に臨みましょう」「面接で緊張しないコツを質問されました。私のアドバイスは

こうです。人間には心が3つあって、2つの手の心=掌(たなごころ)と1つの身体の心です。なので、心をリラックスさせるコツは、手の心=手のひらをリラックスさせるということ

です。男子は軽く握ったグーの中に、女子は重ねた手のひらのパーの中に空気を入れておきましょう。たなごころに風を感じる意識かな」という話で締めくくった。 2020.10.13


向出・哀、向出・愛、向出逢い、向出・出逢い。ムカ「アイ」デ、ムカ「イデア」、愛と理想。… may be best year of my life . 2020.10.14


朝7時に家を出て、夜7時に学校を出る。放課後、1人30分の入社試験に向けた面接練習のピークが終わった。いよいよ明日は、高校3年生の就職試験と内定通知の解禁日。

77名の「準備→挑戦→達成」(3年生の学年目標)の時、来る。 2020.10.15


入社試験初日。3年生は欠席ゼロ。「団体戦をみんなで戦えている」よう。私は月曜日以降に試験を受ける生徒の面接練習を18:00過ぎに終えて、昨日までより少し早めに学校

を出た。さてと、明日からの天気が快方に向かっているので、予定通り福井県の敦賀市に1泊2日のバイクツーリング。去年見て回れなかった、気比の松原や敦賀気比神社な

どを訪ね、帰り道は山中の北国街道を走り、いつもの越前大野に立ち寄ってきます。行きの道は、海沿いで。楽しみ! 2020.10.16


11:00になっても曇り空で雨に降られそうだったので、自動車専用道路(北陸自動車道)で敦賀まで。13:00頃、去年と同じ金ヶ崎城址の駐車場にバイクを停めた時も小さな雨が

降っていたので、合羽を着たまますぐ近くの「赤レンガ倉庫」へ。倉庫のスペースを全部使った大スケールの昔の敦賀のジオラマを、音と映像で楽しんだ。その後は、「去年の

続き」として金ヶ崎城址から天筒山の遊歩道(登山道に近い)を歩いた後、「中池見」と呼ばれる湿原を散策。丁度、雲が切れて晴れてきた夕焼け空の下、すずらんの花やカ

タツムリを写真に撮りながら十二分に楽しんだ。 2020.10.17




2日目は、「北陸道総鎮守 越前國一之宮」の気比神宮の参拝からスタート。お賽銭は153円(安! ゴメン)で、3年生153名の進路志望達成を祈願。その後はバイクを金ヶ

崎緑地(敦賀港近く)の駐車場に停めて、敦賀鉄道資料館へ。午後は敦賀半島を快走し、先端の立石灯台(敦賀市章のシンボル。あれ、夏のツーリングのメインは山形市の

立石寺<りっしゃくじ>だったよね)へ。500mの「登山」でたどり着いて感動! 敦賀市への帰り道の白眉は、気比神宮が彦星なら織姫に相当する常の宮神宮。…ちょっと

涙ぐむくらいのパワースポット。いい写真もたくさん撮れた。そして敦賀市のシンボル「気比の松原」を歩き、いつもの国道305号線(左にずーっと海を、右にずーっと山を見て

バイクを走らせ、旅心を走らせるオン・ザ・ロード)で帰宅。…海彦で山彦(あと、川彦?)の幸せを、いっぱい体感できたバイクツーリングでした! 2020.10.18




2学期中間考査前日の月曜日、午前で授業(4分の3)が終わって(今年度から)、午後は時事研究のテスト作りに集中。ゼロベースの作問で時間がかかり、解答例と解答用

紙を作るまではいかなかったが、前回の反省(問題数が少なく、難度も低くて平均点が高くなりすぎた)を踏まえた「自信作」になりそう。「生み出す喜び」…しかも、時事だから

今年度限りの「生もの」! 2020.10.19


2学期中間考査初日。考査期間中の楽しみの一つが、自家製パン屋さんの TONTON で買う焼きたてパン。職員室で淹れたてのコーヒーと一緒にいただくと、何とも仕合わ

せなひととき。…ところで、「就職戦線異状有り」。その「異常」については、今後の合否結果や他校の状況を注視しながら、思うところを述べていきたい。 2020.10.20


考査2日目。職員会議で3年学年会からの提案は、早くも卒業式に関するもので、卒業記念品を何にするか。事務長に相談したのは、講堂(第1体育館)の校歌を掲げたパネ

ルの新調。何よりも贈った生徒も贈られた生徒も喜ぶ記念品を残したい。 2020.10.21


「だって、大好きだったんです」「みんなに自慢します」…。昼食のパンの買い出しに、歩いて行ったいつものアルビス(スーパーマーケット)を出る時、後ろから「先生?」の声。

12年前に前々任校で2年と3年の担任だったクラスのAさんが、男の子(「1歳になりました」だって)を抱っこして微笑んでいた。「そういえば最後に会ったのも、同じアルビス

(前々任校の近く。彼女がレジのアルバイトをしていた大学生の頃)だったねぇ」。パンを揺らしながら、ニコニコして学校に戻った。「車で出掛けたら、会えなかったなぁ。歩い

て来て良かった!」と思いながら。 2020.10.22


うれしい久し振りのメールは、「アイルランド生まれ、イギリスやロシアで活動した19世紀初頭の音楽家」ジョージ・フィールドとそのCDについて。いつも、「よいめぐりあい」に

であわせてくれるKさんに感謝。 2020.10.23


土曜日ですが中3生の体験入学(午前と午後。どちらかを選択)で、事実上の勤務日。私が担当したのは午前と午後の学習体験(世界史A)と、午前のみの部活体験(バド

ミントン部)。前者はトータルで19名、後者は17名(うち、バドミントン経験者6名<男子2名、女子4名>)が参加。部活は、野球部に次いで2番目に多い参加人数。世界史

Aは、5教科中3番目の人数。まずは一人でも多く、本校の学力検査(学検)を受検して欲しい。学習体験の結びの言葉として、「いい学校になってきていますよ~」と笑顔で

伝えた。 2020.10.24


体験入学明けの1日オフの日曜日。午前中は洗濯とリヴィングの窓拭きの後、ラジオの「日曜討論」を聴きながら、ソファーに寝転んで新聞・雑誌(「週刊金曜日」)を読んだ。

次に、ギター(オベーション)の弦の張り替え。弾き語りはフィンガリング(アルペジオやスリーフィンガー)奏法で10曲くらい弾き語り。正午を過ぎて、快晴に近い秋空になり、

横北町の白山神社から勅使町の法皇山(国指定の横穴古墳群史跡)までの往復をランニング(ちょっぴりウォーキング)。午後は、芥川龍之介の『侏儒の言葉・西方の人』

や柴田翔の『ノンちゃんの冒険』を読んだ。「サンデーは、充電の充実」。 2020.10.25


洗車とオイル交換(小松のバイクショップにて)を終えて、国道416号線(小松-勝山間。少し前まで不通だった)を走り、越前大野まで。大野では、武家屋敷旧内山家見学

がメイン。新保峠の前後(石川県側と福井県側)の紅葉の、何と見事だったことか! 整いました。大野と掛けて、「おおの」ではないと説く。その心は…。 oh no ! ではなく

oh yeah ! 2020.10.26


今年度のキャリハ(3年生のキャリア・リハーサル課題探究活動)が始まった。4年目にして、これまでで一番よいムード(学年主任の手前味噌?)。私も1班と7班の主担当。

フィールドワークに出掛けるのも今からすごく楽しみ! 代表に選ばれて全校発表会でプレゼンし、優勝してトロフィーに班のメンバー全員の名前を書いたリボンが飾られる

ように、私もサポートを頑張りたい。 2020.10.27


テーマが「(コロナ対応の)テレワークで気づいたこと」の時事研究の授業で、「僕は手伝わない」というタイトルのネット動画(クレラップのCM動画。アクセス数がメッチャ多い)

をみんな(生徒達と私)で視聴した。私にとっても、授業の準備でリンクを張っただけなので、初めての視聴。…泣きそうになった。育児などの家事は、パートナー両人が当た

り前に、コラボで一緒にすること。「手伝う」というのは、当事者でない(自分事・自分達事でない)感覚。それが、ストレートに分かりやすく伝わるコンテンツだと思った。授業は

ライブ。 2020.10.29


「読書の秋」に、二つの言葉に出会った。一つは「離見の見」。これは世阿弥(室町時代前期の能役者・能作者)の言葉で、自分自身を客観的に見ること。そしてもう一つは

「(中略)道徳の与える損害は完全なる良心の麻痺である」。これは芥川龍之介の『侏儒の言葉』からで、「修身」というタイトルの2つめの文章から。修身が旧制の小・中学校

などの教科の一つで、教育勅語にもとづく道徳を教えたものだから、ここでいう道徳とは権威主義的で家父長制的に強制されるモラルのことなのだろう。「離見の見」で芥川

の生きた時代から離れて、今の道徳観で見ているからそれが分かるのだし、芥川は「離見の見」であの時代の日本を批判したのだろう。そういえばこんな言葉も、「小児」と

いうタイトルで『侏儒の言葉』の中にあった。「軍人は小児に近いものである。(中略)なぜ軍人は酒にも酔わずに、勲章を下げて歩かれるのであろう?」。国家主義が押しつ

ける悪しき道徳から、人間の良心を守ろうとしたのだろう。その湿潤な心と裏腹に、醒めた(覚めた)視線で。 2020.10.30


10月最後の日が、模試などで部活が休みの土曜日。日が昇っている間は柴田翔の小説世界に、暗くなってからは大林宣彦の映画世界に浸った。前者は『贈る言葉』と『ノン

ちゃんの冒険』(初読後1週間で再読)、後者は昨日届いた復刻版DVD「可愛い悪魔」。 2020.10.31

~11月~

日曜日に学校公開で月曜授業(4限目は新人大会壮行式)の1日。1限目の時事研究の授業に、保護者らしき方がチラホラ参観。壮行会では、主将のM君が全校生徒を前

に、大会に向けた抱負と女子の対戦相手も含めた初戦や試合会場について堂々と話していた。放課後は、今年12月までの時事研究の授業プリント作成(朝日新聞の「今解

き教室」ドリルを使用)プラス部活。明日は代休。天気は雨みたいなので、やっぱり読書とギターかなぁ。そろそろ映画も観に行きたいけど…。 2020.11.1


秋雨の代休日(日曜日が学校公開)。読書とギター以外に、久し振りの世界史ホームページ更新(意味と語源で学ぶ世界史用語の「その他<人名、地名以外>のサ行」の

続き)を頑張った(楽しんだ)。発見したのは、中国人商人が使ったジャンク(折りたたみ式の蛇腹の帆が特徴的な船)が、中国語の「船」に由来するということ。船(ふね)の

音読み「セン」が「ジャンク」に通じるということ。読書は、今日も柴田翔の『されど我らが日々』(再読)。ギターは、クラッシックギターで演奏する「木枯らしに抱かれて」と「そして

僕は途方に暮れる」が…自画自賛。 2020.11.2


午前は部活。来週末の新人大会に向けて、ゲーム練習の真剣味が高まってきた。午後は久し振りに、福井市のアピタ(九頭竜川近くの国道8号線沿い)で昼食とショッピング。

カウンター席だけの食堂で注文した「コロッケそば」は、コロッケが分厚くていかにも手造りなところがうれしかったし美味しかった! 買い物は以前から狙っていた越前焼の

ぐい呑みと、敦賀ツーリングで出会った「越前旬 純米大吟醸(氷温熟成酒)の艶梵(つやぼん)」。帰宅後は、母といつもの粟津温泉総湯へ。晩酌は、住んでいる加賀市内の

橋立港で獲れた秋鰤(ぶり)をグリルで焼き、越前焼のぐい呑みで「艶梵」をいただいた。明日の3年生倫理の授業で、モンテーニュとパスカルの魅力を伝える準備をしながら

…。 2020.11.3
    


6限目の授業、3年時事研究(テーマは「差別というウイルス」)での出来事。授業後に回収したいつもの振り返り80字論述「ウルトラ80」の中に、「きれいごと」というタイトルが

付けられたものがあった。「きれいごと」イコール「現実の前では無力な自己満足の理想主義」ということなのでしょう。だからあなたは、今回の授業を通して私があなた達に伝

えたいと思った価値観や人生観や世界観のことを、あなたの「もの差し」で「きれいごと」と切り捨てたのでしょう。受け入れることはできませんが受け止めます。受け取ります。

そして、ボールを投げ返します。これがソクラテスの言う対話なのでしょう。ヘーゲルの言う弁証法なのでしょう。あー楽し。ちょっと凹んだけど。 2020.11.4


秋晴れの木曜日に、校内マラソン大会。男子主将のM君は、見事第3位に入賞。スタート時に12名の「悪ガキ」3年生男子がパフォーマンス(「1・2、1・2」と声をそろえて行

進)。どこかで一人ひとり走り出せば「微笑ましい自分達表現」で終わったのに、9名の男子は注意されても最後まで走ろうとせず、事後の「補充マラソン」を受けることになった。

