No.105.
1. 工場制機械工業の工場で発生した、初期の労働問題の中心は何か。
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2. 19世紀前半のイギリスで、労働者保護の世論(特に女性・子どもの長時間・重労働
への人道的立場から)を受けて制定された法律は何か。
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3. ロバート=オーウェンらの努力により、イギリスで工場法が制定された
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のは何年か。
4. 1810年代のイギリスで続発した、失業した職人が中心の機械打ちこわし
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運動の中で、イングランド中北部の織物工業地帯に起きたものは何か。政
府に鎮圧されている。
5. 労働条件の改善や労働者の社会的地位の向上を図る運動を何というか。
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6. 労働運動の目的を達成するため組織された、労働者の団体を何というか。
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7. 1832年の第1回選挙法改正で参政権が与えられなかったことを不満とし
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て起こった1830年代から50年代までのイギリスの本格的な労働運動は何か。
8. 19世紀中頃の英のチャーティスト運動で掲げられた、男子普選や秘密無
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記名投票、議員への給与支払いなどを主張した6カ条の政治綱領は何か。
9. 生産手段(土地や工場など)の社会的共有により、産業革命で成立した資本主義
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経済体制を変革し、社会的不平等や階級対立のない社会を実現しようとする思想を
何というか。
10. 人道主義的立場から人間の理性や善意に期待してその実現を「空想」し
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た社会主義は、マルクスらによって何と悪口されたか。
11. 大企業家で米国でのニューハーモニー村では失敗したが、帰国後1833年
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の工場法制定に努力したイギリスの社会主義者は誰か。
12. 資本家も労働者も含めた「産業者」の連帯による、キリスト教的博愛主
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義に基づく社会改革を主張したフランスの社会主義者は誰か。
13. ファランジュという協同組合による理想社会を構想したフランスの社会
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主義者は誰か。
14. 二月革命で入閣し、国立作業場の設立に努力したフランスの社会主義者
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は誰か。
15. 社会主義の実現はその歴史的役割を自覚した労働者階級(プロレタリアート)が階
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級闘争と暴力革命に勝利することによる、としたマルクスらは自らの理論
を誇って何と呼んでいたか。
16. 唯物史観(歴史は階級闘争で進歩する)に基づいて資本主義社会から社会主義社会への
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移行の必然性を主張し、『資本論』によって資本主義を批判的に解明した
ユダヤ系ドイツ人の思想家は誰か。
17. マルクス死後に『資本論』の2・3巻を完成させた、彼の盟友であるド
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イツ人思想家は誰か。
18. 労働者に社会主義社会実現のための階級的団結をアピールし、「万国の
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労働者よ、団結せよ」と結んだマルクスとエンゲルスの共著は何か。
19. 労働者階級も大きな役割を担った仏二月革命の直前というタイミング
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で、マルクスとエンゲルスが『共産党宣言』を刊行したのは何年か。
20. 国家権力や政治・宗教・経済といったあらゆる権威を否定することによ
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り、完全に自由で平等な理想社会が実現するとした社会主義の思想は何か。
マルクスの共産主義とは対立した。
21. 「財産とは何か。盗みである」の言葉で有名な、私有財産制を否定した
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フランスの社会主義者で「無政府主義の祖」とされる人物は誰か。
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