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※HP「研 世界史学習」TOP PAGEに連載(基本、毎日)

☆ 平成31→令和元(2019)年度

今年度の校務分掌は、2年前まで2年間勤めた進路指導課長。専任総勢6名の内、私がメインになる進学スタッフは、1名減の自分を含めた3名(一

人は就職スタッフを兼ねるので、2.5名?)。若手の2人に「進路で働けてよかった!」と思ってもらえるように、前年度の教務課ワークを土台にしつ

つ、2年前まで2年間の進路キャリアを活かして頑張りたい。教務課での授業改善モットー「マナー3」と「ルール5」を土台にした、進路達成のための「

パワー7」という言葉を設定して、新しい1年間のチャレンジが始まった。「パワー7」とは、新学習指導要領の「生徒に育成したい資質・能力の3つの

柱」と本校の3つのモットーに連動させたもので、「知性をみがき 目に光あれ」には「知識・技能」を、「意欲にあふれ 姿にはずみあれ」には「思考力

・判断力・表現力」を、「人間を信じ 胸にうるおいあれ」には「学びに向かう力・人間性」の3カテゴリーに7つの力。「伝え方が9割」なので、「今取り組

んでいることは、『パワー7』の中の○○を高めて、あなたの進路達成につながるんだよ」と、生徒一人ひとりが今取り組んでいること(授業や定期考

査、補習や模試、マナトレやキャリハ<課題探究活動>の価値や意義について、その都度分かり易く伝えるとともに、チャレンジできたことや成長、

成功を誉めていくことを積み重ねていきたい。進路モットーは、「『パワー7』を高めて、進路達成にトライ!」。先生方にも…伝わるかな? ちなみに「

パワー7」の覚え方の語呂合わせは、「契る 師範の表 向かう人」です。 2019.4.2


課会→委員会(管理職含む)と、今年度の進路指導課の目標と方針について私案(試案を思案したもの!)プレゼンする日々。私案が校案(公案!)

になっていくことに、オーガナイザー「組織者」としての喜びを味わっている。第1回職員会議での新校長の言葉「生徒の1日の学校生活で、授業が一

番長い時間。だからこそ、授業を大切に。冒頭で見通しやねらいを示し、結びには振り返りと自己評価の場面を設定してください」には、我が意を得

たりだった。新しい船長にとっての、「まにあう」船頭、「たよりになる」漕ぎ手の一人になりたい! 2019.4.3


銀行に口座をつくって、県の教育研究会地歴・公民部会事務局長の仕事をスタートさせた。

会長の本校学校長と、「二人三脚」で頑張りたい。若手の先生方に、「『社会科』教育における不易流行」の両面で、何か大切なことを伝えられたらい

いなと思う。 2019.4.4


学校長の代理で、川北中学校の入学式に参列。川北町長さんなどと一緒に、来賓席に座った。1組から3組までの3人の学級担任の先生が新入生

全員を呼名し、それに元気よく返事をする中学1年生たちの様子を見て、ジーンときた。来週月曜日には勤務校でも入学式がある。新入生の高校入

試を担当した「前年度教務主任」として、温かく迎えたい。 2019.4.5


年度末の教務主任としての1週間と年度初めの進路指導主事としての1週間との「怒濤の2ウィーク」を終えた土曜日は、午前中は金沢泉丘高校に

練習試合、午後は洗車に洗濯を済ませた後、ソファーに横になって新聞や雑誌を読みながらウトウト昼寝。夕方にはいつものよに、母親と粟津温泉

の総湯へ。夕食後は、授業開きの準備(教務手帳や生徒の座席順、最初の授業で使用する世界史や倫理のプリント作成<手直し>など)を10:00過

ぎまで行い、その後はギターの弾き語りと読書で締めくくった。  2019.4.6


去年の9月から読み始めた(再読)、司馬遼太郎の『翔ぶが如く』読了。古代・中世・近代の時代区分を越えた「民族叙事詩」(たとえば、インド人民族

叙事詩『マハーバーラタ』)の印象を強くした。続けて内村鑑三の『代表的日本人』中の「西郷隆盛」を読む。ここでは「2つのJ(ジーザスとジャパン)」に

引きつけた解釈で、西郷をカスタマイズしていることが分かった。西郷の陽明学がキリスト教に近いとか、欧米とアジアを結び付けることが日本の使命

であるなど。司馬史観と内村史観の、両方のいいとこ取りができればいい。 2019.4.7


新任式・始業式が始まる直前の出来事。司会の注意「服装を整えて」を平気で無視する生徒(3年女子)があまりにも多くて、次のように大きな声を出

してしまった。「どうして直さないの? 違和感を感じるでしょ。授業でもテストでも服装整えるでしょ」。入学式後の保護者対象の学校説明会で、進路

指導課から話をした。変化の激しい時代や社会への対応力としての「パワー7」と、それを高める方策、高めた結果としての進路志望の達成などにつ

いて。特に「学びに向かう力」を「学び続ける力」の意味もあるとして紹介したり、「人間性」という力を強調した。それを見つけて、誉めてあげることの

大切さとあわせて。  2019.4.8


パワポを使って新入生オリエンテーション。教務の次が進路。教務のパワポは、去年私が作ったものがベース。よって、自然な教務と進路のコラボに

なった。「伝わらなければゼロですよ」の、前校長の言葉がよみがえる。 2019.4.9


部活動紹介で公欠者が半分以上になることが当日判明し、倫理の授業開きは、授業で視聴するジブリ作品(3~7分程度)の動画を5つ(「耳をすま

せば」「ハウルの動く城」など)を鑑賞(予習?)→振り返りとまとめの「ウルトラ80」(80字・2文章で意見や感想をまとめる)。授業後に「ウルトラ80」

を全員分入力し、コメントを付けてフィードバックする準備もできた。廊下の進路掲示板にも掲示。よいスタートを切れた。 2019.4.10


1・2限マナトレ仕分け→3・4限連続授業→5限身体計測廊下監督→やっと昼食→6限来客対応→掃除監督→教育課程委員会→県教委への報告

準備。とてもタイトな1日でした! 2019.4.11


2回目の授業で席替え。1回目に私語の多かった(注意しても繰り返す)生徒を「二組」チェンジ。反発して文句を言うのかと思いきや、「やるなぁー」と

いう苦笑いの反応。案の定、その「四名」は落ち着いた。しかーし、今度は個別に「二名」の「授業デストロイヤー」登場! ため口もさることながら、平

気で「受け狙い」の「ニアリー暴言」の連発。「優しいは厳しい」「先生の授業は社会(人になってもらうため)の授業」「いのちや時間は自分の持ち物じ

ゃなくてサムシング・グレートな存在から与えられたギフト」などの、「得意の」話を連打してねじ伏せた。これまでの「プチ授業崩壊、プチ学級崩壊」の

中で、「加害者であると同時に被害者(本当の加害者は、それをスルーしてきた大人=社会人=先生でしょ!)」だった生徒たちには、「正気の何たる

か、まともの何たるか」に気づかされた授業になったのでは? てか、気づかせていきます! 2年生「受験の」世界史Bの授業です。過半数を占める

特進クラスの生徒たちのためにも、「授業デストロイヤー」には容赦しません。1年間、この「4名+2名」の人間的な成長(「パワー7」の7つ目


=人間性の向上)が、とても楽しみ! 腕が鳴る鳴る! 授業も生徒指導の一つ? 否! 授業が生徒指導のメイン! 1日の学校生活で一番長い

時間を過ごす(というか、「生きる」)のが授業だから。学校は勉強(して、高卒資格に必要な単位を修得)する場所だから。 2019.4.12


練習開始前に少し時間を取って、1週間後に近づいた地区大会の団体戦オーダーについてミーティングを持った。主将を中心に、ホワイトボードを使

って、準々決勝と準決勝の戦い方を話し合っていた。相手校は判っているので、それぞれ「勝ちに行くオーダー」を組み立てられたと思う。その後の練

習は、3コートに分かれて、それぞれ自分たちが「今、こんな力を高めたい」テーマを決めたノック練習→ゲーム。こういうことが自分たちでできるよう

になった点も、彼らの成長の証だなぁと思った。「パワー7」でいうと、思考力や判断力、表現力、学びに向かう力や人間性…といった力の発揮や向上

という成長ぶり。 2019.4.13


親子3代のビルドゥングス・ロマン(教養小説)。向田邦子作品のユーモアや人間模様を思い出させる筆致。そういえば短編だけど、「だいこんの月」(

昼の月のこと)って好きだったなぁ。薦めてくれた図書館司書のMさんに感謝! その本とは、『みかづき』(森絵都 著)です。戦後日本の教育史を振

り返ることもできた。石川達三の『人間の壁』とか懐かしいなぁ。 2019.4.14


3限目の2年世界史B。前回バトルを演じた2人の「プチ授業デストロイヤー」たちは…、すっかり「いい子」になっていた。おかげでこちらも余分な力が

抜けて、ギャグも2・3発炸裂させることができた。よかった、よかった。6限目の3年倫理。パワポでの「3月に訪れた福島・宮城の今」の説明を、話し

ているこちらがひるむくらいに集中して聴いてくれた。特に名取市閖上(ゆりあげ)で卒業式の日に津波で亡くなった14人の中学生の話(「死んだら終

わりですか?」の寄せ書きなど)をした時には、「うんうん」とうなづきながら受け取ってくれている生徒が何人もいたなぁ。 2019.4.15


部活に入部希望者の男子3人と、「バド体験(?)」の合唱部員の女子3人が来た。それぞれにバドミントンの「いろは」を、いろんなメニューで教えなが

ら思った。「できなかったことができるようになるよろこび」と「できなかったことができるようになるのを手助けするよろこび」。楽しく有意義で充実した

部活だった。 2019.4.16


青年期の定義をメインテーマとした倫理授業No.1で、生徒のみんなに書いてもらった2文80字論述の「ウルトラ80」。「名作・力作」は一人に絞りきれ

ずに、4つを選んだ。大人に対する不信感を書いたものや、「君たちは今、滑走路を走っているという先生の言葉に『あぁ、確かに』と思った」と書いて

くれた生徒などの「心の声」たち。そして、一番すごいなぁと思ったのがこれ。「私の経験したことに名前が付いていたことに感動。これから経験するこ

とにも名前が付いていると思うと、学ぶことが楽しみ」。もう、「これだ!」っていう感じ。言葉の持っている大きな力や、メタ認知(自分を客観視できるこ

と)の効能などを、「感じて つかんで」くれたんだね。  2019.4.17


中国史覚え歌の初の教室デビュー…のつもりで臨んだ(1限目の世界史Bの教室でリハも! それが可能な人間関係ができた。衝突や反発を避けな

いで、「無自覚なプチ授業デストロイヤーたち」にぶつかっていったことの賜<たまもの>)3限目の世界史Aだったが、授業の冒頭でこれまでも「怠学

的、妨害的に」目立っていた某運動部所属の男子を強く叱責し、「出て行け!」とどなりつけ、本当に出て行ってしまい、弾き語りどころではなくなって

しまった! 「授業より、彼の今の生き方を変えることの方が大事」と他の生徒たちに言い残して、生徒玄関まで後を追ったが見失う。職員室に助けを

求めにいくと、「去年、私ともバトルがありました」とS先生。「家でつらいことがあって不安定」「今年度は特進クラスに入って、頑張っているみたいでし

たが…」とも。しかし、教室(職員室の隣)に戻ろうとしている彼を発見。自分の席について落ち着いたのを確認した後は、「今から、先生が倫理の授

業でしているような話をします」と宣言し、残り30分くらい、「自律」や「良心」の板書、大学での子ども会サークルや若竹学級での介助員の経験、初任

校で近くの特別支援学校との交流会を定着させたこと、手話の「歴史」(後戻りしながらも、よい方向に発展する)などについて語った。ユーモアも織り

交ぜて話ができたのは、よかったと思う。でも、反省点(他の授業も含めて、今年度の授業が予想以上に上手く行っていることで、調子に乗りすぎてい

た…)も少なからずあった。悔い「改め」ます! 2019.4.18


倫理の授業(アイデンティティについて考える)にギターを持ち込んで、アンジェラ=アキの「手紙~拝啓 十五の君へ~」の誕生エピソードや歌詞を紹

介しながら演奏した。歌う(弾き語る)までには至らなかったが、「はじめの一歩」として次につなげたい。「滑走路」として。飛び立つために。 2019.4.19


地区大会の初日団体戦。勝てなかったゲームでも、「勝ちゾーン」までくいさがることができていた。エースだったY君の退部がなかったら得られなかっ

た喜びと成長ぶり。チームのピンチをチャンスに変えたバド部のみんなの健闘に、心から拍手! 2019.4.20


久し振りの映画館は、若き日の始皇帝とともに天下統一(「中華の唯一王」になること)の夢を追う戦災孤児の信(シン)が主人公の「キングダム」(人

気漫画の実写化。ヒットすれば続編も制作)鑑賞。演じる俳優の熱量の高さと、心に刺さる台詞(漫画のネームそのまま?)に十分堪能できた。「戦乱

の世を終わらせるために剣を取る」(嬴政<後の始皇帝>)と「大将軍になる」(信)の夢は、「夢そのものや夢の達成そのもの以上に、夢を持ち、夢

を追うことがもたらす価値や意義」のメタファー(比喩)として大成功していると思った。世界史はもちろん、倫理の授業でも紹介したい。 2019.4.21


勉強することの価値や意義について、今朝の「天声人語」(朝日新聞)からヒントをもらった。それはニュートン(オリジナルは12世紀フランスの新プラト

ン主義の思想家シャルトルのベルナール)が、フック(自然哲学者。博物学者)に宛てて書いた手紙の中の言葉。「私が他人より遠くを見ることができ

たとしたら、それは巨人の肩の上に立っていたから」。文字(による記録)の価値や意義にも通じる、豊かなイメージを喚起する言葉だなぁ。英語では

、 If I have seen further it is by standing on the shoulders of giants. 2019.4.22


司馬遼太郎の再読、昨年度後半は『翔ぶが如く』。今年度前半は『坂の上の雲』…ぞなもし。今年の夏のツーリングは、伊予松山再訪…かな? 

2019.4.23


人間の「心の両輪」。R心とL心。まあるい良心と背筋を伸ばした律心。これってカントの実践理性(善意志)と純粋理性? 性善説(理想主義)と性悪

説(現実主義)のグラデーション! 2019.4.24


1限目の倫理の授業。「この中に、外国籍の人はいますか?」の問い掛けに、躊躇無く手を挙げてくれた男子生徒がいた。ヘイトスピーチなどを取り

上げて、エスノセントリズム(自民族中心主義)の克服が現代社会の倫理的な課題の一つであることを説明した授業の振り返り2文章80字論述(「ウ

ルトラ80」)で、彼が書いてくれたタイトルは「日本に住んで気づいたこと」。その結びの言葉は、「外国人とつながることで、日本の文化はもっとよくな

る」だった! 次の倫理の授業で、みんなに紹介するのが楽しみ。彼のお陰で、とてもよい授業になった。 2019.4.26①


6限目の世界史Bの授業は第1回小テストと中間考査に向けての課題中間提出。…これが、小テストは31点満点で1人以外は1桁代の課題は半分

くらいが出せないとか不十分とか。45分授業の30分くらいは「お説教」。「高卒資格取得→学校推薦の必要条件クリアー→世界史の受験学力獲得と

いった目的のための手段が、この授業でしょ。こんな頑張り(努力と工夫)不足では、指導者としてどうすればいいのかわからない」「課題を出せない

あなたの言う『すいませんでした』は、『場壊しになってしまって、ごめんなさい』という意味だよね」などの「お説教」。想定内だし、演技8割なんだけど…

。「ボールは投げた」し、受け取ってもらえたと思うので、どんな「ボールが帰ってくる」か? 2019.4.26②


先週土曜日から始まった地区大会3Days の最終日。シングルスでベスト32以上の対戦。3年生男子はゲームの途中から左足が痛み出したが、そ

れでも最後まで出来ることを全うした。一冬怪我で練習不可、マネージャー業に勤しんでくれていたたった一人の2年女子は、第1ゲームを半分くらい

で落としたが、持ち前のゲーム組み立ての上手さを発揮して第2ゲームとファイナルゲームを制してベスト16入り。ルーキーの1年女子は、安定した

パフォーマンスで第1シードの選手に敗れるまで鮮やかな「高校デビュー」のベスト8入り。終わりの話でそれらのことを確認しながら、「いろんなこと(

エースの1年男子のまさかの退部など)があった中で、今このチームのベストが出せたと思う。だから先生にとっては、金メダルに近い成績。感無量」

と誉め讃えた。 2019.4.28


作家の朝井まかて氏が司馬遼太郎賞の受賞スピーチで紹介していた、シラー(18・19世紀のドイツ詩人・劇作家。ゲーテの親友)の言葉にビビッとき

た。「まずい芸術家は素材を示すだけ、平凡な芸術家は自己自身を示すだけ、偉大な芸術家は我々に対象そのものを示してくれる」(一部改変)。こ

れを教育で考えると…。「まずい教師は素材を示すだけ、平凡な教師は自己自身を示すだけ、偉大な教師は我々に対象そのものを示してくれる」。朝

井氏のスピーチに戻ると、「つたない芸術家は、この菜の花そのものを描く。で、平凡な芸術家は、菜の花を描きながら自分を語ってしまう。そして偉

大な芸術家は、この菜の花を描きながら、菜の花の沖に漕ぎだす人の人生を描く」。司馬遼太郎の『菜の花の沖』、また読みたくなってしまった。おっ

とそれより、自分のやっている授業がちゃんと「対象そのものを示す」授業になっているか、「教材を示すだけになっていないか、自己自身を示すだけ

になっていないか」を自戒するとともに、教材を示し、自己自身を示すことを手段として、生徒一人ひとりが、「世界史や倫理の海に漕ぎだす」ことので

きるような授業を目指したいと、改めて思った。シラー、グッジョブ! 以下、再びスピーチより。「じつは司馬遼太郎さんも、講演で同様のことをおっし

ゃっています。いわゆる厳然たる歴史というものはないんだ、と。あるのは事実、ファクトである。このファクト、事実は、物語ることによってはじめて歴

史になる。つまり素材だけを書いても、それは歴史にはならない、ということですね」。まとまった事実たちが、一つの歴史(倫理なら哲学史や宗教史)

になるように物語る、そんな授業をするぞ! 2019.4.29


自然の節目が季節。学校の節目が学期や外部テスト、地区大会や県大会。歴史の節目が世紀や元号。節目のいいところは、MDJs(目標→段取り

→実行→修正)サイクルやPDCA(計画→実行→点検→修正して再実行)サイクルの「修正」のチャンスだということ。節目といえば、竹。竹のレジリエ

ンス(回復力や復元力などの柔軟な強さ)は、節目が多いから。折れない自分、生き・伸びていく自分を維持し、つくっていく強さ。 2019.4.30


GWの最後、近江八幡で1泊する琵琶湖畔1周ツーリングに向けて、司馬遼太郎の『関ヶ原』を読み終えようとしている。これも、大事な「節目」にした

い。  2019.5.1


兆候その1=朝のコーヒーが美味しく飲めなくなる。兆候その2=風呂上がりのビールが美味しく飲めなくなる。やがて、のどに違和感を感じる→咳と

鼻水に悩まされる。今回は、ここまでで風邪の症状は治まった。連休中だったから、十二分に睡眠をとり、普段よりネギとニンジンを多くした味噌汁と

煮卵ででご飯をしっかり食べ、葛根湯やスポーツドリンクをたくさん飲んで快方に向かうことができた。しかも、部活を休むことなく治せたのがうれしい

。読書やギターは、少し控えたが…。  2019.5.2


あきらめていたVT250(愛車。バイク)のチョークワイヤーを修理してもらった! いつものバイク屋さんがGWでお休みだったので、初めてお願いした

バイクショップの店長さんは高校の同級生の叔父さんで、一目見るなり「これは値(あたい)がある!」と33年間連れ添ったVTのことを誉めてもらった

。…しかし風邪が完治しないので、10連休最後の日・月に予定してた琵琶湖周「行」ツーリングは延期。近江八幡の宿もキャンセル。でも、来週末か

再来週の日・月のどちらかで、きっと! 2019.5.3


中断していた司馬遼太郎の『関ヶ原』を、もう一度最初から読み返して夕方に読み終えた。


結びに、尼僧姿の初芽と黒田如水(官兵衛)の会話を持ってきて、「あの男は、成功した」と言わせている。成功=故太閤秀吉への「馳走」という意味

で、「豊臣政権のほろびにあたって三成などの寵臣までが家康のもとに走って媚を売ったとなれば、世の姿はくずれ、人はけじめをうしなう」という理由

だと書いている。なるほど、生きるということは「何を為したか」よりも「何を為そうとして頑張ったか」や、「為そうとしたことのために頑張ったその努力

や工夫そのもの」に価値があるということを象徴する台詞(ただし、原田真人監督の映画「関ヶ原」のラストシーンで三成がつぶやくもの)が、「これぞ、

我が正義」だったのだ! 晩には、何度目かの映画「関ヶ原」のDVDを鑑賞して、来週か再来週のツーリングの行き先に、関ヶ原を加えようと決めた

。 2019.5.4


長引く風邪の症状に開き直って、ここぞとばかりに読書(司馬遼太郎の『坂の上の雲』。単行本で全6巻)を進めていく。日清戦争が終わり、子規が短

歌に続いて和歌の革新にも乗り出す(『歌よみに与ふる書』発表)くだりに続いて、いよいよ帝政ロシア首相ウィッテ(ヴィッテ)が登場し、三国干渉やロ

シアによる遼東半島の租借を経て時代は日露戦争に雪崩れ込んでいく…。夕方、いつも通り母と粟津温泉の総湯へ。しかし、帰宅途中の車中から頭

痛がひどくなり、母から薬(「富山の薬」の代表的な鎮痛剤ケロリンとAコープの風邪薬)をもらい服用。ケロリンが効いたのと、母の卵とじお粥が良か

ったようで、今度こそ快方(最終的な!)へ。十連休明けの体調も、大丈夫そうで、ホッとした。 2019.5.5


4日振りに1時間越えの弾き語り(カポ無し。アルペジオ奏法のみ)。中島みゆきの「時代」、そろそろ持ち歌にできそう。「ホームにて」にもつなげたい

。晩酌にも食指が動き、久し振りの日本酒(まだ、半合で十分)は、よく冷えた手取川大吟醸。杉の香りを楽しめる升酒でいただいた。寝る前の読書

は、謝世輝著『新しい世界史の見方』(古書店で再入手。講談社現代新書)と岡村遼司その他編『教育と学校を考える』(「生涯の師」岡村先生の未読

の文章が2編掲載)。病み上がりのプラス面=一種の新陳代謝(メタボリズム)やカタルシス(浄化)ルネサンス(再生)を味わいながら…。おおげさに

言えば、漱石の「修善寺の大患」!? 2019.5.6


十連休明けは中間考査1週間前の50分授業。世界史A(宋・元時代の中国)では平清盛(日宋貿易)についてつつ、そのバトンを継ぐ形で源頼朝によ

る武家政権(幕府)が成立し、その「クニの形」が19世紀後半まで続く日本と、唐末から五代十国時代の武人政治を終わらせた宋の文人政治(文治主

義)への回帰(漢や唐のような「クニの形」)にみられるように、中国ではそれが生まれなかったことを手がかりにして、日中の比較文化論(国土の大

小、列島とと大陸などの地理的条件の比較から考える彼我の歴史や文化の差異など)を語った。もちろん、分かり易い言葉を選び、具体的で理解を

助ける比喩を駆使しながら。「今日は、歴史の本質に触れるような授業になりました。一所懸命聴いてくれて、しっかり私の質問に答えてくれた生徒の

皆さんとのコラボレーションによる共同作品になった」と最後に感謝して授業を終えた。 2019.5.7


「ものごとに取り組んで、なにごとかを成し遂げるためのポイントは、次の4つ。興味・目標・練習・希望」と、去年の読書(U前校長推薦の『やり抜く力 

GRIT』)からの引用だが、バドミントン部地区大会を振り返るミーティングで活用できた。「バドミントンを通して、勉強や仕事などバドミントン以外でも

役立つ、ものごとへの取り組み方やなにごとかの成し遂げ方を身に付けよう!」と締めくくった。 2019.5.8


初夏を感じた1日。夜も暖かくて、10:10頃からギターを抱えて外に出た。すると、西の地平線近くにダークレッドに染まった三日月を見た。それが沈む

まで、元気よく鳴き続ける蛙の合唱をバックに弾き語りした。  2019.5.9


5限目の自習監督での出来事。ふざけてわざと少し遅刻して教室に入った2人の内の1人は、「名うての」2年男子。私の「遅刻だね」の一言に、待っ

てましたとばかりにプチ暴言を始めた彼。私のことを「バカ」「こいつ」呼ばわりしたことを「撤回しなさい!」の注意に対して「すんませ~ん」「謝ったから

、もういいやろ!」との遣り取りの最中には、一部の男子たちが便乗して笑っていたが、彼の席の横に椅子を運んで座り、「みんな、こんなふうに横に

座ると、落ち着いて話し合えるんだよ。正面を向いて話すと、取り調べみたいだからね」「先生は、あなたを助けたいと思っているよ」という私の言葉に

は、シーンと静かになって「さすが」という気持ちが伝わってきた。私の方も、「名うての」先生ですから。その後の自習の、集中した静かさといったら!