トホホ…。 2020.11.5


放課後に面接練習をしたのが、来週末に短大の推薦入試を受験するIさん。「高校時代に頑張った勉強は?」の質問に答えられなかったので、次のように助け船を出した。

「あなたは2年生の時から私の授業で、世界史が受験科目ではないのにもかかわらず誰よりも一所懸命勉強して、ずっと定期考査が最高得点だったのですから、『社会の

勉強が好きで頑張り、それを通して世の中全体のことや経済などについての知識や関心を高めました』と答えたらどうですか?」。Iさんは笑顔で「ハイ」と頷いてくれた。

 2020.11.6


午前中に本校体育館で、小松明峰高校との男女での練習試合を行った。一人の生徒に試合中の態度が良くないとダメ出しをしたが、それ以外は今のチーム全体とメンバー

一人ひとりの良さが発揮されて、有意義な練習試合になった。昼食はずいぶん久し振りの喫茶フローラで、「キーマオムライスセット(コーヒー付)」をいただいた。晩にメールを

開いたら、前々任校の教え子Kさん(千葉県で公立高校の地歴公民科教諭)から、10年目研修の研究授業報告が届いていた。フローラに行けて良かった。 2020.11.7


『バベットの晩餐会』(イサク・ディネーセン著 ちくま文庫)を、何回目かで読んだ。「慈悲と真実は共に会うのです。正義と幸福はおたがいに口づけをすることになるのです」

(聖書の詩編から)の言葉が、あらためて胸に来た。モンテーニュの言葉を思い出した。「私は教えない。ただ、物語るだけである」。ディネーセン(カレン)が物語る物語の、

素晴らしい芳醇さよ。 2020.11.8


6限目の3年倫理の授業は、カント哲学。自画自賛だけど、ベスト・レッスン・オブ・カント・フィロソフィ・イン・マイ・ライフだったと思う。モンテーニュの言葉を借りて言えば、「私

はカント哲学を教えなかった。ただカント物語を物語っただけだ」的な。晩の弾き語りは、久し振りの THE ALFEE 三昧。苦手だった B♭ (シのフラット)のコードが、立ち弾き

でも押さえられるようになってきた! ~♪~優しくて 悲しくて~♪~。 2020.11.9


アルビスで買い物していて、うっかり円錐型のコーヒーフィルターを大量に購入してしまった。そこで円錐型のコーヒードリッパーをネットで購入。いつものフローラ・ブレンド・

コーヒー豆を、ミルで粉にして淹れてみた。これが美味しい! …で、考えた。このうっかりは、「偶然というより必然」。生きることの滋味。 2020.11.10




七尾市を中心に行われる、新人大会前日。今回はコロナ対応のため、男女それぞれ2会場、計4会場での開催になる。男女とも、団体戦1回戦の相手が金沢地区や能登

地区の強豪校なので、強いチャレンジ精神で臨む。個人戦での競技パフォーマンスにつながる、質の高い団体戦にしたい。宿のことは旅行会社に準備してもらったので、

「定宿」の和倉パークホテル十番館でないのが少し淋しい(社長さんと仲良しなので)が、初めて利用する「天空の宿 大観荘」(十番館のすぐ隣!)も楽しみ。 2020.11.11


新人大会初日:男子団体戦の出だしは、1番手ダブルスが2対0で勝ち、第1シングルスも競り合いという展開。結局1-3で敗れたが、主将がダブルスで勝ち、第2シングル

スでも善戦したのが大きな収穫。女子は0-3で敗退。晩は、前々任校の顧問のT先生(再任用2年目)を誘い、本校女子監督のSさんと私の3人で、和倉温泉総湯横の海鮮

料理「あぐら」で「懇親会」。料理もお酒はもちろん、会話も美味しかった! 新人大会2日目:個人戦ダブルスは、男子主将と1年生のペアが、1回戦で敗退した後、熱心に優

勝候補の金市工や金沢学院の試合を観ていたのが印象的だった。2人の、バドミントン競技への向上心と研究心の高さに感心した。新人大会3日目:個人戦シングルスは、

やはり男子主将のM君が4回戦で金市工の選手に大健闘。一切手抜きをしてこない名門校の選手を相手に、ファーストゲーム11-21、セカンドゲーム9-21のスコア。隣

で観戦していた金市工の監督にも誉めてもらえた粘り強さや競技センスを目の当たりにして、半年後の3年生最後の県総体(インターハイ県予選)までにどこまで強くなるのか

が楽しみになった。 2020.11.12~14


読書とギター弾き語りと THE ALFEE の LIVE & チャット & 生トーク(第5回)の視聴が、昨日までの新人大会で頑張ったご褒美。 2020.11.15


3年時事研究の授業テーマは、「ヘイト規制と表現の自由」。「表現の自由と個人の尊重(または公共の福祉)の兼ね合い(またはジレンマ)」と板書して、ジレンマの意味を「あ

ちら立てれば、こちら立たずで困っていること」と説明。「自由の保障と人権の保護。対立でなく両立」とも。憲法を身近に感じられるという点で、大事な学びになったと思う。憲

法第21条(表現の自由)と第13条(個人の尊重)のこと。「民主主義にとっての、自由な意見表明やそれに基づく議論と『納得解』の大切さ」についても、生々しい時事問題に

ついて考えながら伝えることができた。 2020.11.16


放課後に、新人大会を振り返るミーティングを開催。部員は上位校の選手の試合を観戦して気づいた「上手さ」や「強さ」についてワークシートに記入し、一人ずつ発表。私は

最後に、「加賀地区普通科・総合学科高校強化のための団体戦練習試合」の構想を伝えた。よい節目になったと思う。 2020.11.17

学校祭(文化祭→体育祭)まで、後2日! 先日届いた団Tシャツ(今年はコロナ対応で11月開催になり、「ロンティー」)のデザインは、31H担任のM先生・副担任の私と、同じ

「黄色団」の2年生担任のE先生と1年生担任のJ先生が、一筆書き的にシンプルな線でポップに描かれたもの。みんなでこれを着て盛り上がる、今年度の学校祭が今から楽

しみ! 2020.11.18




文化祭前日。「永遠の準備(と挑戦)という達成」を想った。宮澤賢治の「永遠の未完成(と挑戦)いう完成」という言葉を考え合わせながら…。 2020.11.19


学校祭初日の文化祭、大成功! コロナ対応のため、規模縮小・開催時期変更(夏休みの終わりから秋の終わりへ)を余儀なくされた今年度の文化祭だったが、「授業後40分

間の準備時間」を約2週間設定して準備した成果が発揮されていた! 特に我らが3年生のクオリティの高さよ! 船長さんとして、鼻が高いです! 3連休明けの体育祭にも、

大期待! 2020.11.20


午前中はテスト休み前の最後の部活。今日は男子の前主将と友達(実は1年生の終わりに部活を辞めたY君。1年生で地区のシングルス準優勝選手)が参加してくれた。新人

大会後のゲーム中心の練習を締めくくる、よい練習になった。午後は自宅近くの「アルピニスト」という山小屋風のレストランで昼食を摂った後、バイクで「秋の大野」へ。いつもの

南部酒造場で「花垣 純米大吟醸 亀の尾」を買って帰るだけのプチ・ツーリングだったが、大内峠や勝山と大野の山々の紅葉があまりにも見事過ぎて、ゆったり速度でバイク

を走らせることそのものを楽しんだ! 母との粟津温泉総湯の後、ひまわりチェーンで鰤(ブリ)の切り身を買い、オーブンで焼き魚にして「花垣」を味わう至福の晩餐。

 2020.11.21




論理学というより論理術(論理技術)の必要性について「も」考えたのは、ずいぶん久し振りに再読した『殺される側の論理』(本多勝一著 朝日新聞社刊)の「ソンミ事件をめぐるアメ

リカ人宣教師との公開討論」。アメリカ合衆国(合州国)の「一般的な」白人にはレイシズム(人種差別主義)があり、内政にも外交にもそれが反映していて、前者では奴隷制度や先住

民抑圧が、後者ではフィリピン支配やヒロシマ・ナガサキへの原爆投下、ベトナム戦争での北爆などに色濃く見られる…というような内容。さて、では司馬遼太郎は『アメリカ素描』(新

潮文庫)の中で、これらのことについて何か所信を述べているかどうか。そこで、「排日問題の原形」のタイトルで書かれた部分を拾い読みしてみた。「…アメリカにおける排日の歴史

は、アメリカの恥部だったろうか。私はそうは思わない。多分に無思慮な大衆と、利益団体の利益のみを代表する政治家をかかえたこの人工的な国家にとっていわばゲームのような

行為だった。えたいの知れぬ差別とはちがい、この差別は正体が知れている。くりかえし言うが、カネである」。多面的・多角的に考えることと「納得解」を求めようとすること、あと、

「信念衝突型」ではなく「仮説検証型」で議論や対話をすることの大事さを思った。 2020.11.22


前任校で出会った(1年生の時、世界史A担当)Y君の新作小説(介護現場を舞台にしたヒューマンな短編)に触発されて、漱石の『行人』(新潮文庫)の再読(再々読?)を始めた。

はじめの章「友達」のラストは、主人公の二郎と友達の三沢が梅田の停車場(ステーション)で握手を交わす場面。「『又会(あお)う』 自分は『あの女』の為に、又『その娘さん』の為

に三沢の手を固く握った。」の文章。 2020.11.23


コロナ対応の学校祭が、体育祭でフィナーレ。午前中は体育館で学年別ドッジボール大会(クラス総当たり戦)、午後はグラウンドで「応援バトル」とクラス対抗リレー、団対抗リレー

が行われた。夏の終わりだった開催時期が晩秋に後ずらしされて、準備期間が2週間程度に短くなったことや規模が縮小された分、色んな工夫が見られて感心させられた。「やらさ

れ感」や「ルーティン感(決まっていることをただ何となくこなす感)」がなく、自分達で考えて決めて「準備→挑戦→達成」という爽やかさが一杯の、今の3年生達らしい爽やかな学校祭

だったと思います。うれしくて、誇らしい! 2020.11.24


体育祭明けの水曜日は、1限目の授業の前に学年集会。私は「第3学年丸の船長さん」として、学校祭の振り返りと今後のことについて話をした。コロナ対応の悪条件の下、主体的

に取り組んで成功させたことや、創意・工夫とユーモアを誉めるとともに、「仲間を守ることが自分を守ること」「ゴールは誇らかな卒業式」といった内容を伝えた。よい節目になったよう

だ。 2020.11.25


久し振りに生徒を強く叱責した。朝学習の時間に、廊下に呼び出して。フロア全体に響き渡る大声で。「コロナ対応の朝の健康観察は、学校におる全部の人の安心・安全のために

やっとる大事なことなんや」。「『メール送信した?』ときかれて、平気で『送りました』と嘘をついて教室に入ってから送信したんやろ。学校のiPadの着信記録で分かっとるんや」「みんな

の健康や命に関わることで、簡単に嘘をつく生徒が増えたらどうなるんや」。「他の生徒もやっとる」と言い訳したので、「今の言葉…、それが自分の価値を低くしとることが分からんの

んか。友達もしとるとチクったら、自分のやったことがたいしたことじゃなくなると思っとるとしたら、メッチャ情けない人間やぞ」。こんな1日の始まりになった午後には、10月中頃から

ずっと準備してきた県高校地歴公民科教育研究会(本校の学校長が会長。私が事務局)の常任幹事・部会幹事研究協議会を本校で開催し、まずまずの出来映えで成功させることが

できた。 2020.11.26


日本の学校で教員を生業にしている自分が、立ち止まって自分を省みる時に、いつも手に取る本がある。絵本作家五味太郎さんの、『勉強しなければ大丈夫』(集文社)。特にこれら

の言葉。○ 学校はいらないが、学習サポートシステムと「新」義務教育は必要。 ○ 「新」義務教育とは、「実生活用基礎手段教育」。法律と歴史も? それらは、世の中の仕組み

のファクターとして。やっぱり学習サポートシステムに回そっと! ○ 自分のやっていることを子どもたちに伝えたいと考える人が、学習サポートシステムの一員として名乗りを上げる。

それを「本職にしてはダメ」。心ある大人の余力がいい。これで子どもの世界だけでなく、大人の世界も整ってくる。…よし! 元気が出てきた! 2020.11.27


考査前で部活が休みの土曜日。午後は模試監督で学校へ。自己採点が終わって3年生が下校したのが、17:00過ぎ。警備会社に電話し、正面玄関を施錠して帰った。晩にジョン=

フィールドのノクターン集のCDを聴いていたら、それを紹介してくれた千葉のK先生からメールが届いた。もう十何回目かの、朝日新聞朝刊の「声」欄に掲載されることになった投書

についてのメールだった。いつか政治家や役所・企業の管理職などの女性リーダーが5割になったとしても、女性たちが育児や家事のために意志に反して仕事を誰かに肩代わりし

てもらうことを謝りながら働くのではNGという指摘。「女性活躍推進」などのリップサービスばかりでは、Kさんが衝いた具体的な現実(日常)の問題点が見過ごされやすいと思う。「期

末考査の時事研究のテストで、問題文に使用してもいいですか?」とお願いメールをしてみます。「未来の歴史(日本史)」への提言を続けるKさんと、声欄担当者の方にエールを送り

