No.39.
1. 宋代に成立した新しい儒学で、訓詁(経典の字句解釈)にとらわれずに実践的で、
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仏教や道教に対抗できる宇宙観を持つものを何というか。
2. 宋学(朱子学)の基礎を築き、『太極図説』を著した北宋の儒学者は誰か。
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3. 理(万物の真理)気(エネルギーや物質)二元論や性即理説を展開して宋学を大成
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した、南宋の儒学者は誰か。
4. 朱子学以降、特に重視されるようになった『大学』『中庸』『論語』『孟
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子』の四つの書を総称して朱熹は何と呼んだか。
5. 漢代からの儒学の根本経典、『詩経』『書経』『易経』『春秋』『礼記』を
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総称して何というか。
6. 大義(大きな道義)に基づいて、親子・兄弟・君臣・華夷(中華と夷狄)などの
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上下関係を正そうとする考え方で、南宋の朱熹が中華思想と結び付けて
朱子学の中心思想の一つとなった論は何か。
7. 南宋の儒学者で、心即理の立場から朱子に対抗した学者は誰か。明代に
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成立する陽明学の源流である。
8. 宋代の中国仏教の主流で、主に士大夫層が支持したものは何か。
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9. 金で成立しその支配下の華北に流行した道教の一派で、儒教・仏教を融
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合した道教は何か。
10. 唐宋八大家(文章家)の一人で、『新唐書』『新五代史』を著した北宋の政治家は
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誰か。
11. 唐宋八大家(文章家)の一人で、王 安石の新法に反対して左遷された北宋の政治家
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でもあり、「赤壁の賦」を代表作とする北宋第一の詩人は誰か。
12. 楽曲の歌詞として詠われるもので、宋代特有の文学として発達したもの
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は何か。
13. 北宋で生まれた、歌・せりふ・しぐさを伴う演劇は何か。元代に元曲と
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して完成する。
14. 王 安石の新法に反対した旧法党の中心人物であった北宋後半の司馬 光
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は、戦国時代から五代までの通史を著したが、大義名分論の強いその書物
は何か。
15. 北宋の儒学者で政治家の司馬 光が著した歴史書、『資治通鑑』の叙述形
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式は何か。
16. 宋の宮廷に置かれた画院で活躍した、北宋の皇帝徽宗(きそう)や南宋の画家夏珪
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や馬遠を代表とする、外形の正確な描写を重視した写実的画風は何か。
17. 写実的画風の院体画に対し、士大夫層によるパターン的画風(元で確立)は何
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か。
18. 西伝して改良され、ルネサンス期前後のヨーロッパに登場する中国四大
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発明の中で、後漢の蔡倫による製紙法を除く、宋代に発明されたり大きく
普及した三つは何か。
19. 宋代では粘土製の活字を使用した活版印刷術が発明されたが普及せず、
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唐代から始まったどんな印刷術で、書物が大量に出版されたか。
その他:
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