 …彼はといえば、ほぼ最後までふてくされて寝たふり(?)で机に突っ伏していましたが。私はいつもの「回遊魚」。みんなの机の間 をグルグル歩き

回って、彼はもちろん、他の眠そうにしている生徒の肩を軽く叩いて「大丈夫。頑張って」と伝え続けた。 2019.5.10                           


PTA総会のため勤務日の土曜日。「代打」の石川の文化と歴史の授業(公開授業)は、「石川県の持ち味は、『加賀(金沢中心)の洗練』と『能登の素

朴』」をメイン・テーマに、風土と県民性の関係などを説明した。千里浜のなぎさドライブウェーで撮影(愛車VT250をフューチャー)した動画や、来週末

にある美川おかえり祭りのDVDなども活用した楽しい授業になった。「洗練と素朴のコラボレーションが、石川県の持ち味!」と締めくくった。お国自

慢(他の都道府県の人のそれを、聴き上手になって聴いてあげることの大切さも含めて)できるようになると、コミュニケーション力や話題力といった

人間力が高まるよと言い添えて。 2019.5.11                                         


今年初の片野海岸。モーリス(ギター)を背中に、VT250(バイク)で海へ。いつもの海岸段丘の流木ベンチに腰掛けて、去年より確実に腕を上げた弾

き語りを数曲。波の音や鳥の声を、バッキング・ボーカルにして。 2019.5.12


今年度のソクラテスの授業(倫理)を終えて、次のように考えた。「たどりつけないゴールにたどりつこうとして頑張っていること自体が、たどりついてい

るということ」。「たどりつこうとして頑張らなくなったら、ゴールにたどりつけないだけでなく、たどりつこうとしない自分になってしまう」。それは個人の生

き方だけでなく、あらゆるチーム(組織)にも当てはまること。…勤務校も、また。 2019.5.13


夜に2時間近く弾き語り。なぜこんなに長く? と考えてみて思い当たった。「中間考査が始まったので、授業がゼロになったからだ!」。立って動き回

って、感情を込めて大きな声を出すということが、いかに自分にとって、日々の「いのち(からだにも心にも)の糧」になっているのかがわかった。 

2019.5.14


昨年度までより1カ月早めた3年進路情報共有会。GOODとNG両面で特別な生徒をピックアップするのでなく、200人近くに及ぶ全生徒について進路

志望や学力(もちろん、新学習指導要領の7つの力。学びに向かう力や人間性にも着目)を確認・認識していった。1・2年の学年主任にも参加しても

らっている、3年間を見通した組織的進路指導の有益な会になった。 2019.5.15


中間テストの最終日。天気がいいので、徒歩片道7分くらいのスーパーで自家製パンを買い、たんぼ道を食べ歩きして勤務校に戻った。その途中、

自転車で帰宅する女子生徒に合い、「先生、さようなら」と満面の笑顔をもらった。先日の倫理の授業で、「魂」という言葉を答えてもらうまでヒントを出

し続けた彼女だった。「分かりません。もう無理です」という態度だったが、最後には答にたどり着くことができた。授業はソクラテス、中心テーマは「問

答法」だったので、この遣り取りは実に教育的でよかった! 2019.5.17


10日前に申し出(日付がメモされた付箋を渡された)があり、お酒もいただくということなので近くの宿を予約し、前々日には散髪もしてその日が来た

美川町の「おかえり祭り」。エピソード一杯の赤い車で宿に迎えに来てもらったのが16:00。祭礼の交通規制をくぐり抜けてたどり着いたのが、北前

船船頭の持ち家で商家にも使用されていた古民家のS屋。Sさんの家族の方々にご挨拶した後、当主のS先生(地理が主担当の元高校教諭)から「

手取り足取り」的に様々な収蔵品について説明していただいた。土蔵の扉の鏝絵(こてえ)や、漆を配合して塗られた黒漆喰もとても印象的だった。そ

の後は誘っていただいたSさんと2人で、昔の名所絵図(今の日本全国に加えて、当時日本統治下にあった朝鮮半島のものもあった)や西郷南洲(西

郷さん。大西郷。セゴどん)の「写真帳」(昭和2年刊行!)のページを繰りながら(去年の12月に現地で撮影した画像も、いくつか見せてもらった)、い

ろんな「歴史ネタ」話を交わした。夕食は、著名な史料に登場する古梅(こうばい。県内に3つしかない貴重な梅の木)の植わっている坪庭が間近に観

られる座敷で、お膳のご馳走と地酒を2人でいただきながら、職場の話、お互いが敬愛し、仲良くしてもらっているN先生の話など、主に教育や学校に

まつわる話で盛り上がった。「そろそろ行くよ」とS先生と連れ立って、祭りの本日のクライマックスである美川今町の桜の木をあしらった山車(だし)ぐ

るまの神社入りを観に行った。「それじゃ、ここで。後は自由に楽しんで」という「いなせな」台詞を残してS先生は山車ぐるまの引き手たちの中へ。私

はあちこち散策して、「天下の奇祭」おかえり祭りを五感で堪能した。迷子になりつつS家に戻ったのが、10:00近く。S先生の勤務校の司書の方と

乗り合わせつつ、Sさんに宿まで車で送ってもらった。私は、宿に持ち込んだギターを弾きながら、最高に幸せな気持ちで眠りに就いた。誘ってもらっ

たうれしい気持ちや、今日を迎えるまでの楽しみな心も一緒にした「三位一体のよろこび」を忘れない。 2019.5.18


11日のPTA総会の代休で1日休み(部活も定休日の月曜日)。風が強かったが、丸岡城までプチ・ツーリング。途中、荒谷町の鶴ヶ滝や東谷地区に

立ち寄りながらの約半日。城のレストハウスで食べた掛け蕎麦も、実に美味しかった。 2019.5.20


倫理のテスト返しの際に、ソクラテスの授業(復習)とプラトンの授業(予習)の内容(前者が「よく生きる」、後者が「知への愛<エロース>」)の「受け

止め」(理解というようよりも、これ)を助ける動画を観せた(一緒に観た)。シルヴァスタインの絵本『僕を探しに』(約11分。朗読が中心)である。主人

公の「僕」に感情移入しすぎて、涙声になりながら「永遠の未完成こそが完成」という宮澤賢治の言葉(人生観・価値観)を紹介した。「永遠の未達成と

いう達成」「達成感よりも途上感」…。 2019.5.21


心が手のひら(掌。たなごころ)なら、ずーっと握手していた。S先生に届け物(先日のおかえり祭りに呼んでいただいたお礼のお米)があって訪ねたT

高校で、約7年振りに偶然再会したHさん。別れ際に、とてもうれしい言葉をもらった。「また、どこかでご一緒しましょう」と。 2019.5.22


それを知らないということを知った(自覚した)なら、そしてそれを知ることに価値や意義があるのなら、ためらうことなく、それを知ろうとしよう。ミロの

ヴィーナスのミロ、てこの原理のてこを質問して、答えられなかった生徒たちに伝えたい私の考え・気持ち。「それを知らないことが、頭悪いんじゃない

。それを知ることに価値や意義があるのに、それを知ろうとしないことが頭悪いんや」。 2019.5.23


思った通り、美術部員の生徒たちとは「馬が合う」。Yさんが、プラトンをテーマとした倫理の授業の振り返り論述で書いてくれた「頭の中にある理想の

イメージが、そのまま絵として描けないもどかしさ」といった文章に、「だよね!」と膝を打った。同様に理想(イデア)の授業をエロース(知への愛・憧れ

)の力で追い求める、ムカ「イデア」・ケンジとして。 2019.5.24


女子2人(2年と1年)で県立工業にて練習試合(野々市明倫と津幡も)。とだえることのない車中での会話からは2人の高いコミュ力を感じ、練習試合

が始まると、自分のゲームが無い時には自分から審判に入る2人に「偉いなぁ」と感心。バドのプレースタイルも我慢強くて最後まで諦めないだけでな

く、何とかしようとする努力と工夫がたくさんあって、技術では大きく上回る相手選手を圧倒する強さを発揮していて「すごいなぁ」と感銘を受けた。そし

て何より、ゲーム中の笑顔と明るさ! …やっぱり、今の勤務校から異動できないや。 2019.5.25


『脳はなにげに不公平』(池谷裕二著)に、次のような心理学の実験結果が紹介されているとのこと(「天声人語」より)。「ウソをつかないで」と行動に

ついてNGを出されるよりも、「ウソつき(ウソをつくような人)にならないで」と人格についてNGを出された方がウソが「激減」する。これを授業や部活で

の指導に活用するならば、「授業中寝ないで」というより「授業中に寝るような人にならないで」とか、「部活に遅刻しないで」というより「部活に遅刻する

ような人にならないで」などということか。…心掛けて使ってみる! 本校の授業「マナー3」と「ルール5」の文言も見直す…? 2019.5.26


本校は地球愛にあふれた、とてもよい学校です。テラ「地球」+アイ(愛)=テライ(寺井)高校! 2019.5.27


倫理の授業中に、映画「ボヘミアン・ラプソディ」に出てくる言葉「正しい想い。正しい言葉。正しい行い」とアリストテレスの倫理的徳(習性的徳)がリン

クした。知恵(理性)などの知性的徳よりも、反復練習や訓練で高めることのできる勇気や自信やおおらかさ(3つとも中庸の徳の例)などを重要視し

た現実主義的なアリストテレスの哲学との親和性に気づいた。 2019.5.28


5月30日(木)から高校総体で七尾市の和倉温泉へ。団体戦(男子のみエントリー)・個人戦とも厳しいトーナメントで、目標に掲げた「男子団体ベスト1

6に入って、ベスト8の二水高校に挑む」や「男女一人以上、シングルス最終日まで勝ち残る」は達成できなかった。しかし、3年生(男子のみ)を中心

に気持ちのいい生徒たちばかりで、夕方には自主トレ、早朝には集合時間の前に走ったり、シャトルを打ち合ったりしていた。3年生への一人ひとり

への、試合後の「結果報告と振り返り、アドバイス」の際には、3人全員が「これからもバド続けます」と言ってくれてとてもうれしかった。彼らの2年と2

カ月のトライに拍手。彼らのこれからのトライ(2人は大学、1人は専門学校進学志望)と目標達成にエールを送る! 2019.5.30~6.1


中学生の時に読んで、何かの読書感想文コンクールで入賞して以来の再読。司馬遼太郎の『最後の将軍』(徳川慶喜の生涯と歴史的な意義など。文

春文庫)。立場や立ち位置は異なっていても、慶喜もまた幕末のカオス(混沌の渦中にありながら、自分自身や日本国を大所高所から俯瞰(ふかん)

して考えることの出来る「見えていた人」の一人だったし、そのことが彼を「革命」というパズルのパーツとして必要不可欠な人物にしたのだろう、などと

思った。まさか、こんなことを中学生の私が感想文に書いたとは思えないが…。 2019.6.2


午後からの出張や、出張先への提出物作成(失念していたもの。トホホ)で、超タイトな総体明けの月曜日。2限目は3年世界史探究で社会契約説(

ホッブズとロックの比較)、3限目は2年世界史Bでキリスト教の授業。「ゼロ予習」で臨んだが、アドリブもバンバン効いた「冴えた授業」になった。授

業内容が倫理と強くリンクしていたことも、理由の一つだと思う。そして何より、社会そのものや自由と平等の自然権、世界宗教としてのキリスト教とい

った主要テーマを単に紹介・解説するのではなく、それらを学ぶことを通して得られた世界観や人生観、教育観や学校観を、自分の経験や願望・志な

どを踏まえた言葉で語ることができているからだと信じたい。そのことが、今を生きる生徒たちの頭や心(精神や魂)に届いているとしたら、とてもうれ

しい。あ、なにより聴き手がよいからだ。聴き上手になってくれてるからだ。 2019.6.3


アンボイナ事件でオランダに敗北したイギリスの「負けるが勝ち」(インドネシアをあきらめたからインドに専念できたこと)と第二次世界大戦で敗北し

た日本の「負けるが勝ち」(軍国主義体制が崩壊して平和主義・国民主権・基本的人権の尊重を柱とした現行憲法を制定できたこと)の二つの歴史的

事象から、「歴史にも人生にも、『負けるが勝ち』ということがある」と授業で生徒たちに伝えているが、まだ伝え切れていない大事な点があることに気

が付いた。「負け方の大切さ」。勝つために頑張ったその頑張り(努力と工夫)や勝てなかった悔しさや勝てなかった理由の分析と教訓化などが、チャ

レンジャーとしての国家や民族、個人を成長させるということ。「勝つために頑張って負けた負けは、勝ちのもと」「成功するために頑張って失敗した失

敗は、成功のもと」と言い換えればいいかも。  2019.6.4


出張が続いたので、2日遅れのバド部総体後のミーティング・卒部式になった。3年生(男子のみで3名)一人ひとりのスピーチ(新チームに残す言葉)

は、生真面目な中にもユーモアがあり、先日の総体だけでなく入部当時からの2年と2カ月の部活全体を振り返るような話も盛り込まれていて、聴き

ながら笑ったり、しんみりしたり、うるうるしたり…だった。私からは、チャンピオンシップで部活をやり抜いたことの意義や、バドミントンという競技なら

ではの人生哲学=「バ道」について話をして、彼らをねぎらうとともに感謝の気持ちを伝え、今後のTRY(挑み続けること)にエールを送った。 

2019.6.5


「ここから逆算」「面接試験の質問例の一つに、『あなたの高校の特長は何ですか?』がある。面接官が一緒に働きたい(学びたい)と思う高校生とは

、チームを大切にする人」「だから、母校が大事。母校をチームとして大切にできる人になろう」などの張り紙や資料を、中央階段近くの、2階と3階の

掲示板に掲示した。事業所(会社や企業)の人事担当の方や上級学校の広報の方などが、集中して来校し始めるこのタイミングで。進路指導主事と

して。 2019.6.6


1年365(来年は366)日の内、確実に300日以上、帰宅途中にある粟津温泉のお湯に入っている。総湯がお休みの日は、その近くの温泉旅館で日帰

り入浴。土・日などの休日には、母親と2人夕方に来ている。脱衣場や湯船に浸かりながら、顔なじみになった粟津の人達と何気ない挨拶を交わした

り世間話をしながら思った。「全部脱ぎ捨てて、身体も心も裸になって、心身ともにリラックス。体も心も洗われる。身体も心も休ませて、母の胎内の羊

水に浮かびながら。…ん、プラトン哲学のイデア界としての時間と空間? アリストテレスなら、現実の世界に内在したエイドス(現象界にあるイデア界

)? いずれにしても、ソクラテスの言う魂(心と体をつなぐ生命<いのち。生きの道>としての魂)への配慮だし、よく生きるということ…このお湯通い

。やっぱ、お湯が良い」。 2019.6.7


「わんこそばプリント」と名前をつけた世界史自学プリント②を、答付きで配付。範囲を限定した空欄穴埋めプリント。今日の6月マーク模試には間に

合わなくても、7月記述模試では結果を出させたい。来週金曜日(フライデーはムカイデーの世界史講座)には、放課後補習もスタート! 生徒のため

に、そして自分自身のためにも、受験学力指導を頑張る(努力と工夫)。 2019.6.8


土曜日は本校の元校長を囲んで、小松の老舗料亭。他校で教頭や主幹教諭として頑張っている元同僚(同い年だったり年下だったり)も含めて、「管

理職の立場から見える学校や教育」みたいな話をたくさん聴けたことが有意義だった。本校が、教育活動を通して教員が自らを成長させる場としての

「まほろば」(理想的な場所)であることの確認もできてよかった。9時過ぎに解散した後は、母校(2番目の勤務校)の敷地内にある天守台とその近く

の公園で弾き語り。想いを込めて。

日曜日は午後に近くのジュニアと練習試合。「プレーが雑。いいプレーで1点取っても、その後、雑なプレーのせいで2点とか3点取られている。Tさん

は中学校の頃の力が戻っていない。Fさんはラケットを何か重いもののように使っている。ネット前でもそれでは、パートナーが困る」と、ジュニアのコ

ーチから辛口コメント。4年前の同じ時期、総体後の新チームに対する「指導者の話をちゃんと聴く姿勢がなっていない!」と指導してくれたのも彼(年

下です)だった。そこから立て直して今のチームがあるので、再びステップアップのチャンスをもらえた! 2019.6.8~9


「夢を語りなはれ」「あんたの夢が誰かとか世の中にとっての、なんかのサービスにならなあかん」「しんどいことがあっても『運がいい』と口に出してい

いなはれ」「毎日寝る前に1日を振り返って、『おおきに』と思いなはれ」…などの、温かい関西弁で笑いやユーモアに溢れた舞台でした。今年度の文

化教室「夢をかなえるゾウ」を鑑賞して。生徒たちの立派な鑑賞姿勢にも、本校5年目勤務の私は感動した。 2019.6.10


「どうせ無理」でなく「こうしてみよう」でいく。3年世界史探究の授業を切り詰めて、約10分は「模試コンクェスト」(大問毎に再挑戦と『自己解説』で、知

識と技能の定着)の時間にする。 2019.6.11


掃除の時間がとても楽しくなったのは、みんなで終礼の挨拶(「こんにちは」「番号!」「お疲れ様でした」)を必ず行うようになってから。そういえば、前

任校(金沢市内の進学校)ではカタコト英語で終礼してたっけ。掃除中に交わされる何気ないお喋りも楽しいが、「ちゃんとする(みんなで)」ことの「ち

ゃんとできた(みんなで)」ことの喜びが大きいのでは? 2019.6.12


世界史Aの授業で、映画「グラディエーター」の鑑賞(その1)を行った。日本語吹き替えにするだけでなく日本語字幕を出すことでその表現の差に注

目させたり、「文明=ローマ帝国と自然=ゲルマン人共同体の戦いだ」「誰よりも勇敢なリーダーだから、部下たちが仲間=同志になって従う」「騎兵

隊を効果的に使うことができるのは天才だけ。義経、信長。アレクサンドロス、チンギス=ハン。(言わなかったけど、秋山好古)」「敵へのリスペクトも

感じさせる。そんな戦いの場面。音楽が効果的。敵も必死。自分たちの家族を仲間を土地を故郷をローマ帝国から守る」という立派な正義。では、ロ

ーマの正義とは?世界を統一して戦争を無くし、文明をいきわたらせるというこれも立派な正義」「スローモーションが『ここ』という箇所で使われること

の効果」「綿のような雪を舞わせていることで空間が立体的になる」「父に愛されなかったコモドゥスの哀しみ」などと語り、「ローマは光です」と印象的

な台詞を板書したり。 2019.6.13


世界史の授業でアンコール=ワットが登場。「ワットって、クメール(カンボジア)語で『寺』の意味だよ。ということは、うちの学校は『ワット高』。そういえ

ば『テラ』とカタカナで書くと、地球 TERRA になる。素晴らしい!」と伝えて、生徒たちとよろこんで笑った。その後、お寺の「テラ」の意味や語源を辞書

で調べてみたら、次の二つが載っていた。1.「礼拝所」(朝鮮語のチョールから) 2.「長老」(パーリ語のテラ・セラから) ちなみに、礼拝は仏教では

「らいはい」と読むとのこと。「朝(あした)に礼拝(らいはい)、夕べに感謝」…って、仏壇店の昔のCM? 2019.6.14


期末考査前の最後の部活。「『軍隊みたい』とか、『そこまで体育会系になろうとしなくてもいいでしょ』とか思っとるけ? 『偉そうにして、気分いいでしょ

』とか思っとる? チャンピオンシップとかアスリート感を大事にするのは、それ自体が目的じゃないんやよ。部活を通して、バドミントンという素晴らし

い競技を通して、自分を人間的に成長させることが目的なんや。部活の在り方とかムードは、それを達成するための手段なんやぞ。環境は与えられ

るもんじゃないし。生み出して、つくっていくものなんやし。チャンピオンシップとかアスリート感を大事にする環境で、部活をバドミントンをさせたいとい

うのが、先生の強い気持ち・考え、そして願いなんや」という話をして終わった。部活の時間帯、コートの外での姿(シャトルの扱いや整列のもたつき・

並び方のバラバラさなど)に「雑」な面が多く見られたので、このタイミングでお説教。 2019.6.15


「寺井高校とかけて、『水の惑星』と解く。その心は? 井戸を持つテラ TERRA 」。ちなみに、ラテン語のテラ TERRA の語源はトレーレ torrere 「乾か

すこと」で、原義は「乾いた大地、土地」。これは、英語のサースト thirst 「(のどの)乾き」「渇望」と同じ語源。 2019.6.16


悔い「改め」れば学校推薦してもらえる学校でありながら、「あんな3年生でも学校推薦もらえるんや」と下級生にマイナスの影響がおよぶことのない学

校…ありうるか。もちろん、「あんな3年生でも悔い『改め』させることができる自慢の母校」になるのが理想だが。 2019.6.17


「教育的(生徒の人間的成長を促すことにプラス)かどうか」と「訴えられたら裁判で勝てるかどうか」の両立が大切というよりも、前者と「訴えられない

ような信頼関係の構築(と更新と維持・向上)」の両立を大切にしたい。 2019.6.18


「数学の先生」とか「体育の先生」と呼ばれるように、「社会の先生」と呼ばれたい。「地歴・公民の先生」ではなく。その理由は、社会(という対象の全

体)を教えて(学んで)いるから。でも、やっぱりそれと同時に「世界史の先生」とか「倫理の先生」とも呼ばれたいなぁ。まてよ、そっか、「社会の先生」

と「世界史、倫理の先生」の両方で呼ばれる先生になればいいんだ。両方でイメージされる授業をすればいいんだ。部活指導だって、掃除指導だって

、生徒指導(狭義)だって…。 2019.6.19


朝刊(朝日)に出ていた、第101回全国高校野球選手権石川大会の開催に際しての本校野球部を取り上げた記事。座右の銘やスローガンは、「感

謝 継続は力なり 強気」。監督の分析による戦力チャート(10段階評価)は、「チームワーク10、投手力・守備力・攻撃力・精神力8」の50点満点中

42。これを世界史の授業で、次のように紹介した。「グラウンドの外、例えばこの教室での授業で、はたまた廊下などの場面ではどうだろう。3つのス

ローガンの精神(心・魂)や5つの戦力(力・技能)は、グラウンドでの練習や試合中だけでなく、日常の様々な場面で発揮させることで高まるものなん

だよ」。「チームワークに満点をつける監督、というよりも監督に満点をつけさせる選手達。監督もコーチも選手達も一つになって、素晴らしいチームを

作っているんですね」。 2019.6.20


定年退職1年目で6つ年上のI先生、同じく2年目で7つ年上のN先生と3人で飲み会。同じD高校で、20代・30代の充実した教員時代を共にした3人

は、「ノスタル爺」になりながらも、今とこれからのT高校(3人が再会した私の現勤務校)について熱く語るのであった。D高校愛とT高校愛で盛り上が

った夜だった! 2019.6.21


「無償の愛とか自己犠牲的な愛(=キリスト教のアガペー)なんて私には無理」と書いていた(倫理の授業振り返り80字論述)生徒のことを、「先生(私

)にも無理かもしれない…」と次の授業で紹介しながら、以下のように伝えた。「…でも、イエスのように悪や不正を憎み、それらに対して力でなく心で

闘った人、そして犠牲になった人のように生きられなくても、イエスのように生きる人を応援したり、感謝の気持ちを伝えたり、何か手助けすることはで

きると思うし、そうしたいと思う」。そして、昨年度にも鑑賞してもらった「 He was my brother 」(サイモンとガーファンクル。原詞と私の訳詞をプリント化

)を紹介した。


♫~ They shot my brother dead 彼らは 私の仲間を 撃ち殺してしまった


Because he hated what was wrong 彼が 悪を憎んだから~♪ 


いつか、生ギターの弾き語りで…? そして今、『塩狩峠』(三浦綾子)を読み返している。大学のボランティアサークルの先輩(クリスチャンの素敵な

女性)が、この本を熱心に薦めてくれたことを懐かしく思い出しながら。 2019.6.22


「一粒の麦、地に落ちて死なずば、唯一つにて在らん。もし死なば、多くの果(み)を結ぶべし」「人の前で我を否定する者を、我もまた天の父の前で否

定する」「父よ、彼らをゆるしたまえ。その為す所を知らざればなり」「義人なし、ひとりだになし」「自分を偉いと思う人間に、偉い人はいないのです」「

足が悪いって、ある意味ではしあわせね。生きるということに対して、自覚的になるような気がするの」「…の突然の死だって、残されたぼくたちが意味

ぶかく受けとめて生きていく時に、ほんとうの意味で、死んだ人の命が、このぼくたちの中で、生きているといえるのではないだろうか」「死がすべての

終わりとは思っておりませんよ」「何の罪もないイエス・キリストを十字架につけたのは、この自分だと思います」…。まだ途中ですが、聖書の言葉を中

心に小説の文章から抜き書きしてみました。『塩狩峠』(三浦綾子)です。 2019.6.23


「進路指導」という言葉を、和英辞書で調べてみた。すると、ガイダンス・カウンセリング guidance counseling と出ていた。私はこれに、「行き先よりも

生き先」のニュアンスを追加して、リヴィング・ウェイ・ガイダンス・カウンセリング living way gaidance counseling と表現したい。 going way gaidance

counseling ではなく。生き先を決める時のガイドとして、カウンセラーとして、これからも進路指導を頑張って(努力と工夫)いきたい。…ん、「進路指導

を頑張って行きたい」? 否! 「進路指導を頑張って生きたい」! 2019.6.24


言葉には大きな力がある。その力を発揮させるために、次のような言葉遣いをしたい。

「進路希望の実現は、どうせ無理」ではなく、「進路志望の達成は、何とかする」。 2019.6.25


県の教育研究会地歴公民部会総会・研究協議会を、事務局担当(学校長が会長)として本日無事終了。4月からここまで「経験値上がりまくり」だった

けど、だからこその達成感は大きい。自分の実践報告(東日本大震災と福島第1原発の深刻事故から8年)も、伝えたいことを伝えられた充実感を得

られた。その後の本校地歴公民科歓迎会は、沖縄料理の店「がじゅまる」。美味しく・楽しく・有意義な飲み会だった。 2019.6.26


午後は県庁で進路指導主事の研究協議会。昨日とは逆の立場の一参加者として、実践報告や講演を聴いた。充実の2daysだったが、疲労感を抱

えて帰宅すると、THE ALFEE の新譜(…懐かしい言い方)が届いていた! レコード針を…いやいや、ディスクをプレーヤーに挿入して、3人の世界に

浸りきって就寝。ファン「同志」からの感想メールへの返信を通して、「 ALFEE 愛」をさらに高めつつ。 2019.6.27


「親の背を見て子は育つ」の意味は、子どもが親から言葉で伝えられなくても、普段していることを見て自分らしさを育てていくということ。では、大人に

なるということの一面は、親を反面教師として見られるようになることと考えてみる。そして、半分大人の高校生にとって、生徒は教師のどこを見て育

つのだろうか。「教師のまなざしを見て生徒は育つ」のかもしれない。よりよく生きる、そしてよりよい社会をつくる意志を湛(たた)え決意を漲(みなぎ)

らせたまなざし。理想を、現実を見るまなざし。その両方に希望を持って、顔を挙げて前に進んでいくまなざし。 2019.6.28


「途上」感を大事にしつつ、「今より一つ上」に、チームとして「 We Will Try 」することが、どんなにすばらしい人間性の発揮であることか。個人でいうと

、赤ちゃんが自分の足で立ち上がろうとすることや、小学生が何度転倒しても自転車に乗れるようになろうとすることを考えてみて欲しい。それらと、

オリンピック選手が金メダルを目指して鍛錬することは、その挑戦の中味やレベルは違っていても、人間性の発揮という点では全く同じ。どちらも同じ

、かけがえのない価値があると思わないか。そしてチームとしての挑戦は、さらに難しくてハードルが高い。だからこそ喜びが大きいと思わないか。人

間は「じんかん」、人の間で生きている存在(和辻哲郎の哲学)だし、「人間はポリス(社会)的動物」(アリストテレスの哲学)だから。期末考査最終日

翌日の、バドミントン部練習にて。挨拶声もやる気声も返事声も、みんな不十分だったので…。「教師のまなざしを見て生徒は育つ」の実践に…なった

かなぁ。 2019.6.29


きっかけは、6月中頃のイエスやキリスト教が内容の倫理と世界史の授業(同じ週に。そえぞれの視点や角度で)。最初は、先週の土日に一気読みし

た三浦綾子の『塩狩峠』(3度目?)。これは、3月に本校の図書室で廃棄処分になった単行本を司書のMさんにお願いしていただいたもの。次は、3

日前に届いた THE ALFEE のニュー・アルバム「Battle Starship Alfee」。ミッション系大学の明治学院「名誉」卒業生のメンバー3人で、楽曲の世界観