たい。 2020.11.28


今年も本校で美術の講師をされているT先生(コンサートの実行委員代表)にチケットを都合していただいて、オーケストラ・アンサンブル金沢の能美市ファミリーコンサートを楽しんだ。

今回は、地元出身のバレエダンサー山本雅也さん(Kバレエ カンパニーのプリンシパル<主席バレリーナ>)を中心としたダンスとのコラボで、チャイコフスキーの「白鳥の湖」など

が素晴らしかった。でも一番心に来たのは、一曲目のバッハの「G線上のアリア」。コロナ禍のせいで、生の演奏に飢えていた飢餓感も理由だし、指揮者の鈴木織衛氏の曲の解釈

と表現も素晴らしかったから…。晩は「Come on! ALFEE!!の第6夜「秋だ! アコギだ! ALFEEだ! part2」。何だか「音楽三昧」の1日だった。だから、いつもの弾き語りは

お休み…。 2020.11.29


期末考査初日。午後に2時間年休を取って、5月の臨時休校期間中以来久し振りの木場潟へ。厚い雲が空のボリュームを強く感じさせる夕方の時間帯に、だんだんと西から晴れて

きて夕陽が湖面や東に連なる秋の山を輝かせる湖岸を、1周(6.2㎞)1時間半くらいで歩いた。途中、葦(あし。芦・葭<よし>)の自然にドライフラワーになっているもの(2メートル

くらいの立派な葦)をゲットして車に積み込んだ。倫理の授業で使うぞ! もちろん、パスカルの「考える葦」の説明で。 2020.11.30

~12月~

再び朗報届く! 石川県立大学の学校推薦型入試にK君が合格! 昨年度のKさんの合格の感激を思い出しました。こうして、「本校らしさ(本校の持ち味)イコール多様な生徒が多

様な進路志望を達成出来ること」の伝統が受け継がれていきます。主役の生徒にも、脇役の先生にも。「幸あれ寺井」「幸あれ寺井の生徒、幸あれ寺井の先生」。 2020.12.1


期末考査3日目。2限目に3年倫理の試験があった。私は、一昨日、木場潟湖畔で手に入れた背の高い一本の葦を手にして、試験会場の教室を回って歩いた。「これがヒントだよ。

パスカルの言葉のヒントだよ。人間は考える『これ』。これって背が高くて人間みたいでしょ。それに、弱くて折れやすいところも人間と同じだよね」と話をしながら。生徒達(と試験監督

の先生)の「驚き顔」が、楽しかった! 2020.12.2


「皆様に、ご迷惑をお掛けしました。私自身、命を使う場所を奪われました。もう二度と、違法なことはしたくないです」。俳優(監督も?)伊勢谷友介氏の、記者会見での言葉としてラジ

オで報道されたもの。「奪われました」ではなく、「ドラッグに負けた自分が失った」でしょ。「したくない」ではなく、「ドラッグはしない」でしょ。それでもあなたの「命観」=命は「何かのため

に使うもの」で「何かを達成するための手段(道具)」という考え方=哲学は、これまでのあなたの仕事=作品の唯一無二の高い価値を根拠づけるものだと思います。「これからの命の

使い方」に期待していいですか? 2020.12.3


考査最終日。1限目の3年時事研究は、授業担当者で問題作成者の私が試験監督。Kさんの投書(今月2日の朝日新聞朝刊「声」。ジェンダー平等に関する内容)を読んで自分の感

想や意見を論述する問題や、本校の良さを「寺高シップとは?」のテーマでまとめる問題などを出題したので、「どんなこと書いてくれるかな」と期待しながらの50分間の監督業務。午後

に採点。隣の席のNさん(学年副主任)に、度々「この生徒が、こんな『寺高シップ』を書いていますよ」と声掛けして読んでもらった。そのNさんと一緒に喜ぶ喜び。こんなに楽しい採点

は、「史上初」だ! 2020.12.4


朝起きて、玄関と玄関前の掃き掃除をしていたら、たくさんの花をつけた庭木の山茶花(さざんか)の花びらが、昨日の雨で濡れた敷石にハートの形を作って貼り付いていた。初冬の

朝の出来事。 2020.12.5

                        


「シロカニペ ランラン ピシカン、コンカニペ ランラン ピシカン…(銀のしずく 降る降る まわりに、金のしずく 降る降る まわりに…)」。1922(大正11)年9月18日、『アイヌ神謡集』の

校正を完了したその夜に19歳で生涯を終えた知里幸恵(ちり ゆきえ)。彼女が遺したカムイユカラ「神謡(神様が主人公の物語をメロディーをつけて語ったもの)」の一つで、「フクロウ

の神が歌ったユカラ」の一部。そのユカラには「ピリカ チカッポ! カムイ チカッポ! ケケ ヘタク アカシ ワ トアン チカッポ カムイ チカッポ ツカン ワ アンクル ホシキウックル 

ソンノ ラメトク シノ チパパ ネ ルウェ タパン(「美しい鳥! 神様の鳥! さあ、矢を射てあの鳥に。神様の鳥を射当てた者は、一番先に取った者は本当の勇者、本当の強者だ

ぞ」)のフレーズも含まれている。小学館学習まんが人物館(全52巻)に収められた『知里幸恵とアイヌ』(ひきの真二 まんが、監修 知里幸恵 銀のしずく記念館、解説 池澤夏樹)を

初めて読んで、 『銀のしずく降る降るまわりに 知里幸恵の生涯』(藤本英夫 著、草風館 刊)を再読して。 2020.12.6


「映画で学ぶ倫理」と題して「君の名は。」の視聴をスタートさせた(全3回)。男女の主人公2人の身体と心入れ替わることの哲学的テーマ(アイデンティティ<自我同一性>。カントの

人格論。女性解放など)や、日本古来の神道(しんとう)を中心とした宗教的なテーマ(自然崇拝の多神教。アニミズムなど)について、ワークシートを作成・説明した後の視聴。回収した

ワークシートに書かれた感想・意見が好評だったので、ホッと一安心。 2020.12.7


テスト返却・振り返りを終えて、久し振りの「いつもの授業」が始まった。2年世界史Bは、「近代以前の東西交流」が中心テーマ。これまでの復習がほとんどの内容なので、説明は少な

め。私の発問と生徒の回答を、いつも以上に多くできた。いろいろ思い出して整理できて、生徒達の表情にも「わかった!」感が強く出ていたと思う。ギャグも冴えてた(?)から…?

 2020.12.8


今年度の校務分掌は、3年学年主任兼特進クラス(31H)の副担任。31H担任のMさんが年休のため、私は初めてこの日の7限目LH(ロングホーム)の指導に当たった。…楽しかっ

たなぁ。最後にホーム担任(「クラス」より「ホーム」が好き)をしたのは、十数年前。学年を持ち上がった2年2組が、3年3組が…懐かしい! 2020.12.9


今日も「師走」の一日だった。師走は「しわす」で「しあわせ」と音が重なる。…あ、でも、1年365日、私という「師」は、幸せや仕合わせを走っているかも…。 2020.12.10


師走の忙しさがギュッと凝縮されたような1週間が終わる金曜日。気分はゴールテープを胸で切るマラソンランナー。幸せなことに、達成感100・徒労感ゼロ。冬休みまで残すところ約

10日間。2学期をしっかり締めくくるぞ! 2020.12.11


午前の部活は、大聖寺実業高校男女が来てくれて練習試合。解散時の全体挨拶で、大実の監督Y先生が「私が高校生の時にいつも言われていたことが、足を動かすこと。そうすれば

先回りできて、高い打点・前の方の打点で打てるようになるし、タメを作ってタイミングを外したショットも打てる(打点を増やせる)」というようなアドバイスをしてくれた。先日、小松高校の

コーチIさんが伝えてくれた「どんなノックでも、自分の課題をスモールステップで試すことが大事」というアドバイスと併せて、この冬の練習に活かしたい。 2020.12.12


1日オフの日曜日。漱石の『行人』を読了。誰かが書いていることかも知れないけど、パスカルの「魂の3段階説」やキルケゴールの「実存の3段階説」がこの小説の構成やテーマになっ

ていると感じた。パスカルの「科学(物質)→哲学(精神)→宗教(心)」とキルケゴールの「美的実存(あれもこれも)→倫理的実存(あれかこれか)→宗教的実存(神)」。続いて、『こころ』。

そして、『明暗』。さらに、『続 明暗』(これは、水村美苗著)。特に『明暗』→『続 明暗』を、完結された作品として読むのが楽しみ! 2020.12.13


月曜1限目は3年時事研究。前々回から連続で視聴してきた映画「誰も守ってくれない」最終回。「誰かを守るってことは、その人の心の痛みを知ること。人の痛みを知ることは辛いこと

だけど、それが生きるってこと」の台詞(佐藤浩市が演じる勝浦刑事)が一番印象に残った。それと同じような感想・意見を書いていた生徒もいたのが、とてもうれしかった。他にもいい感

想・意見が多くて、「映画で学ぶ時事研究」の成果を感じた。脚本の鈴木智氏(大学時代の友人)に、改めて「ありがとう!」。 2020.12.14


この併読には、何か意味がある? 『人生は苦である、でも死んではいけない』(岸見一郎 著。講談社現代新書)と『こころ』(夏目漱石 著。新潮文庫)。1泊2日の人間ドック先の病院

で、前者は午前と午後の検診の合間に、後者は夕食後の約5時間で一気に読了。この項、続く。 2020.12.15


ドック2日目。初日最後の検診=問診(検診結果を踏まえた医師の助言)で、「大丈夫でしたよ。よかったですね」と言ってもらえた。この先生は、ほぼ6年前に腎臓の腫瘍を見つけてくれ

た女性のお医者様。毎年、ここで「太鼓判と笑顔」をもらっている。さてと…「また、生きめやも!」。 2020.12.16


その「緊急」学年集会(朝イチ。外は雪。氷室状態の第1体育館にて)では言えなかった言葉。「ルールを守ることが、チームを護ること」。前者の「守る」はリスペクト。ルールの必要性

(個人の権利や利益が侵害されないようにすること)が尊重されること。後者の「護る」はプロテクト。学校で言えば、授業崩壊(学級崩壊)や部活崩壊、学年崩壊や学校崩壊を防止する

こと。で、伝えたことは「ルールには2つある。罰(ペナルティ)とセットのルールと、罰の無いルール。後者が、より大切なルール。理由は、それが良心や道徳心、モラルに支えられた

ルールだから」。あと、「優しい=優れている。良心や道徳心、モラルを発揮できる人間になろう。それは、優しくて優れた人間」。…さて、これで「非常事態」学年集会を開かずに済むか

どうかだ。嵐と荒波の中、この船を進めていく。 2020.12.17


「緊急」学年集会明けの金曜日。3年生の欠席者・遅刻者が少なくて、ホッとした。授業を40分に切り詰めての6限後は、2学期の成績会議と職員会議。前者では、当該生徒の一人ひと

りについて各ホーム担任がコメントした後、学年主任(私)が全体的なコメントを述べて無事終了。これで今年は、週明けの保護者懇談会と水曜日の終業式、冬季進学補習と共通テスト

直前マーク演習などを残すのみ。ふぅー(溜息ではない)、お疲れ様(笑顔で)! 2020.12.18


部活の後、喫茶フローラでキーマオムライスセット(サラダとブレンドコーヒー付)と漱石の『明暗』を楽しんだ。いつの間にか眠っていて、シエスタ(午睡。お昼寝)も楽しめた。晩は「とり野

菜味噌」鍋と、今年初の熱燗の取り合わせ。弾き語りも、久し振りの90分越え。 2020.12.19


2学期最後の日曜日は、庭に降り積もる雪を時々見ながらの読書三昧。『いのちの重み ヒユマニズムの崩壊』(石川達三 著。集英社 刊)を読了し、漱石の『明暗』も半ばを過ぎていよ

いよ…。前者は学生の頃に読んで、そのジャーナリスティックな世界人権宣言批判=ヒューマニズム(いのちを大切にすること)批判(否定でも非難でもないが、現実を踏まえた辛口なダメ

出し)に、大きな刺激を受けた1冊。小説では『生きている兵隊』(戦時中に発禁処分)や『青春の蹉跌』、『人間の壁』(どちらも映画化。後者は教育問題)を描いたのが、石川達三。右派で

も左派でもない(右派でも左派でもある)「石川達三派」で「石川達三を頑張った」石川さん。 2020.12.20


今年最後の3年時事研究は、「広がる変形労働時間制」。そして3年世界史探究は、「アフリカの年=1960年」。前者では「教員の働き過ぎ問題」を、後者では「南アフリカ共和国の人種隔

離政策(アパルトヘイト)」や「ゲバラとキューバ革命」にもスポットを当てた授業構成。振り返り論述の「ウルトラ80」が「名作・力作」のオンパレードで、選ぶのが大変なくらいだった。時事研

究の授業を選択している生徒達は就職志望者が多いので、すごく集中して取り組んでいたようだ。よい授業で締めくくることができて、うれしかった。 2020.12.21


職員室が静かになるのを待って、前の日の晩に家のパソコンからプリントアウトしてきた短編小説「イデア」を一気に読んだ。前任校の教え子で社会人2年目のTくんの新作で、「先生のこ

