PRODUCT R. Project 

concept:

☆ 大目標は、INNER−WORLD(自分の内面世界)とOUTER−WORLD(外部世界

 としての世の中)に倫理や倫理観を生み出すこと。それは、自分の心の内にうち立てら

 れる価値観や人生観と、現代社会に幅を利かせる「反倫理」や「非倫理」と闘い、勝利

 するための武器として全ての人が共有すべき「世界倫理」や「歴史倫理」。


☆ 中目標は、倫理の学習を通して、他教科の学習の基盤や「何のために学ぶか」といっ

 た目的意識を掴むこと。いわば、「職業倫理や人生哲学に結びつく学習倫理の確立」。

 「倫理を学び、倫理で学ぶ」ということ。


☆ 小目標は、倫理を受験科目として得点源にすること。


☆ 手段は、授業プラス自学。特に授業時数が限られているので、授業そのものは学習の

 導入に過ぎない。その後の発展的な自学、あるいは、仲間同士や大人達との対話等を通

 して理解を深めることが大切。


☆ 自分オリジナルの倫理や哲学・宗教の仮説を立てるために必要なことは、データを集

 め、記憶すべきことは記憶して、強引な引用や牽強付会に故事付け、はたまた異種交配

 (HYBRID)などの実験的、冒険的な実践を心掛けること。


☆ 先ずは、「知っていないことに起因するミス」をゼロにする。その次に「覚えていないこと

 に起因するミス」をゼロにする。そして最後に、「分かっていないことに起因するミス」をゼロ

 にする。

  毎回の各種テスト毎に、「そのミスが何に起因するのか」、「そのミスを繰り返さないために、

 知るべきこと、覚えるべきこと、理解すべきこと」を明らかにすることによって、着実に倫理学

 力を高めてゆく。


☆ MTの倫理授業を一冊の書物に見立てて、それにタイトルを付けるなら、『PRODUCT R.』。

 巻頭言は、ニーチェの引用で、「星のモラル」。全文紹介する。



  星のモラル

 お前の運命の軌道を行け

 星よ 闇がお前に何の関わりがある?

 お前に大事な ただ一つの戒めは

 「純粋であれ!」

☆ なぜ Ethics でなくて、 Rinri なのか。それは、 Rinri の方が、勇気が湧いてくる から。りんりんと…。