やテイストにはキリスト教が強い。今回のアルバムでいうと、1曲目「Battle Starship Neo」の歌詞に「神の怒りに触れた ノアの方舟の記憶」とある。「

アダムとイヴが犯した罪を 人は背負い愛を求める」なら、アルバム「アルカディア」に収録されている「マスカレード・ラブ」。最後(?)に、今日の午後

に一気読みしたジッドの『狭き門』(再読)。映画のような幕切れは、2つのアイ(哀と愛)が、行間から溢れ出すような感動のシーン。…このままジッドを

読み続けるか、強い影響を感じるバルザックの『谷間のゆり』の再読に進むか…悩ましい読書の哀と愛。 2019.6.30


July she will fry. And give no warnig to her flight. …見事に。 Be admirable. Me too. Like her. 2019.7.1


欧米人の個人主義は、キリスト教の自己犠牲的で無償の愛とセットで、「自分のために」の自分ファーストと「他者のために」の他者ファーストの両極

端の表裏一体。ならば、我が国の集団主義は、自然崇拝・多神教の現世利益的で融通無碍な愛とセットで、「他者のために」の他者ファーストと「自

分のために」の自分ファーストの両極端の表裏一体。よって、両者の「いいとこどり」としての止揚(アウフヘーベン)が大事なのだろう。世界市民として

。地球市民として。 2019.7.2


倫理の授業がインドの思想(仏教中心)に入ったことと、何か強い適時性(今の自分にタイムリー)を感じて、『般若心経』を読み始めた。まずは結びの

言葉「はらそうぎゃてい ぼうじそうわか」は、「アディオス、グッドラック」のニュアンスに近いということが分かった。 2019.7.3


午後出張2デイズの2日目は、福井大学の進学説明会。自宅への帰り道は、福井県大野市から石川県加賀市の間を走る国道364号線で大内峠越

え。福井側にある丸岡温泉「たけくらべ」で、日帰り入浴を楽しんだ。フロントの土産物売り場で、丸岡町の地酒「杜氏一献」も購入。今日の想い出を

肴に、週末はこれで豊かな晩酌だ。 2019.7.4


音楽の授業(2年生)の自習監督でのこと。化粧が目立つ女子生徒に「ルールがあるから自由になれる」という言葉で穏やかに(残念…という気持ち

を込めて)注意すると、「何わけわからんこと言うとるんやー。キャハハハ!」という対応。「たとえば、信号が歩行者の自由に安全に生きる権利を守っ

ているでしょう」の言葉にも、聴く耳持たない態度。自習の内容は、アンジェラ・アキの「手紙~15の君へ~」の楽譜が配られて、ギターのコード演奏を

各自行うというもの。私もギターを手にとって、生徒たちにとっての課題(生きるということがどういうことかを考えるための「課題」)曲であり、自分にと

ってのずっと演奏していく持ち歌の一つ「手紙~15の君へ~」を、心を込めて弾き語った。「自分とは何で どこに向かうべきか 問い続ければ 見え

てくる」「荒れた青春の 海は厳しいけれど 明日の岸辺へと 夢の船よ進め」。 2019.7.5


「今日も演奏会ですか?」と笑顔で訊かれて、「はい」と笑顔を返して答えた嘘。毎回、ギターを携えてチェックインする私を覚えてくれたんですね。小

松で飲み会の日の定宿になっているホテルのフロントにて。それまでは仏頂面でビジネスライクな対応に終始していた受付の彼女が、初めて見せた

心のひとひら。 2019.7.6


七夕の夜は、未見だった大林宣彦監督の「花筐(はながたみ)」を観た。福岡県の唐津で撮られた古里映画で、檀一雄の短編小説が原作。「女は哀

しい。男は可哀想」の台詞は、原作にもあるのだろうか。パンフレットや原作本を手に入れて、読んだ後の再見が今から楽しみ! 大林映画は、「仕

事は仕事でも人生仕事(ライフワーク)」。 2019.7.7


優先順位を低くして後回しにしていた業務の抜けを、校長・教頭に注意された。課員1名減なのに業務増の現実にあって、やむなく「やらないのでなく

後回し」にしてきた業務だが、簡略化することが了承されたので、「三歩進んで二歩下がる」の差し引き一歩を歓迎したい。 2019.7.8


「なごり雪」のイントロのギターソロ。そんなに難しくないしとても短いフレーズだけど、大好きな旋律。弦とフレットを探って弾いてみたら、すぐに当たり

前のようにできた。ギターとの交際が、また少し深まったみたい。 2019.7.9


ブッダの中道もアリストテレスの中庸も、がんばりすぎないことや極端(臆病と無謀など)を避けることの大切さを説いている。そして同時に、努力だけ

でなく工夫することや余裕(ユーモアなど)が大事であることも伝えているのでは? 2019.7.10


「機動戦士ガンダム 劇場版メモリアルボックス」(劇場公開された「映画」3作)を購入して、1作目を観た。世界史(植民地=植民星の宗主国=地球

からの独立のアナロジーなど)や倫理(ニーチェの超人と人の革新<ニュータイプ>など)で引用することも多いガンダムの世界観や価値観を、今か

ら学び直す「再会」の喜び。主人公のアムロが16歳の設定で、TV放映が昭和54(1979)年の4月から翌55(1980)年の1月ということを初めて知

った。…私、同い年です。 2019.7.11


長かった一週間、締めくくりは世界史の放課後補習。世界史が苦手な生徒も、それに立ち向かう姿勢が見てとれた。私を含めて「七人の侍(荒野の

七人?)」の「チーム世界史」で、頑張っていく。「フライデーはムカイデーの世界史放課後補習デー」。 2019.7.12


「頑張らんでも幸せになれるなら、頑張らんのんけ? 頑張ること(努力すること・工夫すること)それ自体が幸せやから、頑張るんじゃないん? 頑張

るって、目標を持って進んでいくことやろ。それって、夢とか憧れを持って生きていくことやし。それを達成するための課題をひとつひとつクリヤーして

いくことって、楽しくないけ? 幸せじゃないけ?」。7月19日の終業式で、全校生徒に伝えたいことの一つ。 2019.7.13


「就職志望者は、9月から入社試験。短大や専門学校への進学志望者は、10月から推薦入試や一般入試。国公立大学を含めた4年生大学への進

学志望者は、同じく10月には大学入試センター試験に出願します。進学志望者も、進学先を卒業する際には就職していく人がほとんどでしょう。なの

で、ここにいるみんなに質問します。あなたは『人手』になりたいですか? それとも『人材』になりたいですか? 今の日本の就職状況は、『人手不足

』とも『人材不足』とも言われています。だから、就職率(就職内定者数÷就職志望者数)や実就職率(就職内定者数÷<卒業生の人数-大学院など

への進学者数>)は98%や88%と高いのだから、『頑張らなくても就職できる』などと甘く考えていませんか? 10割や9割に近い『夢のような』数字

にだまされないでください。実は多くの就職者が、使い捨て前提の単なる『人手』として採用されているという『ブラックな現実』があるのです。明日から

夏休みが始まります。自分を単なる『人手』ではなく、会社や企業から頼りにされる『人材(というより人財)』に成長させていくチャンスとして、この夏休

みを頑張ってください」。7月19日の終業式で、全校生徒に伝えたいことの一つ。 2019.7.14


3連休締めくくりの海の日は、午後にいつもの片野海岸へ。VT250(バイク)で、オベーション(アコギ)を背にして。長梅雨で空は雲が多く、気温も25

度くらいの砂浜には、それでも小さな浜茶屋(海の家)が営業していて、何組かの家族連れやサーファーの集団が波や砂と戯れていた。2時間半くら

い弾いて、歌った。「持ち歌」全部? 50曲くらい? ストロークで弾いていた曲を、アルペジオやスリーフィンガーに変えて演奏してみたり…この途上

感が楽しい! バリエーションを工夫することが面白い! 2019.7.15


仏教に由来する縁起(縁起説、縁起の法)を、「おかげさま」「おたがいさま」という意味にとらえると同時に、コラボレーション(共同作業、共同作品)と

いうニュアンスで受けとめ、世界観や価値観、人生観の柱にしたい。縁起を「すべては依存し合っている」の意味にとらえると同時に、「すべてはコラボ

で成り立っている」というニュアンスで受けとめるということ。諦めるはあきらかにするでもあり、空しいは広大(ひろくて大きいこと)でもあるということ。

逆説的な真理が、仏教の大きな魅力の一つ。二項対立的でない、ものの見方・考え方。…ん、「無善無悪」の思想も、そのルーツは仏教か? 陰陽(

五行)説がルーツか? 2019.7.16


1.力をつけること(必要条件)「ウサギとカメ」の賢いカメとして。「ウサギはカメを見ていた。カメはゴールを見ていた」とは、ウサギの油断は競争(相

手)に勝つことを目的にしたことからきていて、カメの集中や継続は目標(志望)の達成を目的にしたことからきているという意味。2.力を出せること(

十分条件)「稽古は本番のごとく、本番は稽古のごとく」。初めての取組(進路行事)、3年特進クラス 集中学習会説明会にて。 2019.7.17

18日(木)は、1学期最後の授業。1限目世界史Bは中国史の「構造プリント」、3限目の世界史Aは清朝の中国。19日(金)は、1学期終業式で進路指

導課からの話。「パワー7の二つの大切さ」「人手になるな、人材になれ」「頑張ることを楽しむ方法」の三つについて「口だけでなく目でも」伝えた。心

で伝えた。その晩は、「前々事務長と仲間たち」の飲み会。20日(土)は、「H先生の定年退職を労う会」。…大事な節目の4Daysでした。 2019.7.20


能登地区のN高校からのリクエストで、同じ能登地区のT高校を会場として、3校のバドミントン部練習試合を行った。気温も湿度も高く、しんどい環境

での練習試合だったが、あまりにもコート内・コート外での「立ち居振る舞い」がNGだったので、最後の挨拶の際に苦言を呈した。「我々は仲間。バド

ミントンがうまくなりない・強くなりたい、うまくしたい・強くしたいということでの仲間でしょ!」という話。 2019.7.21


23日(火)からの集中学習会当日(開講式や閉講式)で、参加生徒たちに伝えたいこと。「集中」の意味は、次の二つ。 intensive 「(短期)集中の」と

concentration 「(精神)集中」。プラスαで、ナポレオン(孫子?)の「選択と集中」。 2019.7.22


集中学習会初日。長丁場を集中して頑張る生徒たちの眼差しには、一人ひとりの志の光が宿っていて…。昨年度復活させた学習合宿。その反省を

踏まえた集中学習会。構想から企画・運営と関わってきた私は、それこそ「教師冥利」に尽きる! 5DAYS(最終日は午前のみ)の好スタートが切れ

た。 2019.7.23


梅雨明けを、集中学習会会場の地区公民館から学校まで歩いて感じた。まだ蒸し暑いけど、日陰に入ると夏の爽やかな風と空気を味わえた。午前

中に90分の世界史講義・演習を終え、昼食はアルバ(小松の老舗カレー店)からテイクアウトのカレーライスを美味しく食し、14:30頃に学校へ。学

校長に説明する事案があり、戻ったのは、民家や神社の樹木が夕陽に影を長く伸ばす17:30頃。今日の終礼(?)では、「頑張ることを楽しむ方法」

などについて話をした。Sさんと二人、事務室の方にご挨拶とお礼を伝えて、2日目も無事終了! 2019.7.24


集中学習会3日目の「終礼」で、「気分転換と気晴らしは違う」。「気分転換は、いい仕事をするために必要。気晴らしは仕事をいいかげんなものにす

る」。「この集中学習会では、この地区公民館にいる時は、気晴らしはなしにしよう。気晴らしは、最終日をフィニッシュして、帰宅してすればいい。友だ

ちと遊ぶとか、映画を見に行くとか」。「最後に負けるウサギは、気晴らしばっかりしていたのでは? 最後に勝つカメは、気分転換が上手だったので

は?」。以上、「先生、家からトランプ持ってきて、自由時間にやってもいいですか?」の質問に応えて。 2019.7.25


集中学習会4日目。終礼では、「終わりよければすべてよし」に加えて、「おわりを制する者は天下を制す」と伝えた。「尾張を制する者は天下を制す」

(信長か!)。 2019.7.26


集中学習会、学習は11:30に、掃除や振り返りアンケート、閉講式は正午丁度に無事終了。教頭先生の挨拶は、「私は1年浪人したので受験の辛さ

は2年経験。…生きるということが、悩んだり苦しんだりすること…いっぱい悩んだり苦しんだりすると、人は優しくなる」など。特進クラス担任のO先生

の話は、「1日10時間を目指したこの5日間の勉強経験は、体調管理がしっかりできたことも含めて大きな自信になったと思う。…続けなければトン

ネルは抜け出せない。自分で決めて参加しただけあって、主体的によく頑張っていて偉かった」など。会場が地域(地元)の真ん中にあることや、多く

の人が訪れる(2階のホールでは中学校の吹奏楽部が、隣の体育館では色んな運動部が練習。同じ1階には、商工会議所があったり、美術作品の

展示があったり)地区公民館なので、本校のよいPRにもなったと思う。この集中学習会が、個別進学指導の「グローリー」や課題探究の「キャリハ」、

朝学習の「マナトレ」のように、本校の進路指導にとって、大きな柱の一つになればいいと思う。 2019.7.27


土曜日の午後は、県立歴史博物館の「永井豪の画業」。で、日曜日は、再入手した永井豪の『デビルマン』(愛蔵版)を読む。「デーモニッシュ」な世界

に浸るだけでなく、心の中の閉じられていた引き出しが再び開かれたような…。「伴走の書」の一つだなぁ。 2019.7.28


集中学習会後なので、およそ1週間振りの勤務校。午前中は、集中学習会の振り返りアンケート(生徒と教員)のまとめや本校ホームページにアップ

する進路行事の記事作り、1学期末に実施された生徒による授業評価アンケートの分析・課題改善のための方策の策定などを行った。午後は、世界

史の補習を行い、土曜勤務の軽減を取って、15:00前には退勤。いつもの自家焙煎のコーヒー豆を買って、帰宅後は母親と温泉へ。夜は久し振りに、

家の近くの尾俣川のほとりで弾き語り。「滑走路にして この道 滑走路にして 飛ぶ」(優希の歌。「ピリカ」より)。 2019.7.29


およそ1週間振りの部活。先日のジャパン・オープンの結果(男女シングルス、優勝。女子ダブルス準優勝)を報道した新聞記事の3つの写真を示し、

それらが示している競技力アップのコツを説明してから練習を始めた。私も久し振りに基礎打ちに加わり、「幸せな汗だく」の午前の体育館だった。 

2019.7.30


2つのバイオリン(時々ビオラも)と1台のピアノの3人ユニット「TSUKEMEN」ライブを体験した。バイオリンって音色もそうだけど、弾く(奏でる)場所が

胸(心臓)に近いからか、形状も心臓に似ているからか「心の琴線を触れる楽器」ナンバーワンのように思う。最新アルバム、購入! チケットを都合

していただいたT先生に大感謝! 2019.7.31


部活(バド)にアコギを持ち込んで、「ラリー中の姿勢がギタリストの姿勢と同じ」(胸を張って上半身を立て、下半身は膝関節を緩めて、お尻が少し後

ろに突き出ている姿勢)ということを教えた。その後は、トレーニング中のBGM演奏や休憩中の弾き語りを体育館(ギターの音色やボーカルが、心地

よく響く!)で楽しんだ。18:30からは、初任校での教え子で当時生徒会副会長だったY氏と、「金沢のホーム」的な居酒屋で二人飲み会。21:30頃

、やはり「ホーム」的なスナックに入ると、まだお客さんがゼロ。そこですぐにギターを持ち込んで、Y氏のボーカルで中島みゆきの「時代」や「糸」を演

奏。そんな中、常連客の男性(40歳くらい?)が来店したが、こちらに合わせてくれて、 みゆきの「誕生」とかをカラオケでリクエスト。23:30まで…、

実に楽しかった! また一つ、夢(「流し」への憧れ)が叶った? 2019.8.1


8月2日(金)は、地歴(午前)と公民(午後)の教育課程研究集会イン県庁。20~30代の「若手」(形成的評価や途上的価値でいえば、私も「若手」)

の実践発表や研修報告が、興味深かった。プラマイ両方。

8月3日(土)から8月4日(日)は、THE ALFEE の夏イベ。今年は、千葉の幕張メッセ。初めての2DAYS、楽しんできました! 4日は両国駅近くの江

戸東京博物館で、5日はいつもの神田神保町の古書店巡り。収穫も多くて、充実した「夏休み」でした! 2019.8.2~5


今日は、「この世界の片隅に」を観る日です。74年前の今日の日も、「いのちが にんげんを 生きていた」のですね。自分事、自分達事ととして受けと

め、考え、進んでいきます。 2019.8.6


今日は「参勤交代うぉーく」、黒部から富山を歩いて富山駅前のホテル泊。歩行隊長ということだけど…「昔取った杵柄」としての立ち居振る舞い(服装

・装備含む)と、「足の豆処理隊長」で頑張りたい! 2019.8.7


初任校で頑張っていたこと(歩こう石川縦断・横断の旅)が善因とか良縁になって、この「加州大聖寺藩参勤交代うぉーく」につながっているとしたら…

うれしい! 黒部から富山まで歩いたのと、富山駅前の中華料理店を河岸として、イベント企画・運営者兼全行程のサポート隊のO先生やK先生(同

じ山代の人だった!)とT先生(…同志です)の4人で、飲んで・語り合って思ったこと。魚津、滑川、富山で応援やお接待に来ていただいた方々にも、

大感謝です。あるひとがサークル(大学でのボランティアサークル)の文集に書いていたことや、手紙に書いてくれた言葉を、思い出します。「こんなサ

ークルの存在がうれしい。救われるような気持ちになる」「子ども達のまなざしと、その子ども達を大事に思ってサポートしながら、そのことを生きがい

や、やりがいに思っている人達のまなざしのキャッチボールが素敵」(…正確には思い出せないので、かなり潤色)。 2019.8.8


11時2分を忘れないためにも、今日は「母と暮らせば」(山田洋次監督。「父と暮らせば」<黒木和雄監督>へのアンサー作品)を観ます。ナガサキ…

今年は行けませんでしたが、来年の夏はバイクで訪れたい! 2019.8.9


今日は金沢・小松間の30㎞越え歩行にトライ! 「加州大聖寺藩参勤交代うぉーく」の第13日目。勤務校にも立ち寄り、裏千家の茶道会(?)の方々

によるお接待にも期待。 2019.8.10


10日に金沢(香林坊)から小松(小松市公会堂)まで歩行。大聖寺高校(初任校)4年目で、生徒会指導のメイン(当時強かった高教組の理想主義に

基づく「一人一役」制度。主任制反対運動の副産物。プラマイプラだったと深く感謝しています)生徒会副会長だったY君とたくさん色んな話をしながら

、30㎞越えの行程を歩いた。今の勤務校(寺井高校)からゴールの小松市公会堂までがきつかった…! でも、お接待していただいた茶道会の方々

の中に、教え子(大聖寺高校で担任だった)Tさんと、彼女の弟さんと結婚してTさんの義理の妹になった教え子(世界史受講者)の方と2人に再会でき

て、元気を出させてもらってゴールできた! その夜は料亭「まつ村」(高校の同級生がマスター)→スナック「月光亭」で、飲み語り食した。

11日は金沢までJR、バイクで帰宅して休養。14:30には、これも初任校での教え子(お嬢さんと息子さんが初日と最終日に歩行。私と同じ THE

ALFEE マニアだったことが本日「発覚」。「幕張メッセにいたんだ~」…みたいな)からのメールが届いて「加州大聖寺藩参勤交代うぉーく2019」の最終

到着の出迎えに行く。15:00には大聖寺高校からゴールの加賀成城高校へ。距離としては2㎞くらいの行程だが、大聖寺実業高校と加賀高校の吹奏

楽部の演奏とパフォーマンスを先頭に、大聖寺の主要商店街などをゆっくり歩いて16:00にゴール。到着式のセレモニーには、実行委員長のスピーチ

や加賀市4校(加賀高校、大聖寺高校、加賀成城高校、大聖寺実業高校)それぞれの生徒会長の一言、加賀市長のお祝いの言葉などがあり、劇的

なフィナーレになった。その夜は大聖寺の老舗料亭「味家路」→スナック「カズちゃん」(念願の一曲。F先生の「ランナウェイ」が聴けた!)で、先輩のF

先生、畏友H氏、一緒に歩いたY君の4人の飲み会で「午前様」(昨晩に続いて…)の盛り上がり! 途中のF先生のご自宅で、ビートルズを大音量で

聴きながらの一杯も楽しかった。 2019.8.11


12日は自宅に泊まったY君を小松まで送った後、たまっていた雑誌や新聞を読む休養日。2019.8.4の備忘録。神田神保町の古書店で、あれもこれも

と両手に購入本を抱えていたら、「こちらで預かりますよ」とレジの女性が声を掛けてくれた。長い髪をポニーテールにまとめた眼鏡の店員さんで、とて

もうれしかった。

8.8の備忘録。富山市の北前船寄港地・船主集落、岩瀬にある田尻酒店での出来事。純米大吟醸のお酒をレジに持って行ったら、店主の女将さん(

?)に「お酒さんのために、保冷剤を袋に入れますね」と言われた。「お酒さん」って…。特別包装の「お酒さん」をバイクのタンクバックに納めて、帰宅

。最高の晩酌を楽しみました。 2019.8.12


13日は、母とお盆前のお墓掃除。谷が狭まった場所にあるので、11時近くまで日陰の時間帯に、3時間くらい2人で頑張った。シャワーを浴びて、そう

めんの昼食後、先日神田神保町での古書店で再入手した『アドルフに告ぐ』(手塚治虫)を読み始めた。その文脈で、夕食後は映画「日本の一番長い

日」(原田眞人監督作品)を観た。2人のクリエイターの仕事に共通する、「文明論」(「世界史」と言い換えることもできる。個別的で相対的な文化論や

日本論ではなく)的な魅力や意義について考えている。 2019.8.13


お盆の前日は、「読書の合間にスペシャル掃除」(逆ではなく)。夜はDVD「夕凪の町 桜の国」(佐々部清監督作品)を観て、原作の漫画(こうの史代)

を読んだ。映画化(実写化)という、一つのバリエーショナイズ(こんな単語ある?)に注目しながら。 2019.8.14


10時過ぎには母を中心に子どもや孫達の6人で、お墓参り。11時30分からは近くのお店(オオハタ。予約済み)で、会食。その後は、母屋の居間で缶

ビールを飲んだり、お寿司をつついたり…。今は6人それぞれが「1人」を生きていて、そこからくる「連帯感」みたいなものやそれぞれへのリスペクト

みたいなものを感じながら…。年に3回(お盆と正月とGW)の、大事な一時を過ごした。  2019.8.15


台風10号の接近のため、部活を休みにしつつ、久し振りの勤務校、第2職員室で勤務時間一杯のデスクワーク。まだ休みの先生方がほとんどで、最

初から最後までほぼ一人、集中して仕事ができた。9月からの進路指導課の業務、その段取りや使用ファイルなどの「貯金」ができてよかった。 

2019.8.16


以下、千葉県の高校で地歴公民科の先生を頑張っている教え子からのメールへの返事より。


いただいたレポートの最後に先生が書いていた「教員が主体的に考え、学び続ける姿勢を生徒や教育実習生に示す」という文章を読んで思い出した

のが、ビルドゥングス・ロマンのドイツ文学の教養小説『飛ぶ教室』(ケストナー作。丘沢静也訳。光文社古典新訳文庫より)の、以下の台詞です。

「教師には、とんでもない義務と責任がある。自分を変えていく能力をなくしちゃダメなんだ。でないと生徒は、朝ベッドから起きださず、授業はレコード

で聞けばいいってことになるだろ。だがね、ばくらに必要なのは人間の教師であって、2本足の缶詰めじゃないんだ。ぼくらを成長させようと思うんだっ

たら、教師のほうだって成長してもらわなきゃ」。


これは、新学習指導要領の「資質・能力の3つの柱」(私はこれを、生徒や「同僚」へのわかりやすい伝え方として、「パワー7(七つの学力)」と言い換

えています。語呂合わせも作りました。「契る 師範の表 向かう人」です。すなわち、「知識・技能 思考力・判断力・表現力、学びに向かう力・人間性

など」の覚え方です)でいうと、先生も「評価を行うことは不適切」と指摘している「学びに向かう力と人間性など」に重なる姿勢・態度(コンピテンシー)