とを書きました」という掌編。…世界史を頑張ったことでノーベル平和賞を もらうよりもうれしかった! 世界史とムカイデケンジを頑張ってきてよかった。もう、成仏とか昇天? いやいや、

励まし的プレゼントに感謝・感激。 2020.12.22


新人大会の引率と人間ドックで休みをもらった4日間以外は、見事、「皆出席」。何のこと? コロナ対応の朝の健康観察で、毎朝7:30過ぎから生徒玄関前(冬場は校内。寒すぎ…)に陣

取って、3年生153名全員(…遅刻・欠席者以外ですが)の名前を呼んで「オッケー!」などと声をかけ続けた毎日。2学期の終業式の日を迎えて、遅刻・欠席ほぼゼロにホッと一息。卒業

式(卒業証書授与式)で呼名(生徒の名前を、一人ひとり呼ぶこと)できない私にとって(ホームを担当していない学年主任なので)、大事な朝の「儀式」。来年2月10日で、終わってしまう…。

あ、3月3日の卒業式当日の朝にも、みんなの名前を呼んで「オッケー!」などと声をかける…もう、今から泣けてしまう。 2020.12.23


今年3月5日の「脚下照顧」に登場した「職場のある町の老舗の喫茶店 Sweet・K」。「目の前のサイフォンで淹れてもらった(カウンター席なので)『Kブレンド』も、とっても美味しかった」と

記録していました。今日、ふと立ち寄ったら、「長い間、ありがとうございました。12月28日(月)に閉店します」と書いた張り紙が…。昼食時だったので、私がカウンター(もちろん今日も、サ

イフォンが目の前)に座ってランチとコーヒーを楽しんでいる間に、たくさんの「常連」の人達(高齢の方々)が店を訪れて…。「淋しいなぁ」「長い間、お疲れ様」「今まで、ありがとね」…。そん

な言葉を丁寧に聴きながら、目を細めて少し微笑むマスター(お客さんとの会話から、80歳を越えられた方のよう)の佇(たたず)まい…。一つの、唯一無二でかけがえのない歴史に立ち会

うことができたのだと思います。お会計をして、お店を出て、振り向いて、目を閉じて、お店に一礼して、お別れしました。…何か、バトンを渡されたような心持ちがしました。 2020.12.24


28日の月曜日に休みを取ったので、この金曜日が最後の通常勤務。世界史の冬季補習を締めくくり、部活は後半のゲーム練習を見てアドバイスし、明日の練習試合の連絡をして終わった。

午後は、3学期の3年時事研究の教材研究。「電子決済のリスク」や「機能性表示食品の問題点」などがテーマの授業準備が出来た。3年生の最後の登校日までの授業数をカウントしたら、

9回(3単位。週3コマ)。「授業者」(「授業家」?「授業職人」?「授業人」?)としての、有終の美を飾りたい。 2020.12.25


部活の練習納めは、前々任校(…って言うか、母校)の男女団体戦メンバーに来てもらって「団体戦強化試合」。加賀地区は現在、男子は工業高校、女子は商業高校が「一強」状態なので、

4月の加賀地区大会の目標として「お互い、ファイナリストになることに挑戦しよう。挑戦できる資格や条件を準備しよう。それは、チーム力の高い練習を頑張ること。」と最後に話をした。

 2020.12.26


14:00くらいまで模試監督。帰宅後は読みかけの『クリスマス・キャロル』を読了。読み終えてから、巻末の「改訳にあたって」を読んで気が付いたこと。中学か高校の時に初めて読んだ文庫

本の題名が『クリスマス・カロル』だったことと、翻訳者が数年前のNHK朝ドラ「花子とアン」の村岡花子(『赤毛のアン』の翻訳で知られる)さんだったこと。2011年の改訂にあたって、花子

さんの訳文を訂正(「花子の語感をこわさないように留意しながら」とのこと)し、題名も今の『クリスマス・キャロル』に改めたのこと。キャロル carol は「聖歌。賛美歌。祝い歌」。ディケンズ、

他の作品も読んでみようかな。18:00、前任校の生徒だったTくんから、先日のメールの遣り取りで約束した電話。近況やTくんによる短編小説「イデア」(私がモデルの世界史の先生が登

場!)についての話などをした。「今度は、寺井の自家製パン屋さん Ton Ton のパンを食べながら会って話したいね」と決めた。…あ、この掌編「イデア」の、このホームページへの掲載を

「是非」と言ってもらえたので、どうしよう。 Hobbys (趣味的なコーナー)のページに扉を作って、読めるようにします。 2020.12.27


久し振りに朝寝坊してゆっくり朝食を摂った後、コーヒーカップを片手に散歩。近くの中学校のグラウンドまで行くと、季節を間違えて桜が花を咲かせていた。簡単な掃除を幾つかして、読書

とギターと歳の暮れの買い物(母と)。いつもの粟津温泉の総湯がお休み(毎月の8の付く日)なので、片山津温泉へ。柴山潟に面した総湯の湯船からは、ほとんど真ん丸に満ちたお月様が、

周りの雲や潟の水面に柔らかな光を届けて輝いていた。少し首を傾(かし)げて、優しく笑うお月様…あれ? たいせつな記憶が、勢いよく…。 2020.12.28


昨日に続いて天気が好かったので、玄関と台所を「大」掃除。さっぱりした後の読書とギターが格別! 前者は『井上ひさし発掘エッセイ・セレクション 社会とことば』(岩波書店 刊)。冒頭

に「釜石小学校校歌」(作詞 井上ひさし)が掲載されていて、1題目「いきいき生きる」→2題目「はっきり話す」→3題目「しっかり つかむ」の3つのテーマがとても分かりやすい歌詞になって

いた。最後の「つかむ」は、「まことの知恵を  しっかりつかむ」「困ったときは 手を出して ともだちの手を しっかりつかむ」の意味で使われていて、井上ひさし氏の言葉「むずかしいことを

 やさしく、やさしいことを ふかく、ふかいことを おもしろく、おもしろいことを まじめに、まじめなことを ゆかいに、そして ゆかいなことは あくまでも ゆかいに」(出典は、「The座」14

<1989年9月。こまつ座刊>)の通りだと思った。後者は、「3弦(ベース音含む)同時スリーフィンガー2ビート弾き」(造語)での「そして僕は途方に暮れる」が、白眉(自「奏」自賛!)。

 2020.12.29


絵本作家の五味太郎さんが、『勉強しなければ大丈夫』の中で次のように書いている。「『一般教養』(学校で勉強として強制される学習で覚えさせられる…みたいな)よりも『自己教養』・『個人

教養』(こだわり)が大事。例えば、『銀河鉄道の夜』を、『勉強人』は卒業したと思うが、『学習人』はずっと気になり、忘れられない自己教養・個人教養」。また、「『学習人』は、尊敬より敬愛を

重んずる。よって宮澤賢治は、『賢ちゃん』」という文章もある。さて、今日(12月30日)の朝日新聞の「『鬼滅』のヒット はかなさを力に添えて」を題名にした社説の中に、哲学者・西田幾多郎の

次の言葉が紹介されていた。「哲学の動機は深い人生の悲哀でなければならない」。これまでも時々目にしてきた言葉だけれど、12月に入ってからの読書(人間ドックの際に一気読みした漱

石の『こころ』など。そう言えば、漱石も西田幾多郎と同様、幼い娘に先立たれている)や映画鑑賞(「誰も守ってくれない」など)の選択と積み重ねの「動機」として、「深い人生の悲哀」が登場

人物を変化させる(「つらかった経験を強さに変え、前に進む力」<上の社説から引用>)物語が描かれていることがあったと思う。西田幾多郎の哲学、そろそろジャスト・ミートの時期なのか

なぁ。私にとっての「自己教養・個人教養」になって、「幾多郎ちゃん」と呼べるようになるかなぁ。 2020.12.30


まずは、「明けまして おめでとうございます。今年も よろしくお願いします」。ではいつものように、昨日のことを「脚下照顧(禅の考え方で、「自分の足もとに気をつけること」→自己反省や

日常を生きることの直視)」します。「雪の大晦日」になり、日中は漱石の『明暗』。作中で何度か「戦争」と喩えられるような、緊迫の心理劇が続く。巻末、「帝都」東京の高級食堂での場面に、

ニヒリスト小林(極右的悪の体現者?)の友人としてアナーキスト風若者の原(極左的悪の体現者?)が登場。漱石はやがて絶筆となるこのドラマの中で、この二人にどんな生と死を生きさ

せようとしたのか? そして何を描ききろうとしたのか? いや、描けなかったことで逆に強く訴えて、永遠の命を得ている作品になっているのか。ドストエフスキーの『カラマーゾフの兄弟』を

想い起こす。あ、でもこの後、『続 明暗』(水村美苗 作)が控えている…。昔、確かに読んだのに、全く内容や意義が記憶に無い! 全然、「ジャスト・ミート読書」じゃなかったんだな。…今

度は違う! めっちゃ、楽しみ! 晩には「NHK紅白歌合戦」をネットラジオで聞き流しながら、ギター弾き語り納め。年越しソバを食した後、元旦0時の時報を聴いて、半分くらい読み進め

た『モモ』(ミヒャエル=エンデ 作 岩波岩波少年文庫 刊)の「第2部 灰色の男たち 10章 はげしい追跡と、のんびりした逃亡」を味読して修身…否、就寝。このエンデの『モモ』だって、

『明暗』『続 明暗』と一緒。最初読んだ時は読み流していた、受け身的な「一般教養」としての単なる「古典」。今は違う! 現在(今の今)の自分自身にとっての、主体的なこだわりの「自己

教養」「個人教養」としての真の古典(シン・クラシック)。そう言えば、映画「シン・ゴジラ」に続く「シン・ウルトラマン」、楽しみだなぁ。「庵野・樋口の2度目のタッグ」。でも、この題名のネーミン

グのルーツは、「真・仮面ライダー」に登場する「ライダー・シン」なのでは…。シンはもちろん、新や真だけでなく、神や心にも通じる。晋にも? 「晋」の字面が仮面ライダーの顔に見えてきた。

そして晋は、「お日様が進む」の意味なのです。 2020.12.31

~1月~

今年の母屋での「元旦会食」は、東京で会社員してる長男が欠席(コロナ対応)のため、おばあちゃん(母)を中心に私と妹と甥と姪の5人。姪が安く手に入れた(原価は4合瓶720㎖で11,000

円)日本酒の「香住鶴(かすみつる)の生酛(きもと)純米大吟醸 福智屋」で乾杯。これが…最高に美味しかった! 2本目の菊姫純米大吟醸(4合瓶で原価5,800円)の「有り難み」が霞んで

しまうくらいに…。兵庫県北部、日本海に面した但馬地方の港市香住は、近くの浜坂や隣県の鳥取、さらに島根に山口方面をツーリング訪ねる際に何度も通過した町。いつか、有名な「香住

カニ」を肴に、この福智屋をいただけたらなぁ。長男に電話して、元気な声が聴けた(母と甥・姪にも聴いてもらった)のもうれしかった。近くの「ひるよる食堂 オオハタ。」のオードブルや小松

イオンの(?)お刺身も「当たり」だったし、2021年を、美味しくスタートできた。 2021.1.1


アコギ(まずはモーリス)の弦を張り替えて「持ち歌」を弾き語り始めたら、すごくいい音(誰だったかに、「このギター、まるで12弦ギターみたいな音出すね」と誉められたことを思い出す)で、

1時間30分越えの演奏になった。夕方からは母と、毎年恒例の那谷寺「初詣」→粟津温泉総湯「初浴」。ところで、NHKラジオのアナウンサーが今年開催予定の東京パラリンピックについて

の報道で、いつも通り(何かマニュアルがあるとか?)「障害のある人」という呼び方をしていたが、「あの人はどんな呼び方をしてたかなぁ」と思って、本棚にある『福祉の思想』(糸賀一雄 著、

NHKブックス 刊。あ、NHKだ)のページを繰(く)ってみた。すると…。「人類はいつまでたっても、どこにでも、このような障害をもった子どもをうむ可能性を秘めている。(中略)うまれた生命

は、どこまでも自己を主張し自己を実現しようとする。その生命の叫びを圧殺することは罪悪である。」とあった(「はじめに」のP.16から引用)。「障害がある」という言い方は、「この計画には

予算オーバーという障害がある」とか「この道路には凍結の障害がある」のように、人間には使わないのでは? だから、「その計画イコール障害」とか「その道路イコール障害」のように、「そ

の人イコール障害」と受け止められやすい問題があるのでは? 「発達課題としての(ざっくり言えばその人の個性や属性の一つとしての)障害」という意味では、生きている誰もが「チャレン

ジャー」として、各人の「障害イコール成長するための課題(それを補う力や感性を育てるという意味もある)」を持っているんだし、チャレンジすることそのものが糸賀一雄さんの言う「自己実

現(の試みとしての生)」なのでは? 2021.1.2


正月三が日の最祝日。弾き語り用の歌詞プリントを、五十音順に整理した。A4版のクリヤーファイル(25ポケットに2曲。1冊で50曲)が5冊以上になったので、なんと250曲越えのストック! 

