授業編(2023<令和5>年度 3年世界史探究)
2023年5月2日 「近世ヨーロッパ文化②」から、興味・関心を持った文化人や文化を一つ選ぶ。
T君:アダム=スミスについて
アダム=スミスは近代経済学の父と呼ばれている。
現代の経済に多大な影響を与えた。
国富論の「神の見えざる手」が特に有名。
市場経済において、各個人が自己の利益を追求すれば、
結果として社会全体において適切な資源配分が達成されるとする
考え方を指す。
それがあたかも「神の手」によって導かれているかのようだと
考えた。
I(H)さん:ホッブズについて
ホッブスは国王のことを、旧約聖書に出てくる海の化け物であるリヴァイアサンにたとえている。
とても大きく強大な力を持っているということを例えて書いているようだが、調べて見るとリヴァイ
アサンは、中世以降悪魔(堕天使)として扱われていることも多かったようです。ほかにも強いも
ののたとえはたくさんあるのに、あえてリヴァイアサンを使ったのは何か理由があるのではないか、
と思いました。
Kさん:『リヴァイアサン』について
『リヴァイアサン』とは神を除き、この地上において最強のものを象徴した言葉である。
ホッブズによると、この最強なるものとは、人間が自分達の生命を守るために契約を結んで
設立した政治共同体であるらしい。
2023年5月1日 「近世ヨーロッパ文化①」から、興味・関心を持った文化人や文化を一つ選ぶ。
I(Y)君:ジェンナーについて
ジェンナーは天然痘が流行している中、牛痘と呼ばれる牛の乳搾りを介して感染する病気に感染した
人は天然痘にかからないという農民の言い伝えを聞き、牛痘が天然痘に対する予防効果があるので
はと考え1778年から18年間研究を続け、8歳の少年に牛痘を接種し、6週間の経過の後、天然痘を
摂取するという人体実験を行い、見事に人類初のワクチンを完成させた。
感想
ジェンナーが天然痘から多くの人間を救いたいという思いを胸に、長い間研究を続け見事に救う事がで
きたのはすごいと思った。
Kさん:ルイ14世が完成させたヴェルサイユ宮殿について
フランス王ルイ14世によって建てられたフランスの宮殿。
バロック建築の代表作で、豪華な建物と広大な美しい庭園がある。
儀式や外国の賓客を謁見するために使われた鏡の間は、中でも有名である。
一度は行ってみたい。

T君:ロココ美術について
ロココ美術は、圧迫政治の反動で生まれた開放的で自由奔放な表現が特徴。
対象は王ではなく、個人に向けた作品となっている。そしてとても優美。絵画だけで
なく建築やインテリアなどにもそれが波及している。
I(H)さん:について
ベラスケスの作品は、近くで見ると思ったより書き込んでいなく、大胆に描かれているそうです。
でもそれを遠くからみると、繊細に描き込まれているように見えるところがすこいと思いました。
この絵だけでも、彼の私生活や、この時代に対する皮肉が少し込められているそうです。

授業編(2022<令和4>年度 2年世界史B)
2023年2月28日 「北方ルネサンス(ネーデルラント、ドイツ、イギリスの文芸復興)」から、興味・関心を
持った文化人や文化を一つ選ぶ。
Kさん:トマス=モアの『ユートピア』について
理想郷を描いたもの。ラテン語で「どこにもない場所」という意味の造語。ユートピアといえば自由なイメージが
あるが意外と管理社会である。