でしょう。昨年度、私が教務主任として「生徒による授業評価」の評価項目に加えたのが、「先生の授業には熱意と工夫が感じられる」でした。「率先

垂範」「先ず生きてみせる(よく生きる)=先生」などの教師観の通り、教員の資格的能力として「必要条件」の一つだから評価が可能なのであって、「

可塑的」で「途上的」な生徒を評価する「ものさし」にはふさわしくないでしょう。評価という教育的な営みを、事後的評価と形成的評価の二つに分けて

考える際の、後者に当たるからです。


教育的な意義の大きな文化史学習や学び合い学習の「パイオニア」的実践を、これまで先生が積み重ねてきた成果を、レポートの随所に感じました

。参考にします。改めて、ありがとうございました。 2019.8.17


卒論で研究した李贄(李卓吾)を主人公の一人にした漫画『三夢伝』(未完? 中断?)を読み返した流れで、『近世随筆集 中国古典文学大系』(平

凡社)に収められた李贄の主著「焚書」の抄訳(溝口雄三)を拾い読みした。訳者がまとめた「李贄年譜」で紹介されていた次の文章は、ケストナーの

『飛ぶ教室』で描かれた教師観や教育観に通じるものがある。


宏甫(李贄)が…、毎日友人を集めて学を講じていたが、ある僚友が、「読書にもなじみ理義にも通じている吾々が、何で今更学を講ずることがあろう

」と言った。すると宏甫は、「君たちは優秀な成績で科挙にも及第され、書を読まなかったどころではない。しかし残念ながらまだ学を識らない。…『論

語』や『大学』はもちろんお読みになっているはず。しかし『論語』巻頭の「学」の一字、『大学』巻頭の「大学」の二字、この三字については、諸君はま

だ識りえていない。何故か。これを識るには何よりも己に実証し体俉するところがなくてはならない。…それすら能わぬに、何でこの字を識っていると

自負しえよう」と答えた。


ケストナーの言葉の復習。「教師には、とんでもない義務と責任がある。自分を変えていく能力をなくしちゃダメなんだ。でないと生徒は、朝ベッドから

起きださず、授業はレコードで聞けばいいってことになるだろ。だがね、ばくらに必要なのは人間の教師であって、2本足の缶詰めじゃないんだ。ぼく

らを成長させようと思うんだったら、教師のほうだって成長してもらわなきゃ」。 2019.8.18


後期夏季補習も始まり、いよいよ新学期に向けての「滑走路」となる2週間に突入。午前中は、校務運営委員会と就職推薦選考会議が、午後は新し

い系列(進学系列)・科目選択の検討会と続いた。「信念衝突型」でなく、「仮説検証型」の言葉遣いや態度(表情やまなざしなど)を心掛けつつ、自分

の考えや気持ちを伝える努力と工夫に頑張った…つもり。メタ認知的に、自分と相手の関係性(自分と自分の内面との関係性も)を客観視しながら、

それをゲーム的に楽しみながらできるようになりたい。 2019.8.19


9月1日の県大会(団体戦のみ)と15日の地区大会(個人戦のみ。2部は初心者トーナメント)に向けた、「ノンストップ」(今月末の学校祭以外)の練習

がスタート。今日からの2週間、4週間で、競技力とチーム力を底上げして11月初めの県の新人大会までのシーズン(ペナントレース)に挑みたい。練

習後に、監督・顧問も含めて部員の誕生日を、クラッカーや拍手で祝った。男女一緒になって、こんな仲が良くて部活を大事にするチームの、何と爽

やかなこと! 2019.8.20


2年生インターンシップの受け入れ先のH鉄工所の社長と専務(本校OB)と私の3人で、「仕事を離れた」教育談義に花を咲かせた(1時間越え)。社

長の「歯車になるな。図面を読み(ミクロ)、会社のマネジメントに参画(マクロ)しながら自分の役目を果たすこと」や、専務の「会社(=チーム、共同体

)の志や気概、歴史を自分事にすること」「技能とは、知識と結びついた技術。技術だけでは不十分だし、伸ばしていけない。その知識の土台が、学

校での勉強の基礎・基本。技術の楽しさや社会的意義を知ったら、知識を身に付けることの必要性がわかる。何のための勉強かがわかり、勉強へ

のモチベーションが上がる」などの考え方に強く共感した。「人手になるな、人材(人財への途上)になれ」(1学期終業式での進路指導課からの話)の

アジテーションとリンクした。 2019.8.21


去年に続いて今年の文化祭でも、合唱部のバックでアコギ演奏(今回は2曲)。部員からもらった楽譜とネットの動画を見ながら、「残酷な天使のテー

ゼ」(アニメ「エヴァンゲリオン」の主題歌)と「パプリカ」(NHK「みんなのうた」2020年応援ソング)の家での個人練習スタート。来週からは合奏練習を

積み上げて、いいステージになるように、「楽しみながら頑張る」ぞ! 2019.8.22


校内初任研(本校の進路指導について)で講師(?)として、初任の先生相手に「50分授業」的に話をした。用意したレジュメの土台は、4月の第2回

職員会議提出資料である、「今年度の進路指導課の目標と方策」「業務と業務分担表」。「若い先生達にこそ、『パワー7』(新学習指導要領」の6つ目

と7つ目の力、学びに向かう(学び続ける)力と人間性等の力を高めて欲しい。生徒に成長や進化を求めるなら、先生が成長や進化し続けなきゃね」(

後半はケストナー『飛ぶ教室』からの引用)という考えが伝わったならばうれしい。 2019.8.23


夏休み当初の7月後半に、津幡高校を会場として七尾東雲高校と本校の3校で練習試合を行った。本日はその際に決めてお互いに目標にしてきた

リターンマッチの練習試合を、本校で開催した。試合開始前の一言として私から全体にした話は、以下の通り。


「夏休みの宿題、取組状況はどうですか?」「勉強の宿題もあれば、バドミントンの宿題もある」「バドミントンの宿題は次の2つ。チーム全体の宿題と

、一人ひとり個人の宿題」」「本校のチーム全体の宿題は、コートの中でも外でも雑なことをしない(丁寧。目的意識を持つ)ということ」「コート内外で雑

なことをしないということは、コミュニケーションを大事にするということ」「コート内では、3つのコミュニケーション。相手、ダブルスのペア、そして自分

自身とのコミュニケーション」「コートの外では、指導者や仲間同士とのコミュニケーション。ゲームのコール(呼び出し)で名前を呼ばれたら、しっかり

返事をする。言われなくても、主審や線審につくなど」「宿題を課題と言い換えれば、やらされ感を持たずに頑張れる。その課題をクリヤーすれば、自

分を成長させたり進化させたりできるということ」。長くなる(心構えだけでなく、技術面の話<回内・回外運動と指先の使い方>もしたかったので)の

で省略した話は、以下の通り。

            
「来年の今日が、東京パラリンピックの開会式」「障害を持つ人のことを、アメリカやイギリスなどではチャレンジド・パーソン(英語)と表現する」「聴覚

の障害や視覚の障害は、その人にとっての課題」「その課題からチャレンジされている、挑まれている人というニュアンス」「課題や宿題に自分自身が

挑むというよりも、課題や宿題に自分自身が挑まれているという見方や考え方をした方が頑張れるのでは?」。ニーチェ(「人が深淵をのぞく時、深淵

も人を見ている」)やフランクル(「人生に何かを期待して生きるのではなく、自分が人生から何を期待されているかを考えて生きる」)の実存主義哲学

…入っています。 2019.8.24


夏休み最後の日曜日。空と空気が、夏のそれから秋のそれに変わった日。父の葬儀から丁度3年目の今日。家ではギターと読書。夕方には母と墓

参、粟津温泉総湯入浴。帰宅後、小一時間、山代温泉を散歩。夜は、片山津温泉(柴山潟)の打ち上げ花火を、家の前の田んぼ道に座って眺めた。

夏の送り火のようだった。 2019.8.25


校内実力テスト(3年)の監督などを終えて、富山大学の説明会に向かった。昼食の小矢部川SAレストランで、元勤務校で担任した教え子に偶然再

会。説明会後は、富山市の北前船寄港地・船主集落、岩瀬を再訪。田尻酒店は月曜定休だったが、満寿泉(ますいずみ)の造り酒屋桝田酒造で大

吟醸を買って帰宅。「行きつけ」のクリーニング店で、以前に住んでいた町の懐かしい人に再会した。「来年の祭り、呼んであげる」「今の方が、いい顔

してる」。うれしかった。 2019.8.26


ギターと私。午前中の部活後に、体育館のステージで。14:00~15:00、外での応援練習の監督中、同じ地歴公民科のY先生に歌ってもらったり、聴い

てもらったりしながら弾き語り。そして、15:00~16:00、合唱部(そして音楽の先生、ピアノのY先生)と初の合奏。帰り道、いつもの楽器店に寄ってフィ

ンガーイーズと弦を購入。店員さんの「明後日のリハーサルと文化祭当日、お願いします」の笑顔。毎年、音響を担当してもらっています。楽しみ! 

2019.8.27


夏休み、最後の部活(AM)。無断欠席の男子2名を除いた9名全員で、質の高い練習が出来た。成果もばっちり現れていて、笑顔も多いし、9月から

11月の新人大会のシーズンが楽しみなチーム(そして一人ひとりの「アスリート」)に成長(進化)している。午後の合唱部のステージ練習、一緒にステ

ージで歌う先生方も参加した「リハのリハ」。私のギター伴奏も、少し余裕が出てきた? 進路指導課の仕事は、2学期本格スタートの9月3日に行わ

れる進学教室の準備。今日から団のTシャツ(気が早い? 教員では私だけ?)。 2019.8.28


文化祭前日。明後日の体育祭、体育館で縮小実施なのか翌日の予備日に順延なのか…。合唱部のリハーサル、直前の「一人リハのリハ」が奏功し

て、ギター演奏はうまくいったみたい。さて、明日から学校祭2DAYS! 2019.8.29


文化祭が終わって、片付けの時間帯に、A先生が「とっても残念なお知らせがあります」と言って私のデスクに来てくれた。今、大学2年生のS君が亡

くなったという知らせだった。A先生は、S君の妹の学年担任。「彼は(私と同じ)世界史マニア」と口にしたら、涙があふれた。1時間年休を取って、近く

の映画館に入った。丁度「二ノ国」というアニメ映画が始まる時刻だったのでそれを観た。帰宅して、S君の学年の卒アルを開いたり今年の2月に、こ

のホームページにメールしてくれて、そこで遣り取りした質疑応答をまとめてアップした(アップすることを告げていたのに、今日まで放置していた。ご

めんなさい)。世界史の時代区分についての疑問・質問とそれへのアンサーが中心で、科学史が面白いという話もあった。2月の後半に学校に来てく

れて、部屋を予約して小一時間くらい、国語科のSさんと私と、S君の近況報告(ロシア語を頑張っていて賞をもらったことや、フョードルを自分のロシ

ア名にしていてドストエフスキーの名前をいただいたことなど)やこれからしたいことなどを話してくれた。後輩に贈る合格体験記には、「世界史は素晴

らしい『教科』です。」と書いているくらいの世界史好きで、センター試験は私の教え子史上No.1の97点(1問だけ。戦後アフリカ史の難問のみ誤答)

をゲットした世界史マスター(マイスター)。ステップアップテストの合格者に渡す賞品の手作り世界史グッズ(ハンニバルの栞やガリバルディのシール

など)を、全て持っていった世界史プレーヤー。ずっと連絡を取り合って、いつか一緒にお酒でも飲みながら歴史談義や哲学談義(3年で倫理<教養

講座>を選択し、個別指導でセンター試験80点近くゲット)をしたかったS君。おおきないのちにかえったいまからも、ずっと、こころの友で同志だから

ね。 

2019.8.30


朝までの雨のため、午前中は体育館で、午後からはグラウンドで体育祭が開催された。今の3年生らしい爽やかな体育祭として、とてもよかった。帰

宅してPCのメールを開くと、千葉のK先生(K高校での教え子)の、旅先の杭州(中国。長江下流域の港市)からの着信があった。昨日のことを中心

に返信メールを返しながら、「こんな時に、一番話を聴いて欲しい人」がいてくれたこと、このタイミングでメールをくれたことに…慰められ、励まされた

。 2019.8.31


根上大会(団体戦)は、男子のみ出場。1回戦が夏休みの初めと終わりに練習試合を行った、津幡高校。ガチンコのオーダー組み合わせになり、結

果は1対2で敗退。内容は初心者ダブルスのみ2-1で勝利、経験者の1番手・2番手シングルスはどちらも0-2で敗北。「練習で出来ていることを、

本番で出来るようにする」(つけた力を出せるようになる)という課題が、勝った試合からも負けた試合からも明らかになった。もっと言えば、「練習では

出来ていないことも、本番で出来てしまう」ような選手になるとか、それを引き出すチーム力(応援など)を手に入れるとか。次は、9月15日(日)の加

賀地区秋季交歓会(個人戦のみ)でのWE WILL TRY。WE ARE TERAI. 2019.9.1


この月曜日は、体育祭の代休。部活も定休日だったので、「夏休みの締めくくり」の1日。掃除・洗濯、HP更新を終えて、いつもの国道364号線を使い

福井のアピタへ。越前おろしソバを昼食に、映画「天気の子」鑑賞。気合い十分、世界観も壮大な作品を楽しみ、パンフとサントラCDを即購入。その

後は、店内のドコモショップで、ほぼ8年前に小松から金沢に引っ越した時以来の、スマホ機種変更。帰り道には、丸岡温泉の旅館たけくらべで日帰

り入浴。いろいろ節目を感じた、夏の終わりの1日だった。 2019.9.2


ほぼ一ヵ月振りの授業は、大掃除後の1限目で世界史A(ルネサンスと宗教改革)。「近現代のプラス面とマイナス面」のマイナス面として、映画「天気

の子」で描かれたアントロポセン「人新世」=狂った世界について話をした。5限目の倫理(孔子の思想)では、君子=理想的な人間の件(くだり)で、

これを孟子が「大丈夫」と説明したことに関連させて、やはり映画「天気の子」の挿入歌(RADWINPS)「大丈夫」の歌詞「君の『大丈夫』になりたい 

君を大丈夫にしたいんじゃない 君にとっての『大丈夫』になりたい」を紹介した。昨日観た映画が、授業のよいアクセントになった。なお、「アントロポ

セン」とは新造語で、「人間の活動(特に食料生産革命や産業革命がポイント)が、地球の歴史に大きな変化をもたらしたことを意味する地質年代の

こと。ギリシア語のアントロポス「人間」とセン「時代」から。 2019.9.3


ネットで購入したドアノブ(ラケットをコンパクトに使う際に、リストを立てて前腕全体を回す動きの具体例)を示して、「言葉で説明するだけでは、伝わり

にくいカモ」と一言。大会11日前の部活にて。ドアノブの愛称は…、「のぶちゃん」。 2019.9.4


今(現在)と将来(未来)の弁証法的関係。「今だけに生きる」ことのプラス面は、今の充実。マイナス面は、将来を犠牲。「将来のためだけに生きる」こ

とのプラス面は、将来に向けた成長。マイナス面は、今を犠牲。では今と将来の「いいとこどり」(アウフヘーベン)とは? 「今を充実させることで将来

に向けて成長すること」「今を輝かせるための将来の目標を持つこと」などでは。 2019.9.5


alive アライヴという英単語が気になり辞典で調べたら、その語源は on live だった。前置詞のオン on は、スイッチ・オンのオン。ライヴというより、オ

ン・ライヴ…アライヴ!「生きている」というより「生き・生きている(活き活きと生きている)」。バドミントンで言うと、「その場で止まって打つ」というより「

迎えに行って打点をより高く・前方とし、前傾姿勢(だからドライブとかプッシュの際に、体勢を維持するため少し『出っ尻』になる)で打つ」ということ。今

日の部活で、生徒たちに紹介しよう! 2019.9.6


3年生の世界史の放課後補習でのこと。「始皇帝の秦の次に成立した王朝は何?」の質問に、「えーと、明? 宋?」と答えたのが世界史を使って受

験するM君。先日、「先生、ステップアップ・テスト(「自動車学校方式」の分野別「修了認定テスト」)第1回「中国史前半~唐まで」の85問(7割=61問

正解以上で合格)が、多すぎて覚える気にならないし、テスト受ける気にならない」と訴えに来たあのM君。私は補習を中断して、黒板に象の鼻の絵を

描きながらこう伝えた。「これ、何に見える? ハシゴ? 蛇? 実はこれは象の鼻なんだけど、象の姿を全体的にイメージできているから象の鼻だと

わかるんだよ。だから、中国史を象にたとえるなら、秦から漢への移り変わりがわかるためには春秋・戦国時代から唐までを全体的にイメージできる

ようになることが必要なんだよ。「秦の次は漢」と丸暗記するのではなく、春秋・戦国時代の分裂・混乱時代→乱暴で短期・不安定な秦・穏やかで長期

・安定の漢、魏晋南北朝時代の分裂・混乱→乱暴で短期・不安定な隋・穏やかで長期・安定の唐という法則性(繰り返し)に注目してごらん。だから、「

問題数85問は多すぎ。覚える前から心が折れる」なんて、チャレンジする前から諦めていないで、まずは唐までの中国史前半の全体像をイメージで

きるようになるために、頑張りなさい! (私も、あなたにセンター試験で世界史70点以上取らせるために、努力と工夫の両面で頑張る!=心の声)

 2019.9.7


1日オフの日曜日は、文化祭で合唱部と演奏した「パプリカ」を、オリジナル・キー(米津玄師バージョン)で弾き語ることができるようにしたり、「アナ雪」

の「 let it go /ありのままで」のギター・コード付き歌詞を作ったりと、 guitars and me 「ギター(たち。アコギは2台)と私」の時間を楽しんだ。この2曲

と、去年から「持ち歌」になっている「ピリカ」(富山駅地下でのストリート演奏 by 優希)を続けて演奏すると、不思議なシナジー効果(相乗効果)が醸し

出される。コードやコード進行の共鳴もあるんだろうが、歌詞の内容やエモーションでシンクロしているような…。今年の(今年も)、「特別な夏から秋」

にかけてのメモリアル・ナンバーにしたい。 2019.9.8


冷房が朝から故障して、1日気温30度超え!(放課後の部活は禁止。即、下校) そんな中での6限目の授業は倫理。テーマは孟子の性善説と荀子

の性悪説。以下、H君が書いてくれた授業の振り返り論述と私のコメント。


 「人間の生まれた価値」 ※( )内は授業担当者


 人間は生まれた時は純粋なのに、なぜ成長して(大人になって)いくにつれて悪くなっ ていくのかを考えると、とても悲しくなった。だから、人間は何

 も知らない(大人にな らない)方がいいのではないかと思った。

 授業担当者からのコメント:絵本作家の五味太郎さんが著書『勉強しなければだいじょうぶ』の中で書いている、次の言葉を紹介します。「五味太郎

 の仮説。生物は魂のピークの時に生まれ出る。そして、その高みから落ちないように抵抗するのが生きるということ。頭でっかちだと落ちやすい。シ

 ステムにとらわれると落ちやすい。チーターを見よ。シンプル。共生という感覚も、『いっしょに漂っていようよ』なのでは?」

どうですか? 「ぶっ飛んだ考え方」だと思いせんか? こういうの、「ロックンロール(ロケンロール?)!」って感じ。 2019.9.9


来週からスタートする就職試験に向けた激励会にて。学校長による「今の起立・礼、やり直し」のダメ出しと「厳しめトーク」の後、15分くらい話をした。

ほとんどシナリオ通り(2点。面接で評価されるのは人間性と質問への受け答え。前者は服装・容儀、立ち居振る舞い<まなざしや表情含む>、後者

は「モチ・もち・めざし」(モチベーション・持ち味・目標。就職試験=一種の事業<プロジェクト。エンタープライズ>の成功・発展に必要なMDJsサイク

ル「目標→段取り→実行→修正→」)だったが、5限目の倫理の授業の「余熱」のおかげで、次のようなことも伝えた。「ゴールがあるからスタートでき

るし、頑張れる。究極のゴールは死ぬこと。でも、死んだらすべて終わりではない。どう生きるかで人は、ある意味、死んだ後も永遠に生き続ける。み

んなは就職試験という一つのゴールに向かって頑張ることで、自分自身を成長させてほしい」。 like this man. という気持ちを込めて。

2019.9.10


September I remenber. 「9月になれば、想い出す」。ふしあわせなしあわせに別れを告げて、しあわせなふしあわせを迎えた、あの曇りのち雨の日を

。「しあわせさ」(プラトンのイデア、朱熹の理)を心に持っていれば、「ふしあわせ」に見えても大丈夫。というよりも、その不完全さが途上人にとっての

モチベーション。「君子を目指す大丈夫」としての孟子や、「イデアを想起するエロース」のプラトンや、「真の知を求めて、よく生きる」ソクラテスのように

。「美しく のたうち回る」? 2019.9.11


激しく移り変わる心模様。…秋の空のように。でも、それを面白がっている自分もいて…。「キレイに もがくよ」。 2019.9.12


AO入試(次年度入試からは「総合型選抜<入試>」と名称を変更。学科試験を課すなど、内容も変更)や自己推薦入試を、「学校推薦がもらえない

から」との理由で申し出てきた生徒に厳しい一言。「大学の名を高めてくれる人を入学させる試験。あなたは本校の名を高めた生徒ですか? 違うで

しょ。 一般入試で合格して、『短大デビュー』しなさい」。そしてもう一言。「あなたの目標は、保育士さんになることじゃないでしょう。ステキな保育士さ

んになることでしょう。そのためにも、今は国語と英語の受験勉強を頑張りなさい。そうして合格すれば大きな達成感が得られるし、頑張れたこと自体

が大きな自信になるよ。あと、そうやって入学した短大だから、2年間を大切にできるんだよ」。私自身も「恩師」に言われてきたことだし、担任として生

徒に言ってきたこと。泣きながら職員室を出て行ったけど、時間がかかっても晩稲(おくて)でもいいから、いつか立派な保育士さんになって欲しい。 

2019.9.13


いよいよ加賀地区秋季交歓会の前日。部活の締めくくりは、S先生と久し振りにダブルスを組み、決勝戦をイメージして女子のエースダブルスと激闘

。ゲームカウント2-1、ファイナルゲーム21点-19点で、何とか勝利。最後に応援の練習もして、「NG( no good )のNは『伸びしろ』のN」の話をし

た。午後は進路指導課のスタッフ(3人)で来週以降の準備を、夜は母と粟津温泉での入浴と飲み会。振り返れば、1日ずっと誰かと何かしていた休

日(土曜日)だったことに気付いた。 2019.9.14


21点1ゲームであるにしても、シード直下の小山を勝ち上がってきた選手を相手に、本校バド部1年女子のTさんがラブゲームで勝ってみせてくれた

ことに感動した。Tさんにはゲームの後、「自分自身に勝てたね」という賞賛の言葉を伝えた。今のチームにTさんをそうさせるムードや力があるとした

ら、何よりもうれしいと思った。Tさんは決勝戦までゲームカウント2-0のストレートで勝ち上がり、最後は第1シードの選手に0-2で負けたものの、

スコアは22-24、19-21の惜敗。最後のラリーでネット前に上がってきた甘い球を強打でネットに引っかけた後、対戦相手と握手してから悔し涙

にくれていた。 Good Try! 2019.9.15


「アナと雪の女王」DVDを、日本語字幕→吹き替えの順番で鑑賞。入手したCDは、オリジナルと日本語歌の2枚組。そして今日、弾き語りのための

歌詞カード完成。カポ無しで、C#mからの歌い出し。サビの「ありのままの自分になるの」は、E→B→C#m→A。前任校での「まほろば研修」(NSH2年

生の人文科学コースによる、阪大見学や明日香の史跡巡りなど1泊2日の旅)で、生徒たちがバスの中で聴いていたのがこの「レリゴー」だったことを

想い出す。父が夏に脳梗塞で倒れて、11月下旬に実家に引っ越す少し前の、「秋の旅」が懐かしい。  2019.9.16


「受験は、団体戦」「進路指導は、行き先指導というより生き先指導。行き方というより生き方指導」といった進路指導「哲学」(「進路道」)が大事にされ

ない高等学校にならないように、本校3訓(モットー)の3つ目「人間を信じ 胸にうるおいあれ」のスピリットをこれまで以上に発揮し、新学習指導要領

にうたわれている7つの力の7つ目「人間性」を高めていきたい。率先垂範とピグマリオン効果を信じて。 2019.9.17


O君には「ウエスタン(間違ったラケットの持ち方)・モンキー」、K君には「筋トレ・マリオ」とあだ名をつけて、今日のミーティング(2人がサボったので1

日延期))でみんなに紹介しよう。NGのNは伸びしろなので、「イースタン・モンキー」と「筋トレ・ヒューマン」に成長するのが楽しみ。もちろん、人間的な

成長も楽しみ。 2019.9.18


1日順延になったバド部ミーティング。去年の読書『GRIT やり抜く力』からの引用+アレンジ(カスタマイズ)で、「事業(プロジェクト。エンタープライズ

。先日の大会では、このチームで1枚でも多くの賞状をゲットする<させる>ことが事業)を達成するための4つポイント」を、次のような語呂合わせ(

全て板書)を紹介しながら説明した。「今日、木蓮、キレイ」(興味、目標、練習、希望)。「人生は、一つの大きな事業。だから、好きなこと見つけたら、

目標立てて、練習に励み、希望を持ち続けて頑張ろう!」。 2019.9.19


今と将来のコラボ(今を輝かせる将来の目標。将来の目標達成につながる今の輝き)が大切なように、メンバー個人とチーム全体のコラボ(個人を輝

かせるチームの目標。チームの目標達成につながる個人の輝き)も大切。「今は将来のために 将来は今のために」「1人はみんなのために みんな

は1人のために」。 2019.9.20


まさに「テラ・キラ」! 寺高吹奏楽部の定期演奏会。ステージから7列目のど真ん中で、堪能しました。見知った卒業生のバックアップ演奏や顧問Y

先生の「ペット吹き」ぶりも楽しく、寺高吹部らしいキラキラした演奏に酔いしれました。プログラムに「得意技=世界史、ダンス」と載せてくれたH君に

よる、恒例のエンディング曲前のMC(「1年生が部を辞めていって…衝突を繰り返しながら大きな困難を乗り越えてこの演奏会を迎えた」等)にも心

が強く揺さぶられました。このH君も「ペット吹き」。バックアップ演奏の卒業生の1人チューバのT君は、先月に亡くなったS君の親友。会場は想い出

のタント…。 2019.9.21


バイクでの遠出は台風17号接近のためキャンセルし、専ら読書とギターとHPの整理とアップの1日。プラトンの『パイドロス』に司馬遼太郎の『坂の上

の雲4』(再々読中)、オフコースの「夏の日」と「愛を止めないで」の弾き語り用楽譜化など。ん~、まさに「読書と芸術の秋」! 2019.9.22


年に一度の「タイムマシン」、拓郎・かぐや姫つま恋コンサート2006のDVDを鑑賞。13年前のこの季節に、バイクで静岡県の掛川市まで。Kさんから

特別に譲ってもらったチケットのエピソードも、大切な想い出。サプライズ出演(「永遠の嘘をついてくれ」)で、拓郎とデュエットした中島みゆきとKさん

がダブって見えた。 2019.9.23


今週末の能美市選手権大会に向けて、部員に伝えたいこと。大会当日は「個人戦」でも、そこでの応援(観戦ではなく!)は「団体戦」。そして大会を

迎えるまでの練習は「団体戦」。チャンピオンシップの部活は、「団体戦」。世の中(社会)で生きることが、「団体戦」。 2019.9.24


今の自分を生み育ててくれているという意味で、私の「母」校はここ寺井高校です。私には、そういう母校がいくつかあって、大きなしあわせ(幸せな仕

合わせ)を感じています。 2019.9.25


3つのシップ。チャンピオンシップ(二水の「今より一つ上」)、チャレンジャーシップ(寺井の「 We Will Try 」)、チームシップ(ラグビー日本代表の「

ONE TEAM 」)。この3つが大事なのは、部活だけ? 否! 「よく生きる」ということ。 2019.9.26


バド部の臨時ミーティングで1年生のエースでまとめ役のY君が、「練習にメリハリをつけたい」と他の1年生に訴えていた。「メリハリ? 練習と休憩の

切り替え(スイッチのオンとオフ)のことでは」と思ったので、訂正させた。メリハリの語源を調べたら、次のような内容だった。音の高低。メリは「減り」

で低い音。ハリは元はカリ「上り・甲」で高い音。「緩急をつける」と同じく、効果や成果を高めるために、変化を取り入れること。…変化、ダイナミズム。

努力だけでなく工夫。ただ生きるとかうまく生きるというよりも、よく生きる。「キレイにもがきながら」「美しくのたうち回りながら」。 2019.9.27


ラジオ放送(NHK第1「サンデーエッセー」)で、フリージャーナリストの林典子さんが、「パーソナル・プロジェクトこそが生業(なりわい。生活を営むた

めの仕事。家計の収入を得るための仕事)になる」に膝を打った。写真家がそうなら教育家も。 2019.9.28


土曜日は辰口中学校と合同練習会、日曜日は能美市の選手権大会。新チームがスタートした6月の練習試合で「プレーが雑」と注意してくれた寺井

中学校のコーチから、今回は「状況判断ができていない」との指摘をいただいた。コートの外(ゲーム以外)も含めて、広い視野を持ち多面的・多角的

な状況判断ができるバド選手を目指させたい。 2019.9.29


ピンチヒッターとしての「石川の文化と歴史」の授業で、『万葉集』の世界とその魅力を解説した動画を視た。恋の万葉仮名に「孤悲」があるとか、「『万

葉集』で好きな和歌アンケートのベスト10」で額田王の「茜さす 紫野行き 標野行き 野守りは見ずや 君が袖振る」が第1位とか…。あ、10月の連

休は、年に一度の研修旅行。二上山から明日香に入る竹内街道(たけのうちかいどう。日本最古の国道<官道>)を行くのが、さらに楽しみになって

きた! 折口信夫の『死者の書』、再読して臨みたい。 2019.9.30


半年に一度の検診(右腎臓全摘手術後のもの。主治医のK先生による)を「問題なし」で終え、4限目の世界史探究(センター受験の3年生中心)と5

限目の倫理(就職や短大・専門学校志望の3年生)は、いつも以上に力が入った。アドリブも冴えていたと思う。前者なら、「大人っぽいビスマルクと子

どもっぽいヴィルヘルム2世。同じくメンシェヴィキとボリシェヴィキ」。後者なら、「二宮尊徳の報徳思想。自分を生み育ててくれている存在への感謝と

報徳。親・祖先…そして自然。自然環境の保護問題や地球環境問題、SDGs(持続可能な開発目標)などについても、この報徳思想の見方・考え方

が有効では?」など。 2019.10.1


久し振りにシャトルを打った(バド部で基礎打ち)。後半のラントレ(ランニング・トレーニング)では、ランニングロード20周のタイムコールを行い、自分

も含めた ONE TEAM の充実を味わうことができた。 2019.10.2


「先んずれば人を制す」の先勝の日に、3年生のセンター試験願書を郵送。 GOOD TRY を期待。 2019.10.3


プラトンの『パイドロス』にある「それと反対のものからそれが生まれる」という「相互生成論」に当てはめたら、寒いは暑いから生まれて、暑いは寒い

から生まれる。では、冬が終わって春が来る際の「あったかい」や、夏が終わって秋が来る際の「涼しい」について考えてみよう。死から生が生まれて

、生から死が生まれる。死が終わって生が来る際の「誕生の喜び」と、生が終わって死が来る際の「臨終の喜び」ということを考えてみよう。 

2019.10.4


午前は岩内体育館で、N先生によるバド講習会。「回り込め」「面が大事」「横に使うラケットワークも大事」などのキーワードもさることながら、何よりも

「バド愛」を感じさせる指導に感銘を受けた。晩は9年振りの「星影の会」。K高校で一緒に10年超え9名の顔ぶれ。「D高校流行語大賞ベスト5」を前

座に、「K高校流行語大賞ベスト5」を紙芝居風に印刷物で発表(Mさんのスマホのドラムロール付き)。いっぱい話して、いっぱい笑った。二次会はY

さんと、さしで。 2019.10.5


「レベルを見せて」で、3チームそれぞれのランキング順(1番手から7番手)に1~5コートは前面シングルス、6コートは半面シングルス(2つ)を2分

30秒で回す。1人2回以上終わった頃に、全員を集合させて「声を出すこと。自分を表現すること」の大切さを伝えた後は、1番手が集まる1コートから

順番にノック練習。左→右→中央からのフリーノック後、「上からは強い球でスマッシュ、下からは弱い球をネット」(ネットショットの球足を短くすること

で、「強弱や緩急のメリハリをつける」)のノック。以上、10月5日(土)のN先生によるバド講習会の覚え書き(その2)。 2019.10.6


朝日新聞朝刊の「折々の言葉」に、「年中、快晴の日ばかりだと花は咲かない」(17世紀英国の詩人、ヘンリ=ヴォーンの詩『 Affliction (苦悩)』という

フレーズが紹介されていた。 No rain, No rainbow. に合わせれば、 Nothing but sunshine , No flower. になるなあと思った。「幸せばかりじゃ、不幸せ」

