小松高校図書委員会「青春の一冊」特集の原稿依頼を受けて

2006.10.21(土)家にて



 
 『孤高の人』(新田次郎 著)

 登山や山岳は人生のメタファー(隠喩)。しかも単独行。心の持ち方を教える青春の書。



 『夏への扉』(ハインライン 著)
 
 青春を挫折と絶望では終わらせないぞ。主人公と猫のピートが時間旅行で起死回生!



 『午後の恐竜』(星新一 著)
 
 全面核戦争の1日前、地球上の全ての生命が種としての過去を垣間見る。終わりには自

 分と家族の歩んできた歴史を見つめながら最後の瞬間を迎える父親…。



 『竜馬がゆく』(司馬遼太郎 著)

 袴にブーツ。羽織の懐にはピストールと万国公法。世界史の知識と想像力で立派な「国

 際人」たりえた坂本竜馬は、永遠のグローバル・ヒーローだ!



 『銀河鉄道の夜』(宮澤賢治 著)

 「ほんとうのさいわい」と「永遠の未完成」の二大テーマに出逢った。研司ミーツ賢治。



 『智恵子抄』(高村光太郎 著)

 「わがこころはいま大風の如く君にむかえり」に始まり、「智恵子の裸形(らぎょう)を残して、

 わたくしは天然の素中に帰ろう」に終わる。愛の詩集、此処に極まれり。