No.56.

1. 明・清代でさらに進んだ、8世紀中頃以来の中国の荘園制を何というか。│1 │


2. 明・清代では、長江下流域が綿花・桑の栽培地となり、ここに綿・絹織│2 │

 物手工業が盛んになったが、そこを何というか。


3. 明・清代では、水田地帯が宋・元代の長江下流域から中流域に移り、こ│3 │

 こが中国農業の中心となるが、そのことを何という言葉で表現したか。


4. 明・清代の都市で、商工業者が組織した同業・同郷組合と、その活動拠│4 │

 点の建物は何か。


5. 明・清代に大商人グループを形成して、金融業を中心に活躍した、山西│5 │

 省出身の商人は何か。


6. 明・清代に大商人グループを形成して、塩商資本をもとにして活躍した、│6 │

 安徽省出身の商人は何か。


7. メキシコを領有したスペインは、16世紀からメキシコ産出の銀で銀貨を│7 │

 鋳造し、中国貿易に使用したが、この銀を何というか。


8. 明が勘合貿易などで、日本から大量に輸入した銀を何というか。 │8 │


9. 16世紀からのメキシコや日本からの流入により、明代以降の中国に通貨│9 │

 (重さで価値を決めて使用する貨幣)として流通したものは何か。


10. 明・清代における、地主や大商人で地方の士大夫(科挙合格者で支配層)を何とい│10 │

 うか。近世イギリスに活躍したジェントリの訳語にもなっている。


11. 中華思想に基づいて行われてきた、「夷狄の国(朝貢国や冊封国)が中国皇帝(天子)│11 │

  に貢ぎ物を奉り、下賜品を頂く」という恩恵的な貿易形態を何というか。


12. 朝貢貿易という公貿易を中心とする中国では、民間人による私貿易は基│12 │

 本的に禁止であったが、明の初代洪武帝が1371年、私貿易や海外渡航を禁

 止した政策を何というか。


13. 明や清の海禁政策に反発し、自由な私貿易を行うため東南アジアに移住│13 │

 した中国人は、広東・福建の住民に多かったが、後に彼らは何と呼ばれた。


14. 明の16世紀中頃から行われるようになった、地税と丁税(人丁=成年男子に課せられた│14 │

  人頭税)を、一本化して銀納させる税制は何か。


15. 清の18世紀初めから行われるようになった、丁税を地税に組み込んで銀│15 │

 納させる税制は何か。当時の中国の安定と繁栄を背景とした人頭税の消滅

 で、税負担の軽減と言える。


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