ということか。 2019.10.7


折口信夫の『死者の書』より。「新しい物語が、一切、語部の口にのぼらぬ世が来てゐた」。不易ありて流行あり。流行ありて不易あり。新しい物語=

流行としての歴史。このホームページのタイトルは New wold History ~いつでも新しい 過去の物語~。 2019.10.8


石川の文化と歴史の授業(代行)で、泉鏡花原作の映画「外科室」(坂東玉三郎監督)を鑑賞した。「あなただから、あなただから」「その声、その呼吸

(いき)、その姿、その声、その呼吸、その姿」「そのときの二人がさま、あたかもふたりの身辺には、天なく、地なく、社会なく、全く人なきがごとくなりし

」のリフレインに、胸が締め付けられる。最初のものは貴船伯爵夫人のセリフ(主演は吉永小百合)なので、映画の中で聴けた。 2019.10.9


「R80(アールエイティ)」の生みの親、中島博司氏(茨城県立並木中等教育学校 校長)の講演会に参加した。講演の最後に、「大空と大地の中で」(

松山千春)を朗々と歌われた。ぐっときた歌詞は、以下の通り。

 果てしない 大空と 広い大地の その中で

 いつの日か 幸せを 自分の腕で つかむよう

 歩き出そう 明日の日に 振り返るには まだ若い

 ふきすさぶ 北風に とばされぬよう とばぬよう

 こごえた両手に 息を吹きかけて しばれた体を あたためて

 生きることが 辛いとか 苦しいだとか いう前に              

 野に咲く花ならば 力の限り生きてやれ 2019.10.10


南部ヤスヒロさん(福井県の高校の先生。倫理担当?)が朝日新聞に連載している「北陸六昧」で、モンテスキュー(18世紀フランスの政治学者で啓

蒙思想家)の『法の精神』が取り上げられていた。そこで紹介された言葉を、「自己薬籠中の言葉」にしよう。自由と権利の関係(両者を結び付ける法

の意義。法の下での支配<立憲主義とセット。政府の悪政を抑制>)を、「自由とは法の許す限りにおいて行動する権利である」が分かりやすい。『論

語』の中で孔子が言っている、「己に克(か)ち、礼に復(かえ)ることこそが仁(克己復礼)」を想起させる。これは仁と礼の関係(両者を結び付ける克

己の意義。漱石の「私の個人主義」<チームシップとセット。個人の利己主義を抑制>)が分かりやすい。 2019.10.11


台風19号上陸のため、年に一度の研修旅行(堺や明日香を予定)が中止になった。そこでこの日は読書の日になり、プラトンの『パイドン~魂の不死

について~』(光文社の新訳)を読み終えて、『禅とオートバイ修理技術』(ロバート=M=パーシグ著。五十嵐美克訳)に突入。この流れでいくと次は、

プラトンに戻って『パイドロス』(「幽霊」として『禅とオートバイ修理技術』に登場)。…待てよ、今回は併読してみようかな。さて、台風一過の今日(13日

の日曜日)の午後、バイクで出掛けられるかな? 敦賀で一泊とか。 2019.10.12


昼食をインスタントラーメン(野菜をたっぷり入れて、ヘルシー)で済ませた後、薄曇り空の下、下道で敦賀へバイクツーリング。今年は9月が暑かった

ので、紅葉は遅れているみたい。それでも右手に日本海、左手に台風一過の山の緑を見ながらバイクを走らせる心地よさ! 15:30くらいに、「(朝倉

と浅井に挟撃された信長の)金ヶ崎の退き口(かながさきののきぐち)」で知られる山城、金ヶ崎城趾に到着し、それに連なる天筒山(てづつやま)城趾

にも足を伸ばして、約1時間30分(ほとんど山登り)歩き倒した。くたびれて投宿したのは18:00くらい。シャワーを浴びて、近くの地魚料理居酒屋へ。旬

のお造りや松茸の土瓶蒸しなどを、福井の地酒(黒龍など)で楽しんだ。店を出た後は、敦賀駅まで散歩。待合室で、丁度ラグビー日本代表のベスト

8入りを決めるスコットランドとの対戦をTVで生放送中だった。「ベスト8入りが金メダル」の目標を達成する瞬間が、ライブで見られて良かった。あと、

あの大谷吉継(刑部少輔。石田三成の盟友)が敦賀城主だったことを、待合室に置いてあった観光案内で知った。2部持ち帰って、明後日学校で1部

を「歴女」で吉継ファンのSさんに渡す。 2019.10.13


降水確率80%ということで、気比神宮や気比の松原観光を諦めて、朝食後9:00くらいに宿を出発。厚い雨雲の下、国道8号線から国道305号線(海沿

いのしおかぜロードから漁火<いさりび>街道)を、ゆっくりめに走る。福井市から坂井市に入る手前の海辺の町、鮎川町で小休止。海に突き出た岩

場にある蛭子(ひるこ)神社(松平春嶽の歌碑在り)前にバイクを止めて、波打ち際を歩いたり、街並みをの風景を楽しんだり。一昨年夏の萩・下関ツ

ーリングの帰りに出会った「旅のパワースポット」鮎川町…。三国町あたりから雨の中を走行。黒沢映画の雨や、グレート・ギャツビーの雨を想いつつ

、「雨もいいね」と心につぶやきながら…。帰宅後、愛車VT250Fを、久し振りにワックスも使って洗車。「此度(こたび)の小旅(こたび)も、ありがとうV

T!」。 2019.10.14


「ユニセフ ニュース」に、子どもの権利宣言30周年にちなんで、賀川豊彦(社会活動家、作家)が唱えた「6つの子どもの権利」が紹介されていた。そ

の4つ目が「子どもには叱られる権利がある」で、賀川は「叱られる」と「怒られる」は違うと言っていて、本当に子どものためを考えて叱っている(NGを

出している)のか、ただ単に怒りに任せて感情をぶつけているだけなのかを問題にし、大人から愛情をもって「叱られる権利」が子どもにはあると訴え

たという説明文(一部改変)も掲載されていて、大事な考え方だなあと思った。「進路通信 TRY 」で紹介しようかな。 2019.10.15


9月27日付の脚下照顧に付け加えたいこと。それは「けじめ」の大切さ。Y君が「練習にメリハリをつけたい」と他の1年生(2年生は修学旅行中)に訴

えていたが、それは言葉の誤用。正しい言葉遣いは、「練習と休憩の切り替え(スイッチのオンとオフ)」そしてそれを含む「けじめ」だった。中間考査

明けの練習で、部員のみんなに訂正して伝えたい。 2019.10.16


東映の「あの頃」時代劇映画、「柳生一族の陰謀」と「真田幸村の謀略」のDVDを購入。前者は親父と金沢の映画館で観たような、後者は一人で大聖

寺の南映劇場で観たような…。後者で松方弘樹が演じる真田幸村とATG映画の「龍馬暗殺」(黒木和雄監督)で原田芳雄が演じる坂本龍馬のイメー

ジ(イデア?)がシンクロした。「豊臣幕府ができたら、それもつぶす」(幸村)と「薩長の幕府ができたら、それを叩く」(龍馬)の、シビレル台詞。いい意

味の(建設的な?)アナーキズム、ということか? 権力そのもの、ものの見方・考え方そのもの、支配的なシステムそのものを否定し、それに抗うこと

の価値(潔さとか爽やかさとかのカッコ良さ)みたいな。 2019.10.17


中間考査の最終日、進学志望者対象の校内模擬面接で面接官(開始前の全体会での挨拶も)を務めた。明日や明後日が試験日という生徒もいた

ため、一人30分程度かけて4人を担当した。「合格すればいい」という指導ではなく、「面接の準備や練習、本番の面接などを通して自分自身を成長さ

せる」という指導ができたと思う。Iくんが、「得意な勉強は倫理。それを通して他者への想像力を高めた。相手を想う想像力を、福祉の仕事で活かした

い」と受け答えしてくれたのは嬉しかった。 2019.10.18


「今日 木蓮 きれい」の語呂合わせで紹介している、やり抜くための4つのポイント「興味・目標・練習・希望」の大切さ、特に最後の「希望を持って頑

張ること」について改めて話をした。定期考査明けの土曜日のバド部活にて。現在、部員が3人の女子(メインは唯一2年生のFさん)に向けて。ダブ

ルスゲームでの態度があまりにNGだったので、相手をしていたS先生が試合後に注意をし、エースで1年生のTさんが外に出て泣く…ということがあ

って。人数が少ないから団体戦に出場できないことが、女子のモチベーションにとって大きなマイナス。Fさんも女子の主将として頑張れていない。でも

、現時点でT中3年生のバド部女子2名が本校に来てくれることになっているから、来年4月には5人以上になって地区大会から団体戦にエントリーで

きる。それまでの「助走」「滑走路」として、今は辛くて苦しいことが多くても努力と工夫で頑張ろう! 2019.10.19


「プレーにメリハリ、部活にケジメ」「生活にメリハリ、人生にケジメ」「仕事(勉強)にメリハリ、人にケジメ」。…これで、伝わるかなあ。 2019.10.20


『月刊高校教育』(11月号)の巻頭インタビューでの、亀山郁夫氏(ドストエフスキーの翻訳者で有名なロシア文学、ロシア文化論研究者)の言葉。「喜

びにはヒエラルヒーがあるという考え方に立たないと、教育は成り立たない」「たとえば、ドストエフスキーの『罪と罰』は活字」ではなくて漫画で読んでも

いいと考えることは、個人の興味や関心のレベルであれば構わない。しかし、本当に子どもたちを精神的に豊かに育てていこうとなれば、簡単にそう

言えるでしょうか。つまり、ヒエラルヒーの何たるかを分からせることが必要」「私はドストエフスキーから学びましたが、人間は基本的に「負」への誘惑

にさらされています。完璧な善は存在しません。そういう「負」の面とどううまくつきあっていくかが大事」。私のドストエフスキーとの「再会」(小説群の再

読)は、いつになるだろう。「負」への誘惑や「不完全な善」と、うまくつきあっていくために。 2019.10.21


令和元年限定の休日、午前は部活で男子1番手ダブルスに顧問ダブルス(一人は私)が、ファイナルゲームにもつれる激戦。午後は、集英社の「中

国の人と思想」シリーズの『李卓吾~正道を歩む異端~』(溝口雄三著。私が卒論のベースにした単行本)を、もう何回目かで読み耽った。「李卓吾→

吉田松陰→私(図々しい?)」の道統(すごく図々しい!)を想った。 2019.10.22


BGK(バックグラウンド・ナリッジ。「背景知識」)を身に付け、高めるのが世界史の勉強の「副産物」ということを、2年生の世界史Bの授業で伝えた。

世界史を受験科目としない生徒が、およそ3分の2になった今の2年生。年度初めに授業妨害者の「悪魔払い」(エクソシスト「悪魔払い師」か!)を完

遂し、その後は「授業のイデア」に近くなっていると自負しているセクションでの、イスラーム史の最初の授業(イスラーム教の成立が内容)にて。 

2019.10.23


「悪自由」の話をするチャンスだったのに! 悔しい! 世界史Bの授業(イスラーム史)で、ジズヤ(人頭税)が出てきて、担税能力を無視した「悪平

等」の典型という話をしたのに。不公平な悪い平等が悪平等なら、不公正な悪い自由が悪自由。どちらも公=公共心というモラルに欠ける悪。 

2019.10.24


1限目の倫理の授業では、親鸞の悪人正機説を「今、いのちがあなたを生きている」という言葉で読み解いてみた。6限目の世界史Bの授業では、カ

タコンベ(ローマの地下礼拝所)をナガサキの大浦天主堂と重ね合わせて、「記録というより記憶」「世界史は単なる記録じゃなく、人類が忘れてはなら

ない記憶」という言葉で解説した。アドリブというより、言葉が豊かなイメージを伴って「降りてくる」感覚。生徒たちの心にそのイメージが、スーッと入っ

ていく感じ。世界史教師冥利。 2019.10.25


今(現在)と将来(未来)の弁証法的関係(コラボレーションのパートナーとして)について、9月5日付の脚下照顧に「今を充実させることで将来に向け

て成長すること」「今を輝かせるための将来の目標を持つこと」などと述べている。それでは、世俗(経世)と超俗(出世)の止揚とは? 情念と理念の

止揚とは? 手段と目的の止揚とは? 李贄(李卓吾)や吉田松陰(寅次郎のものの見方や考え方、生き方から学んで、自分の言葉で人に伝えられ

るようになりたい。できればそれを文章化したい。ヘーゲル哲学と実存主義哲学の止揚(コラボの成果)が、有効な手段になるかも…。 2019.10.26


くらもちふさこの『いつもポケットにショパン』に登場するクラシック曲やビートルズの「エリノア・リグビー」などを、それが収録されているCDを購入して]

登場順にナンバリングした音楽ファイルをPCのフォルダ内に整理した「自作サントラ」。これをCDに焼いて、ジャケットやライナーノーツもあつらえたら

…と夢想していた夜に、『いつもポケットにショパン』ファンのKさんから久し振りのメール(添付ファイルには、高校での授業評価関連の立派な論文)

が届いた! …2枚作って、1枚をKさんにプレゼントしようと思う。 2019.10.27


すぐに教材化したいソフト(映画)がある。『橋のない川』(住井すゑ原作。東陽一監督)。「差別してどついてくる連中をどつき返してもしゃーないで。わ

いはどつくんやなくて、勉強する」の台詞を、生徒たちに紹介したい。「勉強するのは何のため?」の問いに、「不正と闘うため」と答えられるようになっ

て欲しいから。 2019.10.28


初任校の大聖寺高校でお世話になったH校長先生の退任式での言葉、「 Boys and Girls,be anbicias! like. には続きがあります。それを生徒の皆さん

に伝えて、退任の挨拶を締めくくります。 Like this old man. 」を懐かしく想い出します。今年も倫理の新渡戸稲造と内村鑑三を取り上げる授業で、こ

のクラーク博士の名言を紹介しました。 2019.10.29


「このいのち 大事にし過ぎて 台無しに」と「このいのち 軽んじ過ぎて 水の泡」の両極端。中庸(アリストテレス)や中道(仏教)で 行きましょう 生

きましょう。「このいのち ドライブさせて 輝かす」。 2019.10.30


爽やかな秋空の下、国指定の和田山古墳周辺を走るマラソン大会が開催された。今年は初の順位カード渡しの業務。当日欠席者・見学者以外の全

員の生徒に、「お疲れ様」「頑張ったね」などの声を掛けながらそれを手渡した。バド部は1年生がよく頑張り、女子のエースTさんが6位、男子のMく

んが9位と、2名がベスト10入りした。二人とも1周目はトップを走っていた! 2019.10.31


音楽の授業(ギターの練習)の自習監督で音楽室へ。課題曲は「いつも何度でも」(映画「千と千尋の神隠し」より)。私もギターを弾いて歌って、45分

授業を楽しんだ。空は秋晴れ、芸術の秋! 2019.11.1


学校公開の土曜日は、5時までの部活で締めくくった。進路先が決まった3年生の前副主将Mくんが来てくれて、彼とダブルスを組んで現役エースダ

ブルスと対戦した。ラリーが切れたらハイタッチのチームワークで、なんとか勝つことができた。これからも部活に来てくれるということなので、部員も

顧問も大感謝。 2019.11.2


午前中は町の人夫(にんぶ。町内活動)。草刈りや水路清掃がメインだが、私は田んぼのイノシシ撃退用電柵の片付け(冬が来る前に取り外す。除

雪車は入るので)。午後は部活で、ダブルス2回、シングルス1回。…よく汗をかいた1日だった。スポーツの秋!? 2019.11.3


家から学校までの30分程度の道のりで、2人のバイク乗りと挨拶を交わした。貴重な秋晴れの日のライディングを心から楽しんでいる風情に、こちら

までハッピーな気持ちになる。そう言えば北海道でのツーリング(7年前の夏)では、対向車線をすれ違うほとんど全てのライダーが挨拶をくれたし、や

がて私も照れなど忘れてこちらから手を振っていたっけ。   2019.11.4


進路が内定した3年生によるキャリハ(キャリア・リハーサル)課題探究が、本格スタートした。私からの一言は「3つのJを大切に」で、ジョイ joy 「楽し

んで」・ジョイン join 「参加して」・ジョイント joint 「つながって」、調べる力やまとめる力、そして発表する力を高めましょう。あと、ユーモア力も…と付け

加えた。 2019.11.5


「改善されなければならないのは、我々部落の人間ではなく、我々を差別するこの社会そのものなのでは」の台詞が一番印象的だった。これは部落

差別だけでなく、障害を持っている人への差別や外国人への差別などにも当てはまると思う。以上、多くの生徒が書いてくれた感想や意見。映画「橋

のない川」(クライマックスからラストシーンまでの20分程度。そこまではプリントでストーリーや原作者・制作者のコメントを紹介)を、倫理の授業で鑑

賞して。 2019.11.6


7日(木)~10日(日)、新人大会。男子チームは、2年生2人、1年生4人の総勢6人で、バドミントン経験者は1年生Y君1人。女子は、2年生1人、1

年生2人の3人なので、団体戦(5~7人でエントリー)には出場せずに個人戦のみ。3年生が卒部した6月からの one team 、「ないものねだり」でなく

「あるもの活かし」で頑張ります。 2019.11.9


新人大会最終日は、男女ともそれぞれベスト32以上の個人戦シングルスが美川の体育館で開催された。向かって左の本部席に一番近いコートで、

女子の準決勝以上のゲームを観戦。丁度、高校女子バドミントン選手たちを描いた漫画『はねバド!』(濱田浩輔 作。講談社 刊)最終16巻を読み

終えたばかりのタイムリー。長く、緩急などメリハリの効いた激しいラリーを諦めないパフォーマンスに、神々しさのようなものを感じた。やはり、バド、

一生モノ。 2019.11.10


蟻とキリギリスの止揚(アウフヘーベン。いいとこどり)について考えた。蟻=今だけに生きて将来を犠牲。キリギリス=将来のためだけに生きて今を

犠牲。両者を止揚させたものが、人間なのでは。「今を充実させることで将来に向けて成長すること」と「今を輝かせるための将来の目標を持つこと」

ができるという意味において。 2019.11.12


「やぁー」と言って職員室に入ってきた3年生女子に、「『やぁーです』でしょ!」と私。お互いニコニコ顔。こんな何でも無いようなコミュニケーションが、

きっとかけがえのない幸せ。あと数ヶ月で、終わってしまう。だから、一瞬の今が永遠。 2019.11.13


「ムギが13日の夜に天に召されたよ。これは最後の生きとる時の写真やけど、清らかな顔しとるやろ。」のメールが届いた。「ありがとう。一緒にいら

れたことを、大感謝。虹の橋のたもとで、再会するのが楽しみ!」とメールを返した。ムギ(麦)は、柴犬の女の子。彼女も一緒に、家族みんなで乗り

越えて生きてきたいのち。「死ぬことが終わりじゃない」…そんないのちを生きた麦。これからも、家族みんなと伴走してね。 2019.11.14


木・金と2日続けて、午後半日出張。14日は羽咋高校で、小・中の県社会科教育研究大会に参加した高校の研究授業(日本史B)整理会の司会。

15日は金沢商業高校で、県産業教育振興会研究協議会に出席。職場を離れて、職場(授業や分掌)を想った。これも一種のメタ認知では。リフレッシ

ュにもなったし。 2019.11.15


コーヒー豆を別のお店(珈琲倶楽部)で買うようになったため、しばらく訪れていなかった喫茶店フローラで昼食とブレンドを味わった。「夏の参勤交代

ウォークに参加してらしたでしょ。お客さんが先生のこと話してましたよ」とマスターのお連れ合いの方から声を掛けられ、しばらくマスターも一緒に3人

で談笑できたのも楽しめた。いつもの席には目の前に本棚があって、今日は「芸術新潮」のモネ特集を読みながら傾けたコーヒーカップ…やっぱり、

ちょくちょく来なきゃ。ここは心のバスの停留所。ここから心はバスに乗って、一時懐かしい過去に帰って来る。 2019.11.16

「ごほうび 土曜日」明けの日曜は、秋晴れのホリディ。AMは母屋で仏具磨き(祖母の13回忌のため。11月下旬の報恩講に併せて)と買い物→墓参

。PMは読書とバイクライド→片野海岸で弾き語りの BOOK BIKE GUITAR 三昧。米津玄師の「パプリカ」や中島みゆきの「時代」が、「持ち歌」になっ

てきた! 2019.11.17


推薦入試の合格発表が連日続いている。合格した生徒たちの笑顔やうれし泣きしている姿に接していると、一昨年の定年退職で、去年から御実家

のお寺さんの「専業住職」をされているN先生の言葉が、「ほんと、そうですよね」という想いでよみがえる。「研ちゃん、進路(指導)の仕事ってある意

味『麻薬』みたいなもんやね。この喜び(合格を生徒と一緒に喜べること)って、一種の『中毒』みたいなもんやね」。 2019.11.18


キャリハ3回目で、私の担当する班(2つの内の1つ)の探究活動が軌道に乗った。100人以上が多目的ホールに入って行われてきた授業を、3~4

つの班がそれぞれの割り当てられた教室で行うようになったことも要因だが、私が持ち込んだポメラ(SDカードのついた「ワープロ」)の果たした役割

が大きかったと思う。文章を書くことが苦手な記録係の生徒が、タイピングで生き生きと活動を始めたことと、何人かで画面を見ながら文章を考えたり

、修正したりできていて「乗ってきた」。フィールドワーク先(地元の警察署と学校に一番近い会社)へのアポ取りでも、班長のM君が活躍。電話での受

け答えに、コミュニケーション力を高めている姿を見るのも、指導者のよろこび。 2019.11.19


2つの「いい」加減と1つの不安定=中庸(アリストテレス。過度と不足の両極端を避けること)・中道(ブッダ。極端な苦行を避けること)と中間者(パス

カル。考えることのできる偉大さと自覚した死すべき者としての悲惨さの間を生きること)というまとめ方が、授業中にひらめいて板書した。だから授業

って、ライブです。 2019.11.20


県高校教研地歴公民部会の常任幹事・部会幹事研究協議会を、無事終えることができた。ここからは今年度の活動を締めくくる、「研究紀要」の刊

行に取り組む。次年度に向けた課題も明確になったので、本校が幹事校(学校長が会長。私が事務局担当)の今年度中に、しっかり取り組んで問題

改善・解決を達成したい。 2019.11.21


最初は、「3つの校訓」(特に3つ目の「人間を信じ 胸に うるおいあれ」)に一目惚れ。ずっと片思いだったけど、去年辺りから両想いになってきたよ

うな…。今の勤務校への恋心。 2019.11.22


終わってみたら、「4部構成」になっていたと思う。市長を含めて約500人が集まった、能美市男女共同参画社会推進委員会主催の「男女共同参『学』

の集い」。第1部は勤務校の生徒たちによる研究成果発表。第2部は上野千鶴子氏の講演会。この2部構成が「予定調和」的な催しだとしたら、次の

2部は会場全体に緊張感が走った「いい意味でのライブ的アクシデント」。第3部は上野氏による、「ゼミの指導教官的な(と自嘲しながら)」本校生徒

たちのプレゼンに対する「愛のある」ダメ出し(「NGのNはのびしろ」に相当)。第4部は質疑応答。カミングアウトした中学生?高校生? 学校でのつ

らい出来事を涙ながらに話すその若者に対して、言葉を選びながら慰め、励まし、この勇気ある発言の意義を語る上野氏…。6年前には北陸学院大

学での講演会に参加し、当時の最新刊『女たちのサバイバル作戦』(文春新書)を購入してサインしてもらった。今の最新刊を購入し、以前持っていた

『東大で上野千鶴子にケンカを学ぶ』(遙洋子著)を買い戻して、学び直しを期する。 2019.11.23


「記憶はたんなる記録ではなく、絶えず解釈し直され更新されている。記憶は私の知覚や意識や行動を方向付けるが、同時に私は私の記憶を解釈し

直して変える。私は静的な実体ではなく、記憶に作られ記憶を作る動的な過程なのだ。(中略)私は固定されず、死ぬまで変わり続ける未完の過程だ

。そう考えると何だか気が楽になる、というのは変な反応だろうか」(音楽評論家 松村 洋。『記憶する体』<伊藤亜紗 著。春秋社 刊>の書評より

)。これは、『週刊金曜日』(11月22日号)の「本」のコーナーからの抜粋です。社会全体の歴史も、一人の個体も、「記録というより記憶」なのでしょう。

「変わり続ける未完の過程」として。 2019.11.24


昨日から訪日(ナガサキとヒロシマ中心)しているローマ「教皇」について。呼び名が「法王」でなくなった。「法」とは神の法を意味するのだとしても「教」

が宗教のリーダーにふさわしく、世襲の君主をイメージさせる「王」よりも「皇」(「帝」ではなく)がオンリーワンでナンバーワンのリーダーにふさわしい。

そして、宗教性を強調することがポスト近代の時代にふさわしい。くわえて、「世界史用語」に合わせたこともウェルカム! 2019.11.25


探究活動(キャリハ)の校外フィールドワークのため、保育園と運送会社の配送センターに、3年生男子生徒6名と一緒に出掛けた。探究テーマは「ス

トレスとの付き合い方 ~社会人のストレス解消法~」。班長のAくんが、挨拶から司会進行(質問事項は先週末にFAXで送信)をしっかり取り仕切っ

ていて、とても和やかで有意義なインタビューになった。この後は、プレゼンのためのパワポとシナリオ作りに入る。出来映え(発表)が楽しみ! 

