しのぶの「ドイツ便り」   
                                                vol.12 04.9.23 



先生お元気ですか〜??

日本では会えなくて残念でした、ホント。

ようやくネット繋がったんです。でもせっかくDSLに乗り換えたけど、ドイツは定額制の使い放題じゃないし、速度も遅いし、よくフリーズするようになったし。

ISDNのままのが良かったかも・・・。
 

シュトゥットガルトはとっても寒いです。

いや、ウチだけ特に寒いのかも・・・。

西向きだし夕方まで全然陽が射さないし、おまけに裏は山だし〜。

毎日窓際の木にはリスが遊びに来るけど、毎回デジカメで狙っていたものの素早くて、

この前よ〜うやく映す事に成功しましたっ!写真送ります。(要らない?)

 

新居はJSTV(日本の衛星放送)や他の衛星放送が映らなくって、ローカルな番組見てるよ。

オリンピック今年日本すごかったそうで。日本で見たかったなぁ〜。

当たり前だけどドイツ人が出てるとこしかやらないし、フェンシングとか乗馬とかばっかりだったよ。シンクロとか野球とか見たかったな〜。

かろうじて水泳は見れました(ドイツ強かったしね)・・・。

最近は探偵番組とか見てます。この前トークショーで変な髪形の人が出てて、面白かったので撮ってみました。

それにしても、こうやってドイツのテレビをマジマジ見るのはドイツに来て以来初めてかも。

JSTVとか見れてしまうと、ドイツに居ながら日本に居るっていう感じだったし。

見れないっていうのも私にとっては良かったのかも。
 

シュトゥットガルトは本当に緑が多いです。

視界のうち8割は緑色って感じ(大げさかな?)。

でも街の中心部にも大きな広場があって、天気の良い日は沢山の人が寝そべったりして日光浴してるよ。

環境はとても良いかも。
 

先生が福井にツーリングに行って、新たな発見があったって言ってたでしょ?

近すぎて見えない良い部分を見逃さないようにって、この前フランクフルトを観光してみました。

といっても動物園に行ってきただけなんだけどね〜。

でも、何で今まで行かなかったんだろうって思うくらい大きくて動物も沢山いて、結構楽しかった。

いつでも行けると思うと、結局行かずに終わってしまうんだろうね。

ドイツの動物園は日本と違って、結構オープン。フラミンゴや孔雀なんてその辺歩いてるし、サイの檻の扉は開きっ放

しだった(写真A)。(それでも逃げない・・・)

あとは動物と人間の間には腰の高さくらいの塀しかなくって、いつでも飛びこえて来そうな感じ。でもよ〜く見ると、塀の

すぐ脇には1メートル幅くらいの深い溝があるから、簡単には乗り越えて来れない?らしい。

日本では見られない珍しい動物が沢山いたな〜。キングコングかと思うくらいの大きなゴリラ(写真@)もいたし。
 

フランクフルト(写真B地下鉄駅の入り口!)からの帰り、発電所なんか撮ってみました。

途中のパーキングで、ドイツらしいものがあったからこれまた撮ってみたよ。

それは女性専用駐車場なのです〜。

至る所に見られるよ。身障者用も沢山あるけど、それにならんで女性だけが停めて良い駐車場が確保されてるんだよね〜。
 
 
写真No.@キングコング?   写真No.A逃げないサイ

写真No.Bフランクフルト地下鉄駅  


さてさて、シュトゥットガルトといえばベンツ?

ベンツ博物館とポルシェ博物館にも早速行ってきました。

ベンツの方は日本語の解説レコーダーも貸してもらえて、館内も広いし見所満載でした。

博物館はベンツの本社の中にあるんだけど、そこまではシャトルバスに乗っていくよ。会社の中は自由に歩けないって事です。

しかも博物館は無料。さすがベンツ様だねぇ〜(写真D・E)。

あんまり解説は聞いてなかったけど、なにやら日本天皇が使用してたとかいうベンツ(写真C)も展示されてました。

それとF1の車があって(レプリカだけど)乗って写真が撮れる!座席はすっごい狭かったよ。

ポルシェ博物館は一転して小さ〜かったです。10台くらい展示してあるだけ。

でもポルシェ好きにはたまらないんだろうねぇ〜(写真F)。これまた無料でした。

ポルシェの本社はガイドブックだとピンク色って書いてあったけど、普通のベージュになってた。

写真C日本天皇の車 写真Dアンティークなベンツ

写真E未来的なベンツ 写真FF1仕様のポルシェ

この前シュトゥットガルトから車で30分くらい走ったところにあるCalw(カルプ)という街にも行ってきたよ。

そこはヘルマン=ヘッセ(注:Hermann Hesse 作家。平和主義を訴え、スイスに暮らし二度の世界大戦に反対)の生家が

あるらしい。家に着いてから知ったよ。

小さな町で本当にノンビリしてて良い所だった(写真G〜K)。

みんな知り合いみたいで、「やぁ、○○くん、調子はどうだ〜い?」みたいな声があちらこちらで聞こえたり。

家もすごく可愛くって思わず撮ったけど、よ〜く見ると歪んでませんか??

ここは戦争中も爆撃を逃れて、この家々は戦前から残ってる古〜いものなんだって。

隣同士支えあって持ちこたえてる姿が愛らしいでしょ?

写真GCalw
(カルプ)街中1 写真HCalw(カルプ)街中2

写真ICalw
(カルプ)街中3 写真JCalw(カルプ)街中4

写真KCalw
(カルプ)街中5
 
シュトゥットガルトもこれから色々散策して、またメール送りま〜す。
 
では、また。