No.103.
1. 仏革命で生まれた政治思潮で、個人の自由・平等を尊重し、政治的には参政
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権の獲得、経済的には自由な企業活動などの実現を目指し、ウィーン体制を崩
す原動力になったものは何か。
2. 仏革命で生まれた政治思潮で、外国支配から独立して民族統一を実現し、国
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民国家を形成しようとするもの。民族主義や国民国家としては自由主義と結びつ
いてウィーン体制を崩す原動力となり、国家主義としては後の帝国主義やファシ
ズムと結びつくものは何か。
3. ウィーン体制に反抗した自由主義運動の第一波で、憲法制定と統一を求めて
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結成されたドイツの学生組合は何か。1817年のルター決起300年祭の蜂起はオ
ーストリア軍が鎮圧。
4. ウィーン体制の正統主義で復活したブルボン朝の専制に対し、政治的な自由
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の実現を目指して1812年制定の憲法を復活したがフランスに鎮圧された、1820
年のスペインの革命は何か。
5. ウィーン体制に反抗した自由主義運動の第一波で、独立と自由を求めて結成
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されたイタリアの秘密結社は何か。1820・21年の蜂起はオーストリアが鎮圧。
6. ウィーン体制に反抗した自由主義運動の第一波で、ツァーリズム(皇帝による専政)と農
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奴制の廃止を目指したロシアの自由主義貴族士官(ナポレオン戦争に従軍し、パリで自国の後進性を痛感)
の蜂起を何というか。
7. 仏革命の影響で、黒人奴隷の独立運動が広がり、1804年にはナポレオンの仏
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軍を撃退して独立を実現した史上初の黒人共和国で中南米の国は何か。「黒い
ジャコバン」と呼ばれたトゥサン=ルーベルチュールが指導。
8. ラテンアメリカ(ラテン系国家であるスペイン・ポルトガル領がほとんどの中南米)での植民地生まれの白人地主
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で、本国から来た高級官僚と対立し独立運動の中心になった人々を何というか。
9. ラテンアメリカでの白人とインディオの混血民を何というか。
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10. ラテンアメリカでの白人と黒人の混血民を何というか。
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11. ラテンアメリカ植民地では、19世紀初めに本国がナポレオンの支配下に置か
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れたことが機会となって独立運動が活発化し、ウィーン体制で再開された本国の
支配からの独立が実現したが、ラテンアメリカ諸国のほとんどは、どこの国から独
立したか。
12. 1822年、本国の王子を皇帝として平和的にポルトガルから独立した国はどこか。
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13. コロンビア・ベネズエラ・ボリビアの独立を指導したクリオーリョ出身者は誰か。
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14. 1825年にスペインから独立した国は、指導者シモン=ボリバルの名前から国
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名を何にしたか。
15. ペルー・チリ・アルゼンチンの独立を指導したクリオーリョ出身の人物は誰か。
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16. 1813年、クリオーリョ出身のイダルゴの指導でスペインに対し独立を宣言。
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1821年の独立後しばらくは、帝政・共和政と政体が変遷した中米の国はどこか。
17. 中南米植民地の独立を、将来の自国の市場化を狙いつつ支援したイギリス
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外相は誰か。
18. オーストリア外相・宰相のメッテルニヒによる、中南米植民地の独立への武力
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干渉を失敗させた、米国大統領の反対とは何か。
19. ヨーロッパ諸国と米「大陸」の相互不干渉を内容する米国の外交政策は何か。
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20. その後の米国の基本的外交政策となったモンロー教書の発表は何年か。
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21. 1821年〜29年のギリシア独立戦争で、ギリシアはどこから独立したか。
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22. ギリシア独立運動に際し、「シオの虐殺」を描いてギリシア救援を世界に訴え
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たフランスのロマン主義画家は誰か。
23. ギリシア独立戦争に義勇兵として参戦したイギリスのロマン主義作家で、『チ
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ャイルド=ハロルドの巡礼』を代表作とする人物は誰か。
24. 1830年にギリシアの独立が、ヨーロッパ諸国に国際承認された会議は何か。
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