…これ全部演奏したら、オールナイト・コンサート? 「朝までやるぞ!」ってか。そういえば、多いのは拓郎とみゆきの曲だった。 2021.1.3


新年初出勤。午前中のうちに「3年学年通信 Let's go ! 」の新年1月号を仕上げて、午後は年休を取り帰宅。先日のモーリスに続いて、オベーション(どちらもアコギ)の弦も張り替えた。読書

は、いよいよ『続 明暗』へ! 2021.1.4


朝イチは3年学年会。3年生が登校するのは、3月3日の卒業式を入れてナントわずか25日。しかも、国公立大学を一般入試で合格することを目指す生徒にとっては、1次試験というハードル

になる大学入学共通テスト(第1期生!)が目前に迫っている。そんな「短い3学期。勝負の3学期」が、「高校時代の締めくくり」として有意義な毎日になるように、できることを全部してサポート

したい。…という3年学年会の想いを、「同じ船に乗っている」進路指導課のスタッフに伝えてコラボしていく! 2021.1.5


翌日にJRが終日計画運休ということで、この南加賀では休校を決めた高校が多い中、3学期の授業準備の仕上げや、今年度の県教研地歴公民部会(事務局2年目)の「研究紀要」原稿

(自身のリポート「東日本大震災被災地の今」を含める)準備に着手。前者は時事研究の動画資料収集とパワポへのリンク張りが中心で、これらの「仕掛けの成果」が、どのように授業で

発揮されるかや生徒達の反応(振り返り論述「ウルトラ80」の内容など)が、今からすごく楽しみ! 2021.1.6


3年世界史探究は「戦後のソ連と東欧諸国」、3年時事研究は「強烈台風の増加」がテーマの授業で、3学期(…っていうか、今年)の授業スタート! どちらも「準備の成功」が「成功の準備」

になった。…あれ、これって、2学期スタートの脚下照顧と同じ? とにかく、リスナー兼アクティブラーナーとしての生徒達に大感謝! 2021.1.7


世界史なら、旧ソ連の指導者フルシチョフの平和共存外交とポーランドとハンガリーでの反ソ「暴動」圧殺。倫理なら、社会契約説のロックやルソーの性善説とホッブズの性悪説。前者が建前

(理想)で、後者が本音(現実)? 世界史「兼」倫理でもう一つ。春秋戦国時代の諸子百家、儒家の徳治と法家の法治。「たかが建前、されど建前」だし、隠された本音が下心。建前(理想)と

セットでない本音(現実)は乱暴。本音(現実)とセットでない建前(理想)は無力」と考えてみた。 2021.1.8


木・金が風雪のため部活禁止だったことと、明後日月曜日(成人の日)の県新人交流大会(11月の新人戦にエントリーできなかった人と初戦敗退者で、ダブルスのみのリーグ戦)に向けて、

積雪が多くなる中、ほぼ部員全員参加で午前中に部活を敢行。そのことにリスペクトを表する話をしてから、練習スタート。私も基礎打ちやゲーム(シングルスまで!)ができて、気持ちの良

い「初打ち」になった。年明け最初の1月4日の練習では、ノックでの球出し以外ではシャトルを打つことが無かったので。終わりの話は、次の通り。「今日、ダブルスのゲーム練習の後、ある

ペアの2人に注意したこと。ノックや基礎打ち、ゲーム練習で、私はみんなに『行儀良く・真面目な』バドミントンすることを求めているんじゃないよ。ドーパミンやアドレナリンが出るような、プレ

ーやパフォーマンスを求めているんだよ。それは、達成感とか満足感を得られたり、『よっしゃー』の声が自然に出るとかの場面を増やすということ。何か作戦や戦い方を工夫して、それが上

手くいった時のよろこびを大事にして欲しいということ」。「シャトルを打つ・打ち合うことだけでも、確かに楽しい。でも、単なる『楽しさ』だけでなく、頑張る(努力と工夫)ことで初めて手に入れる

ことができる『達成感とか満足感イコール大きなよろこび』を大事にして欲しい。『できなかったことができるようになる(自分自身を克服する)よろこび。勝てなかった相手に勝てるようになるよ

ろこび』を味わうために。ダブルスで勝つと、よろこびは2倍。団体戦で勝つと、よろこびはもっともっと大きい。そんなよろこびは、自分自身を人間的に成長させるよろこびになるから」。

 2021.1.9


翌朝まで積雪が見込まれるという天気予報を根拠にして、明日の交流大会は「本校生徒は全員棄権」に決定。1日読書(『続 明暗』の中盤)と雪かき。3年前の「2018豪雪」を思い出す。時々

お日様が照らして気温も上がり、屋根雪(70㎝近い?)が大きな塊になって滑り落ちている。 2021.1.10


3連休最終日の成人の日。母がお願い(謝金も提示)して、隣家のご主人に除雪機で家の前を除雪してもらった。「半日は雪かき」と観念していたところだったので、大感謝。読書は『続 明暗』

(水村美苗 著)読了。映画(DVD)は「こんな夜更けにバナナかよ」初の鑑賞。どちらも「エンタメしながらの『人生哲学』」。 2021.1.11


5年以上通っている粟津温泉総湯の脱衣所で、「あのー、よくおいでてるけど、どこの人?」と笑顔で訊かれた。「家は山代温泉なんですが、職場と家の間に粟津温泉があるんで、ほとんど毎日

来てます」と、やはり笑顔で答えた。実はもう何度目かの場面。「あー、この人で何人になったんかなー。総湯で挨拶や言葉を笑顔で交わす人。みんな粟津温泉の町の人」と心で思った。「裸の

付き合い」とは、善く言ったものだ。…ん? 「袖すり合うも多生の縁」と言うけど、袖…無いし! とにかく、もう10人を越えた「多生の縁」の「お風呂仲間」の方々(番台の「お姉様達」も、もちろ

ん)、声掛けしていただいてありがとうございます。「浮き世の極楽」だと、真心から想っています。 2021.12


水曜日の時間割(私の「お座敷」)は、1限:3C倫理 3限:3K倫理(ここまで、3年倫理) 6限:3年時事研究。選択者のほとんど全員が就職志望者で、内定も貰っている生徒との授業。それ

ぞれ、「ヘーゲルの弁証法とベンサム・ミルの功利主義」「社会契約説」「コンビニの役割」がテーマの授業。結果は…大成功! その根拠は、授業振り返り論述「ウルトラ80」の質(クオリティ)

の高さ! …ん? ミルが修正した功利主義は、「快楽=善の基準は、量よりも質」。大納得! 2021.1.13


部活中に、自分勝手な理由をつけて外で雪遊びしていたKさんとHさんに注意した。「自由と責任」ではなく、「責任と自由」「責任が自由」。なぜなら、責任を持って自分のすべきことをする=役

割を果たすことの喜びこそが自由(幸福)だから。 ※今日から2泊3日で金沢。大学入学共通テストのため。 2021.1.14


15日(金)は、4限目に「大学入試共通テスト前日の説明会」(昨年度までは「激励会」)。放課後は、令和4年度の修学旅行担当業者を決める旅行会社5社それぞれのプレゼン、学検関係の

管理職ヒアリングと会議が続いた。その後、17:30頃から部活へ。「声」が出ない。「一球入魂」の練習になってない。フォームなどの基本的な改善アドバイスを意識してない。「ないないずくし」

なので、終りの言葉で厳しく注意した。「今のままなら、男女一緒の形をやめて、別々に練習する」とまで言った(言わされた?)。16日(土)は、大学入試共通テスト(初年度)の「激励」(コロナ

対応のため、朝の点呼だけ)と、泉野図書館で読書(昼食は館内自家製パン屋「ひなげし」にて。井上靖の短編集『愛』と大江健三郎の『作家自身を語る』を読んだ)。晩には大豆田(まめだ)の

居酒屋「いいとこ鳥」で夕食兼飲み。…あ、もちろん、その前に中村町の「満天の湯」。…続きは明日に!

2021.1.15・16


17日(日)は、定宿の支配人手作り朝食(昨日は和食、この日は洋食)と美味しいコーヒーでスタート。泉野図書館が開館する10:00までは、大豆田の市民芸術村や大和公園を散策。午後は、

シネモンドで映画鑑賞(実話に基づくサッカー選手が主人公の「キーパー ある兵士の奇跡」)。18日(月)は、共通テスト受験者の自己採点結果が気になりつつ、1限目は3年時事研究6限目

は3年倫理…「自己ワースト」に近い不出来な授業になってしまった。でも、4限目の2年世界史Bは、十字軍がテーマの授業で「自己ベスト」に近い授業だったかも。放課後の会議は、もう、

眠くて眠くて…。 2021.1.17・18


「コロナ禍の下でのキャリハ(3年生のキャリア・リハーサル課題探究)」、グループ内コンテスト終了。来週の全校発表会でステージに立つ代表4班決定。帰宅時の粟津温泉総湯入浴後、根

上酒店と「温泉すーぱー」で買い物。「温泉すーぱー」では、顔見知りになったおかみさんからパンとリンゴ(おかみさんの田舎の青森県弘前市のリンゴ)をサービスでいただいた。パンは薄切

りにして、ご飯の代わりに主食としてオーブンで焼いて食した。美味しい夜だった。 2021.1.19


3年時事研究の授業準備をしていて気づいたこと。それは、ダイエット diet の原義が「1日の食事」で、 di がディナー dinner 「食事」、 et が「小さな。一日の」を意味すること。ハッと悟った。

エチケット etiquette の語源は、 et 「小さな」 ethics 「倫理」。…そうか、エチケットには倫理(ラテン語でエチカ ethica 。スピノザの『エチカ』)が入っていたんだ…。…なんだか、うれしい。

ルールとかマナーとか言うけど、基本中の基本は「小さな倫理」=エチケット! 2021.1.20


この頃、部活(バドミントン部)で、生徒に「ダメ出し」ばかり。この日も、「練習のための練習」になってしまっていること、「一球入魂」にはほど遠いこと、「アドレナリンやドーパミンが出るような

ラリー」をしていないこと、筋トレや体幹トレーニングを笑いながらやっている人がいることなどに、厳しくNGを出した。「のびしろ Good 」のNGと受け取って、チーム全体や選手一人ひとりの

改善の切っ掛けにしてくれればいいのだけれど…。 2021.1.21


アナウンサーの古舘伊知郎さんが「モットー(座右の銘)」のようなものにしていると言う、「一日一生(いちにちいっしょう)」という言葉を知った。それを紹介している芸能ニュース(ネット)では、

「『一日一生』だと思って、仕事をやりたい。その瞬間、瞬間を頑張りたい」と出ていた。次に「国語力アップ.com」のサイトで語源を調べてみたら、内村鑑三や西行の言葉として説明されていた。

松井秀喜がモットーにしているとかも。ニーチェの「永劫回帰」の考え方(「宇宙の全ては、同じ事の繰り返しである。転じて、一日一日が大事である」)とかも。「ああ、なるほど。好きな人ばっか

りだし、ニーチェの永劫回帰は昨日の3年倫理の授業でリヒャルト=シュトラウスの「ツァラトゥストラはかく語りき 序曲」をBGMにしながら生徒達に、「運命愛」の考え方とセット紹介したばっか

りだし」と思った。シンクロしたと。セレンディピティだと。この「一日一生」という考え方は、「コロナ=ショック」の時代に、「メメント=モリ(死を想え)」で、カルヴァンの予定説や親鸞の悪人正機説

を信じて生き抜く覚悟と受け取った。ハイデッガーの「現存在」や「死への存在」「世界内存在」の説明にも有効かも…。部活でも3年生の学年集会(最後は採集登校日の2月10日)でも、生徒達

に紹介しようかな。 2021.1.22


半日練習の部活。冒頭の話は次の通り。「チームの目標を確認。男女ともに団体戦ファイナリスト。工業と商業以外には負けない。うちの現状は『選手層が厚いブルドーザー』とは言えない。

だから『ツー・トップまたはスリー・トップのドリル』になって勝つ。そのために『裾野が広くしっかりした山』になる。団体戦メンバー以外の選手が『山の上の方を支える裾野』として、団体戦メン

バー以上に練習を頑張ることが大事。チーム力を高めて、「準備→挑戦→達成」。終わりが来るから頑張れる。部活の次は就職試験や入試という頑張り。それにも終わりが来る。その次の

勝負は、会社での仕事や上級学校での頑張り。結婚だって家族を作っていくことだってそう。まずは、高校の部活で『頑張れた。よい結果も達成できた』という経験を味わおう」。白血病から

復帰した水泳選手池江璃花子さんが、昨日の100メートル自由形レースを終えた後の言葉を、ラジオがこんなふうに伝えていた。「負けず嫌いで勝負師のスイマーはそのまま。『勝ち負けに

こだわる。結果(記録)は後からついてくる。まずはしっかり練習したい』」。しっかり治療して勝負の世界に戻ってきた彼女。彼女にとって、治療イコール練習だったのでは? 「大丈夫、大丈夫。