2019.11.26


子ども観や教育観を語り合う機会が、1日に3回あった。それぞれベネッセのNさん、東進のKさん、そして金沢学院大学のSさんの訪問を受けて。「

子どもたちには、学校のいろんな教育活動を通して、一生使える「自分自身のエンジン」を手に入れさせたいですね。学びに向かう(学び続ける)力と

して」などの子ども観や教育観。 2019.11.27


進路(進学)指導担当のS先生による11問目(!)の小論文指導を終えた3年生のKさんは、「自己ベスト」の高評価を励みとしながら、笑顔で受験(第

1志望校の推薦入試)に旅立って行った。 2019.11.28


期末考査2日目の午後は、第2回3年生進路情報共有会。3年前に、当時の3年学年主任のY先生と相談して始めた大事な進路行事。5月開催の第

1回とは異なり、管理職抜きの「ざっくばらん」な会。就職・専門学校、推薦入試の私立短大・4大の内定・合格状況のシェアを中心に、ここまでの進路

指導の振り返り(課題の掘り起こしなど)と今後の「持って行き方」について話し合った。1・2年生の代表の方にも出席していただき、再来年度・来年

度に向けた意見交換ができたのも有意義だった。そして、「 ONE TEAM 」の高揚感が心地よかった。 2019.11.29


前日の晩に「紅の豚」(宮崎駿 監督)を観た上で、能美市のファミリーコンサートに足を運んだ。もちろん、加藤登紀子さんの「時には昔の話を」つな

がりで! 実行委員長のT先生(日展会員で彫刻家。日展で2度、特選!)が勤務校で美術の授業を担当していらして、そのご縁で昨年からチケット(

S席)を都合していただいている。例年、OEK(オーケストラ・アンサンブル金沢)と誰かの共演形式のコンサートで、今年が「お登紀さん」(2度目?)。

前半はOEKによる「タラのテーマ」(映画「風と共に去りぬ」から)、ビゼーの「カルメン」第1組曲、J.シュトラウスの喜歌劇「こうもり」序曲。お登紀さん

のイメージ選曲(?)にいきなり感涙! そして手に汗握る「カルメン」の「トレアドール」(闘牛場の場面)ときて、最後は映画「帝都物語」でフィナーレに

懸かった魔術的なワルツ(恐ろしいけど哀しい「怪人」加藤保憲…「我を崇めよ」の名台詞)で締めくくった。後半は、加藤登紀子さんが8曲をOEKとの

コラボで歌唱。中森明菜でした聴いたことがなかった「難破船」、お登紀さんの作詞・作曲だったとは知らなかった。歌詞の内容とオーケストラと歌唱

力で、すごい迫力でした。「百万本のバラ」とラトビア(元々は子守歌)のエピソード(ソ連の共和国だった時代の苦難など)を話された後の演奏も、とて

も素晴らしかった。そして「時には昔の話を」…。フィナーレは、超満員のお客さんと一緒に「栄冠は君に輝く」(能美市出身の加賀大介さんが作詞。去

年制作された同名映画では、加藤登紀子さんが歌ったご縁も)を大合唱。「来年(から)も、ずっと来たいです」。T先生と握手して、会場を後にした。 

2019.11.30 


少し風邪っぽいこともあり、1日読書の日。『東大で上野千鶴子にケンカを学ぶ』(遙洋子 著)の一節(上野氏のゼミで学ぶ著者への一言)に「いつか

、すべてが一本の線につながるから」に近づいてきたかな…と思う。公私ともに、文武BOOK三位一体(トリオのコラボ)で。 2019.12.1


体調不良(風邪で翌日は1日年休)を押して、午後に細かい仕事を長時間一人でやっていたら、イライラしたりミスが多かったり…セルフ・マネジメント

が大事なことを痛感した。自分が自分の監督(英語ではマネージャー)になって、パフォーマンスしていかなきゃ! 「NGのNは のびしろ」。繰り返さ

ないこと。 2019.12.2


風邪薬飲んで、眠ったり読んだり(『魅せられたる魂』<ロマン=ロラン 著>、『歴史戦と思想戦-歴史問題の解き方』<山崎雅弘 著>)。夕方の

粟津温泉総湯は我慢したが、病院に行かずに治せそう。 2019.12.3


2学期期末考査最終日、まだ風邪の症状を引きずりながら1日振りの勤務校。…やっぱり、元気がもらえた。生徒たちから、同僚の方々から。それで

残った採点を全て終えて、帰宅できた。もちろん、いつもの粟津温泉総湯に浸かって…。晩酌は、少々控えめにして就寝。 2019.12.4


本質と属性について、考えてみる。本質的な私とは、完成を目指す人格としての私。私の属性は、生き物としては、人間→男性→大人。住んでいる場

所に基づく所属チームのメンバーとしては、地球市民→日本国民→石川県人→加賀市民→尾俣町民→家族。職業に基づく所属チームのメンバーと

しては、教員。様々な属性からは、総合的な自分を感じる。本質的な自分と総合的な自分。 2019.12.5


喜怒「愛」楽の1日。喜び=Kさんの志望校(国公立大学推薦入試)合格! 担任のOさん、小論文指導担当のSさん、面接指導担当のAさんを始め

とする先生方も大喜び。みんなから応援される生徒で、卒業式の答辞も彼女で決まり! 私にとっては、2年生の時からの世界史のエース。大学で学

び、将来は児童福祉の世界で、大きな花を咲かせてくれる人「財」No.1。怒り=「事件は現場で起こっているんだ!」(「研司は現場で怒っているんだ

!」。あれ?)。楽=喜び直後の3限目の授業。Kさんもいる世界史探究は、できるだけクールに、しかし熱く語ったのが、「戦後世界①」としての東京

裁判の功罪やユネスコの意義など。そして怒りや悔しさの直後、6限目の2年世界史Bの授業では、明・清時代の中国文化を扱い、タイムリーなアドリ

ブ・ギャグを連発。4月には「席替え戦術」も必要だった「荒れていた(お互いに)」セクション・クラスだったが、もうすっかりパラダイス(ほぼ、全員)。金

曜日の最後の授業で、一人も寝ないし、みんなずっと集中している授業を構築(生徒とのコラボ)できていう達成感! 怒りだって、本校(の生徒たち

や同僚たち)への愛から来ているのです。 2019.12.6


10月に台風のために中止になった今年の研修旅行のリベンジは、穴水でのカキ三昧をメインに内灘の米軍試射場観測所跡訪問(羽咋の折口信夫

と春洋の父子墓は、夜になったのと雨が強くなったため割愛)を挿入した「プチ研修旅行」。向出号とMさん号の2台に6名で、冬の味覚を十二分に楽

しんだ。この日の午前には、久し振りのバド部活でS先生とのダブルスでゲーム練習。このオフ・シーズン(12月から3月)に高めていく3つのスピード

(1つはショットのスピード)の2つを、「むかいで けんじ」に重ねて「迎えに行くスピード」と「準備のスピード」というように、ホワイトボードに書いて説明

。伝えるための工夫…効果を期待。 2019.12.7


朝は宿でゆっくり過ごし、散髪の後はいつものフローラでカレー&ブレンド。2時間くらい読書(上野千鶴子さんの最新文庫『女ぎらい~日本のミソジニ

ー~』)した後、洗車した「黒ウン(黒いクラウン)」で初冬の好日を、真っ白になった白山を東の空に眺めながらドライブ帰宅。夜は、風邪回復後初の

1時間越え弾き語り。「あー、いい日曜日だった」。 2019.12.8


「私の方が策士」「生徒を守る」などの自分の言葉に、半分まんざらでもなく、半分苦笑。※10・11日は、年に1度の人間ドック(1泊2日)。読書が楽

しみ! 2019.12.9


人間ドック(1泊2日)での読書は、「世界史同志」のKさんに薦められた『三ギニー』(ヴァージニア=ウルフ著 平凡社ライブラリー刊)の一気読み。こ

の読書は、まさに dock での「精神の点検・修理」になった。…ここから、また、「船出」。 2019.12.11


放課後、2人の男子(アポ有り。推薦入試の面接練習と世界史ステップアップテスト)と2人の女子(アポ無し。同上)が立て続けに来職(職員室来訪)

。その後、日曜日に受験する2人にはアドバイスをプリントにまとめて、ステップアップテストを受けた2人には採点と「手作り世界史グッズ」の準備をし

た。時計は19:30。これ以上遅くなる場合は、教頭に書類を提出する必要のある時刻。「超過勤務で労働疎外? いえいえ、これは生きがい・やり

がい、自己実現」。 2019.12.12


THE ALFEE 秋ツアー初参加で、金沢歌劇座へ。放課後補習は、初のAL(アクティブ・ラーニング)・GW(グループ・ワーク)を敢行。推薦入試で志望]

校に合格した生徒(この2人が、現3年生の世界史「ツートップ」)がグループリーダーになって、2~3人のメンバーがセンター試験の過去問を検討し

、その結論を黒板に板書で回答。正答率は高くなかったが、生き生き伸び伸び取り組んでいた。ライブ会場では、会いたいと思っていた人(アルフィー

を紹介してくれた大恩人でもある)に会えたり、その人の席が自分の席に近かったので、時々視界に入ってもらいながら大好きな楽曲をたくさん楽し

めた! 終演は21:30越え(3時間!)になり、その後は行きつけ(金沢に住んでいた3年間。貸家のすぐ近く)の飲み屋とスナックを「梯子(はしご)」。

後者では、隣の席の若いお兄ちゃん(常連みたい)からアルフィーの「白夜」をリクエストされた。上手には歌えなかったけど、いい想い出になった。定

宿には、代行タクシーで深夜01:30頃に到着。翌朝は、世間話しながら支配人の手作り朝食とモーニングコーヒーをカウンター席で美味しくいただいた

後、部活に向かったのが8:10頃。うーん、色んな「心のふるさと」を満喫できた1泊2日だった!  2019.12.13


午前中の部活後、いつもの楽器店でギターの弦を買い、貯まっていた新聞や雑誌を読んだりソファーでうとうとした後、モーリスのアコギの弦を張り替

えた。3年くらい前にくだんの楽器店で、ブリッジを削って弦の高さを低くしてもらったギターは、私が高校1年生の時に、やはりその楽器店(まだ町中

に店舗とスタジオがあった頃)で今は亡き父が買ってくれたもの。京都での浪人時代も東京での学生時代も、それぞれの下宿の部屋でずっと一緒だ

ったモーリス。弦を押さえるピンは真鍮製(純正の樹脂製のピンと交換)で、キラキラした音が持ち味。ピックアップが内蔵されていて、エレアコとしても

使える優れもの。晩には90分くらい、カポ無しで演奏できる歌を20曲以上弾き語った。…これも昨晩の THE ALFEE ライブの影響! 坂崎氏のアコギ

、素晴らしかったなぁ。次は年末恒例の、大阪城ファイナル! 2019.12.14


午後に、第25回石川ユース・コーラス・コンサートへ。「手紙~拝啓15の君へ~」を合唱で聴けた。DVDを注文(昨年度のものも)して、ニコニコしなが

ら帰宅した。本校生徒も、合同合唱や裏方の仕事を頑張っていた。去年より今年、きっと今年より来年…成長していく合唱部のみんなに「ありがとう!

」。 2019.12.15


6限目倫理の授業は社会契約説。ルソーの言葉「人間は2度生まれる。最初はヒトという生き物として、2度目は個性を持った人間として」を紹介(4月

の授業「青年期の課題」の復習)した後、「私はここ寺井高校で生まれた教師。ならば母校の定義を『自分を生んでくれた学校』とすれば、間違いなく

私の母校はここ寺井高校」と話をした。生徒(3年生)たちは、どう受け取ってくれただろうか。 2019.12.16


6限目の3年生進学教室は、センター試験説明会。担当者のSさんの説明の前に、昨日の朝日新聞(朝刊)を拡げて、10分程度話をした。特進クラス

の担任Oさんも加えた、3人での説明会。Sさんは2年前の準特進クラス担任、Oさんは3年前にも特進クラスの担任だった「歴史」を想いながら…。今

年の夏の集中学習会や、9月からの「紆余曲折」を感慨深く振り返りながら…。生きるということのダイナミズム(衝突や葛藤、理解や共感)! 

2019.12.17


今年を締めくくる最後の授業は、3限目の3年倫理。ヘーゲルの弁証法の説明で、「今(冬が来るのに遊んでばかりのキリギリス)と将来(冬に備えて

働くアリ)をそれぞれ正(テーゼ)と反(アンチテーゼ)と設定したら、その2つを止揚(アウフヘーベン。いいとこどり)した合(ジンテーゼ)って何だと思う

? 少し考えてみて」と問い掛けた。向出の造語、「現来(現在+将来)」という言葉を板書して。功利主義の説明では、「ベンサムを批判しよう! 前

回の授業でホッブズを批判したように」とアジテーションを叫んで、『新約聖書』のストレイ・シープ(迷える子羊)を見捨てないイエス=キリストの話をし

ながら、ミルの質的功利主義や内的制裁(良心の痛み)を重視したベンサム批判(ベンサムの功利主義の修正)を説明した。授業の最後の振り返り

作文「ウルトラ80」には、「ミルの『「満足した愚者よりも、不満足なソクラテスの方がいい』という言葉が好き」と書いていた生徒がいた。…「自己ベスト

」の授業になったカモ。 2019.12.18


「課題発見、問題解決」を英語で表すと、 discover problem , soluve problem . (ディスカバー・プロブレム、サールヴ・プロブレム)になり、 solve の名

詞形が solution (サルーション)。つまり、課題とは「課された問題」「解決(改善)すべき問題」ということ。言葉遣いに、留意しましょう。 2019.12.19


2学期終業式→バド部冬休み練習初日(メニューの内容とねらいの説明)→3年生冬季補習(世界史)初日→忘年会の1日だった。忘年会会場に向

かう途中、いつもの楽器屋さんでガットギター(クラシックギター)用のカポタストと弦を買った。1次会の後、部屋で購買のMさんと数学科の若手で昨年

度は教務課スタッフとして頑張ってもらったTさんと3人で弾き語り。気が付いたら、23:00を過ぎていた! 2019.12.20


忘年会明けの午前の部活では、条件付きダブルス攻撃防御のメニューを、卓球用語(?)の「3打決め」をキーワードとして紹介しながら導入。「防御

側の約束は、クリヤーが来たらクリヤーで返す」「攻撃側の約束は、アタックは全て2人の内どちらかのボディーに打つ」の条件付きなので、いつもより

ラリーが続き、冬練習のチームの課題「迎えに行くスピード」と「準備のスピード」の向上といった問題解決(改善)に効果的だと思う。午後は、自作ス

パゲッティにワインで昼食を摂った後は、ゆっくり朝刊や週刊誌(「週刊金曜日」)などに目を通したり、昼寝したり。晩には、年賀状に着手。 

2019.12.21


午前中は、母と年末年始の準備のための買い物と、お墓参り。午後は、読書(『歴史戦と思想戦』<山崎雅弘 著>、『ユダヤ人』<村松剛 著>)と

ギター弾き語り。途中、ネットで『父さんはどうしてナチスに投票したの?』と『伊藤野枝集』、『1937年の日本人』(山崎雅弘 著)、『戦前回帰』(同左)

を注文。少し長めの冬休み、読むぞ~! 2019.12.22


朝一の3年生世界史補習を終えた後、来年1月のセンター試験関係プリント案を作成。そして、年休を取って金沢香林坊のシネモンドへ。「この世界

のさらにいくつもの片隅に」を鑑賞。月曜日の12:20からの上映であるにもかかわらず、ほぼ満員。声に出して笑う人、すすり泣く人、エンドロールにな

っても席を立つ人がほとんどゼロ…観客の気持ちの入れ込みがすごく高い、最高の環境で鑑賞できた! 前作「この世界の片隅に」(3年前。大ヒット

)や原作(こうの史代 著)のファン(私を含めて)の集まり(集会?)ならではなのでは? 2019.12.23


部活で、「おっさんバドはNG」という注意をした。Kくんの「おっさんさ」=基礎打ちで楽をしている。特にロビングでポジションがネットに近すぎ。Yくんの

「おっさんさ」=ゲーム中に真剣さを壊す「コメント」と笑い。…ユーモアも交えながら、大事なことを伝えることができたと思う。「プレーにメリハリと緩急

。部活にケジメとオン・オフ」の確認を。 2019.12.24


「プラマイプラで自分にオッケー」「何事もグラデーション(グレーゾーンではなくて。たとえば、オレンジ色=赤色と黄色のグラデーション)」「上達や成長

は、アップダウンと寄り道、脇道、回り道」。一人は生徒のYくんに、もう一人は先生のSさんに伝えた、「生きていくこと」アドバイス。…届いたでしょうか

。 2019.12.25


○○さが必要になる場面がある。辞書(デジタル大辞泉)で○○を調べてみた。ほぼ全文紹介する。二【形容動詞】まじめに物事に対するさま。本気

で物事に取り組むさま。「将来を―に考える」「―なまなざし」。さて、○○とは何? 答=真剣。もう一つの意味はもちろん、一【名詞】本物の刀剣。木

刀や竹刀(しない)に対していう。あらためて言いたい。「プレーにメリハリ(緩急含む)、練習にケジメ(オン・オフの切り替え)」。上級者がダブルスのゲ

ーム練習で、サーブミスを連発しながらヘラヘラ笑っていたことに際して思ったこと。伝え続ける。  2019.12.26


今年最後の部活は、大掃除の後、「キーワードは主体性」という話で締めくくった。先日の「緊急」ミーティングで生徒達で決めた練習メニューもさること

ながら、ゲームの対戦組み合わせも主将を中心に上級生が考えて決めることにした。後は、「真剣さ」や「緊張感」を持って取り組んで欲しいと思う。

夜はH先生のご自宅にギターを持ち込んで、お連れ合いの方も一緒に飲んで・食べて・お話しして・歌った。…そんな仕事納めの日だった。 

2019.12.27


昨日預かったH先生のお嬢さんのアコギの古い弦を外してワックスでクリーニングし、新しい弦を張った。その過程で弦を押さえるピンが1本折れてし

まったから、山屋楽器に車を走らせて新しいピンの6本セットとアコギの弦とフィンガー・イーズ(演奏中に指が弦を滑り易くする。演奏後の錆止め効果

もある)を購入。明日、H先生宅に届けよう! 2019.12.28


一昨日は年末恒例 THE ALFEE 大阪城ファイナルライブ。終演後は、ライトアップされた夜の大阪城内を横切って「定宿」の東横インへ。チェックイン

を済ませて、すぐ近くに見つけた Beer Pub (店内に醸造所を持つパブ。「ブリューパブ テタールヴァレ」)に入り、3種類のクラフトビールを楽しんだ。

翌日は阪急梅田駅構内のいつもの古書店通りで数時間過ごし、今年は3店はしごして文庫本11冊購入。今回は行きも帰りも指定席で、読書と昼食(

駅弁やパン+美味しいビール)もゆったりできた。帰宅後は、母と粟津温泉総湯に行った後、もう一度粟津へ。「オールナイト・アワヅ」と銘打ったイベ

ントで、粟津演舞場を会場に映画「あん」(河瀬直美監督。原作の小説は、大学の同じクラスで同級生のドリアン助川氏)の上映会があり…感涙。さて

、大晦日! 2019.12.30


元旦の朝は、分厚い新聞に目を通しながら、食事は味噌汁風お雑煮。届いた年賀状を読んで、昨晩から始めたユーミン「ノーサイド」の弾き語り用楽

譜作りの続きを、ギターつま弾きながら。正午から母屋で、母を中心にした向出ファミリーで恒例の会食(年3回。五月の連休中とお盆と正月)。今年

30歳になる長男との、私が倫理の授業のために作った「現来(現在と未来のいいとこどり)」と「悪自由(無人島の自由、棺桶の自由、軍隊の自由)」と

いう造語を、新しい日本語の言葉にすることの意義や課題などについて「飲み談義」したのが楽しかった。映画「この世界の(さらにいくつもの)片隅に

」や「あん」についての盛り上がり(お互いに、最近観ていた。特に前者は、声の役ののんと音楽担当のコトリンゴの舞台挨拶もあった試写会に参加し

た話を聞けた)も、楽しかった。早くに逝去した二男と3人で、よく映画に行ったことを想い出す。家でもビデオやDVDで、いろんな映画を観たことも。

劇中劇のように、人生という物語の中で大きな意義を持ち続ける映画たち…に感謝!  2020.1.1


読書①『禅とオートバイ修理技術』(下巻。ロバート.M.パーシング 著) 那谷寺に母と初詣→粟津温泉の総湯 弾き語り用楽譜「ノーサイド」(松任谷

由美 作)完成 読書②『魅せられたる魂』(第2巻。ロマン=ロラン 著)…の1日だった。夜の10:00にウォーキング。綺麗なオリオン座を真っ正面に

観ながら、腕を振って坂道を登った。 2020.1.2


正月三が日のラストは、1月から産休に入るMさんのピンチヒッターとして担当する地理Aの授業準備。米国からオーストラリアまでの、3回分の授業

プリントをほぼ完成させた。出席簿や座席表は昨年末に作っておいたので、後はパワポ作成のみ。NHKの番組「高校講座」の動画視聴も活用しなが

ら、私自身も楽しめる授業をしたい。 2020.1.3


今年初の部活。ゴール goal という英単語の3つの意味を紹介して、練習スタート。① マラソンなどの最終到達点 ② 最終目標 ③ サッカーやラグ

ビーのゴールポスト。①で「目標を持って生き抜くこと」、②で「チームと個人それぞれの最終目標を持ってバド部に取り組むこと」、③で 「1点取り切

ることの大切さ」を伝えたつもり。ユーミンの「ノーサイド」の歌詞からの発想。「長いリーグ戦 締めくくるキックは ゴールをそれた」「何をゴールに決

めて 何を犠牲にしたの」。ただし、高校教諭2年目の若いSさん(バド部顧問)とは、この犠牲って、スポ根世代の感覚で、今の子ども達には当てはま

らないかも…。何も犠牲にせず(むしろ、全てはコラボ。たとえば恋愛も)ゴールを達成するためにはどうすればいいかを、「自分で考えて・自分で決め

て・実行する」ことが大事だし、カッコイイのでは? というような話をした。まさに、現在と将来の「いいとこどり・コラボ・止揚」=現来の考え方! 

