しのぶの「ドイツ便り」
vol.1 02.10.09
〜ホームページ作成者からの紹介〜
初任校からの「師弟関係」(?)だった、U.しのぶ(結婚されてO.しのぶ)選手との約束、1年越しの
企画が実現しました。本人による自己紹介を載せる前に、簡単に彼女のことを紹介します。
もと女子高校生(当たり前!)で、英語と世界史が好きなことから大学も外国語学部に進学。卒業後
は語学力を活かして、製造業の会社の海外サービス部門に就職。ドイツで勤務することになった仕事
仲間と結婚され、2002年からドイツ在住。以来、若い日本人主婦として、はたまた日本と世界の現在と
未来を憂う一社会人として、異国の地ドイツで見聞するあれこれとその時々の心象や発見を、eメール
で送ってくれています。
その内容がとても素晴らしいので、「私のホームページで公開させて欲しい」と送った「ラブコール」に
応えてくれました。生活の拠点ドイツ国内のみならず近隣諸国にも足を運んで、興味深いレポートや
歴史的建造物などの写真が満載。
まずは、去年のパリ中心のものを vol.1 としますが、今後はリアルタイムで公開していきます。
なお、受験生に配慮して、世界史の教科書に出てくる事物に関することにはアンダーラインを施しま
した。でも、しのぶ選手はそんなこと意識しないでメールして下さいね(こんなことメールで伝えろ!)。
あと、添付写真がある場合には「※写真No.x」のコメントをつけました。
こうご期待!
お久しぶりでーす。
こっちは随分と寒くなってきましたよー。
先週姉が来たので、土日フランスに行ってきましたー。
かなりハードスケジュールだったけど、要所は押さえてきたよ。
ヴェルサイユにも行きました。
中は圧倒されるほどの天井絵!広い中庭!!豪華絢爛でした。
世界史で習った絵がいっぱいあったよ。
主要なものしか分からなかったので、もっと世界史まじめに勉強しとけば良かったーって思いました。
背景とか知った上で絵や建物を見ると、また違って見えるだろうなって思ったし。
コンコルド広場だって、背景を知らなかったら写真とかとりまくってたかもしれない。
マリーアントワネットやルイ14世の肖像画(だよね?)綺麗に飾られてました。
あとはナポレオンが多かったかな。
ヴェルサイユ宮殿は建設に50年近くかかってるんだよね?
どうしてそこまで拘ったんだろう。自分が楽しむだけ?
それも驚きな話です。単なる絶対王政のワガママが、あんなすごい建造物を作ってしまう?
王家の権力ってそんなに偉大だったのか。
その反面、「ヴェルサイユ庭園案内の手引き」なんていうノートを作って、最高のおもてなしをしてみたり。
思いやりがあるのか、ないのか。いや、なかったからフランス革命が起こったんだろうけど・・・。
ルーブル美術館は時間がなかったので、周りだけ見てきたよ。
そしてルーブル美術館前にはカルーゼル凱旋門があって、その門ごしに凱旋門(※写真No.@)が見えました。
だけど実際に歴史に残る建造物を見ると、その背景を詳しく知りたいって思う。
こうやって覚えたことって、きっと忘れないんだろうね。
ノートルダム大聖堂のステンドグラス、素晴らしかったし。
家に帰ってから調べたけど、あれはゴシック様式で、屋根の重さを柱に集中させて天井を高くしたから窓が
広くとれたって。
それであんなおおきなステンドグラスが出来たんだねー。(え、高校で習ったっけ・・・?)
翌々日はライン川を下ってきました。
リューデスハイムというところから、ローレライの岩(※写真No.A)があるザンクト・ゴアルスハウゼンまで船に乗って。
この間は結構お城がたくさん見えます。きれいに残されているけれど、いくつかはホテルとなってしまっているのが残
念だなって思いました。
写真送ります。これはラインフェルス城かな?(※写真No.B)これもホテルになってるみたい。
では、長々とすみませんでした。
またメールします。
写真No.@凱旋門 写真No.Aライン川とローレライ
写真No.Bラインフェルス城