いつか終わる」(退院の報告より)と抗がん剤治療中に自分を励まし続けた彼女に学びたい。 2021.1.23


先日の大学入試共通テストの世界史Bの問題分析を、ほぼ1日掛かりで仕上げた(このHPで公開)。その後は、出張で帰省している長男と母と3人で、粟津温泉の総湯→和食堂の宮園へ。

前日に店を訪ねて予約し、「日本酒の持ち込み」許可をもらっていた。日本酒は、去年の冬休みにS先生にお願いして購入してもらった越前大野(S先生の地元)の「大吟醸 究極の花垣」…

最高でした! 2021.1.24


今年度の3年生キャリハ(キャリア・リハーサル)課題探究活動、無事終了(ただしコロナ対応のため、全校発表会を避けて代表4班による3年生のみの発表会。1・2年生には後日発表)。短い

準備期間(班内発表の「マイ進路」は割愛)とコロナ対応で限られたフィールド・ワークになったが、「そんな中での金メダル」的な素晴らしい出来映えだった。これで4年目。「継続は力」。

 2021.1.25


「ウルトラ80」に救われた! 6限目の3年倫理の授業、内容は実存主義哲学その1(キルケゴール、ヤスパース、ニーチェ)で、「1年間の倫理学習のクライマックス」だったのに、授業の出来映

えが「イマイチ」で終わってしまった。…しかし、N君が自分の経験を踏まえて書いてくれた授業振り返り論述「ウルトラ80」の内容が素晴らしく、私も「魂込めた」コメントを返せた。これを次回の授

業でみんなに読んでもらって、今日の授業のリベンジを図る! 実存主義哲学その2(ハイデッガー、サルトル)と人道主義(ガンディー、マザー=テレサ)の授業で。 2021.1.26


3年倫理最後の授業(2つのセクションの1つ)をフィニッシュした。授業振り返り論述の「ウルトラ80」に、「先生と意見を交わす場が無くなってさびしい」とか「色々自分の考えが出せて良かった」と

いう感想を書いてくれた生徒がいた。今更ながらに、自分の考えを出してもらい、意見を交わしてきたことの意義を実感させてもらった。「ウルトラ80、ずっと続けていこう」と、改めて思った。

 2021.1.27


職員会議が終わって、部活へ。前半のフロアー練習後の筋トレと体幹トレ。目的意識を高く持って、集中して練習している部員達を見る(観る・視る・看る・診る)喜び。 2021.1.28


晩に帰宅したら、郵便受けに大きな届け物。先日Amazonで注文した本とCDだった。1冊は『A MOVIE 大林宣彦、全自作を語る』(大林宣彦 著。立東舎 刊)、1つ(3枚組完全盤)は「オリジナル

・サウンドトラック 続・夕陽のガンマン/地獄の決斗」(エンニオ=モリコーネ 音楽)。大林さんもモリコーネさんも去年亡くなった「巨匠」「マエストロ」にして、私にとって永遠の「映画天使」「音楽天

使」。土日はこの2つを、懐かしく楽しもうかな。 2021.1.29


高い目的意識を共有するチームになってきているバドミントン部。今日の午前練習も、ピリッとしたムードの中に部活やバドそのものの楽しさもちゃんとあって、とても有意義だったと思う。昼食は

久し振りの喫茶フローラにて。初めて注文したパスタセット(今回はナポリタン)が、ボリュームがあってなおかつ美味しかった。いつものコーヒー豆(ブレンド「三代目」)を200グラムで2袋買い、お

日様の光降り注ぐ芦城公園(紅梅がつつましく咲いていた)を少し散歩して帰った。 2021.1.30


『A MOVIE 大林宣彦、全自作を語る』(大林宣彦 著。立東舎 刊)を読み始めた。「やっぱり好きだなぁ。ずっと好きだなぁ」と、何度も何度も思いながら読み進めた。新しい発見のあったページ

を折り曲げて、読み終わったら「復習」として該当箇所に線を引く。あぁ、また、たくさんのページを折り曲げて、たくさん線を引くのでしょう。大林監督、また尾道を訪ねます。 2021.1.31

~2月~

1限目は今年度初担当の時事研究、6限目は倫理。「最後の授業」が終わった。それぞれの「ウルトラ80」には、次のようなうれしいメッセージが…。(中略)これこそが「勲章」です。頑張って良か

った。そしてまた、頑張れます。 2021.2.1


4限目は3年世界史探究(2年次の世界史Bのメンバー16人全員が継続履修)の最後の授業(考査の前日なので、この日の午後は放課。だから、3年生にとって高校最後の授業でもあった)。学

年末考査が翌日ということもあり、「考査対策プリント」を配付して答を板書していたら…。「先生、今日で最後だから、何か歌ってくださいよ。『ギザギザハートの子守歌』とか…。みんなで手拍子す

るんで」とKaくん。その前、授業の冒頭で「先生、この頃俺らにNG(ノー・グッド)を出してないですね」とKiくん(「NGのNは伸びしろのN」と言い続けてきた)。「あぁ、うれしい」と「あぁ、やっぱり」の2

つの気持ちが盛り上がるままに、「この中に受験生もいるから、歌は無しね。でも、思い出話をします」と私。…今、ここ、至福。おおげさでなく、「教師冥利に尽き」た。 2021.2.2


3年学年末考査初日。2限目が世界史探究で、私が試験監督。翌日の時事研究の問題を完成させて、放課後は部活へ。「練習のための練習」ではない、質の高い部活が出来た。授業と部活…

私の両輪。 2021.2.3


放課後、昨日いい感じだった部活へいそいそと向かう。10分くらいしたら放送で呼び出し。「向出先生、○○室まで来てください」。行事検討委員会(次年度の行事予定について、管理職も交えて

の話し合い)が始まっていた! 1時間くらいで会議を終えて体育館に戻ると、「目的意識が感じられないゲーム練習」をダラダラとやっていたので…。この日、練習の後半は3階の廊下でトレーニ

ング。私が「ダメ出しオーラ」全開の態度だったので、ピリピリした雰囲気での筋トレと体幹。終了後、「お説教」。「チームにとっての金メダルは、加賀地区大会団体戦男女アベックファイナリスト。

それはこれまで伝えてきた。じゃあ、自分自身にとっての金メダルは何? 競技力の高さの違いがあるから、それは人それぞれ。一人ひとりが、自分に達成可能な目標を設定して、それに向かっ

て頑張ること(努力と工夫)が大事なんじゃないのか」。「部活の顧問、チームの監督を頑張り抜くことが、私にとっての金メダル」(これは言わなかったけど…)。 2021.2.4


放課後、来週火曜日の推薦入試の打ち合わせ。17:00過ぎに体育館へ。昨日の「お説教」の翌日の部活。怪我で休んでいる生徒一人以外の全員で、「シャトル置き」のフットワーク・トレーニングを

頑張っていた。「相棒」のS先生もスーツ姿のまま練習メニューに参加。「軌道修正」できたと思う。ドラマの無い日は無い。「一日一生」。バ道(バドミントン道)。「世のため、人のため」では格好つけ

すぎ、「道のため」に頑張る。 2021.2.5


晩に、「買い置き」してあったDVDの映画「魔界転生」(深作欣二監督)を鑑賞。千葉真一が演じる柳生十兵衛の台詞「剣の道を生きる」に、大林宣彦監督のTV映画「麗猫伝説」で大泉滉が演じ

る映画監督に向かって、「あなたには映画があるから…」と別れを告げる女性(風吹ジュン)の台詞を重ね合わせた。「道のために生きる」…。道が、命をどう生かすかということなら、愛は、命その

ものを生きること? 道と愛の両立やコラボ、塩梅やバランスが大切ということ? 道への志を持ちながら、しっかり市井(しせい。世間的な日常)を生きる。死生(しせい。「死生命あり」の死生。死

ぬことを前提とした一回性の生)を生き抜く。 2021.2.6


3年生の授業が全て終了した最初の日曜日。やっぱり気持ちに余裕がある。早めに起きて、ゆっくり朝食。食後のコーヒーの後は、尾俣川沿いの桜(充実の蕾)の道を通って山代中学校のグラウ

ンドまで散歩。NHKラジオの「音楽の泉」を聴きながら新聞を読み、そのまま読書タイム。先週の日曜日読み始めた『 A MOVIE 大林宣彦、全自作を語る』の続き。ギターもじっくり2時間かけて、

ストローク中心の弾き語り。夕方に母と粟津温泉総湯。晩はDVDで大林さんの映画「告別」を鑑賞。…あー、まさに「豊かなる一日」だった。 2021.2.7


今年度の3年生の「授業成果物」として、「倫理 授業ウルトラ80 名作・力作集」(昨年度も)「時事研究 授業ウルトラ80 名作・力作集」(初)を完成させた。渡すのは、2月10日(水)の3年生最終

登校日。喜んでくれる生徒がたくさんいるとうれしいなぁ。最後の学年集会で、ラスト・スピーチも! 2021.2.8


推薦入試終了後に、翌日の最終登校日に開く3年学年集会の準備をした。卒業記念品のPAシステム(音響機材セット。PAは Public Address )を、生徒達にお披露目することも兼ねた最後の学年

集会。3年4ホーム担任のS先生(バドミントン部でもパートナー)が作ってくれた「3年間の思い出ストリーミング」…最高でした。明日3年生のみんなに見てもらうのが、とても楽しみ! 2021.2.9


最後の学年集会での私のスピーチは、「自分で自分にNGを出せることの大切さ」と「人生は個人戦でもあり、団体戦でもあるということ」の2つ。4人のホーム(クラスと言うよりホーム)担任(特に持

ち上がった3人の「若者」達)のスピーチが、素晴らしかった。その中のSさんが作った「3年間の思い出ストリーミング」放映で締めくくり、最後の挨拶・礼の後、全員の椅子が綺麗に机の下に戻され

ていたことに大きな感銘を受けた。次は卒業式…。受け持ちホームを持たない学年主任の私の台詞は、「以上、男子94名・女子59名。合計153名。代表3年1組○○○○○」(私が担当した2年

世界史B・3年世界史探究の、「受験では使わないのに、毎回の定期考査の成績トップで90点越え」のIさん)。…ちゃんと言えるように、練習しなきゃ。感極まって、泣いてしまわないように。

2021.2.10


今年初の大野。午前中の部活が終わり、「お疲れ様」の挨拶を、同じバド部の顧問Sさん(大野出身)と交わした後、車を大野に走らせた。昭和の雰囲気の店「一福」で醤油カツ丼をいただき、やっ

ぱり昭和の雰囲気の喫茶店「ミキ」でブレンドコーヒーをいただいた。その後は、いつもの南部酒造場で「花垣」の新酒を2本(「たれくち 大吟醸40生酒」と「無濾過生原酒 純米60」)購入。ほぼ快

晴の冬空に映える真っ白な荒島岳の姿に感動しながら、「ソウル・スポット」の越前大野を後にした。またバイクで訪れる「春の大野」が、今から楽しみ! 2021.2.11


3年生が登校しない日々の初日。3年生の教室に鍵をかけながら、何とも言えない淋しさを感じた。3限目の2年生の世界史Bの授業(カルヴァンの宗教改革と資本主義経済の関係がメインテーマ)

は、その淋しさを埋めるようなテンションとパフォーマンスで…。授業振り返り論述の「ウルトラ80」のレベルが高くて、すごく嬉しかった! 2021.2.12


学年末考査前の最後の部活は、大聖寺高校(男女団体メンバー+α)が来校しての合同練習と練習試合。監督は8年前、私の二水高校勤務1年目に教育実習生(私が指導教官。世界史)だった

Y先生。彼は初任が七尾高校で、今2校目の大聖寺高校(私は初任で12年勤務)。授業も部活も頑張っているようで、頼もしい。午後は気温が20度越えと暖かかったので、今年初のバイクでドライブ。

何となく大聖寺高校へ。職員玄関近くの駐車場にバイクを停めて、大聖寺川のほとりや校舎の周辺を散歩した。野球部の生徒(?)が挨拶してくれて、うれしかった。ここが「第2の母校」で、今の寺井

高校が「現在の私を生んでくれた母校」。2校目(やはり12年勤務)の小松高校が「実際に卒業した母校」で、3校目(「3年で残念」と離任式に英語でスピーチ)の二水高校が「リスタートの母校」…。

いっぱい母校が持てて幸せ。 2021.2.13


去年の4月に副担任になって、初めて名前を覚えて言葉を交わすようになった特進クラスの生徒がたくさんいる。授業でも部活でもその他のことでも、全く接点の無かったWさんがその一人。私は

教室には後ろの扉から入るようにしている(理由は、生徒達の反応が面白いから)ので、特進クラスの教室に入る時には毎回、一番後ろの廊下側に座っているWさんが、「花が咲くような笑顔」で迎

えてくれていた。3年生が登校しなくなった最初の月曜日の朝、8時過ぎに出勤したらそのWさんが、職員室前の廊下で、あのいつもの笑顔の花を咲かせてくれた。授業や部活でもその他のことでも、

全く接点は無かったのに…。 2021.2.15


今年度の総括と次年度に向けての課題について、自分の意見や分掌(3年学年会と地歴公民科)の考えをまとめる時期に入った。全体としては「プラマイ・プラス」なんだろうけど、「プラマイ・マイナ

