2019(H31→R元)年度

授業№40 実存主義②(ハイデッガー・サルトル)、人道主義

T.Q.「ガンディーの思想の今日的な意義とは?」

T.A.
ガンディーは、サティヤーグラハ「真理の把持」、ブラフマチャリヤー「自己浄化」、非暴力・不殺生(アヒンサー)の三つを説いた。近代ヨーロッパが、武器をどんどん発達させて暴力に走ってしまった中で、彼は非暴力・不服従によって、暴力的行為よりもはるかに積極的な行動をとって真理を貫いた。そのことがガンディーの思想の今日的な意義である。特に9.11事件以降の世界にとって。


1月17日(金) 3I倫理

「人の幸福とかは本質としての人格」 ※( )内は授業担当者

本質とは、やはり自分にとっての信念であると思う。(なぜならば、)質とは、その信念を「いかにして」達成できたかであり、量とは、その信念を「どれだけ」達成できたかであると思ったから。

授業担当者からのコメント:これはベンサムとミルの功利主義哲学と、今回のサルトルの実存主義(「(人間の)実存は(個人の)本質に先立つ」)のコラボレーションですね。素晴らしい!

「(日本のマザー=テレサ)」 ※( )内は授業担当者

渡辺(和子)さんの本、『置かれた場所で咲きなさい』を読みたいと思った。なぜなら、人生はうまくいかないことが多いし、自分の望んでいないことが起こるかもしれないけど、どんな場面・場所でも、努力(や工夫)をして自分なりの花を咲かせることが大切だと思ったから。

授業担当者からのコメント:あなたは、この「母校」(卒業したという意味)で、あなたなりの花を咲かせたと思いますよ。私も、この「母校」(今の私を産んでくれたという意味)で、私なりの花を咲かせることができたと思っています。是非、読んでみてください。

1月20日(月) 3K倫理

「(自分らしさを自分でつくる)」 ※( )内は授業担当者

私はサルトルの「実存は本質に先立つ」という言葉が好きです。なぜなら、自分らしさを自分で自由につくる事ができるからです。

授業担当者からのコメント:「人間の本質はこれ。だからあなたも、そのように生きなければならない」ではないのですね。自分の本質=自分らしさを自由につくりましょう。プラトンだってカントだって、そうやって自分の哲学を生み出したのでしょう。

「(責任)」 ※( )内は授業担当者

私は昔、考えることに疲れて(自分の)責任を放棄してしまったことがあった。しかし、責任を負えるのは人間にしかできないことに気づき、もう一度、考えることを始めることができた。

授業担当者からのコメント:「全ての責任は私が取るから、君たちは自由に自分の力を存分に発揮して頑張ってください」と言えるリーダーが、理想のリーダーなのでは?

「サルトル」

いちいち誰かと比べたり、誰かの意見に合わせなくても、自分らしさを持って生きようと思った。また、それが自由をつくることなんだと分かった。

授業担当者からのコメント:なるほど、本当の自由とは与えられるものではなくて、自分でつくるものなのですね。

「ガンディー」 ※( )内は授業担当者

ガンディーの名前は知っていたけど、詳しいことは何も知らなかった。よって、今日の授業で知ることができてよかったと思うし、(ガンディーが主張した)非暴力と不服従(で精神力や愛の力で闘うこと)は今、一番大切なことだと思う。

授業担当者からのコメント:私も、今の世界は危機的な状態だと思います。同時に「このピンチをチャンスにしなければ」とも思っています。絶望したら負けですよね。希望を持って進んでいきましょう。そう言えば「危機」という単語は、「危険(ピンチ)」と「機会(チャンス)」で成り立っていますよね!

「マザー=テレサ」 


「あなたも誰かにとってのあなた」って言葉に感動しました。なぜなら、自分が「今ここにいてもいい存在」だということを認識できるからです。

授業担当者からのコメント:近江学園(知的な障害を持つ子ども達の施設)を創設した糸賀一雄さんの言葉を思い出しました。「この子らはどんなに重い障害をもっていても、だれととりかえることもできない個性的な自己実現をしているものなのである。人間と生まれて、その人なりの人間となっていくのである。その自己実現こそが創造であり、生産である。私たちのねがいは、重症な障害をもったこの子たちも立派な生産者であるということを、認めあえる社会をつくろうということである。『この子らに世の光を』あててやろうというあわれみの政策を求めているのではなく、この子らが自ら輝く素材そのものであるから、いよいよみがきをかけて輝かそうというのである。『この子らを世の光に』である」。私の教育観や子ども観の根っこになっている「福祉の思想(哲学)」が、これです。

「咲く場所」

今、私が置かれている場所で咲くことは、すごく難しいと思うけれど、努力は報われると思う。(そして、)咲くことができると、その場所は(自分にとって)大切なところになると思う。

授業担当者からのコメント:「咲くことができると、その場所は大切なところになる」。素晴らしい言葉です。そして私にとっての本校が、そんな大切な場所になっています。あと、努力だけだとしんどいかも。工夫するのも頑張りのうちなので、楽しく工夫することで自分らしさを発揮して(自分の花を咲かせて)ください。