2020.1.4


冬休みの締めくくりは、年末に購入した『1937年の日本人 なぜ日本は戦争への坂道を歩んでいったのか』(朝日新聞社 刊。山崎雅弘 著)の一

気読み。「タイムマシンはまだ発明されていない現在、完全な形で過去の時代に旅行することはできません。とはいえ、先人が残してくれた記録を手

がかりに、想像力を働かせれば、当時の日本に存在していた『空気感』のようなものに触れることはできます。本書は、そうした試みの一つ…(中略)

…いわば『時空を超えたホームステイ』のようなイメージで、いったん現代の価値観は脇に置いて、当時の『時代感覚』に触れていただければ」(p.2・

3)というコンセプトの本。客観的な記録(主に新聞や雑誌の記事や広告)を「表象(その時代や社会を象徴的<シンボリック>に表した事物)としての

史料」として駆使し、当時の日本を生きた人々の価値観(国家観や世界観、人権感覚など)を明らかにする試み、と受け取った。だからこれも、「記録

でなく記憶としての歴史の大切な一面」。でも読み終えた後、別の面でも考えてみたいという欲求が高まり、去年読んだ『<近代の超克>論 昭和思

想史への一断想』(朝日出版社 刊 廣松渉 著)を「斜め再読」。「『近代の超克』というテーゼは戦時下日本の知識層にとって…―大衆にとっての『

鬼畜米英』『撃ちてし止まん』に照応する―呪文的な統一スローガンであった」(p.225)の文中に登場する知識層に、西田幾多郎や三木清などの哲学

者、小林秀雄や三好達治などの文学者が入っているという事実と、それが表象する歴史的意義(ポスト近代の時代が始まる? 始まっている? 始

めなければならない? など)に強い関心を持っているので。ちなみに、「撃ちてし止まん」を調べたら、古代歌謡の久米歌(くめうた)に由来していて、

久米歌とは『古事記』や『日本書紀』の神武天皇の条にある久米部(くめべ)が歌ったとされる6首の歌(軍歌)のこと。意味は、「敵を撃ち砕いた後に

戦いを止めよう」。私は「近代の超克」論は、プラマイ・マイナス(マイナス=悪用されたこと)だがプラスがゼロではないし、その課題は今日的なテーマ

としても大事だと思う。…ん、「2年越しの学び」だったわけか! 2020.1.5


始業式前日の年休月曜日。冬晴れの天気に誘われて(?)、冬休み最初の月曜日(12.23)と同じ回(12:30から)の映画 「この世界の(さらにいくつも

の)片隅に」を金沢香林坊のシネモンドで鑑賞。夕方には学校に立ち寄って、2年世界史Bの課題テスト(最初の授業で実施)を印刷。帰宅途中には、

クリーニング店といつもの粟津温泉総湯へ。さぁ、明日から! 2020.1.6


3学期スタート! 1限目は2年生の特進クラスの課題テスト監督。「進路指導課の向出です。いよいよ3年生か~、よい年にしましょうね」と、「改めて

」自己紹介とエール。4限目は3年世界史探究。30分で戦後の東南アジアとインド①の授業を終わらせて、残り20分をセンター試験の過去問に取り組

む時間にした。5限目は3年倫理。ヘーゲルと功利主義(ベンサムとミルの比較)が内容で、振り返り論述は「量も質も」高かった。やっぱり、授業は楽

しい! 2020.1.7


予想通り…否、予想以上に、地理Aの授業(ピンチヒッターで、1月から3月まで担当)準備が楽しい! 「進学校にはもったいない」授業が出来そう…

。「テストに出るから大事なんじゃないよ。大事だからテストに出る。ではその大事さとは…? 先生にとっての大事さはこう。みんなも自分にとっての

大事さについて考えてね」です。 2020.1.8


産休講師が来ないので、午前中の授業が4連チャン。冬休みに準備した地理A(講師の代理)の授業が入ってきたため。でも「準備の失敗は失敗の

準備」にはならなかったし、躾(しつけ)甲斐(躾られ甲斐?)のある生徒も少なからず(トホホ…)いるし。…頑張るぞ! 2020.1.9


3限目以外が全て授業の「6分の5」 day 。産休講師の代理授業の地理A2セクションの1つで、冬休みに準備したパワポやプリントを使った本格的な

授業をスタート。「この障○!」などの暴言や授業妨害に、その生徒の抱える(周囲や社会が抱え込ませる)闇の深さを想いつつ、声を掛けながらの

授業展開。直前予習(授業冒頭の15分程度、教科書を読んでワークシート完成。担当生徒が黒板に答を覚えて板書)まではなだめたり叱ったり(特に

、便乗して悪のりするNG生徒に)してバタバタしていたが、私のレクチャーと発問、スライドのまとめをノート(プリントで代用。毎回提出)化していく時間

が始まると「正常化」した。暴言くんは「多勢に無勢」で寝たふりのふてくされ状態になって沈黙し、便乗悪のりくん達はパワポでタイムリーに紹介され

る資料(画像や音楽<アンデス民謡やジャズ音楽>など)と私の話術や世界略地図絵描き歌などに圧倒されたのか、他の真面目な生徒達と一緒に

なって集中していた。授業後に提出されたワークシートやノート代用プリントの出来映えの高さが、授業の成功を証してくれた。…ただし暴言くんは、ノ

ート代用プリント不提出。まだまだ始まったばかり。暴言くんと良好な関係を築けるかどうかが勝負。このハードルはかなり高そうだけど、腕が鳴りま

す! 放課後は、「大好きな」3年生の世界史補習のラストレクチャー。黒板に「捕囚」と書いたら、生徒の一人が「ばびろんの」と書き加えてくれた。約

1週間後のセンター試験に臨む、5人のチャーミングな生徒達(内2人は、第1志望校に推薦で、すでに合格)よ、「自己ベスト」を期待します! 

2020.1.10


昨日までがとても長く感じたので、待望の土曜日! 午前中は部活で、昨年末からの「生徒主体」の練習形態が定着してきたようで一安心。午後は「

積ん読状態」だった新聞・雑誌などを読み、母と総湯に行くまで年末大晦日に弦を張り替えたばかりのアコギで約50分・15曲を弾き語り。夕食後は、

昨日の授業で南アのアパルトヘイトやマンデラを取り上げたつながりで映画「インビクタス」を鑑賞。久し振りに観て、サントラ音楽の素晴らしさに感動

した。ラグビーワールドカップの決勝戦での、ニュージーランドチームの「ハカ」の大迫力! 2020.1.11


いくつ目かの「心の故郷」、粟津温泉の夜を満喫。同僚のTさんと、1軒目焼き鳥屋さん「鶏冠(とさか)」→2軒目スナック「アクター」。もちろん、総湯に

ゆっくり浸かった後。よく飲み・よく食べ・よく話し・よく笑った。 2020.1.12


2年生女子生徒のKさんとTさんのリクエストに答えて、世界史覚え歌「イスラーム史 その1」をアップ。ICレコーダーを購入したので、今後もレコーデ

ィングとホームページへのアップが楽しみ! 2020.1.13


誕生日の1日。授業は倫理で実存主義哲学(キルケゴールとニーチェの比較。ヤスパースの「愛しながらの闘い」も)。進路の仕事はキャリハ(3年生

のキャリア・リハーサル課題探究活動)のグループ内発表権代表4班決めコンテスト。いい1日。 2020.1.14


3限目の倫理の授業での一コマ。「実存主義哲学のテーマ(主体性・個別性・一回<の人生、限りある命>性を重視しながら生きることの大切さ)にぴ

ったり」と思って、授業冒頭の直前予習の時間帯に「BGM」と称して「アナ雪」の劇中歌「レット・イット・ゴー」(日本語バージョン)を掛けた。すると生徒

のNさんが涙目になって、「これ聴くと泣いてしまう」と私に訴えた。授業の終わりにNさんが書いてくれた授業振り返り論述「ウルトラ80」と私のコメント

は、以下の通り。いい授業ができた!


 「考え」


ヤスパースの限界状況、包括者のことを学んだ私は、この考え方が好きだと思いました。なぜなら、人によって考え方が違っていて、どのようにして暗

闇から抜け出すかによって、その後に得られるものが違うと思うので興味を持ちました。


授業担当者からのコメント:「どのようにして暗闇から抜け出すかによって、その後に得られるものが違う」という考え方に、私自身の経験を重ね合わ                せました。そして歌いたいです。~♪~どこまでやれるか 自分を試したいの そうよ変わるのよ私~♫~(「アナ雪」の劇中                歌、「レット・イット・ゴー」の一節) 2020.1.15


今日から2泊3日で、「最後の」大学入試センター試験引率。「科目にマーク。寡黙に」「段ズレしない。断じて」「一喜一憂より一意専心」の言葉などを

、今日の激励会で生徒達に伝えよう。 2020.1.16


最後のセンター試験終了! 17日(金)の激励会では、特進クラス担任のO先生の「涙のメッセージ」にもらい泣き。晩は大豆田の老舗焼き鳥・おで 

んのお店「千草」で、「くせになる」ひととき。18日(土)の初日は、手にした本校の幟旗(のぼりばた)と「いつもの」オレンジ色のベンチコートが目立っ 

たのか、NHK金沢(の番組制作会社)の取材を受けた。ランチはパスタのお店で、絶品の「イカスミ・スパゲッティ」。晩は大豆田の大和公園の中にあ

るイタリア料理の「れんが亭」で「グリル・コース」。22:00~23:00、スナックMACHIKOで「なごり雪」「海岸通り」「22才の別れ」の「3部作」を歌った

。19日(日)の2日目のランチは釜飯のお店で、これも絶品の「カニとイクラの釜飯コース」。チャーミングな生徒達とO先生、そして進路指導課の3人

と応援に来てくれた先生方との「いとおしい」2DAYS…でした! さーて、明日から土曜日の出願検討会までの1週間、頑張るぞー! 2020.1.17~19


れんが亭でコース料理とワインを楽しみながら読み始めた、『ドイツとドイツ人』(トーマス=マン著。青木順三訳。岩波文庫)が素晴らしい。まだ最初の

15ページなのに、その内9ページを折り曲げてしまった! 2020.1.19


月曜日のセンター試験自己採点から始まって、水曜日の3年生キャリハ全校発表会を経て、週末の3年生進学志望者出願検討会までの1週間。我

々には何回目かの繰り返しだが、生徒達にとっては「一生に一度」。「(あなたのために)一肌脱ぎたくなる」と思わせるチャーミングな生徒達のために

、頑張る! 2020.1.20


まだ日本語になっていない、英単語のシチズン「市民」。これを日本語にする運動を始めようと、生徒達に呼び掛けた(アジった?)2年世界史Bの授

業。「中世ヨーロッパの自治都市(商業都市)」の授業にて。 2020.1.21


進路が内定した3年生によるキャリハ(キャリア・リハーサル)課題探究が、26班の中から選ばれた4つの班による全校発表会で幕を閉じた。発表そ

のものも堂々としていて素晴らしい出来映えだったが、そこに至るまでのプロセスでの生徒達の努力や工夫(先生達の期待や不安も)を振り返ると、

胸に迫るものが大きい。2年前に始めたプロジェクトが、本校に定着したことを確信できた記念の日=2020.1.22になった。 2020.1.22


午前は1限目から4限目まで授業。4限目の途中から出張(センターリサーチ)で、昼食は購買のおむすびを車中で。学校に帰ってからは、明日の出

願検討会のための資料作り…。怒濤の1日だったが、いつもの粟津温泉総湯と故・桂歌丸さんの古典落語「ねずみ」(YouTubeの動画)で癒やされ

た。 2020.1.23


土曜日に予定されていた検討会を金曜日に終えて、「センター自己採点→キャリハ全校発表会→センターリサーチ出張と検討会資料作成→本日」と

いう怒濤の1週間をゴールした。進路指導課のスタッフや3年担任の方々に「ほんっとに、お疲れ様でした!」と声を掛け合いながら、職員室を後にし

て粟津温泉総湯へ。いつもの顔ぶれで湯に浸かりながら、「今日も春みたいな1日でしたね~。ウグイスとか鳴きそうな」などと言葉を交わして笑い合

った。家に着いたけどハイな気持ちが落ち着かず、歩いてすぐの居酒屋食堂「オオハタ。」へ。ペペロンチーノ風枝豆からバジル&トマトのピザまで、

生ビールから吉田蔵純米大吟醸まで…「志望校が母校に」(代ゼミのキャッチコピー「志望校が母校になる」)に対抗して拵(こしら)えた、「入学校を母

校に」というフレーズに自分で感動しながら…。志望校に合格できなくても、受験を頑張ったこと自体に大きな意義や価値がある。そんな本校の生徒

達は、きっと入学校を母校(「卒業した学校」ではなく、「なりたい自分を生んでくれる母」としての母校)にしてくれる。そして、自分らしく豊かで幸福な人

生を進んで行ってくれる。「頑張りたがり」の生徒達をリスペクト! 私もまだまだ頑張らなキャット(猫か!?)。 2020.1.24


2週間振りの1日オフ。掃除・洗濯、読書・ギター、散歩・昼寝 etc. でくつろいだ。今日・明日で充電して、月曜日からまた、分掌・授業・部活の「三位一

体」を頑張る! 2020.1.25


雲1つ無い冬の青空の下、司馬遼太郎記念館会誌「遼」を読みながら小一時間の散歩。昔とほとんど変わらない山間の町、桂谷を歩いた。紅梅や白

梅の姿、ヒバリや雀の声を楽しみながら。昼食後、チョークをいっぱいに開けてバイクのエンジンをかけてみたら、何度目かの試みで動き出したので

20分くらいライディング。輝く白山の眺望が、素晴らしかった! 夕方には母と墓参して、花入れを洗ったり草刈りしたり。帰りには畑で、ゆずを取った

り榊(さかき)を取ったり。梅の枝を折って持ち帰り、玄関にある大きめの花瓶に挿したら、春の香りが拡がった。「おおいぬのふぐりは もう 春。私も

 春」という歌を思い出す。   2020.1.26


「嫌なことをまず知る! それが度々出てくると、それは必要とされている可能性が高い! その場は逃げられても、また何らかのタイミングで出てくる

! 嫌なことは実は経験を積むと好きになってのめりこむことなのかもしれない!  だから体験する!! 体感する!!! 周りの意見は参考程度

に!!! ですね。実践あるのみです。人生一度きりです」。メルマガでのバドミントン指導者有田圭一さんの言葉です。「NGのNは、のびしろのN」と

続けたい。バドミントンに限らず…ですね。 2020.1.27


午後の出張は、石川県総合学科高校成果発表会。5限目の出だし(倫理。DVD「誰も守ってくれない」視聴の第2回)の指示を13:20に終えてからの

参加。本校生徒の発表には間に合わなかったけど、うちの生徒達と一緒の席に座って、みんなと色んな話をしながら他校の発表を観られて楽しかっ

た。3年生で生徒会役員を務めた本校代表の生徒達は…。めっちゃ「ひいき」して頼もしいし、チャーミングだなぁと…。私は、ホント幸せ者です。 

2020.1.28


1~4限の連続授業後、今週金曜日の地理Aの授業準備を18:45まで。「講師が来なくて、ピンチヒッター大変ですね」と優しく労(ねぎら)ってもらえ

るのはもちろんうれしいけど…、実はこの教材研究がめっちゃ楽しい! 「社会」科教員の初心に還らせてもらってます。「学ぶことをやめた者は、教

えてはいけない」…ですよね! 2020.1.29


5年前の備忘録に、「『満足のいく』ではなく『誇らかな』」というタイトルのメモがあった。以下の通り。

K高校の学校経営方針が、「豊かな人間性」「確かな学力」「満足のいく進路実現」。N高校でNSH企画室の「今年度の目標と方策」でそれを「誇らか

な進路実現」と表現した理由は、私の教育観(子ども観)が変わったから。

すなわち、自尊感情や自己肯定観を高めることの大切さを意識するようになったから。

満足から生まれるのは、誤ったゴール感(「余は満足じゃー」「志望校に合格したことでゴール<バーニング?>」)なのではないか。

プロセスの大切さ、つまり高い目標に挑んだこと自体によって身につけた積極的で主体的な姿勢や態度・心構え<コンピテンシー>や「やり切った感

」、そして次の目標を設定してそれに挑戦する意欲や勇気という価値を手に入れたという誇りが大事なのではないか。

2月中旬や下旬に、生徒の保護者の前で話をする機会(2年生保護者対象進路説明会、PTA実行委員会)があるので、そこで伝えたい。 2020.1.30


3年生は来週の学年末考査を控えて、今日が最後の授業日。「2年越しの世界史チーム」も、今日で解散。2年次の4月の授業開きで行った「世界の

中心を現在から過去にさかのぼってまとめる」授業を、ラスト・レッスンとした。N君には世界地図の略地図(絵描き歌付き)を黒板に描いてもらい、ワ

ークシートの空欄に入る語句はアクティブラーニングのペアワークで全て生徒達が解答。最後に、これからも世界史を学び続けることの意義や価値な

どについての私の想いを伝えて締めくくった。私が掃除監督として担当した「職員室の掃除チーム」(33H)も、「最後の終礼」で締めくくった。生徒達の

笑顔がいっぱい見られて、すごく幸せだった。 2020.1.31


前日の金曜日の練習が「残念な部活(部活崩壊!?)」だったので、2月の練習計画表に「今月の合い言葉…『練習は正直、練習は嘘をつかない』」

の言葉をカラー印刷の赤字で示した。ゲーム練習と並行して、なかなかしっかり打てるようにならない生徒にノックを出していたら、男女それぞれのエ

ースが「ノックお願いします」と自主的に来てくれたのでホッとした。年明けから、センター試験関係で土日や放課後に部活を見られなかったので、2月

・3月はしっかり「監督」していきたい。もちろん、自主性を最大限重視しながら。 2020.2.1


よく晴れた冬空の下、能美市耐寒継走大会の引率。今年のバド部は男女混合チーム。解散時には、「バドで言うと団体戦。勝っても負けても、次につ

ながる頑張り(努力と工夫)を十分に発揮してバトンをつなぐ」と話をした。「応援や喜びは、大会当日や試合中の頑張り(努力と工夫)で大きくなるだ

けでなく、それまでの練習の頑張りで大きくなるもの」と言い添えて…。バドに限らず、受験なら受験当日の頑張りより、それまでの勉強の頑張り。仕

事なら取引やプレゼン当日の頑張りより、それまでの準備の頑張り。生きるということも、その時点での達成度(レベルやランク)よりも、それまでの勉

強や準備の頑張り(『NGのNはのびしろのN』という改善を信じて、自分自身を成長させようとすること)が大切なのでしょう。 2020.2.2


3年生は学年末考査の初日、1・2年生は通常授業の月曜日。試験監督や授業などの空き時間には、県の教育研究会地歴公民部会の紀要の原稿

の校正と月末の進路指導委員会・総合企画委員会の準備にいそしんだ。前者は、色んな先生達(若手が多い)の実践に感心したり刺激を受けたり。

後者は、今年度の振り返り(課題の洗い出し)と次年度の準備(改善策づくり)をスタートさせた。 2020.2.3


NGOペシャワール会現地代表だった中村哲さんの言葉として紹介(金沢大学准教授堤敦朗氏)されたもの。「異質な文化の中に共通な基盤を発見し

、互いの文化の違いを生ずる過程を探ること」「国連職員になって終わらず、自分の社会的ミッションを考え抜き、情熱をもってやりなさい」。2月3日

の朝日新聞朝刊より。今月末に、北陸学院大学で堤氏の講演を聴きに行く。「自分の社会的ミッション」という言葉の磁力に引かれて。 2020.2.4


運転免許の更新のため、午後に年休を取って大聖寺警察署へ。16時前には終わったので粟津温泉まで「戻り」、いつものひまわりチェーンと根上酒

店で買い物、いつもの総湯へ。喉や鼻が風邪っぽいこともあり、早めの夕食・早めの就寝にした。弾き語りは…お休み。 2020.2.5


「代打」の地理A、最後の授業の準備を頑張る(工夫と努力)。準備とお膳立てが楽しいのは、「本番=授業」がたったの50分でフィニッシュだから。い

つか振り返って「楽しかったな」と思うのは、50分のフィニッシュはもちろんだけど、それ以上に準備とお膳立ての頑張り(工夫と努力)だと信じているか

ら。勉強も部活も…生きるということそのものも。大切なことは、何を成し遂げたかではなく、何を成そうとしたか、それを成そうとしてどう頑張ったか(

どうトライしたか。どうチャレンジしたか)…どう生きたかなのでしょう。 2020.2.6


「代打」の地理A。「手強い生徒」がいるクラスでの、パワポを使った最後のプレゼン授業がゴールした。「今、この瞬間も楽しいけど、授業を準備する

のが楽しかったよ」「知らなかったことを知る喜び。分からなかったことが分かる喜び。できなかったことができるようになる喜び。勉強する喜びを、授

業を準備することで、先生が味わったよ」などと「えびす顔」の笑顔で話したりしながらのラスト・レッスン。「手強い」C君は、ずっと机に突っ伏していた

けれど、机間指導で声を掛け、直前予習では黒板の空欄に担当生徒として名前を書くことで、授業にコラボしてもらったつもり。「実物で実感」の仕掛

けとして、メキシコ産のアボカドやファミマの「タコス味のコーンチップス」、コロンビア産(をイメージ)した切り花(2階の廊下に活けてある菊など。2年

前から始めた、「ささやかでスタンドプレー的」な取組)を教室に持ち込んで…。「今日の授業の思い出に、食べたい人は授業後の休み時間に食べて

って」の呼び掛けに応えてくれたのは、おとなしくて真面目…とは言えない「乗りのいい」生徒達。うれしかったナァ。C君には孤立感を与えてしまったか

もしれないけど、このわずか1ヶ月の私の「登板」(産休の先生のリリーフ投手として)で、地理を学ぶ意義や楽しさに気づいてくれた生徒がいっぱい生

まれたとしたら…教師冥利に尽きます! 2020.2.7


7日の金曜日、夕方のNHK金沢のTV番組(5分程度のコーナー)に出た。センター試験初日の試験会場入り口近くでのインタビューの動画(「寺井高

校」の幟り旗にオレンジ色のベンチコートで目立っていた!)をメインに、世界史の授業や3年生対象の模擬面接での私と生徒達の様子を撮影した画

像などが放映された。時間帯が18:10~19:00(の中の約5分)ということで、丁度帰宅(と粟津で入浴)中のため私は観ていないが、母や粟津の総湯の

番台のUさんやYさん(前日に伝えておいた)からは「良かったよ。学校のPRにもなってたよ」と感想をもらった。うれしかったのは、当日夜に退職校長

で元上司のT先生から電話か掛かってきて、「頑張ってるね~。」と誉めてもらったことと、次の日のメールで前々任校の教え子(バド部。今は中学校

で社会科教師)K先生から「テレビ、観たよ~。」と連絡があったこと。そして、勤務校や総合学科の魅力をアピールできて良かった。番組制作者のTさ

ん、お世話になりました。ありがとうございました。 2020.2.8


届いたメールと返信メール(タイトルは「級友…じゃなくて旧友再会!」)

< 突然のメール失礼します。

いえいえ、とてもうれしく懐かしいです。ウェルカムです。<br>

< 以前、といってももう17年前ですが…、恥ずかしながらヨーロッパ旅行の感想を先生のホームページに投稿した大聖寺高校卒業生の者です。現在

、縁あって月の数日、金沢へ訪問することがあり、街に出かけないときはよく「かがのとイブニング」をテレビで見ながら食事をしていたりするのですが

、ちょうど先週の金曜日に「ホー今は野々市でもセンターが…。20数年前は角間だけだったので、泊りがけだったなあ」と思いつつ見ていたところ、何

やら見たことのある名前の人が?!とビックリしました。なんともお元気そうで何よりです。


< ありがとうございます! あの聖高での日々(初任で12年間。もはや「母校」)が、今の私を作っています。

< ホームページの日記、拝読しましたが、現在はテレビでも紹介されていましたが、寺井高校にいらっしゃるのですね。

めっちゃ、「相思相愛」(…と思い込んでいる)。今の自分を生んでくれた学校という意味で、聖高に匹敵するくらいの「母校」が寺高です。

< 私自身はその後数回、また欧州方面へ出かけました。ノルウェー、デンマーク、オーストリア、チェコ、ですが、地理、気候の興味深い地域(ノルウェ

ー)、歴史が濃い(旧ハプスブルグ帝国)場所…ですが、現地で入った美術館や資料館で日本の高校世界史には出てこないレベルの歴史を見て非常

に感銘を受けたり(第二次大戦時のノルウェーのレジスタンス運動や1970年代のノルウェーの反体制運動や北海油田の開発について、とか)、チェコ

に行ったのはオーストリアより前でしたが、チェコでは非常に頻繁に見かけたチェコの国産車がたかだか数百キロメートル離れただけのオーストリア

ではそのマークを一切見かけなかったこと、街の空気に「東側」と「西側」の溝を感じたり、一方でオーストリアのウィーンから数十キロ行った場所のワ

イナリーではお客さんの殆どがスロバキアから来た人たちで1989年以前には考えられないことだったろうなと思ったり…、と。(あとからテレビの旅行

番組で自分が行ったウィーンの音楽酒場が取り上げられていて、そこで会った楽師も登場したのですが、その人はスロバキア人で、国の崩壊でオー

ケストラの職を失った人だったと知り、二度びっくり、ということもありました。)また、ウィーンには観光名所のベルヴェデーレ宮殿の近くにソ連軍の戦

勝碑がデーンとあって、これはなかなか複雑な気分になりました。

うーん、さすがです。このスロバキア人の楽師の方は、歴史に翻弄されながらも自分自身を生き抜き続けてくれているのですね。まさに、グローバル・

ヒーローですよ!

< 2015年に親を亡くしまして、京都の東大谷に納骨したのですが、中学の修学旅行以来の京都にそれ以来、毎年数回訪れるようになり、歴史歩きを

楽しんでいます。

ご冥福をお祈りします。よくもよくなくも「無常」ですよね。京都は私も浪人時代に1年暮らしました。

< 大変長々失礼しました。金沢の気候はベルゲンに少し似ています。今年は雪が少なくてホッとした?いや、拍子抜け?していますが、私が高校生の

時はなかった遊学館という学校や、県工、北陸学院等の高校生たちがみぞれや雨でも、キャンバス地のスニーカーを履いている脇で割としっかりした

レインシューズで武装し歩いております。自分が大聖寺高校だった時はどうだったか?長靴で登校した記憶はありませんから人のことは言えません

が…。

我々は、今現在に生きていますが、過去にも(少し未来にも)生きているんだと思います。歴史を学べば、自分個人を超越した過去にも(少し未来にも

)生きられる! スゴッ!

< それでは寒い日が続いたかと思ったら、16度や17度の予報だったり、奇妙な気候ですが、お身体ご自愛ください。ちなみに2015年に亡くなった母親

は粟津の隣の村の出身で、私もそこには頻繁に行っていましたが、粟津の総湯は一回も入ったことはありません…。お母様の供養を口実に、一度粟

津の湯に浸かってみれば…。あなたの旧友(…もう、教え子とか先生じゃないですよね)で同志の、向出研司でした!

P.S.メールありがとうございました。こんなハピネスが、「おまけ」でついてくるなんて…。TVに出るのも、いいものですね(^^)/ あなたからのメールと私

の返信を、無許可でホームページのネタにしてしまいました。実は、返信がうまくいかないのです(ホントに…)。これを読んだら、またメールくださいね

。ではでは。 2020.2.9


「勝負する時から逆算して、いい種を蒔こう。それが日々の練習」。学年末考査前の最後の部活。「考査最終日の午後練習からは、1枚でも多く賞状

を獲得することがチームの目標の加賀地区大会に向けてノンストップ。3月末には1泊2日の七尾遠征。新入部員も一緒に」と締めくくった。 

2020.2.11


昨日は推薦入試の前日で、美川IC近くのルートインで泊まり。早めに大浴場に浸かり、1階の「花々亭」で夕食兼飲み。飲食しながら、『無意識の整え

方』(前野隆司 著)を、ページにボールペンで線を引いたり書き込みしながら楽しく読んだ。宿周辺のアプリコット公園や「蓮池の水」(弘法大師由来

の霊水)スポットなどを散歩した後、部屋に帰ってTVを点けたら、野村克也さんの追悼番組をやっていた。「無意識を整える」達人だったのでは…とタ

イムリー(適時)性を感じながら、ノムさんの野球哲学に触れることができた。合掌。「勝ちに不思議の勝ちあり。負けに不思議の負けなし」を忘れずに

、授業(…というか受験指導)や部活を頑張りたい(特に、工夫したい)。 2020.2.12


推薦入試業務の合間に、県の地歴公民科研究研究会紀要の原稿を整理した(後は会長=本校の学校長による巻頭言)。先月から原稿の校正を始

めていたが、執筆者の方々には締切をしっかり守っていただき大感謝。内容も新しい学習指導要領の実施に向けた授業での工夫などを中心に、グ

レードの高いものになったと思う。3月の完成・納入(300部)が楽しみ! 2020.2.13


「こういう時じゃない時に、いつでも来いや~」と言ってくれた「隣の家だったカズ(Yさん)」。「元気だった~?」と言って、ずっと手を握ってくれた「大家さ

んだったNさん」。「TV観たよう~。頑張ってるね~」と満面の笑みの「近所だったUさん」。12年間住まわせてもらったU町の、Kおばあちゃんの正午

からのお葬式に行って、「一生懐かしい人達」に再会しての一コマです。「応援されている自分」をうれしく確認したので、これからも頑張る。 2020.2.14


土曜日の午前中は、2年生保護者対象の進路説明会。最初の挨拶の準備として、ネット検索したのが次の項目。①2020年教育改革(小3・4に英語

活動、小5・6で英語が教科化。小学校にプログラミング教育。大学入試共通テスト開始)、②2022年18歳成人制度開始、③2024年高校でも新学習指

導要領実施開始、④2018年ソサエティ5.0、⑤高卒者の一人一社制の見直し、⑥切磋琢磨。最後の「切磋琢磨」は、①~⑤が意味する「高度」競争社

会を、ポジティブ思考で前向きに生き抜くための「マスト」ワードだと思う。競争のマイナス面は、「人を蹴落としてでも成功する」のような自己中心(自分

ファースト)的で非人間的な弱肉強食の社会をもたらしてしまうところ。しかし、競争のプラス面がこの「切磋琢磨」という見方・考え方であり、それは「メ

ンバー同士が、互いによい刺激を受けながら、原石としての自らを磨き合い高め合う」ということ。英語での言い回しは improvement on rivalry 「ライ

バル性にもとづく向上」…かな? 結局私からの挨拶は予定の5分が7分に伸びてしまったが、調べたことの半分くらい(①~③)しか話せなかった!