ス」な部分が気になる。「楽なんだろうけど、それで楽しいの?」みたいな…。 2021.2.16


ラポール rapport (フランス語)について考えている。辞書(デジタル大辞泉)には、「心理学で、人と人との間がなごやかな心の通い合った状態であること。親密な信頼関係にあること」と説明されて

いる。大学の教育心理学の授業で知り、ボランティアサークルのひまわり子ども会や牛込原町小学校若竹学級の介助員の仕事などでも大事にしていた言葉・概念・考え方・実践。今年度の3年学年

会のメンバー(特に1年生や2年生からの持ち上がった担任)には、生徒達との間にこのラポールが豊かに成立していると思う。そんな学年の学年主任をしてきて、学ぶことが多かったと思う。

 2021.2.17


ひとつのゴール、卒業判定会議。男子94名・女子59名、合計153名の卒業が認定された後、年学年主任として一言ご挨拶。「入学時は5クラス・3年で4クラスになった学年。全学年で朝学習のマナトレ

がスタートした学年。教室に『マナー3』と『ルール5』が掲示された学年…プラマイプラスで…」などと振り返り、3年学年会の感謝の気持ちを伝えた。 2021.2.18


3年生が登校しなくてよくなった最初の1週間が終わった。週4時間の2年世界史Bの授業の合間に、卒業式の準備(卒業証書や皆勤賞など)や県教研の地歴・公民部会の研究紀要の仕上げや会計

決算を進めた。晩には自宅近くの昼夜食堂「オオハタ。」で飲み(コロナ対応で8時30分まで)。 2021.2.19


4連休(月曜日は年休)初日は、去年の暮れの書評(朝日新聞)を読んで買い置き状態だった『蠅の王』(ゴールディング 著、黒原敏行 訳 ハヤカワepi文庫)に没入。人間の(子どもの?)悪魔性を

SF的で神話的な思考実験で描く小説…。どちらかというと、普段、好んで読む内容の真逆の本。映画化もされていて、すでにDVDも入手済み。昔、角川映画のメディアミックス(「読んでから観るか、観

てから読むか」みたいなキャッチコピーがあった)ってあったなぁ。『野生の証明』とか『復活の日』とか、懐かしい! …と入力した後、朝刊を読んでいたら、「日曜に想う」の記事(「私の中の『マスク風紀

委員』」)に、冒頭の「人間の悪魔性」に関連する次のような言葉があった。「人間誰しも善悪美醜をないまざに生きている。互いに欠点だらけながら、誰の中にもある『人間の素晴らしさ』が作用し合って

社会を進めていく。それでいいじゃないか」「素晴らしい人間に出会うのではなく、人間の素晴らしさに出会う」(福島県郡山市で刊行されている児童詩誌「青い窓」より)。「人間を信じ、胸にうるおいあれ」

(寺井高校三訓の一つ)と重ね合わせて、親指を立てた。 2021.2.20


4days 2日目(日曜日)は、「芸術の春(春の芸術)」豪華2本立て。最初に金沢のミニシアター「シネモンド」で、映画「天井桟敷の人々」(世界映画オールタイムベストテンで常に上位)の4K修復版を鑑

賞。ヘッセの『春の嵐』やモームの『月と6ペンス』などの小説につながる「詩(芸術)と愛」の世界。堪能しました。続いて県立美術館で「熊谷守一展」を鑑賞。ムンクや三岸好太郎を好きなったように、

好きになりそう。画集を2冊購入。映画「モリのいる場所」(主演は、山崎努と樹木希林)も観てみよう! あれ? 23日(水)に、県立美術館のホールで上映するんじゃないの! 2021.2.21


4days 3日目は年休取得の月曜日(1・2年生学年末考査初日)。昨日シネモンドで観た映画「天井桟敷の人々」の古いパンフ(昭和56年発行!)を、部屋の隅っこにある本棚の一番下から取りだそう

としたら、不自然な姿勢のせいで腰を痛めそうになった。そこで思いついたのが、カラーボックスや本棚の購入。食卓横の水屋(みずや。台所に置く食器棚。しかし、入れてあるのは本)の上に両方設置。

そして映画のパンフ(世界史の授業で使ってきたものが200冊以上あり、年代順に並べてある。その他の映画も約200冊)を取り出しやすくして収納。すっきりした~。すぐに大好きな映画の一つ「大脱走」

のパンフを見つけて、読み耽った。もちろん、そのサントラ(CDは全てデータ化してパソコンのハードディスクに格納)を聴きながら。映画ファン、至福のひととき! …でも、「1日1映画」にしておこう。明日

は、「オルカ」にしようかなぁ。「ジャガーノート」もいいなぁ。 2021.2.22


4days 最終日。11:00から上映される映画「モリのいる場所」を目がけて、一昨日の県立美術館へ。しかし、チケットはすでに完売。そこで、一度入ってみたかった隣の国立工芸館(最近開館。東京国立

近代美術館工芸館)で、「うちに こんなもの あったら 展」を観た。とても見応えがあって、楽しめた。その後は、大豆田(まめだ)町のお店(カフェ? 食堂?) Bitte ビッテで定食とコーヒー(計1,000円)

をいただく。…あれ? 定食でもコーヒーでも、使われている器の全てが「うちに こんなもの あったら」じゃん! 豊かさの実感を、再確認しました。ここ(大豆田町)も、大切な「故郷」ですから。

2021.2.23




卒業アルバムが納品された。3年生になってからの学年主任だけど、2年生の授業をたくさん担当(来なかった講師の授業も引き受けた)したこととコロナ対応として毎朝行ってきた健康観察のおかげで、

153名全員の顔と名前が一致する。なので、「卒アル」を開く喜びの大きいこと、大きいこと。「悲しいことがなくても」開く卒アルの表紙…か。ユーミン? 2021.2.24


「卒業写真」つながりで、ユーミンの「恋人がサンタクロース」のサビのメロディーを、次のような替え歌にしてみた。~♪~授業が 生徒指導 本当は 生徒指導 罪と罰 乗り越えて 授業が 生徒指導 

大切な 生徒指導 アメとムチ ではなく~♫~。ちなみに2番の替え歌は、~♪~部活も 生徒指導…~♫~。私の考える生徒指導とは、生徒に○○を指し示し、◎◎に導くこと。○○=よりよく在ること、

◎◎=よりよく生きること。「生徒に、よりよく在ることを指し示し、よりよく生きることに導くこと」。「よりよい在り方・生き方」の「よりよさ」が「今より一つ上」(そこでの・その時点での自分にとっての「金メダル」

)だし、「達成感もいいけど、途上感も幸せ」ということ。 2021.2.25 2021.2.25


3年生の登校日(卒業式に向けた服装・容儀検査など。午後、1時間程度)。コロナ対応のため、久し振りの生徒玄関での健康観察。夜は、年度末のPTA実行委員会。学校の近況報告で、私は「おお

とり」。来週水曜日に卒業式を控えた3年生のことを、特徴的な3人の生徒の様子を紹介して伝えた。頑張り屋のKさんは「羽を伸ばして」いて、4月からの羽ばたきに期待。部活に来てくれたFさんは、

自動車学校を卒業して、4月からの仕事(介護職)に向けた色んな準備をしているとのこと。4月から美容系の専門学校で頑張るWさんは、友達2人と一緒にバイト。学費の足しにするということ。P.S.と

しては、卒アルの素晴らしさを紹介。そして結びの言葉は、「令和3年3月3日の卒業式で、男子94名、女子59名。合計153名が、母校を巣立ちます。ありがとうございました」。 2021.2.26


午前中は、学年末考査後初の土曜・半日部活。3年生も来てくれて、後半の1時間30分はゲーム練習。4月半ばに控えた加賀地区大会の団体戦での役割や、それぞれの目標(「何が今の自分にとって

の金メダルか」ということ)を、強く意識させることができたと思う。しかーし、無断で休んだ1年生女子が3名。これは何度目かのNGなので、月曜日に「進退についての話し合い(部活を続けるなら誓約書

を記入・提出)」を行う。「罪と罰 乗り越えて」「アメとムチ ではなく」。午後は、春ギターの弦張り替えと弾き語りなどで寛いだ。天気はすごくいいのに、風がすごく冷たかった。東京の冬を思い出した。

2021.2.27


今日も越前大野へ。真邑(しんゆう)という手打ちうどんのお店で、定食「真」に舌鼓を打った。いつもの結ステーションの駐車場が、残雪のため狭くなっていて、通りの向かいにある商工会議所のパーキ

ングに停める。そして大野散策。名水百選の御清水(おしょうず)から、朝倉義景の墓所を経て大野市歴史博物館へ。小一時間楽しく研修した後、南部酒造場で新酒(この季節の生酒)を2本購入。晩酌、

サイコー! 2021.2.28

~3月~

部活と同好会の違い。両者を船にたとえたら、部活の部員はクルー(乗組員)で同好会の会員はお客さん。部活の部員なんだから、自分の持ち場で義務や責任を果たして欲しい。そこに大きな喜びが

ある。仲間と一緒に頑張って、みんなで一つの船の目的地に到達する喜び。そんな、人(みんな)のための頑張りが、自分自身を人間的に成長させてくれる喜び。 2021.3.1


「ゴールは就職の内定や上級学校の合格発表の日ではない。ゴールは卒業式」「自分のために頑張る。仲間のため、チームのためにも頑張る」をテーマにして頑張ってきた。…明日、卒業式を迎える。

 2121.3.2


令和3年3月3日(春の青空。サンサンサン)、卒業式当日を迎えて、去年4月に2年から3年に進級した生徒全員153名が、みんなで、そして一人ひとりが、それぞれのゴールテープを切った。「終わりは

始まり。ゴールはスタート」。 2021.3.3


卒業式の翌日。放課後は、先週土曜日以来の部活。ゲーム練習の組み合わせは、団体戦と個人戦ダブルスと個人戦シングルスに分けて、ホワイトボードに示す。「アスリート感」が高まってきた。集大成

の意気込みで、部活指導に当たる。 2021.3.4


昨日届いた県教研地歴・公民部会(本校が事務局)の研究紀要を、県内の高校や教委・研修センターなどに郵送した。通帳も解約して決算書を仕上げ、2年目の事務局長の仕事がほぼ完了! そうこう

している間に、公立小松大学の合格発表があり、先日卒業式を迎えた3年生1名が見事合格! 次は7日の琉球大学の発表…朗報に期待! 2021.3.5


卒業式で3年生を見送った後の、初の土曜日(高校入試直前のコロナ対応のため、全県的に部活は禁止)。8:00から、小雨の中、尾俣町の春祭り準備の人夫(にんぶ。町の仕事)。それからは、買い戻し

たいろんなジャンルの書籍の読書に耽った。一番大きな「再発見」は、松谷みよ子の童話集『黒い蝶・花びら』(講談社文庫。昭和53<1978>年「8月15日」第1刷発行。挿絵は遠藤てるよ)。そこからの

流れで、安房直子の絵本『きつねの窓』(ポプラ社。絵は織茂恭子)や童話集『まほうをかけられた舌』(岩崎書店フォア文庫。挿絵は…あ、また遠藤てるよさんだ! そう言えば、数日前の朝日新聞天声

人語で取り上げられていた童話が表題作の「まほうをかけられた舌」)を再読(再鑑賞)。巻末の著者紹介で、改めて、早世(早い逝去)された安房直子さん(1943年~1993年)を想った。「雪窓」のユーモア、

「夢の果て」のシュールな哀しみ…。 2021.3.6

 


「日曜映画鑑賞」。金沢シネモンドで「聖なる犯罪者」。寓話的でエモーショナルな高いエンタメ性を担保した、宗教的な赦しや愛がテーマの佳作。「スラヴだけどカトリック」のポーランドが舞台。コペルニクス

やコシューシコ、ショパンやメアリ=キュリー(キュリー夫人)のポーランド。若い頃のクリストファー=ウォーケンに似た主役の俳優さんが良かった。「映画でデート」的なカップル(アベック? どちらも死語?)

