No.110   T.Q.「19C露の南下失敗と『ペレストロイカ』とは?」

F [1      ]とロシアの改革
  …トルコ領内の民族問題と列強の利害対立 
    17C末〜、弱体化
  ex. 露の南下政策 for 不凍港と市場→英のインドルートに脅威
 (1) ギリシア独立war(1821〜29)
 (2) [2        ][3            ]
  1 第1次(1831〜33)で露は土を援助→ウンキャル=スケレッシ条約
   …土がダーダネルス・ボスフォラス両海峡のロシア軍艦の独占航行権を認め、南下政策が実現
  2 第2次(39〜40)での英の外交→ロンドン四国条約でウンキャル=スケレッシ条約を破棄
 (3) [4        ](1853〜56)…土+英・仏 vs 露  cf. は中立
     半島                  ○       ×    露に恩(ハンガリー共和国をつぶす)があるのに…
   ←(聖地)イェルサレム管理権問題で露が仏と対立し、「ギリシア正教徒保護」で土に宣戦
    1852、仏が土から得る                       by ニコライ1世
   55 セヴァストーポリ要塞陥落 cf. ナイティンゲール(英)活躍→看護婦制度スタート
   56 パリ条約 1 ダーダネルス・ボスフォラス海峡と黒海の中立化  2 露→土 ベッサラビア
                                               back  ルーマニア(事実上独立)の一部に
 (4) 露の後進性…ツァーリズムと農奴制
 (5) 「上から」の自由主義改革←クリミアwarの敗戦 
   by [5           ]の近代化         
  1861、[6       ](ただし地主有利)…土地はミール(農村共同体)の共有。人格的自由○
  → but 反動化 ∵ ポーランドの独立運動(63)                         
               「下から」の自由主義運動
 (6) [7        ](人民主義者)の運動 by [8           ](知識人階級)
  1 一足飛びに社会主義へ。ミールを社会主義revo.の base に
    資本主義が不十分でもO.K.
  2 「=ナロード(人民の中へ)」→失敗 ∵ 農民の無関心 
    英語のinto                       政府の弾圧
   ∴テロリズム・ニヒリズムに  ex. 81、アレクサンドル2世暗殺
 (7) [9      ](1877〜78)←「バルカン半島のスラヴ民族保護」で土に宣戦
     ○×              by アレクサンドル2世
   cf. スラヴ系民族の[10          ]を露が利用
  ∴78、[11            ] 1 ルーマニア・セルビア・モンテネグロ独立 2大ブルガリア 半独立 
                                          ここを通ってエーゲ海へ 自治国で露の保護下  
  ∴同78、[12        ] by 独ビスマルクの調停…サン=ステファノ条約を破棄
                       「公正な仲買人」を自称  
   …[13        ] 1 はそのまま  
                2 大ブルガリアは3分の1 に縮小(露は保護権失う)
                3土→墺 ボスニア・ヘルツェゴヴィナの統治権 
                4 土→英 キプロス島の行政権
                 5 ルーマニア→露 ベッサラビア
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No.110. Ans. 
1. 東方問題 2. エジプト事件 3. エジプト=トルコ戦争 4. クリミア戦争 
5. アレクサンドル2世 6. 農奴解放令 7. ナロードニキ 8. インテリゲンツィア
9. 露土戦争 10. パン=スラヴ主義 11. サン=ステファノ条約 12. ベルリン会議 
13. ベルリン条約
 
                                 
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