No.114   T.Q.「写実・自然主義アーチストの時代との関わりとは?」 

B 19C後半、[1      ](リアリズム) ・[2      ]
 (→反作用として、[3     ]・耽美主義・象徴主義)
 (1) 科学・技術の発達←市民社会の成熟 ∴合理主義が復活。客観的。社会問題も  
 (2) 芸術                                  (→印・耽・象…主観的)
  1 文学                                    
   写実主義 仏で成立 in 19C前半→露で完成 in 19C後半                
    スタンダール(仏) 『赤と黒』 バルザック(仏) 『人間喜劇』           
      cf. ナポレオン軍に  
    ゴーゴリ(露) 『死せる魂』 ドストエフスキー(露) 『罪と罰』
     cf. 農奴制批判  
    トゥルゲーネフ(露) 『父と子』 トルストイ(露) 『戦争と平和』
     cf. ニヒリズムを直視                     cf. ナポレオンwar
   自然主義…自然科学的                           
    ゾラ(仏) 『居酒屋』、『ナナ』 モーパッサン(仏) 『女の一生』         
     cf. ドレフュス事件で弁護              
    イプセン(ノルウェー) 『人形の家』
   耽美主義 ボードレール(仏)『悪の華』 ワイルド(アイルランド出身の英)『サロメ』
   象徴主義 ヴェルレーヌ(仏) ランボー(仏)『地獄の季節』
  2 絵画                                     
   自然主義…nature                             
    ゴヤ(西) …個性的 「1808年5月3日の虐殺
                              cf. by ナポレオン in マドリード
    コロー(仏)  ミレー(仏) 「種まく人」  
   写実主義                                     
    クールベ(仏) 「石割り」                            
     cf. パリ=コミューンに参加 
   印象派…色彩の主観的表現
    マネ(仏)  モネ(仏) 「印象、日の出」 ドガ(仏) 「踊り子」 ルノアール(仏)
    cf. 後期印象派…主題そのものの主観的表現                    
     セザンヌ(仏)  ゴーガン(仏)  ゴッホ(蘭) 「ひまわり」  
  3 [4    ] ロダン(仏) 「考える人」
 (3) 科学・技術 cf. 19Cは「科学の世紀」
  [5    ] ファラデー(英) _電磁誘導の法則
         マイヤーとヘルムホルツ(独)_エネルギー保存の法則
         レントゲン(独) _X放射線発見
         キュリー夫妻(仏<妻はポーランド>)_ラジウム発見
                               初の放射性物質
  [6    ] リービヒ(独)_有機化学を開拓
  
  [7    ] パストゥール(仏)_細菌発見→狂犬病予防接種
         コッホ(独)_結核・コレラ菌発見→ツベルクリンの予防接種
  
  [8    ] ダーウィン(英) _進化論 in 『種の起源』
         メンデル(墺) _遺伝の法則
         
  発明    モールス(米) _有線電信  cf. [9         ]の利用
         ノーベル(スウェーデン)_[10      ]の発展でダイナマイト→ノーベル賞
         ベル(米) _電話 エディソン(米)_蓄音機、電灯、活動写真
         マルコーニ(伊)_無線電信
         cf. カメラ モーター→電車 
           ガソリン・ディーゼルエンジン→自動車 by ダイムラー(独)
           [11    ]を用いる内燃機関        飛行機 by ライト兄弟(米)

No.114. Ans. 
1. 写実主義 2. 自然主義 3. 印象派 4. 彫刻 5. 物理学 6. 化学 7. 医学 
8. 生物学 9. 電気エネルギー 10. 化学工業 11. 石油

                                 
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