が何組か客席にいたけど、観終わった後、お互いの宗教観や世界観、価値観などを話題にして盛り上がるのかなぁ(うらやましいなぁ)…。金沢からの帰り道、特進クラスの担任Mさんから、3年生(I君)の
    
琉球大学合格の連絡をショートメールで受け取る。「ヒャッホー!」と、運転しながら叫んでしまった。 2021.3.7


学検(公立高校入試のこと)前日で、準備の一日。生徒は休業日で、我々の勤務時間は14:45まで。天気が良かったので、久し振りの木場潟1周ウォーキング約90分。うっすら汗をかいた後、近くの木場温

泉へ。昭和の佇まいを残す総湯で、その雰囲気と温泉の両方に浸った。身体も心も魂もリフレッシュして、帰宅。夕食後の弾き語りも…バッチリ決まった! 特に、「地平線の見える街」(風。作詞・作曲 

伊勢正三)が白眉。~♪~君は いつも 僕に言ってた 口癖のように この狭い国の どこかにきっと 地平線の見える 所があるとね その目を 輝かせて~♫~。 2021.3.8


「春心」は旅心に通じる。今、どこかに旅するのもいいし、過去の思い出を旅するのもいい。過去は自分史という歴史。歴史を解するコツ(「補助線」)は、次の三つの考え方。「歴史は、現在(未来も)と過去

との対話」(E.H.カー)と「歴史は自分(の内面)と過去との対話」(阿部謹也)。そして、「過去を当時の人の眼で見て、経験すること」(J.H.エリオット)。 2021.3.9


「春心」よりも「秋心」の方が、旅心を誘うのじゃないか、と考えてみた。「春心」は、長かったし辛かった冬の終わりを喜ぶ心で、「やっと旅が出来る!」という感覚。「秋心」は、短かったけど幸せだった夏の

終わりを惜しむ心で、「さあ旅をしとかなきゃ!」という感覚。春も秋も、人生のアナロジー(類似)でアレゴリー(寓話)でメタファー(隠喩や暗喩。比喩)。春も秋も…豊かな季節。達成感というより途上感を

感じる。では、夏や冬は達成感? 夏は生(成・清・靖・精・勢・盛・征・凄・青・牲・性)、冬は死(史・詩・至・刺・誌・師・梓・資・試・子・糸・屍・祉)で、新しい始(はじまり)。死んでよみがえる(蘇る。蘇る。黄泉

帰る。死ななければよみがえれない。イエス。キリスト。イエス=キリスト。倫理という授業(科目)は、哲学と宗教を学びます。何のために? 「よく生きる」ために。ソクラテスの生と死。 2021.3.10


東日本大震災と原発の深刻事故から10年目の3月11日。朝日新聞の朝刊「声」欄に、東京都の高校教員大野さんが、「18歳で被災 いま授業で伝える」というタイトルで文章を寄せていた。以下に引用する。

「東日本大震災を岩手県で体験した私は、現在都立高校で社会科を担当している。(中略)地震の怖さや防災の必要性を伝えていくことは、社会科教員の使命であると感じる」。はい。私も、現在石川県の

県立高校で「社会」科を担当しています。そして、「社会」科教員の使命について考えています。「地理歴史科・皇民化…おっとっと、何という誤変換! 公民科」教員というよりも、「社会」科教員として、地理

や歴史、現代社会や政治経済、そして倫理などの授業を担当しています。そしてそれらの授業を通して、社会について自ら学び・生徒達に教えています。目的は社会について考えること。その手段が地歴・

公民。教科目を、地理歴史・公民科から社会科に戻すべき!ただし、地理・歴史・公民それぞれの専門的な見識(知識やスキルだけでなく、本質的な考えや意見)を備えること(備えようと頑張ること)を「必

要条件」として。 2021.3.11


2年世界史Bの授業準備が楽しい! 最後の授業の最後の板書内容は、「多様性の価値と異文化理解の重視」と「国連中心主義と多文化共生主義のいいとこ取り」。ベルリンの壁開放(1989年11月9日)

→米同時多発テロ事件(2001年9月11日)→東日本大震災と原発事故(2011年3月11日)→今のコヴィッド19( Covid-19 )世界的感染拡大といった歴史的出来事を取り上げて。本校バージョンの授業

コンテンツが、完成する! 2021.3.12


「これからの日本語訳」の試みについて考えている。たとえば、「弁証法」→「いいとこ取り方式」や「責任を負う」→「責任を引き受ける」。前者は、漢字の意味だけでは内容が分かりにくい難しい哲学用語を、

日常的な言葉に言い換えたもの。後者は、文章語を口語(話し言葉)に言い換えるとともに、責任(自由とセット)というポジティブな言葉を、「責任イコール負うもの・負わされるもの」というマイナスイメージ

から解放する意義があるのでは? 帰納法は、根拠集め方式。演繹法は、原理・原則から考える方式(そういえば、根拠集め方式と原理・原則から考える方式のいいとこ取り方式が、カントの哲学)。これ

って、「これからの社会科」教員の責任? 2021.3.13


甥と母と3人で、近くの「昼夜食堂 オオハタ。」で昼食。そこで妹(甥の母)の転勤と昇任という嬉しい話を聞き、お祝いメールを送った。「日曜読書」は、昨日届いた『オトナの保健室』(10代で米国留学。ラッ

プファン。 LiLy 著。宝島社 刊)。好きな章で一つ挙げるなら、 Talk 2 「幸運、引き寄せの法則」。「つかみ」はこうだ。「どうして嘘をついたらいけないの? どうして物を盗んだらいけないの?」(中略)「たと

えバレなくても、運が悪くなるから」。母の答えはそれだった。「運が悪くなるって、とてもとても怖いことよ」。第1刷発行が、2020年8月26日。やはり女性が著者(こちらは私と同年代の方)で、第1刷発行が

2019年6月20日の『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』(英国在住でパンクロックファン。ブレイディみかこ 著。新潮社 刊)とこの本で述べられているいくつかのことが、今とこれからの自分にとって

の「言動」指針(方位磁石)になりそうだ。 2021.3.14


生徒は午前で放課。午後は職員会議など。15時過ぎに終わったので、1時間年休を取って木場潟へ。快晴の白山連峰(清浄ヶ原、大汝ヶ峰、午前ヶ峰など)を借景にした木場潟は、「一枚の名画」です。

いつもの粟津温泉入湯の後、自宅では翌日の授業(2年世界史B。 one last class )のリハーサル。中島みゆきの「 EAST ASIA 」弾き語り。 2021.3.15


2年世界史Bの one last 授業。ギターを持ち込んで、中島みゆきの「 EAST ASIA 」をフューチャー( ex. 漢字と大乗仏教という文字と宗教という文化を、歴史的に共有する、日・韓・中・ベトナムの4カ国に

よるEAU<東アジア連合>構想)した、「今とこれからの世界」について考える授業になったと思います。生徒達が書いてくれた、授業振り返り論述「ウルトラ80」の豊かさよ…! 2021.3.16


「歌って(覚える)世界史」の教材(ワークシート)化に勤(いそ)しんだ1日。これを、翌日の今年度 last 授業(2年世界史B)で使うために。原曲が「ギザギザハートの子守歌」(チェッカーズ。今流行の歌「うっ

せぇわ」にも反映? 「ちっちゃな頃から優等生<中略>ナイフの様な思考回路 持ち合わせる訳もなく」)の中国史やイスラーム史、中世ヨーロッパ史の覚え歌と、原曲が「散歩」(映画「となりのトトロ」の主

題歌)の中国略地図覚え歌と、原曲が「線路は続くよどこまでも」の世界略地図覚え歌など。明日が楽しみ! 2021.3.17


1限目に2年世界史B last 授業。一番盛り上がったのが、最後に演奏した世界地図の略地図(概念図に近い)覚え歌(原曲は「線路は続くよどこまでも」)。初めから数人の生徒が手拍子してくれたので、「み

んなでお願い」とアピール。教室がライブ会場のように…! 振り返り論述「ウルトラ80」は、今年度1年間の授業を振り返って書いてもらった。本校での「いい思い出」が、また一つ増えたw。 2021.3.18


新入生の仮入学(コロナ対応で、2部編成)の午後に、受付業務を担当。今年度が3年学年主任だったので、新年度は1年学年主任? そんなことを思いながら、新入生達と保護者の方々に笑顔で声を掛

けた。3年生の卒業式は今月の3日だった。終わりは始まり…。背筋が伸びます! 2021.3.19


午前中は小松明峰高校男女が来校して、合同練習兼練習試合。コーチのT君(小松明峰高校の卒業生。父親が小松ジュニアのコーチ)も来てくれて、生徒と試合をしてもらった。以前から思っていたことだ

けど、試合後の生徒に対する彼のアドバイスが分かりやすく的確で鋭い! 夕方、母とお彼岸のお墓参り。墓参は12月以来。夕食後は、先日届いたDVD「吉田拓郎 2019 -LIVE 73 YEARS- in NAGOYA 」

を鑑賞。73歳(1973年の名盤「 LIVE 73」に懸けてますね)の拓郎の音楽とパフォーマンス。冒頭、弾き語りでの「私は 今日まで 生きてみました」の歌詞に、「達成感(スマッシュで決めてガッツポーズ)という

より途上感(ラリー中のドライブ感)」「挑む(真面目に挑戦)というより試す(気ままに試行。アドリブも入れる)などの拓郎のフィロソフィー(哲学)が「改めて」伝わり、感謝と涙…。 2021.3.20


「巣ごもり日曜日」な1日。弾き語り用歌詞プリントの修正(イントロや間奏などの工夫)が中心。たくさん演奏したので、コードを押さえる左手の指先がカチンコチンに…! 2021.3.21


異動内示の日。希望通り STAY で、7年目の「寺井の向出」。 Go To Seven の57歳! 2021.3.22


午前中は、主に新入生の「情報聞き取り調査」(昨日の御幸中と南部中に続いて)で、バド部でも3年学年会でも一緒のSさんと2人で、松任中と美川中に行く。午後は、1年生球技大会(2年生は修学旅行の

代替旅行)で、やはりSさんと2人でバドミントンの部を取り仕切った。越前大野出身のS先生、頼りになります・頼りにしてます。 2021.3.23


コロナ対応のため、放送による3学期終業式と今年度離任式。送別会は、勤務時間終了後の16:45~17:45に視聴覚室で開催。転勤・退職の方々への花束・記念品贈呈と各人のスピーチ。芸術科(日展会員

で彫刻家)のT先生の印象的なお話は、以下の通りだった。「57年前の東京オリンピックの年(1964年。昭和39年)小松高校分校から寺井高校に。当時の校長が辞めて寺井町長になる。『お前がやれ』と言わ

れて、寺井高校創立の様々な準備と立ち上げの中心的な役割を担った。当時、私は22歳。今は79歳。これからも自分を磨いていく」。…T先生、痺れました。そして、シンクロニシティ(意味のある偶然)を強く

感じました。私は今、57歳(寺井高校と同<おな>い年)ですし、22歳の頃は大学3年生で、そこから始まったこと・始めたことが多いからです。ありがとうございました。紹介させていただきます。「ミスター寺井

高校」のT先生というのは、谷村俊英(しゅんえい)氏です。 2021.3.24


昨日に終業式・離任式があったので、「今年度終わった感」が強い1日。でも、明日には新年度の校務分掌の発表と、新しい主任と管理職(管理職の校長・教頭・事務長は異動なし)による校務運営委員会が

ある。そんな狭間(はざま)の1日だった。ん? 「嵐の前の静けさ」? 2021.3.25


校務分掌発表を巡る言動に、自分の軽率さを反省させられた1日でした。今年度が初の3年学年主任(ホームは持たない)なら、新年度は1年学年主任(同上。1年生のホーム担任も、これまで経験無し)。

最初の学年集会や新入生オリエンテーションで話すことや、学年目標など(「1年学年通信第1号」でも伝えること)について早めに私案を示し、4人のホーム担任の方々とよいタッグが組めるように頑張る!

 2021.3.26


今日から29日の月曜日まで、今年で4年目になる東北の旅(「東日本大震災と原発事故から10年目の福島・宮城を訪ねて」)をしてきます。 2021.3.27


今日までの「東北の旅」を振り返るのは…日曜日にします。宮城県石巻市での出来事(2日目)と、福島県双葉郡富岡町の夜ノ森駅の桜並木(3日目)の話が中心になりそうです。前者では、地元TV局の方から

インタビューを受けました。後者については、1年前に映画館で鑑賞した「 Fukushima 50 」のラストシーンにつながります。 2021.3.29


3年学年会の解散式を兼ねて、辰口町の蕎麦屋さん「山崎」(去年の4月にも、学年のみんなで訪れた)昼食会。他校に異動するYさんとMさんに、副主任のNさんが奔走して用意した越前焼のマグカップを、記

念品として贈った(翌日の朝には、異動になる副担任のTさんにも贈呈)。この1年間、きっと他学年や他の分掌の人達から羨ましがられるくらい(私の主観です)ワンチームで和気藹々だった「チーム3年学年会

=船に喩えて寺井高校第3学年丸」が、爽やかにゴール! 2021.3.30


今年度最終日。午前は部活。昨日に続く本日の昼食会は、組合(今年度、分会長だった)での異動・退任されるメンバーの送別会を兼ねたもの。本校の組合加入率(本校や石川県に限らず、全国的に?)は、

ほぼ2割…。でも少ないからこそ気心の知れた顔ぶれで、楽しくて有意義な時間を持てた! 組合と言えば…やっぱり私は、基本的に「革新派」で「理想主義」で「ハト派」の教員だなぁと思った。ただし、「信念

補強型左翼」ではなく、「仮説検証型左翼」。それは、自分の信念を「絶対的なもの」としないで、「一つの仮説」とするスタンスの「左翼」。そしてそれは、アリストテレスの「中庸(関西弁で言うと、『ボチボチでんな』)」

や、ブッダの中道(極端はよくない)に通じる考え方。ドイツの哲学者ヘーゲルの弁証法(いいとこ取り方式)や、アメリカの哲学者デューイのプラグマティズム(道具主義。全ての真理は仮説で、最適解や納得解

に過ぎず絶対解ではない)にもつながる。 2021.3.31