でも、来週末のPTA実行委員会でのスピーチ(今年度の進路状況など)に向けた、よい準備になった。 2020.2.15


『イジェアウェレへ フェミニスト宣言、15の提案』(チママンダ・ンゴズィ・アディーチェ著)を「豊かに」読み終えて、その風に乗りながら『ぼくはイエロー

でホワイトで、ちょっとブルー』(ブレイディ みかこ著)を注文した。共通テーマは、「シンパシー(なかまうちでの共感心)よりエンパシー(異質な他者達

への共感力)」。加えて「教育本の買い戻し」テーマの続きで、石川達三の『人間の壁』と『 いのちの重み―ヒユマニズムの崩壊』もオーダー! ~♪

~「春の読書」は ぐんぐん ゆくよ…咲かせよ 咲かせよと 励ましながら~♫~ 2020.2.16


Kさんとのメールのやりとりで、実感や体感にもとづくニーチェ哲学の「腑に落ち」が、また1つ増えた。「君は生を容易にしたいか。それならば常に群

衆の間にとどまれ。そして群衆と一緒になっていて、我を忘れるがよい(楽に生きたければ、群衆の中にいて、自分自身を忘れていることさ)」(まずは

孤軍奮闘。そして「個」軍奮闘。だから「個」として連帯。孔子なら「和して同ぜず」)。そしてこれは、「復習」。「深淵をのぞく時、深淵もまたこちらをのぞ

いているのだ」(深淵とは、乗り越えがたい困難のことであり、人はその困難に出会った際に、「ああ、今、私は試されている。この困難を乗り越えるこ

とで、自分自身を鍛錬できる。困難よ、あなたに感謝する」という「試練」として、深淵=困難が私に働きかけるということ)。「星のモラル」のキラキラで

ある。  2020.2.17


『月刊 高校教育』の最新号に紹介されていた村上春樹(『走ることについて語るときに僕の語ること』)の文章。「苦しいからこそ、その苦しさを通過し

ていくことをあえて求めるからこそ、自分が生きているという確かな実感を、少なくともその一端を、僕らはその過程に見出すことができるのだ。生きる

ことのクオリティーは、成績や数字や順位といった固定的なものにではなく、行為そのものの中に流動的に内包されているのだという認識にたどり着く

こともできる」。倫理の授業での「よく生きる」(ソクラテス)や「実存は本質に先立つ」(サルトル)の説明や、部活指導での「練習は嘘をつかない。練習

は正直」や「チャンピオンシップの意義や価値」という話を分かりやすく生徒達に伝えるための、「補助線」にしたい。 2020.2.18


就職志望の2年生(新3年生)への「卒業生と3年担任からの進路講話」が行われた。卒業生の講師は社会人2年目の4名。Oくんの「タテの人間関

係と責任の重さが高校との違い」やNさんの「お客様に感謝されることがやりがい。ボーナスもごほうび。2年目になると教える立場。寺井高校を好き

になって」、Aくんからは「製造業で仕事そのものは楽しくなくても、自分の出来ることが増えることにやりがいを感じる」、そしてTくんの次の言葉には涙

が出そうになった。「今日にでもやめてやると思うけど、自分で決めたことだからやめない。1日中働いてどれだけ疲れていても、次の日にはまた1日

中働くっていうのが社会人」。教育って、人間を指導者の思い通りに変えることじゃない。その人が、その人自身で、その人自身になっていく(変化とい

うより開花や結実)ことを手助けしたり、触媒になったりすることなんだなぁと、改めて実感・体感できた! この感覚は、たとえて言うと「成仏」!? 何

かこう、解き放たれた感じ。そして、4人の卒業生それぞれと関わった教員集団で一緒になって喜べたよろこびの、何という心地よさ!! あ、これが

高校教師の生きがいじゃん。教え子に教わるよろこび。 2020.2.19


本がどんどん届いている。注文した本では、『男も女もみんなフェミニストでなきゃ』(アディーチェ)、『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』(ブレ

イディみかこ)、『人間の壁』(石川達三)など。そして、本校の図書館から「廃棄本」になった本。『小説マルコポーロ』(陳舜臣)、『王妃マリー・アントワ

ネット』(遠藤周作)。3連休も、読書三昧! 2020.2.20


PTA実行委員会の懇親会では円テーブルで私の左右の席に着かれたお二人と、その後のバー(月光亭)ではカウンターを挟んだお二人と、学校で

のことや教育のこと、世の中のことを一杯(焼酎のお湯割りは2杯)話した。宿に帰り、持ち込んだアコギで、隣室のお客さんの迷惑にならないように、

静かに「パプリカ」と「レット・イット・ゴー」を弾き語った。久し振りに観るテレビはEテレ。陶芸家と日本文学研究者の対談番組を放送していて、お二人

の言葉や言葉遣いの芳醇さに「も」心地よく酔いながら、午前様の就寝。 そして連泊…。 2020.2.21


22日は小松の老舗料亭で、本校の元校長E先生を囲む会。盛り上がる中で、「江和会」と命名。23日は久し振りの「映画館で映画」。サム=メンデス

監督の「1917」を、福井県のシネコンで観た。演劇的(さすが「シェークスピアの国」、イギリス人中心のスタッフとキャスト)と映画的な外連味(ケレン

味)で、引き込まれた。鑑賞後は、薄いブラウンのボタンダウンシャツとグレーでウエハース手触りのロングTシャツ(以前大事に着ていた<愛着>も

のに似ていたので、「買い戻し」感覚)を購入し、福井の地酒を買って帰宅。 2020.2.22・23


「教育とは、結局は、このようなことではあるまいか。教育とは、教師が生徒の顔と名前をおぼえることではあるまいか。生徒に声をかけてやることで

はないか。生徒を知り、生徒の側に立ち、彼の名を呼んでやることではあるまいか」。『けっぱり先生』(山口瞳 著)より。「けっぱり」は東北弁(主人公

の猪股校長は宮城県石巻市出身の設定)で、「頑張り」のこと。「けっぱれ」は「頑張れ」。「記憶(暗記)主義」や「点取り主義」に対しては、無理に答を

提示せずに、「学問の基礎には、そういう面もあるんだよ。たとえば文法さ。化学記号さ。これがなければ前進できないからねえ」と書いているのもい

いなぁ。「愛国心」や「立身出世主義」についても、ちっとも決めつけてないし。この本に大きな影響を受けて今の自分があることを、うれしく確認できた

。 2020.2.24


「これを書いているあいだ、私は、たえず、教育とは何かという問いを自分に浴びせかけていました。私の結論は、文中にくどいほど書いておりますよ

うに、『情熱』と『公平』でした。それから、教育はイキモノだということです。そうして、むろん、それは人間の問題でありました。」(『けっぱり先生』<山

口 瞳 著>の巻末「あとがき」より)。「平等」でなく「公平」に注目。平等には「悪平等」があるからでは? 「能力に応じた」…というより「(能力の)発

達段階に応じた」公平で公正な教育が大事だと言っているのでは? 2020.2.25


学年末考査2日目は、今年度を締めくくる進路指導課の2つの委員会(いずれも管理職出席)。午前の総合企画委員会は「総合的な学習(次年度2

年生からは探究)の時間」を中心としたキャリア教育と就職指導について、午後の進路指導委員会は進学指導について、今年度の総括と課題発見、

次年度に向けた改善策などを話し合った。終了後は、今年度最終号の進路通信「TRY」No.6を、「今、春が来て 君は…」の言葉で作成開始。19:00

までに仕上げた。「汽車を待つ君の横で僕は 時計を気にしてる」の歌詞から切なく伝わる、「旅立ちへの希望と別れの淋しさ」を感じながら…。 

2020.2.26


TVアニメ「宝島」(スティーブンソン原作。出崎統監督)のDVD全3巻を見終えた(2回目)。これも「達成感の満足心よりも、途上感の冒険心こそが幸

せ」という価値観で多くの人を惹きつける、永遠不滅のマスターピース「名作」の一つだと思う。「あしたのジョー」などで知られる出崎統(でざきとおる)

監督の書いた企画書の、「はじめに」の中の言葉を抜き書きする。「『宝島』は、人間にとっての真実の《宝》を発見する物語なのでしょう」。宝を手に入

れた少年ジムやジョン=シルバー船長の、その後の生き方・在り方がそれを伝えてくれる。「途上感の冒険心」は「永遠の未完成こそが完成」(宮澤賢

治)ということだろう。 2020.2.27


学年末考査最終日の金曜日。今日は採点と成績入力(まだ終わっていない…)、3月~春休みの特別課題の作成に明け暮れた1日になった。新型

ウィルスによる肺炎の拡大とそれに対する政府の方針発表により、3月の授業日がどうなるか分からなくなったため。1日の締めくくりは、18:00~1

9:00の学校評議員会。進路指導課からの報告の際に、「よねんせいわたくしりつだいがく」がちゃんと言えなくなるくらい、疲れ果ててしまった? そ

こで夜は、粟津温泉総湯に入った後、家の玄関に荷物を置いてすぐに、近くの飲み屋(ひるよる食堂 オオハタ。)に直行! 枝豆ペペロンチーノから

「鱈(たら)のぴるぴる」までのご馳走に舌鼓を打ち、ドリンクはメキシコ産ビールが特に美味しかった。 2020.2.28


オリンピック・イヤーで4年に一度の2月29日。金沢の北陸学院大学で予定されていた講演会(亡くなった中村哲医師とアフガニスタンで活動をともに

した堤敦朗氏)が新型肺炎のために延期になったので、自宅(読書や長い散歩)と職場(採点と成績入力、提出物の返却準備)での1日となった。何と

なく聴いていたラジオ番組「山カフェ」で、ある登山家の人が、「エベレストの登山ガイドをしていて、頂上での景色が美しいのは、その時の心が景色を

美しく見せるから」というような内容の話をしていた。「頂上での、その時の心」について、深く考えてみたいと思った。 2020.2.29


弥生朔日の日曜日。母と買い物、その後は「春の墓参はじめ」。夕方にはいつもの粟津温泉。帰りの車の中で母が一言、「あー、いろいろできて、い

い日やったー」。天気も良くて家の中は温かく、私もまとまった掃除や洗濯ができて「いい日やったー」。 2020.3.1


新型ウイルス肺炎拡大のため、1・2年生は今年度最後の登校日…になるかもしれない月曜日。学年・クラスの時間差で登校し、学年末考査や3月

~春休みの課題等を配付して、午前中に放課。午後は校務運営委員会が開かれ、明日の卒業式の確認や学力検査(高校入試)の段取りなどの3月

の予定等の変更(新型ウイルス拡大のため)を話し合った。進路指導課からは、ベネッセが無料で提供するオンライン学習のコンテンツの活用につ

いて提案した。学習面での年度末の締めくくりと新学年への接続を、少しでも保障するために。…でも、実際はどうなんだろうか。学ぶことの意義や価

値(何のために学ぶのか)が「自分事」になっていたり、「腑に落ちて」いたりしている生徒が、一体どれだけいるんだろうか。そういう大事なことを、我

々は、どれだけ生徒に伝え切れているだろうか…。 2020.3.2


桃の節句の卒業式。入学した年度は、進路指導主事2年目(3年次生のキャリハ課題探究活動のスタート)。2年次は教務主任(全学年に朝のマナト

レ導入。授業規律のための「マナー3」「ルール5」掲示)。そして卒業年度の1年は、進路指導主事に戻った。これが卒業生との3年間。世界史(A・B

・探究)と倫理の授業の「本校カスタマイズ」を、コラボレーション(共同作品)として一緒に完成させてくれた生徒たち。「卒業、おめでとう!」。 

2020.3.3


開店休業? 閉店開業? 生徒の来ない学校に、今年度の県教研地歴公民部会研究紀要が届いた。マチ付きの大型封筒に県内の全ての高等学

校と県教委等宛てのタックシールを貼り、284名の会員に郵送するための準備を行った。会計決算は一昨日に銀行口座を解約して完成させたので、

これを郵送し、印刷・製本代等を振込で入金すれば、今年度1年間の事務局の業務がコンプリート! 紀要を印刷・製本していただいた会社の担当

の方から、「今回、向出先生が事務局ということを聞いて、何の不安も無く仕事を進められました」という嬉しいメールをもらい、ニコニコしながら感謝

の気持ちを返信した。 2020.3.4


職場のある町の郵便局で、大量の郵便物(県内全ての高校プラスαの300人近い会員に届ける今年度の「研究紀要」)の手続きや見積もりをしてもら

っている間に、地区公民館前にあった老舗の喫茶店に入って昼食のサービスランチ(コーヒー付き)を注文した。店の名前は Sweet・K 。いい名前!

 名作『キャンディ・キャンディ』に出てくる、「スウィート・キャンディ」のエピソードを思い起こしたけど、これだと Sweet・C 。野菜いっぱいのハンバーグ

と目玉焼きメインのランチも、目の前のサイフォンで淹れてもらった(カウンター席なので)「Kブレンド」も、とっても美味しかった。夜、ちょっとした切っ

掛けで、福山雅治の名曲「 Squall 」の弾き語り練習を始めた。「ちょっと大きめな あなたのシャツ 通した袖をつまんでみた 今…」。 2020.3.5


晩に、「3日遅れの」3年担任を労う会。貸し切りの1次会も、ほぼ全員が参加した2次会も、とても楽しく盛り上がった。いい職場で、いい仕事ができて

…いい人生。ソクラテスの「よく生きる」で、プラトンの「善のイデア」で、アリストテレスの「同志愛(フィーリア)」を味わった(美味しいお酒もお料理も)夜

。3次会は一人で「ソウル・スポット」の居酒屋「八角」へ。ママと楽しくお喋りしながら、季節野菜の天ぷらとママお薦めの日本酒で締めくくったのでした

。 2020.3.6


公開が始まった「 Fukushima 50 」を観た。「『生きているうちが花なのよ 死んだらそれまでよ党』宣言」で野呂先生(高校教師。原発作業員として原発

に入る)を演じた平田満や、「真田幸村の謀略」で一番アナーキーな「真田十勇士」を演じた火野正平が出ていた。そして、「さびしんぼう」の富田靖子

と「犬死にせしもの」や「ジパング」の安田成美も。「犬死にせしもの」(平田満も出てた)つながりでは、主役の佐藤浩市も。もう一人の主役(唯一実名

で登場した故・吉田昌郎所長)は、「ラスト・サムライ」や「硫黄島からの手紙」で「開明的で開放的な面も持ち合わせた」サムライ・リーダー役がぴった

りだった渡辺謙。丁度、「キネマ旬報」最新号が届いていて、「作品のヨイショ」だけの映画パンフと読み比べた。エンタメと社会性(社会批判の視点)

のバランスを取ること(コラボ? 止揚<アウフヘーベン>?)の難しさ! 2年前から3月下旬に、2泊3日で訪れている福島・宮城。「キネ旬」で取り

上げられていた『ふくしま原発作業員日誌』(著者は東京新聞記者の片山夏子氏)を読んで、今年も行く。行って、見て、考える。 2020.3.7


部活が無いことの代償行為が、小一時間のランニング(少々ウォーキング)ならば、授業の代償行為とは? 読書と思索…読む・考える(少々書く)…

だけでは、足りないなぁ。聴く・話すが、必要。 2020.3.8


学力検査(県内の公立高校入試)前日は、勤務校近くの宿泊施設「さらい」でお泊まり。17:00くらいにチェックインした後、周辺の古墳群(和田山古墳

や秋常古墳など)を散歩。九谷焼をふんだんに使った大浴場でお風呂をいただいた後は、フロントのおじさんに近くの飲み屋(少し前に手作り餃子の

お店に置いてあったガイドブックにも出ていた居酒屋さん)を教えてもらって、少し遠いけど歩いて向かう。生大サイズの生中から、地酒の「手取川」を

常温でいただき、生中サイズの生小で締めくくった。宿泊客が私一人だけの「貸し切り状態」をいいことに、持ち込んだ生ギターで気持ちよく弾き語っ

てから就寝。屋根の高い部屋で、音の響きがすごく良かった。これって、スタジオ感覚? 否、アンプラグドのステージ感覚! 2020.3.9


学力検査初日には採点が無いので、2時間年休をもらい早めに退勤。運転免許証の交付が今日だったことを思い出し、大聖寺警察署へ。帰宅する

と、 amazon の段ボール箱が玄関に置かれていた。先日注文した映画「グレイテスト・ショーマン」の3点セット(DVD、サントラCD、パンフ)と、書籍『

ふくしま原発作業員日誌』だった。同じ進路指導課のSさん(小説と映画、舞台の『レ=ミゼラブル』の愛好者で歴女。そして、俳優ヒュー=ジャックマ

ンつながり)のお薦めで購入。週末の楽しみに! 2020.3.10


朝日新聞朝刊の「折々のことば」(鷲田清一。2020.3.10)に、次のような言葉が紹介されていた。「正解を探すんじゃなくて、ソリューション(解決法)を

探しましょう」(進化心理学者の平石界)。「過去を見れば、さらに他の種(生物)にまで視野を広げれば…そんな手があったかということが色々ある」。

これも、「達成に先立って必要な、試みることそのものや試みている途上の大切さ」に注目した考え方だと思う。生きることに当てはめてみると、「これ

が幸せだ」という人生を探すんじゃなくて、「こんな生き方もある」という生き方を試みるということ。 2020.3.11


定時に退勤。山屋楽器で「春の弦」を購入。K先生からの「宋(中国の王朝)は英語の綴りだと song なんですね。」というメールに、「しかも、宋の詩は

、宋詞ですね!  poem to sing が宋詞で、 poem to read が唐詩と、授業では英語の不定詞の学習を兼ねて説明しています。今も、昔も。」と返した。

木場潟公園で夕陽に輝く美しい白山を眺め、窓の大きなリビングルームから馬酔木の咲き盛る庭越しに大きなお月様を望んだ。「月を亡くした王様」

は、何を望むのか? 「月は東に 日は西に」。 2020.3.12


午前中は、地元の中学校の卒業式に来賓として参列(他の3校は、新型肺炎対策のため来賓者数縮小)。「寺井高校さんには、来て見ていただきた

くて」と、校長先生の温かい言葉。副市長さんとPTA会長さんと私の3人を、式場の体育館まで案内してくださった。ステージは使わず、真ん中に式台

をあしらい、それを挟んで卒業生と保護者が向かい合う設営。在校生は、送辞を読む代表生徒1名のみが司会席近くに控えていた。全員が一人ずつ

呼名を受けて卒業証書を授与され、校長式辞と副市長、PTA会長の挨拶の後、司会者が交代して「ここからは、別れの集いです」とアナウンス。男女

1名ずつの卒業生代表が思い出を語り、卒業の歌などの合唱が演奏された。涙ぐむ生徒、晴れやかに微笑む生徒、くすぐったい感じで照れている生

徒…表情の豊かさが印象的だったし、この子らを預かる高等学校の責任や使命についてもちろん「自分事」として考えさせられた。これまで授業や部

活、担任として関わった子ども達、今関わっている子ども達、そしてこれから関わることになる子ども達のことを思った。 2020.3.13


土曜日の習慣になっているのが「週刊金曜日」。「しゅうかん」だけに…。編集委員の「重鎮」本多勝一氏の連載「貧困なる精神」に、こんな一文があっ

た。「西洋医学の悪しき側面として、『基本的に人間をサイボーグとみること』を挙げましたが、その典型は脳死問題にも見られます。…(中略)…医療

界がすでに『病人・患者』の視点ではなくて、『ヒト』つまり動物の中の一つの種の、その中のある『臓器』というコマぎれの『モノ』によって人間の生と死

を考える価値世界にいたったこと、そのコマぎれの人間観…。」。そして、こんな指摘も。「『インフォームド=コンセント』とは、普通「説明と合意」と訳さ

れ、…(中略)…長たらしくて植民地的イギリス語などやめて、『なっとく治療』とでも言ったらどうか。」。「なっとく治療」という言葉遣いの提案に大納得。

やはり編集委員だった劇作家故・井上ひさし氏の言葉「むずかしいことをやさしく、やさしいことを深く、深いことを面白く」を思い出す。 2020.3.14


「頭が悪いってことと無知ってことは違うから。知らないことは、知るときが来れば、その人は無知でなくなる」(ブレイディみかこ 著『ぼくはイエローで

ホワイトで、ちょっとブルー』より)。世界史の授業で、地図の西と東が分からなかった生徒や、パリが首都の国がどこか答えられなかった生徒(はもち

ろん、クラスのみんな)に対しての指導が、まさに「真剣勝負」だったことを思い出した。「頭が悪い人はいない。『こんなこと知らない・分からないままで

いいじゃん。楽だし』とそれをスルーしている人がいるだけ。そして、それが必要だとわかっとるのに、できるようになろうとせんことが、頭悪いんや」と

いうような話をしたのだが、説明不足な面もあったと思う。ヒントがもらえそう。大事に読み進めていく。 2020.3.15


午後の今年度最後の職員会議を終えて、久し振りにランニングロードでサーキットトレーニング(3周走って腕立て・腹筋・背筋の筋トレ各30回の27

周)。夜は千葉のK先生からの、映画や小説などを話題にした嬉しいメールへの返信。そして、先日届いたDVD「グレイテスト・ショーマン」の視聴。映

画や小説が描く夢や理想が、現実を駆動(ドライブ)させてくれる! 2020.3.16


こんなことも「地動説」? 包丁でリンゴの皮をむくコツは、リンゴ自体を回すこと。ニュートンが木の枝から落ちるリンゴを観て、「リンゴも地球を引っ張

っている」と考えたように。『君たちはどう生きるか』(吉野源三郎 著)巻末に収録された丸山真男の文章「『君たちはどう生きるか』をめぐる回想-吉

野さんの霊にささげる-」からの引用です。「地動説への転換は、もうすんでしまって当たり前になった事実ではなくて、私達ひとりひとりが、不断にこ

れから努力して行かねばならないきわめて困難な課題なのです。そうでなかったら、どうして自分や、自分が同一化している集団や「くに」を中心に世

の中がまわっているような認識から、文明国民でさえ今日も容易に脱却できないでいるのでしょうか。つまり、世界の『客観的』認識というのは、どこま

で行っても私達の『主体』の側のあり方の問題であり、主体の利害、主体の責任とわかちがたく結びあわされている、ということ-その意味でまさしく

私達が『どう生きるか』が問われているのだ…。」。「心の開国」は、「地動説への転換と同じような困難な課題」であるということ。地球中心主義と自文

化中心主義(エスノセントリズム)の、とてもわかりやすいアナロジー「類比」。 2020.3.17


職場の図書館で、久し振りに司書のMさんと「雑談」。カウンターの一番目立つ場所に、去年リクエストして購入していただいた『被災地福島の今を訪

れて』(神戸女学院大学 石川康宏ゼミナール編)が置いてあってうれしかった。「今年も行きます。」。3月20日(金)~22日(日)の2泊3日。天気は

…よさそう。 2020.3.18


19日金曜日は異動の内示日。希望通り異動なしで、現勤務校は来月から6年目がスタートする。晩には、もと事務長さんの退官のお祝い。還暦祝い

と合わせた赤いヤッケの記念品が、とても似合っていた。定宿のビジネスホテルで泊まった翌朝、ナビの目的地を「福島県いわき駅前」にセットして出

発! 2020.3.19


先週末3連休は2泊3日の自動車旅(福島・宮城)だったので、月・火とそれぞれ2年生・1年生の放送での終業式と離任・退任式から始まり、送別会

の水曜日、新年度の校務分掌発表(私はクラスを持たない3年学年主任)の木曜日と続いて、やっと週末の金曜日を迎えた。部活(平日3時間まで。

練習試合不可)も火曜日には再開し、部員と基礎うちやゲームでシャトルを打つようになって、「文武BOOK三位一体」の生活が回復! さてと…。

2020.3.28


午後は町の今年度納会。会の後は、仕出し料理で一杯。帰宅後は、久し振りに自宅で入浴。風呂上がりのビールに柿の種をつまみながら、先日届

いた映画DVD「銀河鉄道999」をホームシアターで鑑賞(何度目かなぁ)。原作では少年だった主人公の鉄郎を、中学生くらいに設定替えしたジュブ

ナイル(若者の青春ドラマ)。「今、万感の想いを込めて、汽笛が鳴る」のナレーション(城達也さん)が情感たっぷり。大林宣彦監督の劇映画「転校生

」や「時をかける少女」とも重なる、感動的なラストシーン。そういえば、主題歌や挿入歌を担当したゴダイゴは、大林監督の「ハウス」つながり。~♪~

あの人は もう思い出だけど 君を遠くで 見つめてる~♫~。 2020.3.28


午前中から、勤務校の廊下の掲示板に貼りだし、4月の倫理授業開きで使うパワポのスライド作成を始めた。先週の福島・宮城の旅で撮影した写真

や、見てきたこと・聴いてきたこと・考えたことなどのまとめ。3月4日に避難指示が一部解除された福島県双葉郡双葉町、宮城県気仙沼市の震災遺

構(気仙沼向洋高校)・伝承館、宮城県石巻市の日和山公園などでの体験を中心に、よいものにしていきたい。そして午後は、晴れ間をとらえて母と

墓参り。草刈りもできて、よかった。 2020.3.29


新年度の準備(3年学年主任として)を進めながら、志村けんさんの新型コロナウイルス肺炎による訃報の報道に接した。哀悼の意を表するとともに

、不確実性が高い中で、臨機応変の対応力が求められるだろうことを覚悟。 2020.3.30